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覆面系ノイズ
| 放送年 | 2017年 |
|---|---|
| フォーマット | TVアニメ |
| 話数 | 12話 |
| 原作 | 漫画 |
| 制作 | Brain’s Base |
6年前、モモはニノに心から歌う喜びを教えた。モモの家族が突然引っ越してしまい、ニノは迷い漂った。その後ユズに出会い、彼も音楽の才能を持っていたが、やはり突然消えてしまった。消える前、モモとユズは同じことを言った—ニノが歌い続けるべきだと。
作品概要・あらすじ
あらすじ
歌うことが大好きな少女・有栖川仁乃(ニノ)は、幼い頃に大切な人と歌を通じて心を通わせていました。しかし最初に出会った少年モモが突然引っ越し、その後に出会った才能あふれる少年ユズもまた、姿を消してしまいます。二人はいなくなる前、ニノに同じ言葉を残しました——「歌い続けて」と。高校生になったニノは、いつか歌声で二人と再会できると信じ、覆面バンド「in NO hurry to shout;」のボーカルとして、まっすぐに歌い続けていきます。すれ違う想いと音楽が交差する、青春ラブストーリーです。みどころ・魅力
① 「歌」で繋がる切ない三角関係
本作の核は、ニノ・モモ・ユズの三人が音楽を介して結ばれた絆です。声を頼りに再会を願うニノ、作曲の才能で彼女を支えるユズ、そして過去を抱えるモモ。言葉ではなく歌でしか伝えられない想いがすれ違う様子に、胸が締めつけられます。② 覆面バンドのライブ描写と楽曲
ニノが顔を隠して歌う「in NO hurry to shout;」のステージは見応え十分。叫ぶように歌うニノの歌声と、バンドサウンドが物語を強く牽引します。音楽アニメとしての完成度の高さが、感情の盛り上がりをさらに引き立てています。③ 福山リョウコ原作の人気少女漫画
原作は「花とゆめ」連載の人気作。瑞々しい青春と恋愛模様を、テンポよく丁寧にアニメ化しています。原作ファンも初見の人も、登場人物それぞれの抱える想いに引き込まれる、感情移入必至の物語です。キャスト・声優一覧
























スタッフ
| 監督 | 高橋秀弥 |
|---|---|
| シリーズ構成 | 三重野瞳 |
| キャラクターデザイン | いとうまりこ |
| 音楽 | |
| 美術監督 | 諸熊倫子 |
| 音響監督 | 山口貴之 |
| OP | 杉里美桜「ハイスクール[ANIME SIDE] -Bootleg-」 |
| OP | 有栖川二вода「ハイスクール[ANIME SIDE] -Bootleg-」 |
| OP | 有栖川二вода「ノイズ」 |
| ED | 有栖川二вода「アレグロ」 |
| ED | 「ノイズ」 |
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
OP・ED
OP
ED
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
最初は、覆面で歌うという設定だけで手に取った。素顔を隠してステージに立つ話に、昔から弱い。顔を隠すと、逆に剥き出しになるものがある気がして、つい見てしまう。2017年の作品で、当時はラブコメの皮をかぶった音楽もの、くらいに思っていた。ところが1話の途中、ニノの声量に面食らう。叫ぶように歌う女の子の話だと、最初の数分で否応なくわかる。2回目に見て気づいたのは、これが「誰かを探し続ける」話だということ。歌は手段で、目的のほうはずっと、いなくなった人を呼び戻すことにある。仮面はその探索を隠すための、薄い膜みたいなものだった。
叫び続ければ、消えた人に声が届くと信じる話
覆面系ノイズは、音楽ものでもラブコメでもあるけれど、芯にあるのはもっと不器用な祈りだと思っている。ニノはとにかく大声で歌う。うるさいくらいに歌う。なぜそんなに張り上げるのか——6年前にいなくなったモモと、その後にやはり消えたユズ、二人が同じ言葉を残したからだ。歌い続けろ、と。だからニノにとっての歌は、上手い下手の話じゃない。海に向かって名前を叫ぶのと同じで、どこかにいる相手に届けばいいという、確率の低い通信なんだと思う。
このモモが、いまや黒瀬歩として表舞台にいる。福山潤の声が乗ると、優しさと計算高さが同じ顔で同居していて、過去の少年と現在の作り手がうまく接続しない感じが出る。早見沙織が演じるニノは、叫ぶときと黙るときの落差が激しくて、声を張れば張るほど内側の心細さが透けるのがいい。声で人を探す話なのに、その声がいちばん本人を孤独にしている——という捻れを、この作品はちゃんと描く。単なる三角関係の音楽ラブコメではなく、「届かないかもしれないものに、それでも声を出し続ける」ことの話として見ると、急に骨が太くなる。仮面を被るのは、顔を隠すためじゃない。素顔のままでは大きすぎる声を、なんとか外に出すための装置なんだと、2回目でようやく腑に落ちた。
特に刺さったシーン
序盤、ニノが人混みの中で歌い出す場面で、思わず音量を上げた。周りの音を全部ねじ伏せるみたいな歌い方で、早見沙織の声が割れる寸前まで張り上げられる。きれいに整えた歌唱じゃなく、喉から無理やり引きずり出した声で、聴いているこっちが少し苦しくなる。ああ、この子は気持ちよく歌っているんじゃなくて、誰かに見つけてほしくて歌っているんだと、ここで伝わってくる。
もう一つ、バンドの内側のやり取りも好きで、小野大輔が演じる悠埜佳斗の、抑えた低い声がいい仕事をする。表向き淡々としているのに、ニノを見る時だけ温度が変わる。梁井壬散を演じる浪川大輔の軽い掛け合いが場を緩めて、終盤の張り詰めた空気との落差を作る。ユズの母を演じる井上喜久子のわずかな出番も、家庭の匂いを一瞬で立ち上げて、消えた人間の輪郭をくっきりさせる。声の設計だけで関係性を語ってくる作品で、何度見ても発見がある。
読んで見たくなったら——『覆面系ノイズ』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- 感情が振り切れた、声を張り上げるタイプの歌に弱い人
- 三角関係の苦さと、音楽もののエモさを両取りしたい人
- 「いなくなった誰か」を探し続ける話に弱い人
合わない人
- 展開が速く感情の振れ幅も大きいので、静かに淡々と進む作品が好きな人
- 歌や叫びの演出が過剰に感じられて、テンションについていけない人
- 恋愛の三角関係そのものが苦手な人
次に見るなら
音楽が感情の代弁になる話が好きなら、四月は君の嘘。失った人の影を抱えたまま音を鳴らす構図が近くて、こちらはピアノだけど、刺さる場所はほとんど同じだ。
仲間と音を合わせるうちに居場所ができていく感触が好きなら、坂道のアポロン。ジャズのセッションを通じて不器用な人間が繋がっていく話で、覆面系ノイズの熱を少し落ち着けた温度で楽しめる。
「歌うことでしか自分を出せない」感覚に共感したなら、BECK。バンドで自分の声を見つけていく少年の話で、ステージに立つ瞬間の怖さと高揚を、地に足のついた筆致で描く。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ | |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ | |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | × | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
TVアニメ『覆面系ノイズ』は、dアニメストア、U-NEXT、DMM TVで配信されており、これらのサービスで視聴できます。いずれも見放題作品として楽しめるため、月額プランに加入すれば追加料金なしで全話を一気見できます。音楽と青春ラブストーリーをじっくり味わいたい方は、お好みの配信サービスでチェックしてみてください。