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銀魂. 銀ノ魂篇
| 放送年 | 2018年 |
|---|---|
| フォーマット | TVアニメ |
| 話数 | 12話 |
| 原作 | 漫画 |
| 制作 | Bandai Namco Pictures |
ウツロの究極の目的が明かされる。宇宙戦争を引き起こし地球を破壊することで、ついに死を迎えようとしている。銀時たちは旧友と元敵たちと手を組み、ウツロを倒すだけでなく、彼の計画の犠牲者である報復心に燃える天人の軍団とも対峙しなければならない。彼らはもはや理性には耳を傾けない。
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配信状況まとめ
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
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| DMM TV | × | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ |
| Netflix | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ | |
| Hulu | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ | |
| Disney+ | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
作品概要・あらすじ
あらすじ
不死の呪いを背負った謎の男・ウツロの真の目的がついに明かされる。宇宙規模の戦争を引き起こし地球ごと破壊することで、永遠に終わらない命に幕を引こうとしていた。万事屋の銀時たちは、かつての宿敵や旧友と手を組み、ウツロの野望に立ち向かう。しかし彼らの前に立ちふさがるのはウツロだけではない。長年の圧政への怒りと憎しみで理性を失った天人の大軍勢もまた、地球を標的に進軍を続けていた。笑いあり涙ありのシリーズが、ついに最終決戦へと突入する。みどころ・魅力
① 宿敵と肩を並べる「まさか」の共闘
長年の因縁を抱えた敵たちが一堂に会し、ともに戦う展開は銀魂ならではのカタルシス。かつて命を懸けて戦ったキャラクターたちが同じ目的に向かって動き出す場面は、長年ファンを続けてきた視聴者ほど感慨深く、シリーズ集大成の重みを強く感じさせる。② ウツロというキャラクターの圧倒的な存在感
「死を望む不死者」という矛盾を体現するウツロは、単純な悪役を超えた深みを持つ。その哲学的な動機と圧倒的な強さが物語に独特の緊張感をもたらし、銀時たちとの精神的な対比も見どころのひとつ。ラストに向けた対峙シーンは作品屈指の見応えがある。③ コメディとシリアスが共存する銀魂節の集大成
どんな修羅場でもギャグを忘れないのが銀魂スタイル。最終章となる銀ノ魂篇でも笑いと感動は絶妙なバランスで共存し、泣かされた直後に笑わされる独特のリズムは健在。長年積み上げてきたキャラクター関係が伏線として回収されていく快感も格別だ。キャスト・声優一覧























スタッフ
| 監督 | 宮脇千鶴 |
|---|---|
| 音楽 | オーディオ・ハイズ |
| OP | ディッシュ「勝手にMY SOUL」 |
| ED | バーンアウトシンドロームズ「花一匁」 |
関連作品
アニメ
書籍
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
OP・ED
OP
ED
感想・考察
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
銀魂を最初に追いかけ始めたのは2006年で、当時は「ジャンプ系のギャグアニメ」くらいの気持ちで見ていた。それが気づいたら20年近く付き合うことになっていた。銀ノ魂篇を見たのは放送当時ではなく、完結してから一気に見た組だ。「最終章」という言葉に身構えすぎて、なかなか手がつけられなかった。
最初に見たとき、正直なところ「ここまで来たか」という感慨が邪魔をして、内容に集中しきれなかった。2回目以降で初めて、各シーンの設計の細かさが見えてきた。特に序盤の万事屋のシーン。何気ないやりとりに、積み上げてきた年数が全部乗っている。ギャグだと思って笑っていたところが、2周目は笑えなかった。
終わることを積み上げてきた作品が、どう終わるかを見せる話
銀ノ魂篇を「ラスボスを倒して完結する少年マンガの最終章」として見ると、少し的が外れる。ウツロという敵は確かに強大で、死を望む存在として設定されている。宇宙規模の戦争を起こして地球を道連れにしようとする、スケールだけ見れば申し分ない最終敵だ。でも、この篇が本当に描いているのはそこではない。
