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東京ミュウミュウ
| 放送年 | 2002年 |
|---|---|
| フォーマット | TVアニメ |
| 話数 | 52話 |
| 原作 | 漫画 |
| 制作 | Studio Pierrot |
イチゴが学校一のイケメン男子とのデートで謎の光線を浴び、絶滅危惧種のイリオモテヤマネコのDNAと融合する。翌日、イチゴは猫の敏捷性と耳と尾を持つようになり、さらにピンク髪のスーパーヒロイン・ミューイチゴに変身できる力を得る。彼女と他の4人の女の子は、それぞれ異なる動物の遺伝子を持つ。
作品概要・あらすじ
あらすじ
ごく普通の中学生・桃宮いちごは、憧れの先輩・青山雅也とのデート中に謎の光を浴び、絶滅危惧種イリオモテヤマネコのDNAと融合してしまう。翌日から猫のような俊敏さや耳・尻尾が現れ、やがてピンク髪の戦士「ミュウイチゴ」へと変身する力を手に入れる。地球に迫る脅威に立ち向かうため、いちごは同じく動物の遺伝子を受け継いだ4人の少女たちと出会い、5人で「東京ミュウミュウ」を結成する。恋に戦いにと大忙しの、ちょっと風変わりで甘酸っぱい日常が幕を開ける。みどころ・魅力
① 動物の遺伝子を受け継いだ5人の変身ヒロイン
それぞれ異なる絶滅危惧種のDNAと融合した5人の少女が主役という、ほかにはない設定が最大の魅力。猫の身軽さを得たいちごをはじめ、メンバーごとに能力や武器、変身デザインが異なり、個性豊かな戦いが楽しめます。動物モチーフが戦闘にも日常にも効いていて、見ていて飽きません。② 戦いと恋が同時進行するラブコメ要素
いちごの本業はあくまで恋する女の子。憧れの青山くんへの想いに胸を高鳴らせながら、正体を隠して戦うドキドキの二重生活が描かれます。敵との因縁や三角関係的な展開も絡み、バトルだけでなく甘酸っぱい青春ドラマとしても引き込まれる構成になっています。③ キュートで華やかなデザインとカフェの舞台
パステルカラーを基調にした衣装や変身シーンは、魔法少女らしい華やかさにあふれています。メンバーが働くおしゃれなカフェが拠点になっているのもポイントで、戦闘の緊張感と日常のかわいらしさが心地よく同居。グッズ展開も人気を集めた、ビジュアルの強い作品です。キャスト・声優一覧
























スタッフ
| 監督 | 阿部記之 |
|---|---|
| 原案キャラデザ | 征海美亜 |
| キャラクターデザイン | 北山真理 |
| 音楽 | 根岸貴幸 |
| 美術監督 | 清水友幸 |
| OP | 小松里歌「My Sweet Heart」 |
| ED | 中島沙樹「恋はア・ラ・モード」 |
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
OP・ED
OP
ED
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
東京ミュウミュウ、名前だけは知ってた。猫耳の変身ヒロイン、くらいの解像度で。2002年っていうと自分はちょうどアニメから一回離れかけてた時期で、リアルタイムでは完全にスルーしていた作品だ。今になって見たのは、単純に「あの猫耳、結局なんなんだ」という二十年越しの宿題みたいな気持ちからで。
見始めて最初に思ったのは「想像してたより全部が忙しい」だった。学校一のイケメンとのデート中にいきなり謎の光を浴びる序盤の展開、テンポが妙に速い。一周目はその勢いに置いていかれて、正直ぽかんとしていた。二周目で気づいたのは、この忙しなさは雑なわけじゃなくて、ひとりの女の子の普通の日常がぐちゃぐちゃに侵食されていく感触を、そのまま速度で出してるんだということ。デートが、戦いに上書きされる。あの速さは演出だった。
絶滅危惧種のDNAで戦う魔法少女——“失われていくもの”を背負わされた女の子の話
この作品、表面はとびきりピンクで、猫耳としっぽで、初恋で、にぎやかだ。でも変身の燃料になっているのが「絶滅危惧種の動物のDNA」だという一点を、自分はどうしても軽く流せなかった。イチゴが融合するのはイリオモテヤマネコ。実在の、今まさに数を減らしている動物だ。残りの4人もそれぞれ、消えかけている命の遺伝子を分け与えられている。
