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ゴーストハント
| 放送年 | 2006年 |
|---|---|
| フォーマット | TVアニメ |
| 話数 | 25話 |
| 原作 | ライトノベル |
| 制作 | J.C.STAFF |
谷山麻衣と友人たちは学校で怪談を交換するのが好きだ。キャンパスには多くの怪談の中心となっている廃校舎がある。話の途中、謎の男性に邪魔される。その人物は渋谷心也という17歳で、渋谷霊能研究会の会長だった。彼は校長に呼ばれていた。
作品概要・あらすじ
あらすじ
谷山麻衣は、友人たちと怪談を語り合うのが好きな普通の女子高生。ある日、校内の取り壊し予定の旧校舎にまつわる怪奇現象の調査に、渋谷霊能研究会の若き会長・渋谷心也(通称ナル)がやってくる。ひょんなことから彼の助手として働くことになった麻衣は、巫女やエクソシスト、陰陽師など個性豊かな霊能者たちとともに、各地で起こる心霊事件の調査に巻き込まれていく。やがて麻衣自身も、隠れていた不思議な力に気づいていく。みどころ・魅力
① 科学的アプローチで挑む本格心霊ミステリー
単なる怖さで押し切らず、温度計やカメラなど機材を駆使して現象を検証していくのが本作の真骨頂。超常現象の裏に潜む「人の思い」や事件の真相を論理的に解き明かす構成は、ミステリーとしての満足度も高い一作です。② キャラの異なる霊能スタイルがぶつかる面白さ
神道の巫女、カトリックのエクソシスト、密教僧、陰陽師と、信仰も流派も異なる霊能者たちが集結。それぞれの除霊方法や価値観の違いが議論や衝突を生み、調査チームならではの群像劇としての魅力を生み出しています。③ ホラーとコメディの絶妙なバランス
背筋が凍るような恐怖演出がある一方、麻衣のツッコミやナルとの軽妙なやり取りが緊張を和らげてくれます。怖いだけで終わらない人間ドラマと成長物語が、幅広い視聴者を引き込む理由です。キャスト・声優一覧
























スタッフ
| 監督 | 真野玲 |
|---|---|
| シリーズ構成 | 上代務 |
| キャラクターデザイン | 岩瀧智 |
| 音楽 | 増田俊郎 |
| 美術監督 | 笠井美枝 |
| 音響監督 | 蝦名恭範 |
| OP | 増田俊夫「Main Theme」 |
| ED | 増田俊夫「Ending Theme」 |
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
OP・ED
OP
ED
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
名前だけは知っていた。昔の霊もの、という程度の認識で、2006年という年号を見て「まあ古いんだろうな」と腰を引いて見始めた。学園の怪談、廃校舎、出るらしい——そのくらいの構えだった。ところが序盤、廃校舎を調べるくだりで思っていたより手つきが据わっていることに気づく。霊が出る出ないの前に、まずトリックやガス漏れや地盤を疑ってかかる連中が出てくる。幽霊を「信じる」話ではなく、まず「疑う」話として始まるのが意外で、つい二話、三話と進んでしまった。二度目に見て効いてくるのは、谷山麻衣(名塚佳織)の何も知らない側の目線で全部が進むこと。こっちも一緒に現場を覚えていく感覚になる。最初に感じた古臭さは、二週目には現場の手順の丁寧さに変わっていた。
怖いのは霊じゃなく、それを置いていった人間のほうだ
この作品、ホラーの体裁をしているわりに、いちばん時間を割いているのは「本当に心霊現象なのか」を潰していく作業だ。渋谷霊能研究会は依頼を受けると、まず偽物を疑う。配線、振動、思い込み、ときには人為的な細工。安易に「霊です」と言わない。だから前半は半分ミステリーとして進む。それでいて、ちゃんと残るものは残る。潰しきれずに最後に立っているのが、本物の現象だ。
面白いのは、その本物の正体をたどっていくと、たいてい行き着く先が人間の感情だということ。怨み、後悔、置き去りにされた悲しみ、誰かを守りたかったという執着。霊そのものが怖いというより、それを残した人間の感情の濃さが怖い。現象は結果で、原因は生きていた誰か——あるいは今も生きている誰か——のほうにある。単なるお化け退治ではなく、ある場所にこびりついた感情を読み解いて、ほどいていく話なんだと、回を重ねるほど分かってくる。
だから解決の瞬間に、すっとする怖さと同時に、妙な物悲しさが残る。倒すべき敵というより、聞いてやるべきだった声、みたいな扱い方をされる現象が多い。霊感持ちのぼーさんこと滝川法生(浜田賢二)が読経で鎮める場面も、退治というより弔いに見える。怖がらせて終わりにしない、その後味のために見ている節がある。
特に刺さったシーン
地味に忘れられないのが、神父のジョン・ブラウン(岡本信彦)が初めて口を開くところ。見るからに清廉な外国人の若い神父、という顔をしておいて、出てくるのが流暢な関西弁。あの落差で一度肩の力が抜ける。岡本信彦の、真面目な顔のまま柔らかく崩す喋り方が効いていて、緊張しっぱなしの現場にちゃんと隙間を作ってくれる。ホラーなのに息ができるのは、こういう配置のおかげだ。
もう一人、霊媒の原真砂子(釘宮理恵)の登場も印象に残る。袖で口元を隠して、人を見下したような物言いをするお嬢様霊媒で、釘宮理恵があの澄ました高さで芝居をするから、出てきた瞬間に場の空気が変わる。それから、麻衣が夢の中で導き手と話す一連の場面。あそこで物語の手がかりがそっと差し出される作りが好きで、二度目に見ると「ああ、ここで気づかせようとしていたのか」と分かる。中盤の現象がいちばん張り詰める展開では、安全な手順が一つずつ崩れていく感じに、思わず画面に近づいてしまった。リン(成田剣)が静かに構える低い声が、その緊張に蓋をしてくれる。
読んで見たくなったら——『ゴーストハント』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- 一話完結ではなく、数話かけて一つの事件を解いていく構成が好きな人
- 派手な脅かしより、じっとりした和製ホラーの空気を味わいたい人
- 幽霊の正体に人間の感情が絡む、後味の残るタイプの怖さが好きな人
- 専門が違う面々が集まって調査する、チームものの呼吸が好きな人
合わない人
- 絶え間ない驚かしやグロ描写で攻め続けてほしい人
- 恋愛の決着をはっきり見せてほしい人(その手の関係は最後まで宙ぶらりん)
- 調査や検証の手順を「まどろっこしい」と感じる人
- 2006年の作画や演出の古さがどうしても気になる人
次に見るなら
怪異の奥に人間の感情があるという構造が好きなら、モノノ怪が近い。薬売りが「形・真・理」を解いて初めて物の怪を斬る作りは、原因をたどって感情をほどく感覚がそのまま響く。
怨みが現象を動かすという軸でいくなら、同じ頃の地獄少女。一話ごとに人の恨みを見せて落としていく後味の悪さと物悲しさは、こちらの解決の余韻と地続きだ。
原作者つながりで踏み込むなら屍鬼。同じ小野不由美の原作で、村ぐるみで進む静かな崩れ方は、ゴーストハントの「人間こそ怖い」を長尺でやり切った感触がある。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ | |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | × | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | × | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
『ゴーストハント』は、dアニメストア、U-NEXT、Amazonプライムビデオの3つの配信サービスで視聴できます。アニメ専門のdアニメストアをはじめ、いずれも見放題で楽しめる環境が整っています。ご自身が利用しているサービスに合わせて、ぜひチェックしてみてください。
