干物妹!うまるちゃん

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2015干物妹!うまるちゃん

干物妹!うまるちゃん

★ 3.4 / 5.0コメディ日常系
放送年2015年
フォーマットTVアニメ
話数12話
原作漫画
制作Doga Kobo

優麻は16歳の美少女で、兄の大平と暮らしている。学校では完璧で、皆から慕われている。しかし家では秘密の顔を持つ。寝たり、ゲームをしたり、テレビを見たり、ジャンクフードを食べたりするばかり。家事は全て兄に任せてしまっている。

目次

作品概要・あらすじ

あらすじ

桜ヶ丘優麻(うまる)は、誰もが羨む16歳の美少女。学校では成績優秀・運動万能・容姿端麗と、まさに完璧な存在として同級生から慕われている。しかしその実態は——ひとたび家の玄関をくぐれば、ハムスターのコスチュームに包まり、ゲーム・マンガ・アニメ・ジャンクフードをひたすら貪る”干物妹”へと豹変する。家事はすべて兄・大平タイヘイ任せ。二面性が激しすぎる妹と、それに振り回されながらも甘やかしてしまう兄の、笑いあふれる同居生活が幕を開ける。

みどころ・魅力

① 内外の落差が生む笑いの爆発力

学校での「完璧美少女」と家での「だらけ切った干物」という極端すぎる二面性が、作品最大のギャグエンジン。コスチューム姿でゲームに熱中したり兄にわがままを言ったりするうまるの姿は、外での姿を知っているだけに笑いのギャップが段違い。視聴者はすぐにこの”秘密”の共犯者になれる。

② 兄妹の関係性が織りなす温かさ

タイヘイはうまるのわがままに振り回されながらも、根本では妹をしっかり受け止めている。説教や衝突より「しょうがないな」という包容力が軸にあるため、見ていて不思議と心地よい。喧嘩してもさりげなく仲直りする場面など、兄妹の絆がほっこりと描かれている点が日常系として秀逸。

③ うまるを取り巻く個性的なキャラクター陣

うまるの親友・海老名きりえ、天真爛漫な田沢シルフィンフォード、純粋無垢な土間ともこなど、うまるの「外の顔」「干物の顔」それぞれに絡む個性派キャラが勢揃い。人間関係が広がるにつれてコメディの幅も広がり、飽きさせない展開が続く。キャラクターの掛け合いだけで十分楽しめる。

キャスト・声優一覧

土間うまる
土間うまる
メイン
田中あいみ
土間タイヘイ
土間タイヘイ
メイン
野島健児
海老名寧々
海老名寧々
サブ
浅野真澄
海老名菜々
海老名菜々
サブ
影山灯
本場切絵
本場切絵
サブ
白石晴香
橘・シルフィンフォード
橘・シルフィンフォード
サブ
古川由利奈
本場猛
本場猛
サブ
安元洋貴
金剛叶
金剛叶
サブ
小清水亜美
橘アレックス
橘アレックス
サブ
柿原徹也
海老名父
海老名父
前田弘喜

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スタッフ

監督太田雅彦
シリーズ構成あおしまたかし
キャラクターデザイン高野綾
音楽三澤康広
美術監督池之上由紀
音響監督蝦名恭範
OP田中あいみ「かくしん的☆めたまるふぉ~ぜっ!」
ED田中あいみ「ひだまりデイズ」

関連作品

アニメ

書籍

トレーラー・MV

▲ 公式トレーラー(公式YouTube)

OP・ED

OP

ED

感想・評価

最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ

うまるちゃんみたいな妹はいらない、というのが正直なところで、最初はそのつもりで見ていた。「外では完璧、家ではだらしない」という設定は聞いた瞬間に「あーはいはい」となるやつで、実際かなり長い間、視聴を後回しにしていた。

