インフィニット・デンドログラム

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2020インフィニット・デンドログラム

インフィニット・デンドログラム

★ 3.0 / 5.0アクション冒険ファンタジー
放送年2020年
フォーマットTVアニメ
話数13話
原作ライトノベル
制作NAZ

2043年、完全ダイブ型VRMMOの最高峰「インフィニット・デンドログラム」がリリースされた。五感の完全シミュレーションと無限の可能性を備えた世界だ。2年後、大学進学を控えた椋鳥レイジがようやくゲームを購入し、プレイを開始する。

目次

作品概要・あらすじ

あらすじ

2043年、五感を完全にシミュレートし無限の可能性を秘めた完全ダイブ型VRMMO「インフィニット・デンドログラム」がリリースされた。それから2年後、大学進学を機に上京した椋鳥レイジは、念願のゲームをようやく起動する。初心者ながらも希少な「エンブリオ」と呼ばれる相棒と共に広大な世界へと踏み出したレイジは、個性豊かなプレイヤーやNPCたちと出会い、やがてこの世界の深淵に関わる戦いへと巻き込まれていく。

みどころ・魅力

① 個性が爆発するエンブリオシステム

本作最大の特徴が、プレイヤーひとりひとりに固有の相棒「エンブリオ」。武器型・人型・能力強化型など形態はさまざまで、持ち主の性格や行動次第で成長の方向性が変わる。自分だけのエンブリオがどう育つかというワクワク感が、物語を通じて絶えず続く。

② VRMMOでありながら「命が懸かる」緊張感

ゲーム内NPCには独自の人生・感情・死があり、プレイヤーの行動が彼らの運命を左右する。「リスポーンできるプレイヤー」と「一度きりのNPC」という非対称な関係が生む倫理的葛藤と重厚なドラマが、単なるゲーム冒険譚との差別化になっている。

③ 多彩な強者との頭脳戦・バトル

超高ランクプレイヤー「マスター」たちとの対戦は、純粋な火力勝負だけでなくエンブリオの能力を活かした戦略と機転が問われる。圧倒的格上を相手に知恵を絞る展開が多く、バトルを見ているだけで「どう勝つのか」を考えながら楽しめる構成になっている。

キャスト・声優一覧

椋鳥玲二
椋鳥玲二
メイン
›
斉藤壮馬
ネメシス
ネメシス
メイン
›
大野柚布子
エリザベート・S・アルター役
エリザベート・S・アルター役
サブ
›
内田彩
Mr.フランクリン
Mr.フランクリン
サブ
›
松岡禎丞
マリー・アドラ
マリー・アドラ
サブ
›
日笠陽子
チェルシー
チェルシー
サブ
›
内田真礼
扶桑月夜
扶桑月夜
サブ
›
ジュリエット
ジュリエット
サブ
›
桑原由気
蒼龍
蒼龍
サブ
›
宮本侑芽
シュウ・スターリング
シュウ・スターリング
サブ
›
日野聡
フィガロ
フィガロ
サブ
›
鈴村健一
ユーゴー・レセップス
ユーゴー・レセップス
サブ
›
村瀬歩

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スタッフ

監督小林智樹
シリーズ構成百瀬祐一郎
原作海道左近
原案キャラデザタイキ
キャラクターデザイン中田正彦
音楽平松建治
音響監督小泉紀介
OP悠木碧「Unbreakable」
ED内田彩「Reverb」

トレーラー・MV

▲ 公式トレーラー(公式YouTube)

OP・ED

OP

ED

感想・評価

最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ

「インフィニット・デンドログラム」というタイトルを最初に見たとき、正直5秒で忘れた。デンドログラム。系統樹のことだと後で知ったが、それでもあまり覚えやすくない。VRMMOものだと聞いて、またこのジャンルか、とちょっと腰が重かったのも本当のところだ。