つまりこの子たちは、地球から失われつつあるものそのものを身体に宿して戦っている。しかも敵は、人間が環境を壊したから星を取り返しに来た、という側の存在として描かれる。ここがいい。悪役の言い分が、まるきり的外れではないのだ。「お前らが汚したんだろう」と言われたら、こちらには返す言葉があまりない。
だからこれは単なる猫耳変身ものではなく、人間がうっかり壊してきたものを、いちばん罪のない女の子たちが背負わされて立っている話だと思う。ピンクの可愛さの下に、薄く、でも確かに喪失の匂いが流れている。戦って勝っても、絶滅危惧種が絶滅危惧種であることは変わらない。その埋まらなさを抱えたまま、それでもイチゴは学校に行き、好きな男の子のことで頭がいっぱいになる。日常と喪失が同じ画面に同居している。そこが、二周目で一番ぐっときた部分だった。可愛さは逃げ道じゃなくて、抱え方なんだなと。
特に刺さったシーン
やっぱり序盤、イチゴが光を浴びる前後のデートのくだり。相手の青山雅也をやっているのが緒方恵美で、これがずるい。緒方恵美の声で「学校一の、ちょっと手の届かない男の子」を出されると、こっちの理性まで一緒に持っていかれる。少年でも青年でもない、あの透き通った中性的な響きが、初恋の相手を「現実の人間」じゃなく「ちょっと神話的な存在」に変えてしまう。イチゴが舞い上がる気持ちが、声だけで全部わかってしまった。
あと地味に好きなのが、変身じゃなくて猫化のほうの描写。緊張したり照れたりすると勝手に耳としっぽが出てしまう、あの制御できなさ。ここで耳がぴょこっと出てしまったとき、思わず「あー、それ一番見られたくないやつ」と声が出た。戦闘のかっこよさより、こういう身体が言うことを聞かない瞬間のほうに、この作品の体温を感じる。本田貴子が演じる母親まわりの、家のなんでもない空気も効いていて、帰る場所がちゃんとあるからこそ戦いが切実になる。
読んで見たくなったら——『東京ミュウミュウ』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- 変身バンクの華やかさと、ぐだぐだな日常パートの落差を味わいたい人
- 可愛さの下に薄く流れている喪失感・切なさを、自分で拾いに行ける人
- 緒方恵美の声で「完璧な男の子」をやられて静かに動揺したい人
- 環境や絶滅というテーマが、説教ではなく設定として効いている構造が好きな人
合わない人
- テンポの速さや、回によって揺れる作画の安定しなさが気になってしまう人
- 環境テーマをもっと正面から重く描いてほしいと期待しすぎる人
- 2000年代前半特有のギャグのノリ・テンションが、今だと古く感じてしまう人
次に見るなら
変身ヒロインの初恋にぐっと来たなら、カードキャプターさくら。魔法と、思春期の手前の不器用な恋心を、これ以上ないくらい丁寧に同居させた作品で、ピンクの奥にある切なさの扱いが近い。
チームで戦う変身ヒロインの賑やかさが好きなら、原点の美少女戦士セーラームーン。仲間が一人ずつ増えていく高揚と、戦いの裏にある別れの気配は、東京ミュウミュウが受け継いだものそのものだ。
変身と、何でもない日常のバランスを楽しみたいならおジャ魔女どれみ。派手さより、女の子たちの生活のリアリティで勝負してくる一本で、戦いより暮らしを見たい気分のときに効く。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ | |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | × | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
「東京ミュウミュウ」は、dアニメストア、U-NEXT、DMM TVで配信されています。いずれのサービスでも視聴できるため、すでに利用中のサービスがあればそのまま楽しめます。これから登録する場合も選択肢が複数あるので、ご自身に合ったサービスで視聴を始められます。
