犬夜叉

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2000犬夜叉

犬夜叉

★ 3.9 / 5.0アクション冒険コメディファンタジーラブコメ
放送年2000年
フォーマットTVアニメ
話数167話
原作漫画
制作Sunrise

中学生の日暮かごめは、妖怪に井戸へ引き込まれ、500年前の戦国時代へタイムスリップする。そこで、四魂の玉を求める半妖の犬夜叉と出会う。犬夜叉は玉の力で完全な妖怪になることを望んでいた。かごめは犬夜叉と新しい仲間たちとともに、四魂の玉を探す冒険へ出発する。

目次

作品概要・あらすじ

あらすじ

中学生の日暮かごめは、自宅の神社の古井戸から500年前の戦国時代へタイムスリップしてしまう。そこで出会ったのは、人間と妖怪の血を引く半妖・犬夜叉。強大な力を持つ宝珠「四魂の玉」をめぐる争いに巻き込まれたかごめは、玉を砕いて四散させてしまう。現代と戦国を行き来しながら、犬夜叉や仲間たちとともに玉の欠片を集める旅が始まる。妖怪・人間・時空を超えた冒険と、不器用な絆の物語。

みどころ・魅力

① 時代を超えるラブコメと不器用な感情表現

現代少女・かごめと半妖・犬夜叉の凸凹コンビが織りなす恋模様は、シリーズ最大の魅力。素直になれない犬夜叉と、それでも彼に向き合うかごめの関係性は、笑いと切なさを絶妙に混在させ、長い旅路を通じてゆっくりと深まっていく。

② 個性豊かな仲間たちとチームの成長

法師・弥勒、退治屋・珊瑚、妖怪のきつね・七宝など、それぞれに過去と目的を持つ仲間たちが次第に集結する。各キャラクターの背景が掘り下げられるエピソードは感情移入度が高く、チームの絆が育まれる過程も見応えがある。

③ 壮大な敵・奈落との因縁と濃密なバトル

強大な妖怪・奈落を軸に、四魂の玉の謎と犬夜叉の過去が絡み合う重厚なストーリー展開が続く。迫力のある妖怪バトルと、回を重ねるごとに明かされる因縁の深さが、長期シリーズを通じて視聴者を引きつけ続ける。

キャスト・声優一覧

七宝
七宝
メイン
渡辺久美子
日暮かごめ
日暮かごめ
メイン
ゆきのさつき
犬夜叉
犬夜叉
メイン
山口勝平
弥勒
弥勒
メイン
辻谷耕史
珊瑚
珊瑚
メイン
桑島法子
煉骨
煉骨
サブ
杉田智和
宝条
宝条
サブ
うえだゆうじ
睡骨
睡骨
サブ
平田広明
サブ
子安武人
霧骨
霧骨
サブ
稲田徹
鋼牙
鋼牙
サブ
松野太紀
出雲
出雲
サブ
松本大
松本大

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スタッフ

キャラクターデザイン菱沼義仁
音楽和田薫
美術監督池田繁美
音響監督鶴岡陽太
OP島谷ひとみ「Change the World」
OP相川七瀬「I Am」
OP相川七瀬「Owarinai Yume」
OPエヴリ・リトル・シング「Grip!」
OPTackey & Tsubasa「One Day, One Dream」
OP島谷ひとみ「Angelus」
EDドリーム「My Will」
EDドゥ・アズ・インフィニティ「Fukai Mori」
ED浜崎あゆみ「Dearest」
EDブライアン・ラフティン・オクテット「エブリハート – みんなの気持ち」
EDドゥ・アズ・インフィニティ「真実の歌」
EDデイ・アフター・トゥモロー「Itazurana Kiss」
ED安室奈美恵「Come」
EDV6「Brand-New World」

関連作品

アニメ

書籍

トレーラー・MV

▲ 公式トレーラー(公式YouTube)

OP・ED

OP

ED

感想・評価

最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ

「長い」の一言で積んでいた作品。全話数を調べて、そっと閉じた記憶が何度かある。2000年スタートで完結まで数年、続編まで含めると三桁に届きそうな話数——そういう作品は「いつか」フォルダに永久に入って、永久に開かれない。犬夜叉がそれだった。

