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2024

戦国妖狐
★ 3.5 / 5.0アクション冒険ファンタジー
| 放送年 | 2024年 |
|---|---|
| フォーマット | TVアニメ |
| 話数 | 13話 |
| 原作 | 漫画 |
| 制作 | WHITE FOX |
世界は人間とカタワラという怪物の二つの勢力に分かれている。カタワラでありながら人間を愛するタマは、たとえ同族と戦うことになっても人間を守ることを誓う。一方、ほぼ人間でありながら人間を憎む兄ジンカ。強くなる方法を学びたい臆病な剣士シンスケが加わり、三人は邪悪な陰謀を発見する。
目次
作品概要・あらすじ
あらすじ
世界は人間と、カタワラと呼ばれる異形の者たちに二分されていた。カタワラでありながら人間を深く愛する少女タマは、たとえ同族と刃を交えることになろうとも、人間を守り抜くと心に誓う。一方、その弟分であるジンカは、ほぼ人間の身でありながら人間を憎悪し、力を求めて生きていた。そこへ、強くなる術を学びたいと願う臆病な剣士・迅火(シンスケ)が加わる。立場も想いも異なる三人は、やがて世界を揺るがす邪悪な陰謀の存在に気づき、それぞれの信念を懸けた戦いへと身を投じていく。みどころ・魅力
① 人間とカタワラ、二つの世界が交わる重厚な世界観
人間と異形のカタワラが共存しながらも対立する戦国の世を舞台に、種族の境界を越えた絆と憎しみが描かれます。原作は『惑星のさみだれ』などで知られる水上悟志。緻密に練られた設定と哲学的なテーマが、単なる活劇に留まらない奥行きを生み出しています。② 立場の異なる三人が織りなす群像劇
人間を愛するタマ、人間を憎むジンカ、強さを求める臆病な剣士・迅火。相反する想いを抱えた三人の関係性が物語の核です。すれ違いながらも互いに影響を与え合い、それぞれが変化していく過程は、観る者の感情を強く揺さぶります。③ スピード感あふれる剣劇とカタワラとの死闘
妖術を操るカタワラとの戦闘は、迫力ある作画とテンポの良い演出で描かれます。力なき者がいかにして強さを掴むのか、そして守るために振るう刃の意味とは何か。アクションの爽快感とドラマの熱量が高い次元で融合した一作です。キャスト・声優一覧

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スタッフ
| 監督 | 相澤昌弘 |
|---|---|
| シリーズ構成 | 花田十輝 |
| キャラクターデザイン | 奥田陽介 |
| 音楽 | エバン・コール |
| 美術監督 | 宮本実生 |
| 音響監督 | 飯田里樹 |
| OP | ミンダリン「HIBANA」 |
| ED | ケイコ「夕闇のうた」 |
関連作品
アニメ
書籍
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
OP・ED
OP
ED
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
最初は戦国×妖怪なんて手垢のついた組み合わせだろうと、皿を洗いながら片手間に流すつもりで再生した。ところが序盤、人間でもないカタワラのタマが、人間のために本気で泣くあたりで手が止まった。配信が妙に充実しているのも気になっていた作品で、そのうち見るリストに半年くらい寝かせていたのを、ようやく引っ張り出した格好だ。2回目に見返したとき、最初は単なる優しい子だと思っていたタマの言動が、実はずっと崖っぷちで踏ん張っている覚悟だったと気づいて、第一印象を全部撤回することになった。流し見を許してくれない作品だった。人でも妖でもなく、「誰を守るか」で線を引く話
この作品は、人間とカタワラという二項対立を立てておきながら、その境界線が血や種族ではどうにも引けない、という話をずっとやっている。カタワラなのに人間を愛するタマ。ほぼ人間なのに人間を憎む迅火。この二人を並べた時点で、「お前はどっち側だ」という問いが意味をなさなくなる。生まれが何を保証してくれるわけでもなく、結局のところ、目の前の誰かを守ると決めた瞬間にだけ、その人がどちら側の存在なのかが決まる。そういう構造になっている。 斉藤壮馬が演じる迅火の、人間への憎しみがただの怒りではなく、裏返った愛着だというのが声から伝わってくるのがいい。憎むという行為は、対象をどうでもいいと思っていたら成立しない。彼が人間を憎めば憎むほど、彼がどれだけ人間の側を見ているかが透けてしまう。タマの「守る」と迅火の「憎む」は、方向こそ逆だが、同じ熱量で同じものに向かっている。 単なる勧善懲悪のファンタジーとして見ると拍子抜けする。悪い化け物を斬ってめでたし、では全然ない。むしろ斬る側の人間のほうがよほど醜く描かれる場面があって、誰を化け物と呼ぶのかという問いが、物語の後半でじわじわ効いてくる。臆病な剣士・真介が強さを求めて加わるのも、この線引きの揺らぎの中に放り込まれるからこそ意味がある。強くなるとは何か、誰のために強くなるのか。この三人の旅は、答えのない問いを背負って歩く道行きそのものだ。特に刺さったシーン
序盤、タマが同族であるはずのカタワラと対峙して、それでも人間を守ると言い切る場面。内田真礼が演じる月湖との関係性が後から効いてくるのもあって、ここでのタマの選択が物語全体の背骨になっている。木村良平の真介が、最初は腰が引けたままおろおろしているのに、誰かを守ろうとした瞬間だけ声の芯が変わるのも見逃せない。臆病な人間が一瞬だけ覚悟を決める、その声の切り替わりを聞いたとき、思わず再生を止めて巻き戻した。 豊崎愛生のなうの存在も、殺伐とした空気のなかで妙に救いになっていて、声優陣がそれぞれの役の温度をきっちり持ち込んでいるのがわかる。終盤の、憎しみと守りたい気持ちがぶつかり合う展開では、台詞よりも息遣いのほうが雄弁で、斉藤壮馬の絞り出すような声に二度目でやられた。読んで見たくなったら——『戦国妖狐』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- 種族や立場で割り切れない「どっち側」の葛藤を描く話が好きな人
- 憎しみの裏に愛着を読み取るような、屈折したキャラクターに弱い人
- どろろや犬夜叉のような、和風ダークファンタジーの空気が好きな人
- 声優の芝居でキャラの内面を読み取るのが好きな人
合わない人
- 悪を斬ってスッキリする、わかりやすい勧善懲悪を求める人
- テンポよくバトルだけ見たくて、思想や葛藤の描写を冗長に感じる人
- 登場人物の倫理がグレーなままなのを、もやもやして許せない人
次に見るなら
どろろ——化け物と人間の境界、奪われた身体を取り戻す旅というテーマがまっすぐ重なる。戦国妖狐の「誰を化け物と呼ぶのか」という問いが刺さったなら、間違いなく刺さる。 犬夜叉——戦国×妖怪という枠組みそのものが近い。半妖という、どちらにも属しきれない立場の主人公を見たいなら自然な次の一本になる。 ヴィンランド・サガ——憎しみを抱えた者がどこへ向かうのか、という点で迅火の物語と響き合う。復讐と赦しのあいだで揺れる人間を腰を据えて描く作品が見たいならこれを。配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ | |
| Netflix | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ | |
| Hulu | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ | |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
TVアニメ『戦国妖狐』は、dアニメストア、U-NEXT、DMM TV、Netflix、Huluで視聴できます。複数の主要な配信サービスに対応しているため、ご自身が普段使っているサービスでそのまま楽しめる可能性が高い作品です。これから視聴を始める方も、見放題対象かどうかを確認したうえで気軽にチェックできます。