それでも見始めたのは、「NPCが死んだままになる」という設定が耳に入ったから。リスポーンしない。ゲーム内の住人(ティアン)には人生があって、プレイヤーの都合で死ぬと、そのまま終わる。その一点だけで「あ、これは普通のMMOものじゃないかもしれない」と思った。

2回目を見たとき、序盤で主人公レイジが初めてエンブリオ(相棒となる存在)と出会うくだりの静けさが、1回目より沁みた。騒がしくない。日野聡さん演じるシュウ・スターリングが画面に出てくるあたりから空気が変わって、「このアニメはキャラクターの重さの付け方がちゃんとしている」と気づいた。

ゲームの中で死ぬことが、なぜ「本物」に感じられるのか

このアニメが一貫して問い続けているのは、「フィクションの中での行為に、どれだけの重さがあるか」という話だと思う。ありがちに聞こえるかもしれないが、『インフィニット・デンドログラム』のアプローチはやや異質だ。

多くのVRMMOアニメは、「ゲームなのに命がかかっている」という緊張感を演出装置として使う。デスゲーム的な設定でプレイヤーの命を縛るか、あるいは「ゲームだから何をしてもいい」プレイヤーとの対立軸を作るか。どちらにせよ、「現実」と「ゲーム」の落差を使って話を動かす。

ところがこの作品は、プレイヤー自身の命はほぼ問題にしない。それよりも、ゲーム内住人のティアンたちの命に比重を置く。彼らにはゲームオーバーがない——死んだら終わりだ。そしてそこに、プレイヤーという「何度でも生き返れる存在」が介入する。

この構図は、RPGで何百回とモブを倒してきた人間に対して静かに問いを突きつける。「あなたが気にしなかったあの死は、ちゃんと誰かの人生だった」。フィガロ役の鈴村健一さんが演じるキャラクターが体現しているのも、まさにこの点で、強さと同時に喪失の記憶を抱えた佇まいが、このテーマを台詞ではなく空気で伝えていた。

松岡禎丞さん演じるMr.フランクリンのように、ゲームの論理を極限まで利用する側のキャラクターが存在することで、「ゲームだから許される」ラインがどこにあるのかという問いが浮かび上がる。内田真礼さんのチェルシーや日笠陽子さんのマリー・アドラが絡む場面で、その問いが感情のレベルに落ちてくる。理屈より先に、胸のあたりに引っかかる。

このアニメを単純なVRMMOバトルものとして消化しようとすると、たぶんテンポの遅さが気になる。でも「ゲームの中で本物の何かが傷つく話」として見ると、その遅さが積み上げに見えてくる。タイトルの「デンドログラム」——無限に枝分かれする選択の木——が、そういう意味だったかと後から気づいた。

特に刺さったシーン

序盤、レイジが初めて本格的な戦闘に巻き込まれる場面で、自分の選択がティアンの命に直結する瞬間がある。「ゲームだから」という感覚で動いていた足が止まる、あの数秒。演出として特別派手なことはしていないのに、音楽の引き方と間の取り方で「重さ」が伝わってくる作りになっていて、2回目に見たときのほうが怖かった。

それと、フィガロが戦う場面。鈴村健一さんの声が、強さの裏にある疲労感みたいなものを乗せてくるので、バトルシーンなのに妙に切ない。「この人はずっとこれをやってきた」という時間の重さが声だけで出るのはすごい。日笠陽子さんのマリーも、コミカルなやりとりの中でふっと素が出る瞬間の声色が好きで、そこだけ何度か巻き戻した。

読んで見たくなったら——『インフィニット・デンドログラム』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。

この作品が刺さる人・合わない人

合う人

  • RPGやMMOを長くやってきて、モブやNPCの扱いに後ろめたさを感じたことがある人
  • バトルより世界観の設計や倫理的なグレーゾーンに興味がある人
  • 鈴村健一・日笠陽子・松岡禎丞の演技目当てで見られる人(声のファンなら絶対に損はしない)
  • テンポより積み上げを重視できる視聴者

