ゴブリンスレイヤー -GOBLIN’S CROWN-

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2020ゴブリンスレイヤー -GOBLIN'S CROWN-

ゴブリンスレイヤー -GOBLIN’S CROWN-

★ 3.5 / 5.0アクション冒険ファンタジー
放送年2020年
フォーマット劇場版
話数1話
原作ライトノベル
制作WHITE FOX

ゴブリン退治からの帰路で消えた高貴な剣士の情報を求める依頼を受けた、ゴブリン・スレイヤーと仲間たちは雪山へ向かう。小さな村が襲撃され、彼らは謎めいた礼拝堂に遭遇する。ゴブリン・スレイヤーは、ゴブリンたちの異常な行動に違和感を覚え、奪われたものを取り戻すために立ち上がる。

目次

作品概要・あらすじ

あらすじ

ゴブリン退治の帰路、高貴な剣士が行方不明になったという依頼を受けたゴブリン・スレイヤーと仲間たちは、雪深い山岳地帯へと向かう。現地では小さな村が既に襲撃を受けており、探索を進める中で謎めいた礼拝堂に辿り着く。そこで目にしたのは、これまでとは異なる統率された動きを見せるゴブリンたちの姿だった。奪われたものを取り戻すため、ゴブリン・スレイヤーは極寒の地で再び剣を手に取る。

みどころ・魅力

① 雪山という過酷な舞台が生む緊張感

TVシリーズとは一線を画す劇場版ならではのスケールで、吹雪の山岳地帯という極限環境が描かれる。視界の悪さ、逃げ場のない地形が戦闘の緊迫感をさらに高め、ゴブリン・スレイヤーの戦略的な戦い方がより際立って映える。

② 仲間たちの絆と個々の成長

女神官をはじめとするパーティメンバーそれぞれが活躍する場面が丁寧に描かれており、冒険を重ねてきた仲間たちの信頼関係が随所に滲み出る。チームとして難局に立ち向かう姿が本作の大きな見どころのひとつだ。

③ ゴブリンの「異常」に潜む脅威の深化

単なる雑魚敵とは思えないほど組織的に動くゴブリンたちの姿が、シリーズに新たな不気味さをもたらす。その背後に何があるのかという謎が物語を牽引し、ゴブリンという存在の恐ろしさを改めて浮き彫りにする。

キャスト・声優一覧

ゴブリンスレイヤー
ゴブリンスレイヤー
メイン
›
梅原裕一郎
女神官
女神官
メイン
›
小倉唯
蜥蜴僧侶
蜥蜴僧侶
サブ
›
杉田智和
ゴブリン
ゴブリン
サブ
›
鉱人道士
鉱人道士
サブ
›
中村悠一
令嬢剣士
令嬢剣士
サブ
›
上坂すみれ
受付嬢
受付嬢
サブ
›
内田真礼
牛飼娘
牛飼娘
サブ
›
井口裕香
魔女
魔女
サブ
›
日笠陽子
槍使い
槍使い
サブ
›
松岡禎丞
妖精弓手
妖精弓手
サブ
›
東山奈央

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スタッフ

監督尾崎隆晴
原作蝸牛くも
原案キャラデザ神奈月昇
キャラクターデザイン永吉隆志
美術監督甲斐政俊
EDミリ「Static」

関連作品

アニメ

書籍

トレーラー・MV

▲ 公式トレーラー(公式YouTube)

OP・ED

ED

感想・評価

最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ

TVシリーズの1話を見たときの衝撃は、今でも鮮明に覚えている。あれは「こういうアニメです」という説明を一切省いた、ほぼ宣戦布告に近い冒頭だった。以来このシリーズには「次に何をやってくるかわからない」という緊張感を持って付き合ってきた。

だから劇場版を見る前は、正直ちょっと身構えていた。また心拍数が上がる何かを食らわされるのか、と。結論から言うと、それはなかった。ゴブリンズ・クラウンは、TVシリーズで受けた傷をある程度癒したあとで見られる、仲間と雪山へ行く話だ。衝撃値ではなく、積み上げた関係性を映す鏡として機能している。