「長く続いた作品が、どうやって終わるか」という問いへの、この作品なりの答えがここにある。銀魂という作品は長年、「終わらせないこと」を笑いのネタにし続けた。打ち切りギャグをやりながら続け、アニメも何度も「最終回」を演じた。その上で迎える本当の最終章だから、視聴者との間には普通の作品にはない共犯関係がある。
銀時という男は、背負っているものが重い割に「死に場所を探している人間」として描かれ続けてきた。師匠を失い、仲間を失い、それでも生きているのは惰性に近い。そのキャラクターに対して、銀ノ魂篇は「お前はまだ生きろ」という答えを、敵も味方も元敵も巻き込んだ全力の大乱闘で突きつける。杉田智和の演技がここで効いてくる。重たいセリフをわざとフラットに言うか、あるいは力を抜いたタイミングで感情を通すか。どちらの判断も意図的に見えて、単なる熱演にならないところが銀時というキャラクターの複雑さを保っている。
神楽と新八という二人の成長も、この篇でしか描けなかった形で描かれる。釘宮理恵の神楽は最初期から変わっているようで変わっていない、でも確実に何かが違う——その微妙なラインを維持し続けている。阪口大助の新八は、情けなさを失わないまま芯が通っていく。長年このキャストで聴き続けてきた耳には、変化が声のテクスチャとして届いてくる。
「ちゃんと終わった」という印象が残ったのは、感動的な幕引きだったからというより、この作品が積み上げてきたすべてに対して真正面から向き合った終わり方だったからだと思う。笑いも痛みも友情も、全部乗っけて着地した。
特に刺さったシーン
終盤の、かつての敵たちが一堂に会して同じ方向に向かう展開が好きだ。個別のエピソードで描かれてきたキャラクターたちが、説明なしに「わかってる、行くぞ」という空気でそろう。長期作品にしかできない贅沢な作り方で、ここは正直、声が出そうになった。
立木文彦が演じる長谷川泰三——通称マダオ——の動くシーン。あの人がああいう動き方をするときの立木さんの声のトーンが、笑いと情の境目を消してくれる。マダオというキャラクターは作品全体のバロメーターで、彼がどう扱われているかでこの作品の体温がわかる。銀ノ魂篇でのマダオはちゃんと「いた」。
緑川光の南戸粋も、セリフの少ない場面での存在感が際立っていた。長年の出演作で培われた「静かに立っているときの密度」みたいなものが、画面の中で機能している。2回目に見たとき、初見でギャグとして流していた場面が全然違って見えた。このアニメの罪なところだと思う。
読んで見たくなったら——『銀魂. 銀ノ魂篇』はAmazonプライムビデオで視聴できる(30日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人:
- 銀魂を最初期から見てきた人。それだけで別の映画になる
- 長期アニメが「終わる」瞬間に立ち会いたい人
- ギャグと本気の切り替えが激しい作品が平気な人
- 声優陣の積み上げに感じるものがある人
合わない人:
- 銀魂を途中から見始めた人。関係性の重みが伝わらない場面が多い
- きれいにまとまった起承転結を求めている人。この作品の終わり方はそういう快感ではない
- ギャグとシリアスが混在することにストレスを感じる人。このアニメはずっとそういう作りなので、銀ノ魂篇だけ切り取って見ても構造は変わらない
- 330話超を最初から見る気力がない人。正直に言う。前提を知らずに見ても半分も伝わらない
次に見るなら
銀魂(2006〜)——当然だが、銀ノ魂篇は終わりなので、最初から見ていない人は最初から見てほしい。300話超という数字に怯む気持ちはわかるが、これを積み上げてきた人間だけが銀ノ魂篇を本当の意味で受け取れる。
うしおととら(2015〜2016年)——長い原作を駆け足ではなく丁寧に完結させたアニメとして、銀ノ魂篇に近いものを感じた。「終わり方」に向かって積み上げていく作り方が似ている。こちらは2クールでまとまっているので取り組みやすい。
忍たま乱太郎(長期放送)——真逆の意味で「終わらないアニメ」の代表として並べると、銀魂が何をやっていたかが見えてくる。終わることをギャグにしながらも終わった作品と、本当に終わらない作品。比較して見ると面白い。
よくある質問
まとめ
「銀魂. 銀ノ魂篇」は現在、Amazonプライムビデオ・Netflix・Hulu・Disney+の主要4サービスで視聴可能です。いずれも追加料金なしで見放題対象となっているため、すでに加入中のサービスからすぐに視聴をはじめられます。第1期から通して見たい方も、各サービスでシリーズ作品が揃っているので安心です。














































