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小林さんちのメイドラゴンS ニッポンのおもてなし(アテンドはドラゴンです)
| 放送年 | 2022年 |
|---|---|
| フォーマット | OVA |
| 話数 | 1話 |
| 原作 | 漫画 |
| 制作 | Kyoto Animation |
ついにクロエが日本にやってきました。感動の再会を果たしたカンナは、クロエを連れて街へ繰り出します。小林さんの指示を受け、トールは完璧なおもてなしプランを用意したと胸を張ります。小林さんや他のドラゴンたち、そしてクロエと共に、特別で楽しい日本観光が始まります。
作品概要・あらすじ
あらすじ
ついに友人のクロエが日本へやってきました。感動の再会を果たしたカンナは、さっそくクロエの手を引いて街へと繰り出します。一方、小林さんから「クロエをきちんともてなすように」と指示を受けたトールは、ドラゴンならではの完璧なおもてなしプランを用意したと胸を張ります。小林さんやエルマ、ファフニールたちドラゴン仲間も加わり、賑やかな顔ぶれが勢ぞろい。観光名所めぐりから日本の食文化体験まで、ちょっと規格外なおもてなしを織り交ぜながら、特別で心あたたまる日本観光が幕を開けます。本編TVシリーズの空気感そのままに、キャラクターたちの掛け合いを存分に楽しめる番外編エピソードです。
みどころ・魅力
① ドラゴンたちが繰り広げる規格外の「おもてなし」
人間の常識を軽々と超えていくドラゴンたちのおもてなしは、本作最大の笑いどころです。トールが自信満々に披露するプランは、善意ゆえに斜め上の方向へ突き進みます。日常の観光がドタバタ劇に変わっていく緩急の付け方が絶妙で、シリーズらしいギャグのテンポを堪能できます。
② カンナとクロエ、ふたりの友情の再会
TVシリーズで描かれた絆を経て、海を越えて再会するカンナとクロエ。照れながらも嬉しさを隠せないふたりのやり取りは、本作のあたたかい芯となっています。子どもらしい無邪気さと、相手を想う優しさが同居した距離感が丁寧に描かれ、ファンにはたまらない場面が続きます。
③ おなじみのキャラ総出演で味わう日常の幸福感
小林さん、トール、カンナをはじめ、エルマやファフニールなどおなじみの面々が勢ぞろい。それぞれの個性がぶつかり合いながらも、最後はほっとする居心地のよさへ着地します。京アニ作品ならではの柔らかな作画と表情の芝居が、何気ない日常を特別な時間に変えてくれます。
キャスト・声優一覧
























スタッフ
| 監督 | 石原立也 |
|---|---|
| シリーズ構成 | 山田由香 |
| キャラクターデザイン | 門脇未来 |
| 音楽 | 伊藤真澄、近藤研二、コトリンゴ |
| 美術監督 | 落合翔子 |
| 音響監督 | 鶴岡陽太 |
| OP | fhána「愛のシュプリーム!」 |
| ED | スーパーチョロゴンズ「めいど・うぃず・どらごんず︎❤︎」 |
関連作品
アニメ
書籍
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
OP・ED
OP
ED
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
本編のメイドラゴンが好きで、Sの円盤特典だか配信のおまけだか、その手の「短い番外編」くらいの気持ちで見始めた。正直、最初は身構えていた。番外編って、テレビシリーズのテンションを薄めただけのものになりがちだから。ところが冒頭でクロエが日本にやってきて、カンナがあの無表情のまま、でも明らかにそわそわしているのが伝わってきた瞬間に、ああこれは本編の続きとして見ていいやつだ、と肩の力が抜けた。一回目はただ笑って見て、二回目で気づいたのは、これが「観光」の話に見せかけた、もっと小さくて個人的な話だということ。テレビシリーズを全部見たあとに見ると、登場人物ひとりひとりの距離感がちゃんと積み上がった上で動いているのがわかって、じわっとくる。外伝というより、本編のすき間を埋める一枚の絵みたいな作品だ。
「おもてなし」の正体は、好きな相手に自分の世界を見せたい気持ちだった
タイトルに「ニッポンのおもてなし」と入っているから、てっきり日本観光ガイドみたいな話かと思っていた。寺だ温泉だ、ドラゴンが団子を食べて驚く、みたいな。実際そういう場面もある。でも二回目に見て、この作品が描いているのはおもてなしの作法そのものじゃなくて、「自分の好きな場所を、好きな相手に見せたいときの、あの落ち着かなさ」のほうだと思った。
トールは小林さんの指示を受けて、完璧なおもてなしプランを用意したと胸を張る。でもドラゴンが組み立てる「完璧」なんて、当然どこかズレている。やりすぎたり、力が入りすぎたり、相手のことを思うあまり空回りしたり。あの過剰さが、おもてなしの本質を逆に照らし出している。おもてなしって、つきつめれば効率のいい接客術じゃなくて、相手に楽しんでほしいという気持ちが先走って形になったものだ。だからちょっと不格好なくらいでちょうどいい。