合わない人

  • 毎話ちゃんと話が動くことを期待している人(中盤の溜めが長い)
  • 主人公が初期から強くないとしんどい人
  • VRMMOというだけで食傷気味になっている人(偏見が邪魔をする)
  • 1クールで綺麗にまとまることを期待している人(原作ストックに対してアニメが途中まで)

次に見るなら

ログ・ホライズン——ゲーム世界に閉じ込められた人間たちが「社会」を作っていく話で、VRMMO設定をシステム的・倫理的に深堀りする点で共鳴する。バトルよりも知恵と制度の話が好きな人に向いている。

オーバーロード——ゲーム内住人の命と感情を「本物」として扱う構図が近い。ただし視点は真逆で、圧倒的な強さを持つ側から世界を見る話。こちらもNPCとプレイヤーの境界が溶けていく。

Re:ゼロから始める異世界生活——「死に戻り」という設定を通じて、繰り返される死が他者に与える影響を問い続ける構造が似ている。ゲームではなく異世界ものだが、選択の重さとその代償というテーマで地続きに感じられる。

配信・視聴情報

サービス配信月額無料期間作品数
ABEMAプレミアムイチオシ×¥680〜(税込)無料あり1,000+
Amazonプライムビデオ×¥600(税込)30日間1,700+
クランクイン!ビデオ穴場×¥990〜(税込)最大1ヶ月7,000+
dアニメストア¥660(税込)31日間7,200+
U-NEXT¥2,189(税込)31日間6,000+
DMM TV¥550(税込)14日間6,300+
Netflix×¥890〜(税込)なし1,600+
Hulu¥1,026(税込)なし2,900+
Disney+×¥1,250〜(税込)なし500+

「インフィニット・デンドログラム」は現在、dアニメストア・U-NEXT・DMM TV・Huluの4サービスで配信中です。いずれも見放題対象のため、加入済みであればすぐに全話視聴できます。VRMMOファンタジーの世界観をじっくり楽しみたい方は、ぜひ各サービスでチェックしてみてください。

よくある質問

Q. インフィニット・デンドログラムはどこで見られますか?
A. dアニメストア・U-NEXT・DMM TV・Huluの4サービスで配信されています。いずれも見放題プランで視聴可能なため、すでに加入しているサービスからそのまま楽しめます。
Q. 何話まであるのですか?
A. TVアニメ版は全13話構成です。1クールでまとまっているため、週末に一気見するのにも向いています。原作小説はシリーズが継続しているため、続きが気になる方は書籍もおすすめです。
Q. VRMMOアニメが好きなら楽しめますか?
A. 楽しめる可能性が高いです。ゲーム内の能力・ビルド・バトル戦略といったVRMMOらしい要素に加え、NPC視点での人間ドラマも充実しており、ジャンルファンが求める要素が幅広く詰まっています。
Q. 原作を知らなくてもアニメから入れますか?
A. 問題なく楽しめます。主人公レイジがゲームを初めて起動するところから物語が始まるため、視聴者も一緒にこの世界のルールを学びながら自然に引き込まれる構成になっています。

まとめ

「インフィニット・デンドログラム」は現在、dアニメストア・U-NEXT・DMM TV・Huluの4サービスで配信中です。いずれも見放題対象のため、加入済みであればすぐに全話視聴できます。VRMMOファンタジーの世界観をじっくり楽しみたい方は、ぜひ各サービスでチェックしてみてください。

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この記事を書いた人

アニメの配信先を毎回調べているうちに、「もう自分でまとめた方が早いな」と思ってaniholicを始めました。アニメから入って、今はかなり声優ファン寄りです。Abema、dアニメ、Prime Video、Huluあたりを普段使っています。掲載情報は、できるだけ公式サイトを確認してから掲載しています。
ちなみに「aniholic」を深夜テンションで「アニ☆ホリ」と略したのですが、まさか昼に見た時こんなに恥ずかしいとは思いませんでした。今のところ修正予定はありません。

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