マギ シンドバッドの冒険 OVA

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2014マギ シンドバッドの冒険 OVA

マギ シンドバッドの冒険 OVA

★ 3.8 / 5.0アクション冒険コメディファンタジー
放送年2014年
フォーマットOVA
話数5話
原作漫画
制作Lay-duce

シンドバッドの冒険は、本編の30年前を舞台としている。若き日のシンドバッドが王になるまでの道のりと、数々の冒険を描く物語である。彼が直面する試練や出会いを通じて、やがて伝説の王へと成長していく姿が描かれる。

目次

作品概要・あらすじ

あらすじ

物語の舞台は『マギ』本編からさかのぼること約30年前。後に七海連合を築き、伝説の王と称される少年シンドバッドの若き日々が描かれます。貧しくも心優しい少年だった彼は、ある出来事をきっかけに世界へと飛び出し、いくつもの試練と出会いを重ねていきます。ダンジョン攻略、仲間との絆、そして大国の思惑——。数々の冒険を通じて、シンドバッドがいかにして「王の器」へと成長していったのか、その原点が明らかになる前日譚です。本編ファンはもちろん、初めて触れる人でも楽しめる冒険譚となっています。

みどころ・魅力

① 伝説の王・シンドバッドの“はじまり”が描かれる前日譚

『マギ』本編では完成された大人物として登場するシンドバッド。その彼が、まだ何者でもなかった少年時代からどんな選択を重ねてきたのかが描かれます。本編を知る人ほど「あの王にもこんな時代があったのか」と胸が熱くなる、原点回帰の物語です。

② アクションと冒険が詰まったスピード感ある展開

ダンジョン攻略や強敵との対峙など、ファンタジーらしい冒険要素が凝縮されています。OVAならではのテンポの良さで、シンドバッドの機転と度胸が光るバトル・駆け引きを一気に楽しめるのも魅力です。

③ 本編未読でも入りやすい独立したストーリー

本編より前の時代を描いているため、『マギ』を知らなくても物語に入り込めます。コメディ要素も交えた軽快な空気感で、これから『マギ』の世界に触れたい人の入口としても最適な一作です。

キャスト・声優一覧

シンドバッド
シンドバッド
メイン
›
小野大輔
ドラコーン
ドラコーン
メイン
›
杉田智和
ブァレフォール
ブァレフォール
サブ
›
山口勝平
ファーラン
ファーラン
サブ
›
小林ゆう
ユナン
ユナン
サブ
›
石田彰
ヴィッテル
ヴィッテル
サブ
›
斉藤壮馬
ヒナホホ
ヒナホホ
サブ
›
藤原啓治
セレンディーネ
セレンディーネ
サブ
›
茅野愛衣
ジャーファル
ジャーファル
サブ
›
櫻井孝宏
ナレーター
ナレーター
サブ
›
中井和哉
バアル
バアル
サブ
›
東地宏樹
バルバロッサ
バルバロッサ
サブ
›
子安武人

関連作品

アニメ

書籍

トレーラー・MV

▲ 公式トレーラー(公式YouTube)

感想・評価

最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ

マギのスピンオフがOVAで出ると聞いたとき、正直、本編の途中で寄り道していいものか迷った。シンドバッドという男は本編だともう完成された大人として、胡散臭いくらいの余裕をまとって出てくる。その若い頃を先に見てしまうと、本編で初めて彼に会ったときの「何者なんだこの色男は」という独特の警戒心が、きれいに削げ落ちてしまう気がしたからだ。実際、最初に見たときは「どこに位置する話なんだ」と少し混乱した。本編より三十年前、と言われても土地勘がない。ところが二度目、本編をひと通り見終えてから見直すと、まるで温度が違う。完成形を知っているからこそ、まだ何も背負っていない少年の危うさが沁みる。前日譚であり、同時に答え合わせでもある一本だった。

「最初から持っている側」の主人公が、なぜ孤独に見えるのか

このOVAを見ていてずっと引っかかっていたのは、シンドバッドという主人公の異質さだ。冒険ものの主人公はたいてい「持っていない側」から始まる。力もなく、後ろ盾もなく、けれど諦めない——その積み上げに僕らは感情移入する。ところがシンドバッドは逆だ。才能も、人を惹きつける魅力も、そして物語的に決定的な「運」まで、最初から手の中にある。迷宮に選ばれ、王の器と呼ばれ、出会う人間が次々と彼に賭けていく。普通ならチートで鼻につくはずのこの設定が、不思議と嫌味にならない。理由は、この作品がその「持っている」状態を祝福ではなく、ある種の引力として描いているからだと思う。

魅力というのは、本人が望もうが望むまいが人を巻き込む。少年のシンドバッドは、笑って手を差し伸べるだけで、相手の人生をまるごと自分の航路に巻き込んでしまう。そこに無自覚な残酷さがある。これは単なる立身出世のサクセスストーリーではなく、「選ばれてしまった人間が、選んだ責任をいつ自覚するか」という話なんだと、二度目でようやく腑に落ちた。本編のシンドバッドがあれだけの重さと胡散臭さを背負っているのは、ここで手に入れたものの代金を、ずっと払い続けているからだ。若き日の彼が眩しければ眩しいほど、その先に待っている孤独の輪郭が逆算で見えてくる。短いOVAなのに、見終わったあとに残るのは爽快感より、少しだけ苦い予感のほうだった。