見始めたのは深夜の勢いで、「3話だけ」のつもりがそのまま続いた。そこで気づいたのは、この作品はうまるを笑う話ではなくて、兄の土間タイヘイを通して見る話だということだ。野島健児の声が思ったよりずっとフラットで、それが「疲れた社会人が妹のわがままを受け流している」という状況に妙な説得力を持たせていた。怒りすぎず、諦めすぎず、あのトーンがなかったらこの話は成立しない。

2回目に見たとき、うまるのリアクションよりタイヘイの表情の変化を追っていた。見方がだいぶ変わった。

兄が妹のわがままを許すのは、そこでしか兄に戻れないからだ

うまるちゃんを「怠惰な妹コメディ」として片付けるのは簡単で、実際それで十分楽しめる作品でもある。でも何話か見ていると、この話が本当に描こうとしているのは「家という場所の機能」みたいなものだと思えてくる。

タイヘイは毎日くたびれて帰ってくる社会人で、うまるは学校では誰からも好かれる隙のない人間として振る舞っている。ふたりが玄関をくぐった瞬間だけ、それぞれが別の顔になれる。うまるは小さくなってコーラとポテチと漫画の塊になり、タイヘイは苦笑いしながら飯を作る兄になる。

この構図を「うまるがわがまま」という視点だけで見ると、タイヘイが気の毒な話になる。でもそうじゃなくて、タイヘイにとってもあの家でうまるの相手をしている時間が、社会人モードから降りられる唯一の時間なんだと気づいたとき、見え方がだいぶ変わった。うまるのわがままはそれ自体が目的じゃなくて、「完璧じゃなくていい空間」を作るための装置として機能している。

海老名寧々(浅野真澄)が外では気弱で、うまるの前でだけ素が出てくる描写も同じ文脈にある。あのキャラクターは浅野真澄の「一見おとなしいけど芯がある」声質と合っていて、寧々が笑うシーンで声の質感が少し変わる。「ここでしか言えないことが言える関係」というのが、この作品の本当のテーマだと思う。

金剛叶(小清水亜美)のライバルキャラとしての立ち位置も、「うまるを外の完璧さで挑発する存在」として機能していて、内と外の対比を際立たせる役割を担っている。小清水亜美の芯の強い声は、叶の「絶対に負けたくない感」をきれいに体現していた。出演249本という経歴が伊達ではなく、セリフの少ないシーンでも存在感を置いていく。

コメディの外皮をかぶっているけれど、中身は「帰れる場所の話」だ。それだけのことを、日常系という形式でやりきっている。

特に刺さったシーン

うまるとタイヘイが休日に並んでゲームをしている描写が、意外と好きだった。うまるが勝って無駄にはしゃぎ、タイヘイが諦め顔で負けを認める、あの数分のやりとり。特別なことは何も起きないし、感動もないし、オチも薄い。でもそれが妙にリアルで、「ああこういう時間がある家ってあるな」と思った。

野島健児のタイヘイは、怒るときも呆れるときも一枚クッションがかかったような声で、それが「本気では怒っていないけど言わないといけない兄」の感じを出していた。うまるが泣いたり甘えたりするシーンで、そのトーンがわずかに変わる瞬間がある。ここが2回目に気づいた部分で、タイヘイの「しょうがない」が「許している」に変わる境界線として機能している。言葉では説明しない芝居で、それが成立しているのが地味にすごい。

安元洋貴の本場猛は、登場するたびにテンションが上がりすぎていて、それが周囲のフラットなトーンと対比になって場面を持たせていた。声優と夜あそびのMCとしても知られる人だけあって、場のリズムを作るのが巧い。ああいう役は「やりすぎ」と「ちょうどいい」の境界が難しいのに、ちゃんとコメディとして着地させていた。

読んで見たくなったら——『干物妹!うまるちゃん』はABEMAで視聴できる(無料プランあり)。

この作品が刺さる人・合わない人

刺さる人

  • 「帰れる場所」という概念に敏感な人、実家が遠い人
  • 兄妹がいて、そのめんどくさい関係性に懐かしさを感じる人
  • 日常系が好きで、何も起きなくても画面を眺めていられる人
  • 声優の細かいトーン変化を楽しめる人