劇場という空間で見ると、序盤の雪山の描写が思ったより肌に刺さる。音響が良い箱で見ると、風の音や足音の質感がテレビとは別物になる。その意味では「体験として見る」作品として、劇場向きのつくりだと感じた。

ゴブリン・スレイヤーは、仲間がいないと何もできない

TVシリーズを通じてずっと気になっていたことがある。ゴブリン・スレイヤーというキャラクターは、ゴブリン退治に関してだけ言えば異様なほど有能だ。だが彼が有能なのは、本当に彼一人の力なのか。

この映画を見ていると、その答えが少しずつ見えてくる。雪山という慣れない環境、消えた騎士という曖昧な依頼、謎めいた礼拝堂という状況に対して、ゴブリン・スレイヤーは確かに冷静に対処していく。しかしそれは、鉱人道士(中村悠一)の膂力、蜥蜴僧侶(杉田智和)の知識と呪文、魔女(日笠陽子)の支援、妖精弓手(東山奈央)の索敵と機動力、そして槍使い(松岡禎丞)の地力があって初めて成立している。

ゴブリン・スレイヤーは「ゴブリンしか倒せない人間」ではなく、「ゴブリンを倒すためなら何でも考える人間」だ。その思考が機能するのは、実行してくれる仲間がいるからに他ならない。この映画はその構造を、ある種の極限状態を通じて丁寧に見せる。

単なる「仲間の絆」の話として消費できる内容ではない。ゴブリン・スレイヤーが言葉少なく、感情を表に出さないキャラクターだからこそ、周囲の反応を通じて彼の内面がにじみ出てくる構造になっている。中村悠一の鉱人道士が茶化すとき、東山奈央の妖精弓手が呆れるとき、それらすべてが「ゴブリン・スレイヤーという人物の輪郭」を形成している。セリフで説明されない感情を、声優陣が間とトーンで補完している映画だと思う。

雪山という閉鎖的な環境を選んだのも意図的に見える。逃げ場のない空間で、仲間なしでは文字通り動けない状況に追い込むことで、ゴブリン・スレイヤーの「強さ」がどこに由来しているかを可視化している。

特に刺さったシーン

礼拝堂に踏み込んでからの中盤が、個人的に一番密度が高かった。ゴブリンたちの動きがどこかおかしい、という違和感をゴブリン・スレイヤーが拾い上げる場面。あそこの台詞は短い。でも鎧の中でどんな顔をしているかが、なんとなく伝わってくる。

杉田智和の蜥蜴僧侶が、独特のリズムで祈りの言葉を挟むシーンが何度かある。あの独特の「間」は杉田智和でないとできない。声質が持つ重さが、場面の緊張感を底上げしている。過去の出演作の中でもかなり特殊な役どころだと思うが、そのちぐはぐさがこの作品では正解になっている。

東山奈央の妖精弓手が、雪の中で前に出る場面がある。あそこの声の張り方が良かった。普段は軽口を叩いている分、腹を据えたときのトーンの落差が効いている。「こういう人だったんだ」という気づきを声でやってくれる。

読んで見たくなったら——『ゴブリンスレイヤー -GOBLIN’S CROWN-』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。

この作品が刺さる人・合わない人

刺さる人

  • TVシリーズを見て、パーティーの関係性に愛着が生まれている人
  • 派手な戦闘より、限られた状況の中での戦術的なやり取りが好きな人
  • 声優の演技を「聴く」楽しみを持っている人。このキャスト陣は贅沢。
  • 暗いファンタジーの世界観を、長編として腰を据えて浴びたい人

合わない人・注意が必要な人

  • TVシリーズ未視聴で、いきなり見ようとしている人。キャラクターの関係性が前提になっているため、置いていかれる場面が出てくる
  • TVシリーズ1話のような強烈な問題提起を期待している人。この映画はそういう作りではない
  • ゴブリン・スレイヤーというキャラクターが苦手な人。主役の比重はTV以上かもしれない