特に刺さったシーン

序盤、まだ何者でもない少年が初めて自分の力を試される展開。小野大輔の声が、まだ王の風格をまとう前の、剥き出しの若さで鳴っているのが良かった。本編の余裕たっぷりの低音を知っているぶん、ここでの声の軽さがかえって効く。「ああ、ここから始まったのか」と思わず姿勢を正した。彼を導く存在として石田彰のユナンが絡んでくると、画面の温度が一段変わる。あの飄々とした、けれどどこか底の見えない声質は、運命を語る役にこれ以上ないハマり方をしている。終盤の試練の場面では、子安武人のバルバロッサが放つ威圧と、杉田智和のドラコーンの存在感が物語をぐっと締めて、短い尺に詰め込まれた濃度を支えていた。そして要所で利いてくる櫻井孝宏のジャーファル。この男が後にどういう顔で隣に立つかを知っていると、ちょっとした台詞ひとつが伏線に見えてくる。

読んで見たくなったら——『マギ シンドバッドの冒険 OVA』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。

この作品が刺さる人・合わない人

刺さる人

  • マギ本編を見終えて、シンドバッドという男の出来上がり方を知りたくなった人
  • 立身出世そのものより、その裏にある代償や孤独に目がいくタイプの人
  • 声優の演技で、同じキャラの「若い頃」と「完成形」の差を聴き分けたい人

合わない人

  • マギ本編を未見で、時系列の前提なしにこのOVAから入ろうとしている人(混乱しやすい)
  • 主人公が最初から有能なのが受け付けない、下剋上の積み上げを求める人
  • OVAならではの駆け足な情報量を、説明不足と感じてしまう人

次に見るなら

まず順当にマギ シンドバッドの冒険のTVシリーズ。このOVAで掴んだ少年期の輪郭を、腰を据えて追える。OVAで物足りなかった人ほど効く。次に本丸のマギ本編。三十年後の完成したシンドバッドに再会すると、若き日の眩しさが伏線だったとわかって二度おいしい。王の器という枠を外して「国を背負う物語」が見たいならアルスラーン戦記。持って生まれた者が王になる重さを、別の角度からじっくり描いている。

配信・視聴情報

サービス配信月額無料期間作品数
ABEMAプレミアムイチオシ×¥680〜(税込)無料あり1,000+
Amazonプライムビデオ×¥600(税込)30日間1,700+
クランクイン!ビデオ穴場×¥990〜(税込)最大1ヶ月7,000+
dアニメストア¥660(税込)31日間7,200+
U-NEXT¥2,189(税込)31日間6,000+
DMM TV×¥550(税込)14日間6,300+
Netflix×¥890〜(税込)なし1,600+
Hulu¥1,026(税込)なし2,900+
Disney+×¥1,250〜(税込)なし500+

『マギ シンドバッドの冒険 OVA』は、dアニメストア、U-NEXT、Huluで視聴できます。アニメに特化したdアニメストアをはじめ、幅広い作品を扱うU-NEXTやHuluでも配信されているため、ご自身が普段使っているサービスで気軽に楽しめます。視聴環境に合わせて、見やすいサービスを選んでみてください。

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よくある質問

Q. 『マギ シンドバッドの冒険 OVA』はどこで配信されていますか?
A. dアニメストア、U-NEXT、Huluの3サービスで視聴できます。それぞれ無料お試し期間が用意されている場合もあるので、初めての方はまずお試しから始めるのがおすすめです。
Q. 『マギ』本編を見ていなくても楽しめますか?
A. はい、楽しめます。本作は本編より約30年前を描いた前日譚で、シンドバッドの少年時代が中心です。独立した冒険譚として描かれているため、『マギ』未読・未視聴の方でも問題なく入り込めます。
Q. どんなジャンルの作品ですか?
A. アクション・冒険・コメディ・ファンタジーの要素を併せ持つ作品です。ダンジョン攻略や強敵とのバトルといった王道の冒険展開に、軽快なコメディも交えられており、テンポよく楽しめる内容になっています。
Q. いつ公開された作品ですか?
A. 2014年に公開されたOVA作品です。シンドバッドの若き日の冒険を描いた物語で、後に展開される『マギ』の世界をより深く知るうえでも見逃せない一作となっています。

まとめ

『マギ シンドバッドの冒険 OVA』は、dアニメストア、U-NEXT、Huluで視聴できます。アニメに特化したdアニメストアをはじめ、幅広い作品を扱うU-NEXTやHuluでも配信されているため、ご自身が普段使っているサービスで気軽に楽しめます。視聴環境に合わせて、見やすいサービスを選んでみてください。

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この記事を書いた人

アニメの配信先を毎回調べているうちに、「もう自分でまとめた方が早いな」と思ってaniholicを始めました。アニメから入って、今はかなり声優ファン寄りです。Abema、dアニメ、Prime Video、Huluあたりを普段使っています。掲載情報は、できるだけ公式サイトを確認してから掲載しています。
ちなみに「aniholic」を深夜テンションで「アニ☆ホリ」と略したのですが、まさか昼に見た時こんなに恥ずかしいとは思いませんでした。今のところ修正予定はありません。

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