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ジビエート
| 放送年 | 2020年 |
|---|---|
| フォーマット | TVアニメ |
| 話数 | 12話 |
| 原作 | オリジナル |
| 制作 | l-a-unch・BOX |
2030年の日本。ウイルスが世界中の人間に感染し、感染者は年齢、性別、人種に応じて異なるモンスターに変身する。ウイルスは「ギビア」と名付けられた。そんな荒廃した日本の大地に、侍と忍者のコンビが現れた。彼らは江戸時代初期から時間移動してきた二人で、医師の助けを借りながら共に戦う。
作品概要・あらすじ
あらすじ
2030年、未知のウイルス「ギビア」が世界中に蔓延し、感染した人々は年齢や性別、人種によって異なる怪物へと変貌してしまう。荒廃した日本の大地に突如現れたのは、江戸時代初期から時を超えてやってきた侍と忍者のコンビだった。彼らは一人の医師と手を組み、人間性を失った怪物たちがはびこる絶望の世界で生き抜く道を探っていく。剣術と忍術を武器に、現代へ蘇った武士たちが駆け抜ける、和風ポストアポカリプス・アクション。みどころ・魅力
① 時を超えた侍×忍者という異色のバディ
江戸時代から現代へタイムスリップした侍と忍者が主役という、他に類を見ない設定が最大の特徴です。剣術と忍術で怪物に立ち向かう殺陣は迫力満点で、和の様式美とポストアポカリプスの荒廃した世界観が独特のコントラストを生み出しています。② 坂本龍一が手掛ける重厚な音楽
世界的作曲家・坂本龍一が音楽を担当している点も大きな見どころです。荒廃した世界と侍たちの戦いを彩る荘厳なサウンドが、作品全体に緊張感と叙情性をもたらし、和風アクションの世界に深みを与えています。③ 変異する怪物「ギビア」の異形デザイン
感染者が年齢や性別によって異なる姿に変貌するという設定により、登場する怪物たちのデザインはバリエーション豊かです。グロテスクかつ多彩なクリーチャーが次々と現れ、ホラー要素とアクションの緊張感を高めています。キャスト・声優一覧
























スタッフ
| 監督 | 小美野雅彦 |
|---|---|
| シリーズ構成 | 青木良 |
| 原作 | 青木良 |
| 原案キャラデザ | 天野喜孝 |
| キャラクターデザイン | 小美野雅彦 |
| 音楽 | 古代祐三 |
| 美術監督 | 大西穣 |
| 音響監督 | 郷田ほづみ |
| OP | 吉田兄弟 feat. SUGIZO「GIBIATE」 |
| ED | エンドレス「ENDLESS~時を超えて~」 |
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
OP・ED
OP
ED
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
最初は「坂本龍一が音楽を手がけたアニメがあるらしい」という、それだけの理由で再生ボタンを押した。タイトルの語感からは、ジビエ料理とゾンビが頭の中で勝手に混ざって、何が始まるのか分からないまま見始めたら——侍と忍者が江戸から現代に飛んでくる話だった。第一印象は、戸惑い。2030年の荒れ果てた日本に、いきなり時代劇の二人が立っている絵面は、笑っていいのか本気で受け取るべきなのか判断がつかない。ただ、評判があまり良くないと聞いてから腰を据えて2回目を見ると、その「判断がつかなさ」そのものがこの作品の体温なんだと、だんだん分かってくる。荒削りなんだけど、妙に忘れられない。
侍の倫理は、ウイルスで壊れた世界でも通用するのか
この作品は、ジャンルの棚に置けば「ゾンビ物」になる。ウイルス「ギビア」に感染した人間が、年齢・性別・人種に応じて違うモンスターに変わる——設定だけ取り出せば荒っぽいパニックホラーだ。でも見ていて引っかかるのは、ゾンビ退治の爽快感じゃなくて、もっと別のところにある。江戸時代初期からそのまま飛んできた侍が、ルールも秩序も崩れた令和の地獄に立たされたとき、彼の中の「武士の筋の通し方」は果たして機能するのか、という問いだ。
神崎千水を演じる柿原徹也の声には、どこか張り詰めた硬さがある。最初は時代劇の様式美が現代パートから浮いて聞こえるんだけど、2回目に見ると、その浮き方が逆に効いてくる。千水という男のアイデンティティは、刀と、譲れない倫理でできている。その倫理が、誰もが生き延びることだけを考える世界に放り込まれたとき、滑稽にも、痛々しくも見える。単なる「和風ゾンビアクション」ではなく、価値観ごと時代に取り残された人間の話として読むと、急に背筋が伸びる瞬間がある。
そして坂本龍一の音楽。荒い画面に対して、音だけが妙に荘厳で、その釣り合わなさが作品全体のミスマッチをむしろ象徴している。整っていないものを、整った音が包んでいる。この居心地の悪さは、計算なのか事故なのか——たぶん両方で、だからこそ忘れられない。
特に刺さったシーン
序盤、千水が初めてギビアと対峙する場面。刀という前時代の道具が、ウイルスで生まれた異形に向かっていく構図そのものに、思わず身を乗り出した。理屈で言えば噛み合わないはずの二つが、画面の中で本当に噛み合わないまま、それでも斬りかかっていく。あの不格好な必死さが好きだ。木村良平が演じる葉室克典の、現代側の人間としての温度がそこに混ざると、時代のズレがいっそうくっきりする。東地宏樹の真田兼六が低く言葉を置くたび、世界がほんの少し重くなる感覚もいい。声優陣の芝居は、作品全体の荒さを一人で押し返そうとしているみたいで、聞いているだけで居住まいを正したくなる。藤井ゆきよの船田キャスリーンが画面に出てくると、ようやく息継ぎができる。完璧な作品では、たぶんない。でも、こういう不器用さに弱いんだ、こっちは。
読んで見たくなったら——『ジビエート』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- 評判の良し悪しを脇に置いて、怪作・問題作と呼ばれるものを自分の目で確かめたい人
- 坂本龍一の音楽が、荒い映像とぶつかる瞬間に興味がある人
- 設定のちぐはぐさ、時代のミスマッチそのものを面白がれる人
- 柿原徹也・木村良平・東地宏樹の芝居を浴びたい人
合わない人
- 作画やCGの安定感を何より優先したい人
- 世界観の整合性がきっちり噛み合っていないと気になる人
- 王道で隙のないゾンビサバイバルを期待している人
次に見るなら
和の意匠とゾンビ的な異形、そしてアクションの掛け合わせがしっくり来たなら、甲鉄城のカバネリへ。こちらは作りが格段に締まっていて、和風の世界で人ならざる者と戦う緊張感を、もっと純度高く味わえる。
「時代を超えた人間が、価値観ごと現代に放り出される」ズレの面白さに反応したなら、サムライチャンプルー。侍の感覚と現代的なノリが衝突する心地よさは、ジビエートのミスマッチと地続きの魅力がある。
そして、整いきっていない怪作を愛でる視点で楽しめたなら、CGアニメの同志としてEX-ARM エクスアームを。万人に勧める作品ではないけれど、ツッコミながら最後まで見てしまう引力は、たしかに似た種類のものだ。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | × | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ |
| DMM TV | × | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | × | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
「ジビエート」は、dアニメストアで視聴することができます。アニメ見放題に特化したdアニメストアなら、月額料金で本作をいつでも楽しめます。和風ポストアポカリプスの世界を堪能したい方は、dアニメストアでチェックしてみてください。