重い腰を上げたのはABEMAの一挙配信がきっかけで、「ながら見でいいか」と思って再生したら、開始5分で止まれなくなっていた。ゆきのさつきが演じるかごめの声が、思っていたより芯が強くて。か細い少女じゃなく、戸惑いながらも地に足がついている人間が画面にいた。

2回目を見て気づいたのは、1話の密度の高さ。世界観の説明をしながら、かごめと犬夜叉の関係の原型を一気に叩き込んでしまう構成。「長い」と思っていたのに、1話が終わって「ああ、これは短く終われない話だ」と自分で納得してしまった。

どちらにも属せないやつが、それでも誰かの隣に立とうとする話

犬夜叉という作品をひとことで言うなら、「居場所のない存在が居場所を作っていく物語」だと思う。半妖という設定は、見た目のキャッチーさ以上の意味を持っている。妖怪にはなりきれず、人間にも受け入れられない——犬夜叉が四魂の玉を求める理由は「完全な妖怪になりたい」だが、それはつまり「曖昧なままでいることをやめたい」という欲求だ。どちらか一方に決めてしまえば楽になれる、と思っているキャラクターだった。

山口勝平の演技がここで効いてくる。乱暴で口が悪くて、でも傷つくのを恐れている声。強がりと脆さが同じ音程で鳴っているような芝居で、犬夜叉が「ただの強いキャラ」にならないのは彼の功績だと思う。序盤、かごめに本音をこぼしてしまうシーンの間の取り方が特に好きで、2周目はそこだけ何度か止めた。

桑島法子が演じる珊瑚も同じ系譜にいる。過去に全てを奪われた人間として登場するが、珊瑚の場合は怒りと悲しみを切り離せないまま戦っている。感情を押し込めた静けさの中に、ひびが入りそうな緊張感を乗せてくる演技——ああいう芝居が何十話も積み上がった先に来るから、爆発したとき本当に刺さる。

そして子安武人が演じる奈落という存在が面白い。欲望と憎悪の塊として造形されているのに、その造形にどこか哀れみを感じてしまう。「完全な存在になれなかった」という意味では、犬夜叉と奈落は鏡のように対置されている——これは2周目で初めて見えてきた構造だった。子安武人の声は、怒鳴らなくても底が読めない圧があって、そのトーンがそのまま奈落の不気味さになっている。

この作品が単なる少年漫画的なバトル・ロードムービーではないのは、「どこにも属せない」という痛みをキャラクターたちが引きずったまま旅を続けるからだと思う。四魂の玉が集まれば何かが解決するわけではなく、それぞれの「居場所のなさ」をどう引き受けるかが本当の主題に見えてくる。長い話数をかけてじっくり積み上げられるその重さが、犬夜叉という作品の芯にある。

特に刺さったシーン

序盤、かごめが現代と戦国時代を行き来しながら、どちらの自分が「本当の自分」なのか分からなくなっていく描写が好きだった。学校の日常と、井戸を抜けた先の世界のコントラストが単なるギャップ萌えに終わらないのは、かごめが両方の場所で「浮いている」感覚を持っているから。ゆきのさつきがその揺れを声に乗せる精度が高くて、「現代に戻ってほっとしている」のか「戦国時代に引き戻されたい」のか、セリフじゃない部分で伝えてくる。

中盤、珊瑚が限界を超えた場面で桑島法子の声が静かに割れる瞬間があって、そこで思わず手が止まった。怒鳴るのではなく、静けさの中でひびが入る演技。感情をずっと抑えてきたキャラクターが崩れるから効く——それが分かった上でもう一度見ると、それ以前の珊瑚のシーンが全部変わって見えた。

煉骨役の杉田智和は登場場面が限られているぶん、ひとたびセリフが来ると空気が一変する。軽口のように見せながら底が読めない芝居——あのキャラクターの「何を考えているかわからない」感は、かなりの部分が声に依存していると思う。出番の少なさを逆に活かした存在感の出し方だった。

読んで見たくなったら——『犬夜叉』はABEMAで視聴できる(無料プランあり)。

この作品が刺さる人・合わない人

刺さる人

  • 長期シリーズを腰を据えて見られる人。話数を「コスパ」で考えない人
  • 2000年代アニメの作画とテンポが許容範囲にある人
  • バトルよりもキャラクター同士の関係性の積み重ねに熱くなれる人
  • 少年漫画の定型をなぞりながら、その隙間に感情の機微が入っている作品が好きな人
  • 声優の演技で没入度が変わると感じている人(キャスト全員がはまり役だと思う)

