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CUE!
| 放送年 | 2022年 |
|---|---|
| フォーマット | TVアニメ |
| 話数 | 24話 |
| 原作 | ゲーム |
| 制作 | Graphinica |
アイドル育成モバイルゲームを原作とした作品。新設の声優事務所「AiRBLUE」に、個性豊かな新人声優志望者たちが所属する。夢を叶えるため日々努力するが、声優の世界は厳しく、いくら練習しても全員がオーディションに合格するわけではない。彼らが直面する困難と成長を描いた作品。
作品概要・あらすじ
あらすじ
新設の声優事務所「AiRBLUE」に所属した16人の新人声優志望者たちの奮闘を描く青春ストーリー。それぞれ個性も夢の形も異なる彼女たちは、アニメやゲームの声優を目指して日々レッスンに励む。しかし声優の世界は甘くなく、懸命に練習しても全員がオーディションに合格できるわけではない。壁にぶつかりながらも仲間と支え合い、少しずつ成長していく姿を丁寧に描いた作品。
みどころ・魅力
① 16人それぞれの個性と葛藤が丁寧に描かれるキャラクター群像劇
メインキャラクターが16人という大所帯ながら、各話で特定のキャラクターにスポットを当て、それぞれの夢や悩みを丁寧に掘り下げる構成が特徴。誰かひとりに感情移入しやすい作りになっている。
② オーディションに「全員が受かるわけではない」というリアルな厳しさ
声優業界の現実を正面から描いており、努力が必ずしも結果に結びつかない苦さも描写される。夢を追う物語の光だけでなく影も見せることで、ドラマとしての深みと説得力が生まれている。
③ キャスト全員が実際に声優・歌手として活動するリアルとフィクションの融合
作中キャラクターを演じる声優陣がそのままユニット「AiRBLUE」として楽曲をリリースしており、アニメと現実がリンクする構造が魅力。劇中の成長とキャスト自身の活動が重なるのがファン人気の理由のひとつ。
キャスト・声優一覧
























スタッフ
| 監督 | 片貝慎 |
|---|---|
| シリーズ構成 | 浦畑達彦 |
| 原案キャラデザ | シソ |
| キャラクターデザイン | 谷口元浩 |
| 音楽 | 中西亮輔 |
| 美術監督 | 松本浩樹 |
| 音響監督 | ハマノカズゾウ |
| OP | エールブルー「スタートライン」 |
| OP | エールブルー「Tomorrow’s Diary」 |
| ED | エアルブルー「はじまりの鐘の音が鳴り響く空」 |
| ED | エアルブルー「ゆめだより」 |
| ED | エアルブルー「さよならレディーメイド」 |
| ED | エアルブルー「マイサスティナー」 |
| ED | エアルブルー「ミライキャンバス」 |
関連作品
アニメ
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
「声優育成もの」と聞いて、ゲーム原作特有の大人数キャラ紹介パレードを覚悟して見始めた。最初の数話はその通りで、16人分の個性をひたすら叩き込まれる。流し見でいいや、と思っていたのに、中盤でオーディションの結果が出るシーンで手が止まった。
落ちる子がいる。練習しても、頑張っても、合格できない子が出てくる。そこで一気に前のめりになった。
2回目に通して見たとき気づいたのは、序盤から「夢が均等には叶わない」という気配が丁寧に仕込まれていたこと。1周目では流してしまっていた台詞が、後から重く響く構造になっている。ゲーム原作だからと侮っていた分、その誠実さが余計に刺さった。
オーディションに落ちる子が出てくる、という当たり前の描き方
この手のアニメが回避しがちなことを、CUE!は正面からやる。主要キャラクターが、落ちる。努力の量と結果が比例しない。声優の世界がそういうところだという、当然といえば当然の事実を、作品がごまかさない。
ゲーム原作のアイドル育成ものは、構造上「全員が輝く場所がある」という落としどころに収束しやすい。プレイヤー全員に担当キャラがいるから、誰も報われないエンドは作れない。そのフォーマットの制約の中で、AiRBLUEという新設事務所の話として「オーディションという試験の残酷さ」を描いているのが、この作品のいちばん誠実なところだと思う。
単に努力が足りないから落ちる、というわけでもない。声質、タイミング、求められる役とのマッチング、運。どれが欠けても合格にならない。そのどうにもならなさを前に、それでも事務所のメンバーとして続けていく、という選択が描かれる。
「声優になる夢」と「声優として生きていく現実」は別の話で、その間にある広大な灰色地帯をこの作品は描こうとしている。全員が主役として輝くアニメではなく、灰色の中をそれぞれのペースで歩いているキャラクターたちの話、という見方をすると、2周目の解像度がまるで変わる。
特に刺さったシーン
オーディション結果の発表シーンで、合格者の名前が読み上げられている間の、呼ばれていない子の顔。台詞もなく、泣くわけでもなく、ただ静かに聞いている。あそこの演技が、この作品の誠実さを一番よく表している。
大げさに泣いたり崩れ落ちたりしない。結果を飲み込もうとしている顔の、わずかな動きと間。声優アニメで声優志望キャラを演じるという二重構造の中で、演じている声優自身がどう受け取ってこの芝居を作ったんだろうと考えると、それだけで少し座ってしまう。
序盤のレッスンシーンで、うまくできなかった子が帰り道で一人でセリフを呟き続けるところも、さりげなく怖い。努力の描写が「燃える練習シーン」ではなく、帰り道の独り言という形になっているのが、この作品のトーンを決定していると思う。
読んで見たくなったら——『CUE!』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- 声優という職業に興味があるか、声優ファンとして「裏側」を想像したことがある人
- 全員がハッピーエンドにならない群像劇が好きな人
- 16人分のキャラを追うことに抵抗がなく、むしろそういうコンテンツが好きな人
- 努力と結果の非線形な関係を描いた作品を探している人
合わない人
- ゲーム原作アニメの「キャラ消化」的な序盤を乗り越える気力がない人(正直序盤は重い)
- アイドルもの・音楽もの特有の「みんなで頑張って全員輝く」カタルシスを求めている人
- 16人の名前と顔を覚えることに強いストレスを感じる人
次に見るなら
声優・アニメ業界の「夢の前の現実」を描いた作品として、SHIROBAKOは外せない。こちらはアニメ制作現場の話だが、「好きなことを仕事にする」という選択の重みと喜びの描き方が近い。社会人になってから見ると刺さり方が倍になる。
「頑張っても全員が報われない」コンペの緊張感という意味では、響け!ユーフォニアムが構造的に似ている。コンクールのオーディションで仲間が落ちるシーンの、あの静けさはCUE!と共鳴する部分がある。こちらは映像と音楽のクオリティがとんでもないので、見ていなければすぐに見てほしい。
同じゲーム原作の声優・アイドルものとしてはアイドルマスター シンデレラガールズも参照点になる。「全員を輝かせる」という難題に対して、あちらがどういう解法を選んだかと比較すると、CUE!の設計思想の特異さがよりはっきりする。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ | |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ | |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
『CUE!』はdアニメストア・U-NEXT・DMM TV・Huluで配信中です。主要な動画配信サービスで幅広く視聴できるため、普段使いのサービスからすぐに視聴を始められます。声優志望の少女たちの等身大の成長を描いた本作を、ぜひお気に入りのプラットフォームでお楽しみください。

