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フリージング ヴァイブレーション
| 放送年 | 2013年 |
|---|---|
| フォーマット | TVアニメ |
| 話数 | 12話 |
| 原作 | 漫画 |
| 制作 | A.C.G.T. |
人類を襲う異次元体ノヴァとの戦いで姉を失った少年カズヤは、パンドラ育成機関へ編入し、亡き姉に似たサテライザーと出会う。彼女のリミッターとなることを決意したカズヤは、共に戦いながら距離を縮めていく。そんな中、アラスカの基地で人工パンドラ「Eパンドラ計画」が進められていることを知る。カズヤたちは新たなノヴァ対策とされるこの計画の真相に迫るため、アラスカへ派遣される。
作品概要・あらすじ
あらすじ
異次元体ノヴァとの戦いで姉を失った少年・鞍がカズヤは、対ノヴァ戦闘員「パンドラ」を育成する機関へと編入する。そこで亡き姉の面影を宿す少女サテライザーと出会ったカズヤは、彼女の力を支える「リミッター」となることを決意し、共に戦いながら少しずつ距離を縮めていく。やがて二人は、アラスカの基地で進められる人工パンドラ計画「Eパンドラ計画」の存在を知る。新たなノヴァ対策と謳われるこの計画には、表沙汰にできない真相が隠されていた。事態の核心へ迫るため、カズヤたちはアラスカへと派遣されることになる。みどころ・魅力
① 緊張感あふれる対ノヴァ戦と能力バトル
パンドラたちが繰り広げる高速戦闘は、加速能力「アクセル」や凍結フィールドなど多彩な能力が交錯し、画面の密度が高い。前作から続くノヴァとの絶望的な戦いに加え、新たな脅威も登場し、緊迫した戦闘描写が物語を牽引します。② Eパンドラ計画をめぐる人間ドラマ
本作の核となるのが、人工的にパンドラを生み出す「Eパンドラ計画」。その裏に潜む非情な実態が明らかになるにつれ、登場人物たちの葛藤や信念がぶつかり合います。戦う少女たちの痛みと尊厳を描いたドラマ性が見どころです。③ カズヤとサテライザーの関係の深まり
リミッターとパンドラという絆で結ばれた二人の距離が、戦いを通じて少しずつ変化していきます。不器用ながら真っ直ぐなカズヤと、孤高のサテライザー。シリアスな展開の合間に挟まれるラブコメ要素も、本作ならではの魅力です。キャスト・声優一覧
























スタッフ
| 監督 | 渡部高志 |
|---|---|
| シリーズ構成 | 赤星政尚 |
| 原案キャラデザ | キムクァンヒョン |
| キャラクターデザイン | 渡辺真由美 |
| 音楽 | 横山克 |
| 美術監督 | 根谷美智子 |
| 音響監督 | 辻谷耕史 |
| OP | 鈴木このみ「AVENGE WORLD」 |
| ED | 鈴木このみ「Sekai wa Kizu wo Dakishimeru (世界は疵を抱きしめる)」 |
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
OP・ED
OP
ED
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
最初は「お色気バトルものの続編でしょ」くらいの軽い気持ちで再生した。1期で散々服が破れていたのを覚えていたから、その路線をなぞるんだろうと思っていた。ところが中盤、画面の温度が急に下がる瞬間がある。にぎやかな日常の合間に、人体実験の話が平然と挟まってくる。あれを見てから、これは別の顔を持った作品だと気づいた。2回目に見返したときは、序盤の明るさが逆に居心地悪く感じた。後半で起きることを知った状態だと、笑っているシーンほど不穏に見えてくる。これだけの配信サービスに並んでいる時点で、扱いに困られながらもなぜか残されてきた作品なんだろうと、妙に納得した。問題作というのは、だいたいこういう残り方をする。
お色気の皮をかぶった、身体を差し出させられる少女たちの話
