小林さんちの○○ドラゴン

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2017小林さんちの○○ドラゴン

小林さんちの○○ドラゴン

★ 3.5 / 5.0コメディファンタジー日常系
放送年2017年
フォーマットスペシャル
話数7話
原作漫画
制作Kyoto Animation

OLの小林さんは、酔った勢いでドラゴン・トールを助け、自宅に招き入れる。故郷に戻れないトールは、人間のメイドの姿になり小林さんの家に住み込みで働くことに。やがて、トールの仲間であるカンナやエルマ、ルコアといった個性豊かなドラゴンたちも小林さんの元に集まり、人間とドラゴンが共に暮らす賑やかでドタバタな日常が始まる。

目次

作品概要・あらすじ

あらすじ

普通のOLとして働く小林さんは、ある日酔った勢いで山中のドラゴン・トールを助け、軽い気持ちで「うちに来れば」と声をかけてしまいます。故郷に帰れなくなったトールは、その言葉を頼りに人間のメイドの姿となって小林さんの家に住み込みで働くことに。最初は戸惑う小林さんでしたが、献身的なトールとの暮らしに少しずつ心を開いていきます。やがてカンナやエルマ、ルコアといった個性豊かなドラゴンたちも次々と集まり、人間とドラゴンが入り混じる賑やかでドタバタな日常が幕を開けます。

みどころ・魅力

① 異種同居が生む「ゆるい家族」の温かさ

ドラゴンと人間という本来交わらない存在が、ひとつ屋根の下で暮らすことで育まれる擬似家族の物語。小林さんとトール、そしてカンナの関係性が回を追うごとに深まり、笑えるのにどこか泣ける温かな日常が魅力です。

② 京都アニメーションによる圧巻の作画

表情豊かなキャラクター芝居から、ドラゴン同士の本気のバトルシーンまで、京アニならではの緻密で躍動感あふれる作画は必見。日常シーンの何気ない仕草にも丁寧な動きが宿り、画面から目が離せません。

③ 個性が爆発するドラゴンたちのキャラクター性

小林さん一筋なトール、健気で愛らしいカンナ、ぐうたらなルコアなど、登場するドラゴンたちはみな濃いキャラ。彼女たちの掛け合いとギャップが生むコメディが、作品全体を彩る大きな見どころとなっています。

キャスト・声優一覧

トール
トール
メイン
桑原由気
カンナカムイ
カンナカムイ
メイン
長縄まりあ
小林
小林
メイン
田村睦心
ケツァルコアトル
ケツァルコアトル
サブ
髙橋ミナミ
エルマ
エルマ
サブ
高田憂希
ファフニール
ファフニール
サブ
小野大輔
滝谷真
滝谷真
サブ
中村悠一

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アニメ

書籍

トレーラー・MV

▲ 公式トレーラー(公式YouTube)

感想・評価

最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ

配信、探したけどどこにもない。dアニメにもU-NEXTにもない。本編にはあれだけ世話になったのに、このSPだけは円盤を買わないと観られないと知ったときは正直ちょっと身構えた。派生のスペシャルって、本編の余り物みたいなものも少なくないから。半分は惰性で、半分はあの家にもう一度帰りたくて再生ボタンを押した。そうしたら拍子抜けするくらい、いつもの『小林さんち』がそのまま缶詰めにされていた。話が大きく進むわけでもないのに、京アニのあの湿度というか、生活の匂いみたいなものが画面いっぱいに残っている。最初は「本編の補完だろう」と思って観たのに、2回目のほうがむしろ刺さった。何も起きないのに何度でも戻ってきたくなる、その温度のほうが本体なんだと気づく。

ドラゴンと人間が、ただ同じ家にいる——それだけのことの重さ

この作品を「ドラゴンが人間社会でドタバタするコメディ」だと説明するのは、間違ってはいないけど、たぶん一番おいしいところを取りこぼしている。本編からずっとそうだけど、メイドラゴンの芯にあるのは事件でも恋愛の進展でもなくて、「異種が、理由もなく同じ屋根の下にいる」という状態そのものだ。トールは本来なら人間と相容れない存在で、小林さんは別にドラゴンを必要としていたわけじゃない。酔った勢いで助けた、ただそれだけの偶然から始まった同居が、いつのまにか「いないと困る」になっていく。SPはその関係を、もう一度ゆっくり確かめ直すための尺になっている。何かを乗り越える話ではなく、すでに出来上がってしまった居場所を、もう一度なぞる話。だから刺激は少ない。でも、帰ってきて電気をつけたら誰かがいる、というあの感覚を、ここまで丁寧に描けるアニメはそう多くない。種族も寿命も価値観も全部バラバラなのに、それでも一緒に飯を食って温泉に行く。違いを乗り越えるんじゃなくて、違ったまま隣にいる。たぶんこの作品が一番やりたいのはそこで、SPはその一番やりたいことだけを、ストーリーの口実を最小限にして差し出してくる。ファンタジーの皮をかぶった、徹底的に地味で優しい同居の話だ。本編で「結局これが好きだったんだよな」と思っていた部分が、ここでは混じり気なしで出てくる。