次に見るなら

メイドインアビス:閉鎖された世界の中で、生き残るために知恵と仲間を使い続ける話という点で共鳴する。世界観の暗さと美しさが同居しているところも近い。劇場版も含めて見てほしい。

オーバーロード:ゲームライクなファンタジー世界を、徹底的にシリアスな文脈で描く作品。「このジャンルをギャグにしない」という姿勢がゴブリンスレイヤーと似ている。世界の広さと陰鬱さを両立させていて、ハマると長い。

ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか:同じ冒険者ギルドとモンスターの世界でも、こちらは明るい方向へ舵を切った作品。ゴブリンスレイヤーと見比べると、同じ題材がどれだけ作り手の手で変わるかがよくわかる。口直しとしても機能する。

配信・視聴情報

サービス配信月額無料期間作品数
ABEMAプレミアムイチオシ×¥680〜(税込)無料あり1,000+
Amazonプライムビデオ×¥600(税込)30日間1,700+
クランクイン!ビデオ穴場×¥990〜(税込)最大1ヶ月7,000+
dアニメストア¥660(税込)31日間7,200+
U-NEXT¥2,189(税込)31日間6,000+
DMM TV×¥550(税込)14日間6,300+
Netflix×¥890〜(税込)なし1,600+
Hulu¥1,026(税込)なし2,900+
Disney+×¥1,250〜(税込)なし500+

『ゴブリンスレイヤー -GOBLIN’S CROWN-』は現在、dアニメストア・U-NEXT・Huluの3サービスで配信中だ。いずれも月額サブスクで視聴できるため、TVシリーズを見終えた直後にそのまま劇場版へと続けて楽しめる環境が整っている。見放題ラインナップに含まれているサービスも多いので、まずは加入中のサービスから確認してみてほしい。

よくある質問

Q. TVシリーズを見ていなくても楽しめますか?
A. ゴブリン・スレイヤーや仲間たちの関係性はTVシリーズで描かれているため、先にTVシリーズを視聴しておくとキャラクターへの愛着が増し、より深く楽しめます。本作単体でも話は完結しています。
Q. どのサービスで視聴できますか?
A. dアニメストア・U-NEXT・Huluで配信中です。各サービスの見放題プランに含まれているかは、ご登録のプランによって異なりますので、各サービスの作品ページでご確認ください。
Q. 上映時間はどのくらいですか?
A. 本作の上映時間は約58分です。TVシリーズ1話の約3話分程度のボリュームで、コンパクトにまとまっているため、隙間時間に一気見しやすい作品です。
Q. グロ・暴力描写はどの程度ありますか?
A. TVシリーズ同様、ゴブリンとの戦闘シーンには暴力的な描写が含まれます。苦手な方は注意が必要ですが、劇場版はTVシリーズと比べて極端に激しいシーンが増えているわけではありません。

まとめ

『ゴブリンスレイヤー -GOBLIN’S CROWN-』は現在、dアニメストア・U-NEXT・Huluの3サービスで配信中だ。いずれも月額サブスクで視聴できるため、TVシリーズを見終えた直後にそのまま劇場版へと続けて楽しめる環境が整っている。見放題ラインナップに含まれているサービスも多いので、まずは加入中のサービスから確認してみてほしい。

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この記事を書いた人

アニメの配信先を毎回調べているうちに、「もう自分でまとめた方が早いな」と思ってaniholicを始めました。アニメから入って、今はかなり声優ファン寄りです。Abema、dアニメ、Prime Video、Huluあたりを普段使っています。掲載情報は、できるだけ公式サイトを確認してから掲載しています。
ちなみに「aniholic」を深夜テンションで「アニ☆ホリ」と略したのですが、まさか昼に見た時こんなに恥ずかしいとは思いませんでした。今のところ修正予定はありません。

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