ef – a tale of melodies.

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2008ef - a tale of melodies.

ef – a tale of melodies.

★ 3.9 / 5.0ドラマミステリーサイコロジカルラブコメ超自然
放送年2008年
フォーマットTVアニメ
話数12話
原作ビジュアルノベル
制作Shaft

遠い過去を舞台に、音羽学園で学業成績トップを目指す真面目で勤勉な青年・火村悠。ある日、謎めいた少女・天宮由紀子と出会い、彼女に認識されることに驚く。遠い幼少期の記憶、忘れ去られるべき記憶…由紀子との再会は、悠に二人の共通の後悔と悲しみに向き合わせる。

目次

作品概要・あらすじ

あらすじ

音羽学園で学業成績トップを目指す、真面目で勤勉な青年・火村悠。ある日、彼は謎めいた少女・天宮由紀子と出会う。なぜか自分のことを知っている由紀子に戸惑いながらも、悠は彼女との時間を重ねていく。やがて呼び起こされるのは、忘れ去られたはずの遠い幼少期の記憶。二人の再会は、悠に共通の後悔と悲しみへ向き合うことを迫っていく。前作『ef – a tale of memories.』と地続きの世界で描かれる、もう一つの切なくも美しい群像劇。記憶と喪失、そして再生をめぐる物語が静かに紡がれていく。

みどころ・魅力

① 前作と響き合う「もう一つの物語」

本作は『ef – a tale of memories.』の続編にあたり、同じ世界観を共有しながら新たな登場人物の物語を描きます。前作を観ているとより深く味わえる仕掛けが随所に散りばめられ、二作を通して一つの大きな物語が完成する構成は、原作ファンからも高く評価されています。

② 大胆で象徴的な映像演出

シャフトならではの実験的かつ詩的な映像表現が大きな見どころです。鮮烈な色彩、印象的な構図、抽象的なイメージカットの数々が、登場人物の心の揺らぎや記憶の断片を視覚的に表現。物語の感情を映像そのもので語る、唯一無二の作家性が光ります。

③ 記憶と喪失をめぐる重厚なドラマ

過去と現在、二つの時間軸で進行する物語が、後悔・喪失・赦しといった普遍的なテーマを丁寧に掘り下げます。サイコロジカルな要素とミステリアスな展開が絡み合い、終盤に向けて物語が一つに収束していく様は圧巻。静かな余韻を残す、大人のためのドラマです。

キャスト・声優一覧

久瀬修一
久瀬修一
メイン
浜田賢二
火村夕
火村夕
メイン
遠近孝一
羽山ミズキ
羽山ミズキ
メイン
後藤麻衣
雨宮優子
雨宮優子
メイン
中島裕美子
広野凪
広野凪
サブ
伊藤静
新藤景
新藤景
サブ
岡田純子
新藤千尋
新藤千尋
サブ
やなせなつみ
サブ
古澤徹
宮村みやこ
宮村みやこ
サブ
田口宏子
火村茜
火村茜
サブ
〆野潤子
堤京介
堤京介
サブ
泰勇気

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スタッフ

監督大沼心
シリーズ構成高山カツヒコ
原案キャラデザ七尾奈留
キャラクターデザイン杉山延寛
音楽天門 、柳英一郎
音響監督鶴岡陽太
OP天門 featuring ELISA「ebullient future (English)」
OP天門「ebullient future (Instrumental)」
OP天門 featuring ELISA「ebullient future (English 2nd. Version)」
ED後藤麻衣「笑顔のチカラ」
ED中島由美子「願いのカケラ」
EDエリサ「ebullient future (English)」
EDエリサ「ebullient future (Japanese)」
EDMai Goto, Yumiko Nakajima, Hiroko Taguchi, Junko Okada, Natsumi Yanase「ever forever」

関連作品

アニメ

トレーラー・MV

▲ 公式トレーラー(公式YouTube)

OP・ED

OP

ED

感想・評価

最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ

前作のmemoriesを見終えて、しばらく放心していた。もう涙腺は使い切った、と高をくくってmelodiesの再生ボタンを押したのが間違いだった。最初は前作の余韻でぼんやり眺めるつもりが、序盤の数話で気づくと画面が滲んでいる。SHAFTの——というより新房昭之の——あの白い余白とコマ割りが、今度は「記憶」じゃなくて「旋律」の話として組み直されていて、構図そのものが楽器みたいに鳴る。何度か見返してようやく腑に落ちたのは、これは続編というより、同じ街の裏側を別の角度から照らし直した話だということ。memoriesで一度乾かしたはずの涙腺に、melodiesはもう一度静かに水を差してくる。たちが悪い。efシリーズ、結局こっちのほうが好きかもしれない。

諦めた人間が、もう一度「欲しい」と言うまでの話

この作品を単なる泣ける恋愛ドラマとして畳んでしまうと、いちばん大事な芯を取りこぼす。melodiesが描いているのは、傷つくのが怖くて「もう何も欲しがらない」と決めた人間が、それでもまた手を伸ばしてしまうまでの過程だ。

久瀬修一は、欲しがることをやめた男として登場する。才能はある、けれど続かない理由を体の内側に抱えていて、だから人の好意を真正面から受け取らない。やさしさを取引みたいに扱い、わざと突き放す。浜田賢二の声がいい仕事をしていて、低く乾いた声色の奥に、本当はまだ未練が残っているのが透けて聞こえる。あの「投げやりさを演じている人間の不器用さ」を、台詞の語尾の力の抜き方だけで出してくる。

そこに差し込んでくるのが広野凪で、伊藤静の声は明るいのに、どこか彼の事情を全部わかった上で踏み込んでくる強さがある。軽やかさと覚悟が同居している。彼女が修一の閉じた世界をノックするたびに、こちらの胸の防御も少しずつ削られていく。