合わない人

  • 話数の長さそのものがストレスになる人。正直、それが最大の壁
  • ラブコメの焦れったい展開が積み重なると苦しくなるタイプ
  • 作画品質に現代基準を求める人。序盤は特に厳しいかもしれない
  • 物語の収束よりも毎話の起伏を求める人。中盤の引き延ばし感は本物なので

次に見るなら

半妖の夜叉姫——犬夜叉の直系続編で、犬夜叉とかごめの娘が主人公。「親の時代に解決しきれなかったもの」を背負って旅をする構造は、本編の余韻を引きずったまま見るのに最も自然な流れ。キャストも一部続投しているので、あの声が聞けるのも普通に嬉しい。

らんま1/2——同じ高橋留美子原作で、変身・戦闘・ラブコメが混在する構造が近い。こちらは犬夜叉よりコメディ成分が強く、深刻になりすぎないバランス感が心地いい。2024年リメイク版から入るのもあり。

鋼の錬金術師 FULLMETAL ALCHEMIST——「失ったものを取り戻す旅」という構造と、主人公が自分の存在に揺れ続けるという点が重なる。話数が絞られていて、犬夜叉の長さに疲れた後の口直しにもなる。テンポが現代寄りなので見やすい。

配信・視聴情報

サービス配信月額無料期間作品数
ABEMAプレミアムイチオシ¥680〜(税込)無料あり1,000+
Amazonプライムビデオ×¥600(税込)30日間1,700+
クランクイン!ビデオ穴場×¥990〜(税込)最大1ヶ月7,000+
dアニメストア×¥660(税込)31日間7,200+
U-NEXT¥2,189(税込)31日間6,000+
DMM TV¥550(税込)14日間6,300+
Netflix×¥890〜(税込)なし1,600+
Hulu¥1,026(税込)なし2,900+
Disney+×¥1,250〜(税込)なし500+
『犬夜叉』はABEMA・U-NEXT・DMM TV・Huluの4サービスで視聴可能です。主要な動画配信サービスに揃って対応しているため、すでに契約中のサービスからすぐに楽しめます。167話にわたる全エピソードをじっくり追いたい方も、お気に入りのプラットフォームでまとめて視聴できる環境が整っています。

よくある質問

Q. 犬夜叉はどこで見られますか?
A. ABEMA・U-NEXT・DMM TV・Huluで視聴できます。各サービスの無料トライアルを活用すれば、まとめて無料で視聴できる場合もあります。
Q. 犬夜叉は全部で何話ありますか?
A. TVアニメ本編は全167話です。2000年から2004年にかけて放送されました。続編にあたる『犬夜叉 完結編』(全26話)もあわせて視聴することで、物語の結末まで楽しめます。
Q. 犬夜叉を初めて見るならどこから見ればいいですか?
A. 第1話からの視聴をおすすめします。世界観・キャラクター・四魂の玉の背景が序盤で丁寧に描かれるため、途中からでは人間関係や設定が把握しにくくなります。
Q. 子どもでも楽しめますか?
A. 小学校高学年以上であれば十分楽しめる内容です。バトルシーンや妖怪描写など一部怖い場面もありますが、ギャグやラブコメ要素も多く、家族で一緒に視聴している方も多い作品です。

まとめ

『犬夜叉』はABEMA・U-NEXT・DMM TV・Huluの4サービスで視聴可能です。主要な動画配信サービスに揃って対応しているため、すでに契約中のサービスからすぐに楽しめます。167話にわたる全エピソードをじっくり追いたい方も、お気に入りのプラットフォームでまとめて視聴できる環境が整っています。

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この記事を書いた人

アニメの配信先を毎回調べているうちに、「もう自分でまとめた方が早いな」と思ってaniholicを始めました。アニメから入って、今はかなり声優ファン寄りです。Abema、dアニメ、Prime Video、Huluあたりを普段使っています。掲載情報は、できるだけ公式サイトを確認してから掲載しています。
ちなみに「aniholic」を深夜テンションで「アニ☆ホリ」と略したのですが、まさか昼に見た時こんなに恥ずかしいとは思いませんでした。今のところ修正予定はありません。

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