この作品を、脱がせるための言い訳でバトルをやっているだけの量産品だと切り捨てるのは早い。ヴァイブレーションが本当に描いているのは、強くなるために身体を差し出させられる少女たちの話だ。物語の軸になるのは、人工パンドラ——通称Eパンドラ計画。ノヴァと戦う力を、生まれつき素質のない少女たちに薬と手術で後付けする。アラスカの基地で進むこの計画は、表向きは人類の希望として語られる。けれど画面が映すのは、被験体として扱われ、副作用に苦しみ、それでも「役に立ちたい」と願ってしまう子たちの姿だ。
ここで効いてくるのが、三森すずこが演じるアミリアの存在だ。Eパンドラの中心にいる彼女は、最初こそ前向きで気丈に振る舞う。その明るさが、計画の残酷さが露わになるほど痛々しく反転していく。序盤のお色気の延長でしかなかった「身体を見せる」という行為が、後半では「身体を実験に明け渡す」ことへとすり替わっている。同じ”露出”でも意味がまるで違う。たぶんこの作品が問題作と呼ばれるのは、そのすり替えを娯楽の顔のままやってのけるからだ。観ている側は、お色気を期待していた自分の視線ごと居心地の悪さに巻き込まれる。単なるバトルハーレムの続編として消費しようとすると、後半で必ずつまずく。そういう作りになっている。
特に刺さったシーン
終盤、Eパンドラ計画が破綻へ向かっていく一連の展開がいちばん刺さった。具体的なシーンの名前は伏せるが、アミリアが限界まで追い込まれていくくだり。三森すずこの声が、気丈さから悲鳴へ、そして諦めへと段階的に崩れていくのが生々しくて、思わず再生を止めた。明るい役ほど壊れる芝居が効くというのを、ここで思い知らされる。
対照的に効いているのが能登麻美子のサテライザーだ。普段は他人に触れられることを拒む彼女が、終盤でカズヤを庇って前に出る。その瞬間だけ、いつもの硬い声がふっとほどける。あの低く抑えた芝居があるから、たまにこぼれる弱さが際立つ。花澤香菜のラナの天真爛漫さも、こういう重い話の中では数少ない救いとして置かれていて、配置の妙を感じた。明るさと痛みを同じ画面に同居させるのが、この作品はとにかく上手い。
読んで見たくなったら——『フリージング ヴァイブレーション』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- お色気の看板を掲げながら、その下で重い話を平然とやる作品が好きな人
- 1期フリージングを通っていて、サテライザーとカズヤのその後が気になっている人
- 壊れていく芝居や、声優の演技の振り幅をじっくり味わいたい人
合わない人
- お色気バトルを最後まで軽いノリのまま楽しみたい人
- 人体実験・搾取の描写を娯楽として見るのがしんどい人
- そもそも露出の多さ自体が受け付けない人
次に見るなら
まず順番として、1期のフリージングを通っておくのが前提。サテライザーとカズヤの関係も、パンドラという制度の重さも、ここを踏まないと半分も入ってこない。逆に言えば、踏んでさえいればヴァイブレーションの痛みは何倍にもなる。
過剰なバトルと身体の見せ方が地続きになっている感覚が好きならキルラキル。服を脱ぐ・まとうことにとことん理屈をつけて全力で振り切る潔さは、方向こそ違えど通じるものがある。
かわいい看板の下で残酷なことを淡々とやる構造に惹かれたなら魔法少女まどか☆マギカ。少女に力を持たせる代償を描くという一点で、ジャンルは違えど同じ痛みを共有している。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ | |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ | |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
「フリージング ヴァイブレーション」は、dアニメストア、U-NEXT、DMM TV、Huluで視聴可能です。複数の主要な配信サービスで取り扱われているため、ご自身が利用中のサービスで手軽に楽しめます。アクションとドラマが融合した本作を、ぜひお好みの環境でご覧ください。
