犬夜叉 鏡の中の夢幻城

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2002犬夜叉 鏡の中の夢幻城

犬夜叉 鏡の中の夢幻城

★ 3.7 / 5.0アクション冒険ドラマファンタジーラブコメ
放送年2002年
フォーマット劇場版
話数1話
原作漫画
制作Sunrise

犬夜叉たちはついにナラクを倒した。その後、それぞれの道を歩み始める。珊瑚は弟の琥珀を探しに、弥勒は故郷に戻り、犬夜叉と篭もっとかごめと七宝は残りの四魂の玉を集めに向かう。しかし平和は長く続かない。その後、満月が昇り、毎晩昇り続け、危険をもたらす。

目次

作品概要・あらすじ

あらすじ

犬夜叉やかごめたちは、四魂の玉のかけらをめぐる旅を続けていた。そんなある日、毎晩のように満月が昇り続けるという異変が起こる。やがて天界の妖艶な女・かぐやが封印を解かれて復活し、世界の時を止めて永遠を手に入れようと動き出す。かぐやがもたらす「鏡の中の夢幻城」の力は、犬夜叉たちをも少しずつ蝕んでいく。仲間たちの絆と、かごめへの想いを胸に、犬夜叉は止まりゆく世界を救うべく立ち向かう。シリーズ屈指のロマンスとアクションが融合した劇場版第2作。

みどころ・魅力

① 劇場版ならではのスケール感あるバトル

天界の力を操るかぐやとの戦いは、TVシリーズを超えるダイナミックな作画と演出で描かれる。鉄砕牙の新たな技や、満月の下で繰り広げられる空中戦など、劇場版だからこそ実現したド迫力のアクションシーンが連続し、ファンを存分に楽しませてくれる。

② 犬夜叉とかごめのロマンス

本作は二人の距離が大きく動く一作としても知られる。永遠を司るかぐやの力が、犬夜叉の心の奥にある想いをあぶり出していく。シリーズを追ってきた人ほど胸が高鳴る、ロマンティックなクライマックスが用意されている点も大きな魅力だ。

③ オリジナル敵キャラ・かぐやの存在感

劇場版限定の敵として登場するかぐやは、妖艶さと冷酷さを併せ持つ強敵。「時を止める」という壮大な目的が物語に独特の緊張感を与え、犬夜叉一行が総力を結集して挑む構図が、作品全体を引き締めている。

キャスト・声優一覧

日暮かごめ
日暮かごめ
メイン
ゆきのさつき
かぐや
かぐや
メイン
美枝子 原田
奈落
奈落
メイン
森川智之
犬夜叉
犬夜叉
メイン
山口勝平
桔梗
桔梗
サブ
日高のり子
七宝
七宝
サブ
渡辺久美子
琥珀
琥珀
サブ
矢島晶子
珊瑚
珊瑚
サブ
桑島法子
弥勒
弥勒
サブ
辻谷耕史
絵理
絵理
サブ
増田ゆき
宝条
宝条
サブ
うえだゆうじ
神楽
神楽
サブ
Izumi Ôgami

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スタッフ

監督篠原俊哉
キャラクターデザイン本橋秀之
音楽和田薫
音響監督鶴岡陽太
EDエヴリ・リトル・シング「Yura Yura」

関連作品

アニメ

トレーラー・MV

▲ 公式トレーラー(公式YouTube)

OP・ED

ED

感想・評価

最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ

「鏡の中の夢幻城」というタイトルがまず雅で、それだけで再生ボタンを押してしまった。白状すると本編は途中で止まったままで、四魂の玉がどこまで集まったのかも怪しい。だから最初は、置いてけぼりにされる覚悟で見始めた。ところが冒頭、ナラクを倒したあとに仲間それぞれが散っていく静かな時間を見せられて、あ、これは全部追ってなくても刺さるやつだ、と姿勢を正した。2002年の劇場版とは思えないほど、昇り続ける満月の塗りが冷たくて綺麗で。低い熱で見始めたのに、気づけば画面に近づいていた。

永遠の命を差し出されて、それでも「終わる時間」を選ぶ話

満月が昇り続け、夜が明けなくなる——この映画が仕掛けてくるのは、要するに「時間を止める」誘惑だ。敵が差し出すのは永遠で、しかもそれは恐怖ではなく甘い手触りでやってくる。終わらない夜、老いない体、失われない関係。言葉にすると、わりと多くの人間が一度は欲しがるものばかりだ。
でもこの作品が面白いのは、それを単なる悪の野望として切り捨てないところだと思う。犬夜叉はそもそも半妖で、人間として死ぬか妖怪として永らえるか、というテーマを最初から背負っている。だから「永遠」を突きつけられたとき、彼が一番揺れる立場にいる。完全な妖になれば強い、けれど自分でなくなる。その綱引きを、山口勝平の声が乱暴さと頼りなさの両方で受け止めていて、強がりの裏の幼さが何度も漏れる。
かごめが繋ぎ止める側にいるのも効いている。彼女が差し出すのは永遠じゃなく、ただ「今この時間を一緒に過ごす」という、ひどく頼りない約束だ。ゆきのさつきの芝居は、それを説教にせず体温で言い切る。しかもかごめが本来属しているのは、宝条(うえだゆうじ)みたいな“普通”が普通に流れていく現代の方で、その何でもなさが「終わる時間」の価値をそっと裏打ちする。止まった時間の中で唯一動き続けようとする二人、という構図そのものが、この映画のテーマだった。永遠より、終わるものの方が尊い——ベタだけど、満月の下でやられると効く。

