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GUNSLINGER GIRL -IL TEATRINO-
| 放送年 | 2008年 |
|---|---|
| フォーマット | TVアニメ |
| 話数 | 13話 |
| 原作 | 漫画 |
| 制作 | Artland |
社会福祉機関の少女たちは普通の子どもではない。彼女たちは人間の残骸を機械化インプラントで組み直し、政府によって殺し屋として訓練された存在である。最年長のトリエラは獲物を激しく追い、完全な消滅以外を望まない。この血まみれの膠着状態における彼女の鏡像は、ピノッキオという少年で、政府に育てられた。
作品概要・あらすじ
あらすじ
社会福祉公社に所属する少女たちは、普通の子どもではありません。瀕死の身体を機械化インプラントで組み直され、政府の手で殺し屋として鍛え上げられた存在です。最年長のトリエラは標的を執拗に追い詰め、完全な決着以外を望みません。一方、この血塗られた抗争の盤面で彼女と鏡像をなすのが、政府に育てられた少年ピノッキオです。担当官との絆、自らの存在意義、そして敵対勢力との衝突——少女たちの揺れる心と過酷な任務が、静かに、しかし容赦なく描かれていきます。みどころ・魅力
① 兵器として生きる少女たちの「心」の物語
記憶を条件付けされ、担当官に絶対の忠誠を誓う少女たち。その内面には、消されたはずの感情や淡い情愛が確かに残っています。任務の非情さと少女らしい心の揺らぎの落差こそが本作最大の魅力で、観る者の胸を締めつけます。② トリエラとピノッキオ、対になる二人の宿命
第2期では、追う者トリエラと追われる者ピノッキオの対比が物語の軸となります。立場こそ違えど、ともに大人の都合で戦いに身を置く二人。その邂逅と衝突が、単純な善悪では割り切れない重層的なドラマを生み出します。③ 静謐な映像美と緊張感あるアクション
ヨーロッパの街並みを思わせる落ち着いた背景美術と、銃撃戦の張り詰めた緊張感が同居する独特の作風。派手さよりも余韻と情感を重んじた演出が、本作のシリアスな世界観を一層引き立てています。キャスト・声優一覧
























スタッフ
| 音楽 | 大谷幸 |
|---|---|
| 音響監督 | 平光琢也 |
| OP | コキア「たった1つの想い」 |
| ED | リア「doll」 |
| ED | リア「doll」 |
| ED | 多田葵「スカボロー・フェア」 |
| ED | リア「human」 |
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
OP・ED
OP
ED
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
最初は1期の続きを軽い気持ちで流すつもりで再生したら、絵の手触りがまるで違っていて、最初の数分は別作品を開いたのかと画面を確認した。担当スタジオが変わって、少女たちの輪郭がやわらかくなっている。正直に書くと、1期の張り詰めた質感を覚えている身には、最初の印象は「これじゃない」だった。世間の評判も1期のほうが上、という空気は当時から感じていた。ただ2回目に通したとき、原作のピノッキオ編をきちんと拾いにいった作りだと分かってきて、見方が少し変わった。絵で損をして、構成で取り返しにいった2期。そういう作品だと思っている。
作られた忠誠は、本物の愛情になりうるのか——義体とフラテッロの距離
この作品を、銃を撃つ少女のアクションものだと思って見ると、たぶん途中で居心地が悪くなる。撃ち合いは手段で、本当に描かれているのは、人間の残骸を機械で組み直された少女と、彼女を担当する大人の男(フラテッロ)の関係だ。少女たちは薬と条件付けによって担当官への忠誠を植え付けられている。つまり、彼女たちが見せる懐き方も、守りたいという気持ちも、化学的に作られたものかもしれない。その「かもしれない」を、作品は最後まで否定も肯定もしない。ここがずるいくらいうまい。
2期で正面に置かれるのが、政府に育てられた少年・ピノッキオの存在だ。彼は機械化されていない、生身の人間として殺し屋になった。義体の少女たちの鏡像として彼を置くことで、「作られた人間」と「育てられた人間」のあいだに、本当に線が引けるのかを問うてくる。条件付けで作られた愛情が偽物なら、環境で刷り込まれた憎しみは本物なのか。少女たちは記憶を削られながら寿命を縮め、それでも担当官に微笑む。その微笑みを「プログラムだ」と切り捨てられないのは、見ているこちらが、彼女たちの時間が有限だと知っているからだ。単なる悲劇の消費ではなく、愛情の出どころを疑わせたまま、それでも愛情として成立させてしまう——この居心地の悪さこそが、ガンスリという作品の核だと思っている。
特に刺さったシーン
記憶が薄れていくアンジェリカの描写は、何度見ても見ていられない。花澤香菜の声が、痛みを訴えるでも泣くでもなく、ただ少しずつピントが合わなくなっていくように演じられていて、序盤の何気ないやり取りで思わず一時停止した。能登麻美子や伊瀬茉莉也の声も含めて、少女たちの声には「大人びているのに幼い」という矛盾が常に同居していて、それが義体という設定を理屈ではなく耳で納得させてくる。
2期から本格的に動くペトルーシュカも外せない。坂本真綾の落ち着いた声が、新入りの危うさと、与えられた役割を受け入れていく静けさを同時に出していて、終盤の任務の流れで彼女が見せる表情に、思わず息を詰めた。そしてトリエラとピノッキオが交わるくだり。松風雅也演じるヒルシャーとの関係を背負ったまま、彼女が引き金に向き合う瞬間は、勝ち負けの話に見えて、ぜんぜん勝ち負けの話じゃない。
読んで見たくなったら——サブスク配信はなし。TSUTAYA DISCASの30日間無料トライアルでレンタル代ゼロで見れる。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- アクションの派手さより、登場人物の関係の歪みや距離感を味わいたい人
- 1期を見ていて、ピノッキオ編がどう映像化されたのか確かめたい人
- 少女と大人の男の、言葉にできない関係性の機微に耐えられる人
- 声優の芝居で感情を読み取るのが好きな人
合わない人
- 1期の張り詰めた作画の質感を絶対基準にしたい人
- 明快な勧善懲悪やすっきりした決着を求める人
- 少女が兵器として扱われる設定そのものが受け付けない人
- 救いのある終わり方を前提にしたい人
次に見るなら
義体の少女たちの「作られた忠誠」が刺さったなら、子どもを暗殺者として育てる構造を真正面から描いたPhantom 〜Requiem for the Phantom〜が近い。記憶を奪われた人間が殺し屋になる話で、ガンスリの乾いた手触りと地続きだ。
大人と少女、銃と暴力の中で交わされる擬似的な絆に惹かれたならBLACK LAGOON。テンションはまるで違うが、まともじゃない世界で生きる人間の生々しさが共通している。
もう少し静かな喪失感に浸りたいならDARKER THAN BLACK -黒の契約者-。感情を代償に能力を使う者たちの話で、人間性を削りながら任務をこなす感触がよく似ている。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | × | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ |
| U-NEXT | × | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ |
| DMM TV | × | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | × | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
本作『GUNSLINGER GIRL -IL TEATRINO-』について、現時点で確定している配信サービスはありません。今後の配信解禁を待つか、ソフト(DVD・Blu-ray)でのご視聴をご検討いただくのが確実です。配信状況は時期によって変わる可能性もありますので、最新の情報は各サービスで改めてご確認ください。