タイトルにあるmelodies——旋律というモチーフが効いているのもここだ。音楽は鳴り終われば消える。永遠には残らない。それでも人は弾くし、聴く。残らないと知っていてなお欲しがる、その矛盾こそが、この作品が「限りある時間」と「それでも誰かを想うこと」をぶつけ合わせる土台になっている。記憶の話だった前作と対になって、melodiesは「いま鳴っている音をどう生き切るか」を問うてくる。だから泣いた後に、もう一段深いところからまた来る。

特に刺さったシーン

終盤、ずっと突っぱねていた人間がはじめて本音を言葉にしかける展開がある。ここで浜田賢二の芝居が一気にほどける。それまで抑揚を殺して喋っていた声が、半拍だけ震える。叫ぶわけでも泣き崩れるわけでもなく、ただ語尾が支えきれずにわずかに崩れる、その一瞬で「ああ、この人はずっと我慢していたんだ」と全部わかってしまう。思わず一時停止して、しばらく動けなかった。

新房演出の画面も容赦がない。感情が極まる場面ほど人物を引きで撮り、空や建物の余白を大きく取る。寄って泣かせにこないからこそ、こちらが勝手に距離を詰めて泣かされる。背景で静かに鳴る旋律と、抑えた声と、白い余白。この三つが噛み合った瞬間の破壊力は、二回目に見たときのほうがむしろ効いた。仕掛けを知っているはずなのに、また滲む。

読んで見たくなったら——『ef – a tale of melodies.』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。

この作品が刺さる人・合わない人

刺さる人

  • 前作memoriesで一度泣いて、「もうこれ以上はない」と思っている人(その先がある)
  • 叫ぶ芝居より、語尾の震えや間で泣かせる演技が好きな人
  • 新房昭之・SHAFTの余白を生かした画作りに惹かれる人
  • 限りある時間と、それでも誰かを想うことを描いた話が好きな人

合わない人

  • 前作を見ずにここから入ろうとしている人(順番は守ったほうがいい)
  • テンポよく進む明快な恋愛ものを求めている人
  • 独特なコマ割り・記号的な演出が画面酔いの原因になる人
  • ミステリ要素やサイコロジカルな重さを「面倒」と感じる人

次に見るなら

まず順番としてef – a tale of memories.。melodiesと表裏一体の前作で、こちらを見てからのほうが旋律の話が何倍も沁みる。記憶と再会の物語として、先に一度泣いておく価値がある。

限りある時間と、人を想うことの重さで殴ってくる話が好きならCLANNAD ~AFTER STORY~。日常の積み重ねが終盤で効いてくる構造はefと地続きで、同じ涙腺を別角度から押してくる。

新房昭之×SHAFTのあの画面そのものに惹かれたなら化物語。余白・記号・コマ割りで会話劇を成立させる演出の振り幅を、まったく違う題材で味わえる。

配信・視聴情報

サービス配信月額無料期間作品数
ABEMAプレミアムイチオシ×¥680〜(税込)無料あり1,000+
Amazonプライムビデオ¥600(税込)30日間1,700+
クランクイン!ビデオ穴場×¥990〜(税込)最大1ヶ月7,000+
dアニメストア¥660(税込)31日間7,200+
U-NEXT¥2,189(税込)31日間6,000+
DMM TV¥550(税込)14日間6,300+
Netflix¥890〜(税込)なし1,600+
Hulu¥1,026(税込)なし2,900+
Disney+¥1,250〜(税込)なし500+

『ef – a tale of melodies.』は、dアニメストア・U-NEXT・DMM TVの3つの配信サービスで視聴できます。いずれもアニメ作品を幅広く取り扱うサービスなので、ご自身の利用環境に合わせて選べるのが嬉しいポイントです。前作『ef – a tale of memories.』とあわせて、ぜひ通して楽しんでみてください。

よくある質問

Q. 『ef – a tale of melodies.』はどこで配信されていますか?
A. dアニメストア・U-NEXT・DMM TVの3サービスで視聴できます。複数の選択肢があるので、すでに加入しているサービスや料金プランに合わせて選べます。
Q. 前作を観ていなくても楽しめますか?
A. 単体でも楽しめますが、前作『ef – a tale of memories.』と世界観や物語がつながっているため、先に前作を観ておくとより深く味わえます。両作とも同じ配信サービスで視聴可能です。
Q. どんなジャンルの作品ですか?
A. ドラマを軸に、ミステリーやサイコロジカルな要素を含む群像劇です。記憶や喪失といった重めのテーマを、独特の映像演出で描く、感情に深く訴えかける作品となっています。
Q. 何年に放送されたアニメですか?
A. 2008年に放送されたTVアニメです。前作の翌年に制作・放送され、前作と対になる物語として多くのファンに親しまれています。

まとめ

『ef – a tale of melodies.』は、dアニメストア・U-NEXT・DMM TVの3つの配信サービスで視聴できます。いずれもアニメ作品を幅広く取り扱うサービスなので、ご自身の利用環境に合わせて選べるのが嬉しいポイントです。前作『ef – a tale of memories.』とあわせて、ぜひ通して楽しんでみてください。

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この記事を書いた人

アニメの配信先を毎回調べているうちに、「もう自分でまとめた方が早いな」と思ってaniholicを始めました。アニメから入って、今はかなり声優ファン寄りです。Abema、dアニメ、Prime Video、Huluあたりを普段使っています。掲載情報は、できるだけ公式サイトを確認してから掲載しています。
ちなみに「aniholic」を深夜テンションで「アニ☆ホリ」と略したのですが、まさか昼に見た時こんなに恥ずかしいとは思いませんでした。今のところ修正予定はありません。

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