特に刺さったシーン

終盤、犬夜叉が自分を失いかけて、それをかごめが必死に引き戻そうとする場面。あそこで二人の距離がぐっと近づく瞬間があって、初見のときは思わず息を止めた。戦闘の派手さじゃなく、触れるか触れないかの距離で時間が止まる演出に、この映画の本気が出ている。山口勝平ゆきのさつきの、言葉にならない部分を吐息で埋める芝居がとにかく良くて、2回目はそこだけ巻き戻した。
あと地味に効くのが、序盤に影を落とすナラクの存在感だ。倒したはずの相手の気配が、満月の異変の根っこにちらつく。森川智之の低くて湿った声は、ほんの少し出るだけで画面の温度を下げる。珊瑚や弥勒が背中を預け合う短いやり取りも、桑島法子の芯のある声のおかげで、賑やかしじゃなく「ちゃんと生きてる仲間」に見えた。

読んで見たくなったら——『犬夜叉 鏡の中の夢幻城』はU-NEXTで視聴できる(31日間無料)。

この作品が刺さる人・合わない人

刺さる人

  • 犬夜叉とかごめの、もどかしい距離感が好きな人
  • 永遠・時間停止みたいなSF的な誘惑を、ファンタジーの絵で描く話に弱い人
  • 本編が途中でも、雰囲気と作画で乗れるタイプの人
  • 冷たく美しい満月の作画を、大きなスクリーンで浴びたい人

合わない人

  • 四魂の玉や人間関係の前提を、最初からきっちり把握してから見たい人
  • ラブコメ寄りの照れくささが苦手な人
  • 90分で決着するぶん、敵の掘り下げが浅いと感じてしまう人

次に見るなら

まず迷わず犬夜叉 時代を越える想い。同じ顔ぶれの劇場一作目で、こちらは戦国の大物妖怪が相手。映画から入った人が本編に戻る前のクッションにちょうどいい。
戦国の山と妖(あやかし)の気配にやられたならもののけ姫。人でも獣でもない立ち位置のキャラが、自然と人間の境界で揺れる構図は、半妖の犬夜叉と地続きだ。
そして今作の「永遠と時間」のモチーフが気に入ったならかぐや姫の物語。限りある命だからこその美しさ、という裏返しのテーマを、まったく違う絵の質感でやり切っている。

配信・視聴情報

サービス配信月額無料期間作品数
ABEMAプレミアムイチオシ×¥680〜(税込)無料あり1,000+
Amazonプライムビデオ×¥600(税込)30日間1,700+
クランクイン!ビデオ穴場×¥990〜(税込)最大1ヶ月7,000+
dアニメストア×¥660(税込)31日間7,200+
U-NEXT¥2,189(税込)31日間6,000+
DMM TV¥550(税込)14日間6,300+
Netflix×¥890〜(税込)なし1,600+
Hulu¥1,026(税込)なし2,900+
Disney+×¥1,250〜(税込)なし500+
『犬夜叉 鏡の中の夢幻城』は、U-NEXT、DMM TV、Huluの3つの動画配信サービスで視聴できます。いずれも犬夜叉シリーズを幅広く取り扱っているため、劇場版とあわせてTVシリーズを一気に楽しみたい方にもおすすめです。配信状況は変更される場合があるため、視聴前に各サービスの最新情報を確認しておくと安心でしょう。

よくある質問

Q. 『犬夜叉 鏡の中の夢幻城』はどこで配信されていますか?
A. 2026年時点で、U-NEXT、DMM TV、Huluの3サービスで視聴できます。いずれも犬夜叉シリーズを多数配信しているため、まとめて楽しみたい方にもおすすめです。
Q. TVシリーズを観ていなくても楽しめますか?
A. 劇場版オリジナルの物語なので単体でも楽しめますが、キャラクターの関係性を知っているとロマンスやバトルの感動が一層深まります。可能であればTVシリーズを観てからの鑑賞がおすすめです。
Q. 上映時間はどのくらいですか?
A. 約100分の長編で、劇場版らしいスケールの大きなストーリーが一本にまとまっています。アクションとドラマのバランスがよく、最後まで飽きずに楽しめる構成です。
Q. 犬夜叉の劇場版シリーズの中での位置づけは?
A. 本作は劇場版第2作にあたります。犬夜叉とかごめのロマンスが大きく動く回として人気が高く、シリーズファンから特に支持されている一作です。

まとめ

『犬夜叉 鏡の中の夢幻城』は、U-NEXT、DMM TV、Huluの3つの動画配信サービスで視聴できます。いずれも犬夜叉シリーズを幅広く取り扱っているため、劇場版とあわせてTVシリーズを一気に楽しみたい方にもおすすめです。配信状況は変更される場合があるため、視聴前に各サービスの最新情報を確認しておくと安心でしょう。

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この記事を書いた人

アニメの配信先を毎回調べているうちに、「もう自分でまとめた方が早いな」と思ってaniholicを始めました。アニメから入って、今はかなり声優ファン寄りです。Abema、dアニメ、Prime Video、Huluあたりを普段使っています。掲載情報は、できるだけ公式サイトを確認してから掲載しています。
ちなみに「aniholic」を深夜テンションで「アニ☆ホリ」と略したのですが、まさか昼に見た時こんなに恥ずかしいとは思いませんでした。今のところ修正予定はありません。

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