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ゴブリンスレイヤーⅡ
| 放送年 | 2023年 |
|---|---|
| フォーマット | TVアニメ |
| 話数 | 12話 |
| 原作 | ライトノベル |
| 制作 | LIDENFILMS |
辺境のギルドにゴブリン討伐だけで銀等級となった男がいる。ある日、訓練場に現れたゴブリン退治の依頼を受けた女神官は、新人魔術師と共にゴブリンの潜む陵墓へ向かうが、予想外の事態に遭遇する。一方、水の街では地下迷宮にゴブリンが出現し、ゴブリンスレイヤーは妖精弓手らと共に挑む。過酷な戦いの中、仲間との絆を深めていく物語です。
作品概要・あらすじ
あらすじ
辺境のギルドで「ゴブリン討伐」のみに特化し、銀等級にまで上り詰めた男——ゴブリンスレイヤー。今作では、女神官が新人魔術師とともに陵墓へと赴くゴブリン討伐に挑む一方、水の街の地下迷宮にゴブリンが出没するという新たな脅威に直面する。ゴブリンスレイヤーは妖精弓手たちと力を合わせ、卑小でありながら侮れない脅威に立ち向かう。過酷な戦いを通じて仲間との絆が深まっていく、ダークファンタジー冒険譚の第二章。
みどころ・魅力
① 一期を超えた戦術描写の緻密さ
ゴブリンスレイヤーの真骨頂は、派手な魔法や剣技ではなく「頭を使った戦い」にある。二期では地下迷宮や陵墓といった新舞台が加わり、環境を活かした戦術がさらに磨きをかけられている。先の読めない緊張感とひらめきの快感が共存する、シリーズならではの戦闘シーンは必見だ。
② 仲間との関係性が丁寧に掘り下げられる
無口で無骨なゴブリンスレイヤーと、個性豊かなパーティメンバーとの距離感の変化が二期の大きな読みどころ。特に女神官や妖精弓手との信頼関係の深まりは、過酷な冒険を経るからこそ重みを持つ。感情表現の少ない主人公の「変化」を拾う楽しさがある。
③ 水の街・陵墓など舞台の多様化による世界観の広がり
一期では辺境の村や洞窟が中心だったが、二期では水の都を思わせる水の街や地下迷宮、陵墓など、ロケーションが大きく広がる。それぞれの環境が戦術や物語に直接影響するため、舞台ごとに異なる雰囲気と緊張感が楽しめる構成になっている。
キャスト・声優一覧























スタッフ
| 監督 | 髙田美里 |
|---|---|
| シリーズ構成 | 倉田英之 |
| 原作 | 蝸牛くも |
| 原案キャラデザ | 神奈月昇 |
| キャラクターデザイン | 加藤裕美 |
| 音楽 | 末廣健一郎 |
| OP | ミリー「Entertainment」 |
| ED | 中島由貴「霞の向こうへ」 |
関連作品
アニメ
書籍
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
OP・ED
OP
ED
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
1期から見ていた。あの1話1話目を見て「あ、これは毎週しんどいやつだ」と思いながら、なぜか最後まで見てしまった作品。2期も迷いなく追ったのは、単純に「ゴブリンスレイヤーが何を考えているのか、まだわからないから」という理由だけだった。
2期を最初に見たとき、思ったのは「変わってないな」ということ。雰囲気も、主人公の目の奥の暗さも、戦闘の痛みも。1期視聴者として「このノリ知ってる」という安心感と、「またこれか」という微妙な疲労感が同時にきた。2回目に見直すと、その「変わらなさ」こそが意図的な設計だと気づく。ゴブリンスレイヤーは成長しない。変化しない。それが物語のテーゼだから。
「慣れてはいけない」という意志——英雄の物語を拒絶するダークファンタジー
ゴブリンスレイヤーという作品が一貫して描いているのは、英雄譚への徹底的な不信だと思う。ファンタジーの世界には必ず「格下の雑魚敵」がいる。ゲームで言えば経験値稼ぎのためにいる存在。ゴブリンはまさにそれだ。2期でも、序盤に陵墓へ向かう新人たちのシーンがある。彼女たちの楽観的な表情を見ながら、1期を知っている視聴者は「あ、これはまずい」と感じる。その感覚を意図的に作り出している。
「ゴブリンを倒すだけ」というスタンスを銀等級まで維持してきた男の話というのは、見方を変えると「誰かがやらなければならない仕事を、ずっとやり続けている人間の話」だ。誰もが竜や魔王に目を向けている世界で、脇道に倒れていく人間を見ている男。2期でも水の街の地下迷宮というシチュエーションは、まさにこの構図を繰り返す。華やかな冒険の裏側で、見えないところにいる問題。