そしてその中心にいるのがカンナとクロエの再会だ。カンナはクロエを連れて街に繰り出す。あの子が誰かを「案内する」側に回っているのが、もう本編からの変化として効いている。最初は人間の世界に放り込まれて戸惑っていたカンナが、今度は自分の知っている日本を、大事な相手に見せている。おもてなしというのは結局、自分が見つけた世界の面白さを「ねえこれ知ってる?」と差し出す行為なんだと思う。この作品は単なる観光コメディではなく、誰かに自分の居場所を見せたくなる、あの気持ちの記録だ。だから日本という舞台が、ただの背景じゃなくてちゃんと意味を持っている。
特に刺さったシーン
序盤、感動の再会のはずなのに、カンナもクロエも全力ではしゃがない。あの抑えたテンションの再会がいい。子どもらしい、でもドラゴンらしい不器用な距離の詰め方で、思わず画面に向かって「素直になれ」と言いたくなった。声優陣でいうと、やっぱりトール周辺のドラゴンたちの会話の温度が絶妙だ。ファフニールの低い声——小野大輔があの陰気な引きこもりドラゴンに与えている独特の落ち着きが、騒がしい観光回の中でいい重しになっている。滝谷の中村悠一はあいかわらず、何を言っても説得力のある声をしていて、人間側の「常識」を一人で背負っている。会田タケトの下野紘も、にぎやかな場面で空気をふっと軽くしてくれる。個人的にいちばん笑ったのは、リコ周りの一場面で、加藤英美里の演技が才川リコの「こじらせ」を全部声に乗せてくる瞬間だ。終盤、おもてなしプランがいい意味で崩れていく展開で、誰も完璧じゃないからこそ楽しい、というこの作品の体温がそのまま出ていた。
読んで見たくなったら——『小林さんちのメイドラゴンS ニッポンのおもてなし(アテンドはドラゴンです)』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- テレビシリーズ「メイドラゴン」「メイドラゴンS」を全部見て、あの面々ともう少し一緒にいたい人
- 派手な事件より、キャラ同士の距離感や日常の温度を味わうのが好きな人
- カンナの成長を本編から追ってきて、再会シーンでにやけてしまうタイプの人
- 不器用な「おもてなし」の空回りに、優しい笑いを感じられる人
合わない人
- 本編を見ていない状態で、いきなりこのOVAから入ろうとしている人(関係性の積み重ねが前提になっている)
- 短編に明確な起承転結やオチの強さを求める人
- 日常系のゆるい流れより、ストーリーが大きく動くのを見たい人
次に見るなら
まずは順当に小林さんちのメイドラゴンと小林さんちのメイドラゴンSのテレビシリーズ本編。このOVAはあくまで番外編なので、トールやカンナたちの関係を最初から積み上げて見たほうが、再会のしみじみ加減が何倍にもなる。異種族との同居コメディが好きならのんのんびよりもおすすめで、何も起きない時間の愛おしさという点でメイドラゴンと同じ周波数を持っている。京アニ作品の空気と作画の心地よさで選ぶならたまこまーけっとあたりも、商店街と日常を丁寧に描く感触が近くて、観光回のあのにぎやかさが好きな人ならすっと入れるはずだ。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ | |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | × | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ |
| DMM TV | × | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ |
| Netflix | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ | |
| Hulu | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ | |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
「小林さんちのメイドラゴンS ニッポンのおもてなし(アテンドはドラゴンです)」は、dアニメストア、Amazonプライムビデオ、Netflix、Huluで視聴できます。主要な配信サービスをひと通りカバーしているため、すでに利用中のサービスでそのまま楽しめる可能性が高いです。複数のプラットフォームに対応しているので、ご自身の環境に合わせて選べるのがうれしいポイントです。
よくある質問
まとめ
「小林さんちのメイドラゴンS ニッポンのおもてなし(アテンドはドラゴンです)」は、dアニメストア、Amazonプライムビデオ、Netflix、Huluで視聴できます。主要な配信サービスをひと通りカバーしているため、すでに利用中のサービスでそのまま楽しめる可能性が高いです。複数のプラットフォームに対応しているので、ご自身の環境に合わせて選べるのがうれしいポイントです。