特に刺さったシーン

やっぱり小林さんの声だ。田村睦心の、あの低くて乾いた喋り方。テンションが上がっても声がほとんど跳ねないから、トールのデカい感情を受け止める器としてちょうどいい。終盤、なんでもない一言をぼそっと返すところで、思わず巻き戻した。感情を盛らないことで逆に効いてくる芝居って、なかなかできない。トール側で言うと、序盤のはしゃぐ場面と、ふっと真顔になる瞬間の落差。あそこの間合いがいい。カンナの長縄まりあは、相変わらず「眠そうなのに目だけ起きてる」みたいな声で、いるだけで画面の温度が下がる(いい意味で)。あと個人的にニヤッとしたのは、滝谷とファフニールの暮らしぶりが顔を出すところ。中村悠一小野大輔の組み合わせって、それだけで「あ、こいつら絶対ダメな同居してる」と分かるのがずるい。ルコアの髙橋ミナミも、あの掴みどころのなさを声だけで成立させていて、画面に出るたび空気が一段ゆるむ。派手な見せ場はないのに、声の積み重ねだけで「この家、ちゃんと続いてるんだな」と安心してしまった。

読んで見たくなったら——サブスク配信はなし。Amazonで購入できる。

この作品が刺さる人・合わない人

刺さる人

  • TVシリーズを観終えて、あの家にもう一度帰りたくなっている人
  • 事件が起きなくても、生活の温度だけで満たされるタイプの視聴者
  • 田村睦心の乾いた小林さん声、京アニの「なんでもない日常」の描き方が好きな人
  • 種族も価値観も違うまま隣にいる、という関係性にぐっとくる人

合わない人

  • SPに本編から進展した物語や明確なオチを期待している人
  • テンポの速い展開・はっきりした起承転結がないと退屈してしまう人
  • 配信で気軽に観たい人(現状、円盤を買うしか観る手段がない)

次に見るなら

事件のない時間そのものを味わう感覚が好きなら、のんのんびより。田舎の何も起きない一日を、ここまで愛おしく引き伸ばせるのかと毎回思わされる。トールたちの「いるだけでいい」空気と地続きだ。

京アニの生活描写と、人と人の距離感が好物ならたまこまーけっと。商店街という一つの家みたいな場所で、誰かが誰かの隣にいることを丁寧に描く。メイドラゴンの居場所の話が刺さった人に。

異種同士のゆるい同居コメディという軸でいくならガヴリールドロップアウト。天使も悪魔も人間界でだらけきっていて、種族差を大事件にしない緩さがちょうど近い。

配信・視聴情報

サービス配信月額無料期間作品数
ABEMAプレミアムイチオシ×¥680〜(税込)無料あり1,000+
Amazonプライムビデオ¥600(税込)30日間1,700+
クランクイン!ビデオ穴場×¥990〜(税込)最大1ヶ月7,000+
dアニメストア×¥660(税込)31日間7,200+
U-NEXT×¥2,189(税込)31日間6,000+
DMM TV×¥550(税込)14日間6,300+
Netflix¥890〜(税込)なし1,600+
Hulu¥1,026(税込)なし2,900+
Disney+¥1,250〜(税込)なし500+
本作のスペシャル(SP)について、現時点で確定している配信サービスはありません。今後の配信解禁が待たれる状況です。最新の配信状況については、各サービスの公式サイトで確認することをおすすめします。

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よくある質問

Q. このSPはどんな内容ですか?
A. OLの小林さんとメイド姿のドラゴン・トールを中心に、個性豊かなドラゴンたちと人間が織りなす賑やかな日常を描いたコメディ・ファンタジー作品のスペシャルエピソードです。
Q. 現在どこで配信されていますか?
A. 現時点で確定している配信サービスはありません。配信状況は変更される可能性があるため、最新情報は各サービスの公式サイトでご確認ください。
Q. 予備知識がなくても楽しめますか?
A. 個性的なキャラクターたちの掛け合いと温かな日常が中心の作品なので、初めての方でも気軽に楽しめます。本編を知っていると、より深くキャラクターの魅力を味わえます。
Q. どんな人におすすめですか?
A. ほのぼのとした日常系コメディや、ファンタジー要素のある作品が好きな方にぴったりです。笑いの中に温かさを感じられる物語を求めている方にもおすすめできます。

まとめ

本作のスペシャル(SP)について、現時点で確定している配信サービスはありません。今後の配信解禁が待たれる状況です。最新の配信状況については、各サービスの公式サイトで確認することをおすすめします。

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この記事を書いた人

アニメの配信先を毎回調べているうちに、「もう自分でまとめた方が早いな」と思ってaniholicを始めました。アニメから入って、今はかなり声優ファン寄りです。Abema、dアニメ、Prime Video、Huluあたりを普段使っています。掲載情報は、できるだけ公式サイトを確認してから掲載しています。
ちなみに「aniholic」を深夜テンションで「アニ☆ホリ」と略したのですが、まさか昼に見た時こんなに恥ずかしいとは思いませんでした。今のところ修正予定はありません。

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