杉田智和演じる蜥蜴僧侶の存在感が、2期で少し増した気がする。飄々としているのに、要所で重みのある言葉を置く。あの独特の間は杉田智和にしかできない。中村悠一の鉱人道士は酒と軽口が主成分なのに、戦闘シーンになった瞬間の声の変わり方がいい。チームの中で一番「遊んでいるように見えて実は一番読んでいる」キャラクターを、声だけで表現している。
物語が「慣れてはいけない」と言い続けているのは、ゴブリンという存在に対してだけじゃない。視聴者が「また同じパターンだ」と流し見することへの抵抗でもある、と2回目に見て思った。毎回、誰かが本当に怖い目に遭っている。それをエンタメの文脈で消費することへの、作品自身の抵抗感。そこが他のダークファンタジーと少し違うところだと感じる。
特に刺さったシーン
女神官が新人魔術師と共に陵墓へ向かう序盤の流れ。東山奈央の妖精弓手がちょっとした一言で空気を変えるシーンがあって、あの軽い言葉のトーンが逆に状況の重さを際立てる。「楽しそうに言っているけど、実際にはめちゃくちゃ危ない」という情報量が声だけで伝わってくる。東山奈央はああいう「明るさの中に危機感を隠す」芝居がうまい。
あと松岡禎丞の槍使いは、出番としては多くないんだけど、登場するたびに「このキャラ、絶対何か抱えてる」と思わせる声の質感がある。ヒーローっぽい外見と、どこか空っぽな目の設定を声で補完している感じ。上坂すみれの令嬢剣士は、声優と夜あそびのMCイメージが強い分、シリアスな演技で毎回ちゃんとびっくりする。あの、感情を押し込めた低音域の芝居。
読んで見たくなったら——『ゴブリンスレイヤーⅡ』はABEMAで視聴できる(無料プランあり)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- 1期を見て「これは続きを見る」と決めた人
- ダークファンタジーを「雰囲気込みで」楽しめる人
- 英雄ではなく「その辺にいる誰か」の物語が好きな人
- チームアンサンブルの掛け合いに萌えられる人
- 声優の演技の細部を拾いながら見るタイプ
合わない人
- 暴力描写・性暴力の示唆が苦手な人(1期より抑えめだが、根本的なトーンは変わらない)
- 主人公が「成長・変化する」物語を求めている人
- テンポよくストーリーが展開することを期待している人
- 1期未視聴のまま2期から入ろうとしている人(素直に1期から見てほしい)
次に見るなら
メイドインアビス——かわいらしい絵柄と世界観のギャップで有名な作品だが、「冒険の美しさと残酷さが同居している」という点でゴブスレと近い感触がある。こちらの方がより「容赦なさ」が加速していくので、ゴブスレを平気で見られたなら耐えられるはず。
オーバーロード——同じダークファンタジーでも、こちらは「強者の視点」で描かれる。ゴブスレが「弱者の日常」を丁寧に描くのと対比して見ると、どちらも楽しめる。長期シリーズなので時間がかかるが、世界観の密度は高い。
ベルセルク(2016年版ではなく原作準拠の旧作)——ゴブリンスレイヤーのDNAが一番はっきり感じられる源流作品。「英雄の物語」ではなく「英雄という概念が人間を壊す話」として見ると、ゴブスレとの比較がおもしろい。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ | |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | × | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ | |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
『ゴブリンスレイヤーⅡ』は現在、ABEMA・dアニメストア・U-NEXT・Huluの主要4サービスで配信中です。いずれのサービスも見逃し配信に対応しているため、自分のペースで全話一気見も可能。一期を未視聴の方はまず一期から追いかけることをおすすめします。
よくある質問
まとめ
『ゴブリンスレイヤーⅡ』は現在、ABEMA・dアニメストア・U-NEXT・Huluの主要4サービスで配信中です。いずれのサービスも見逃し配信に対応しているため、自分のペースで全話一気見も可能。一期を未視聴の方はまず一期から追いかけることをおすすめします。