合わない人

  • うまるのわがままをキャラとして受け入れられない人(笑えないと30分がきつい)
  • ストーリーの起伏や感情の高まりを求める人
  • 「甘やかしている兄がそもそも問題では」という目線で見てしまう人
  • 1話で好きになれないと合わないタイプの作品。3話まで見て変わらなければ、たぶん向いていない

次に見るなら

ご注文はうさぎですか?
日常系の中でも空気感が近い。特に何かが起きるわけでもなく、キャラの関係性を眺めているだけで時間が経つタイプの作品。うまるちゃんのゆったりしたリズムが合った人には自然につながる。

私に天使が舞い降りた!
「ある場所でだけ本当の顔が出る」という構図が近い。うまるの「家の顔」に共感した人ほど刺さる角度がある。こちらのほうが感情の振れ幅は大きい。

ヲタクに恋は難しい
オタク趣味を隠す・隠さないという話として地続きで見られる。うまるの「外と内の使い分け」を大人の文脈で描いたバージョンとして機能する。コメディの皮をかぶった関係性の話、という意味でも近い。

配信・視聴情報

サービス配信月額無料期間作品数
ABEMAプレミアムイチオシ¥680〜(税込)無料あり1,000+
Amazonプライムビデオ×¥600(税込)30日間1,700+
クランクイン!ビデオ穴場×¥990〜(税込)最大1ヶ月7,000+
dアニメストア¥660(税込)31日間7,200+
U-NEXT¥2,189(税込)31日間6,000+
DMM TV¥550(税込)14日間6,300+
Netflix×¥890〜(税込)なし1,600+
Hulu×¥1,026(税込)なし2,900+
Disney+×¥1,250〜(税込)なし500+

『干物妹!うまるちゃん』は現在、ABEMA・dアニメストア・U-NEXT・DMM TVで視聴可能です。サブスクリプションを活用すれば手軽に全話視聴できるため、気軽に視聴を始められる環境が整っています。まずは1話から、うまるの”二面性”をぜひ体感してみてください。

よくある質問

Q. 干物妹!うまるちゃんはどこで見られますか?
A. ABEMA・dアニメストア・U-NEXT・DMM TVで配信中です。各サービスの無料期間を利用すれば、お得に全話視聴することができます。
Q. 何話構成ですか?続編はありますか?
A. 第1期は全12話(2015年放送)。好評を受けて2017年に第2期『干物妹!うまるちゃんR』が放送されています。まずは第1期から順に楽しむのがおすすめです。
Q. どんな人におすすめですか?
A. 日常系コメディが好きな方や、気軽に笑えるアニメを探している方にぴったりです。ゲームやアニメが好きな人は、うまるの”オタクあるある”にも共感できて二倍楽しめます。
Q. 原作マンガとの違いはありますか?
A. 原作は『週刊ヤングジャンプ』連載のマンガで、アニメはその内容を忠実にアニメ化しています。アニメから入っても違和感なく楽しめるため、どちらから始めても問題ありません。

まとめ

『干物妹!うまるちゃん』は現在、ABEMA・dアニメストア・U-NEXT・DMM TVで視聴可能です。サブスクリプションを活用すれば手軽に全話視聴できるため、気軽に視聴を始められる環境が整っています。まずは1話から、うまるの”二面性”をぜひ体感してみてください。

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この記事を書いた人

アニメの配信先を毎回調べているうちに、「もう自分でまとめた方が早いな」と思ってaniholicを始めました。アニメから入って、今はかなり声優ファン寄りです。Abema、dアニメ、Prime Video、Huluあたりを普段使っています。掲載情報は、できるだけ公式サイトを確認してから掲載しています。
ちなみに「aniholic」を深夜テンションで「アニ☆ホリ」と略したのですが、まさか昼に見た時こんなに恥ずかしいとは思いませんでした。今のところ修正予定はありません。

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