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境界のRinne 2
| 放送年 | 2016年 |
|---|---|
| フォーマット | TVアニメ |
| 話数 | 25話 |
| 原作 | 漫画 |
| 制作 | Brain’s Base |
死神の六道りんねと幽霊が見える真宮桜が同じ学校に通っている。二人は毎日、霊たちの悩みを解決して過ごしている。りんねは貧乏で、霊の事件を解決するための死神道具を買う金をさくらから借りている。りんねとさくらは互いに気にかけているが、関係は進展しない。しかし新しい黒い契約の出現により、状況が変わる。
作品概要・あらすじ
あらすじ
死神の少年・六道りんねと、幽霊が見える女子高生・真宮桜は同じ高校に通う不思議なコンビ。毎日のように舞い込む霊たちのトラブルを二人で解決しながら、りんねは慢性的な貧乏と格闘する日々を送っている。そんな中、謎めいた「黒い契約」が新たな騒動を巻き起こし、りんねとさくらをめぐる状況が少しずつ動き始める。みどころ・魅力
① 貧乏死神りんねのドタバタ霊解決劇
死神道具を買う金すらなく、さくらに借金しながら霊の依頼をこなすりんねのやりくりぶりがコメディの核。毎回あの手この手で霊問題を解決しようとするテンポのいいギャグが、シーズン2でもテンポよく続く。② じれったくも温かいりんねとさくらの関係
互いを気にかけているのに一向に進展しない二人の距離感が本作最大の見どころ。ベタな告白もなく、それでも確かに積み重なる信頼感が、高橋留美子節のラブコメとして絶妙なバランスを保ち続ける。③ 新キャラ・黒い契約が加速させる物語
シーズン2から登場する新たな要素「黒い契約」が、これまでの日常型エピソードに変化をもたらす。新キャラクターの介入でりんねの出自や過去に新たな光が当たり、シリーズとしての奥行きが増している。キャスト・声優一覧
























スタッフ
| 監督 | 菅原静貴 |
|---|---|
| シリーズ構成 | 横手美智子 |
| OP | パイル「Melody」 |
| OP | クリープハイプ「アイニー」 |
| ED | 「話をしよう」 |
| ED | シギージュニア「Beautiful Life」 |
関連作品
アニメ
書籍
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
1期の記憶がほぼない状態で2期に突入した。高橋留美子作品だからという安心感と、石川界人が演じるりんねの「なんか貧乏でへこんでる感じ」が妙に記憶に残っていたのだけ覚えていて、続きを見る気になった。2期から見直すとむしろよかった。1期を全部覚えていたら、たぶん「進展のなさ」にもっと引っかかっていたと思う。知識ゼロで見ると、このシリーズの独特のテンポが素直に入ってくる。井上麻里奈演じるさくらの「霊が見えても別に驚かない」という平熱の芝居が、最初の30分でこの世界観の温度を全部説明してくれた。驚かない、慌てない、でも確かに気にかけている。その感じが心地よくて、続きを見た。
貧乏が恋愛の邪魔をしているのか、それとも貧乏を言い訳にしているのか
境界のRinneという作品をコメディとして消費していると、この問いを素通りしてしまう。でも2期を見ていて気になったのはそこだった。りんねは本当に貧乏だ。霊を祓うための道具を買う金がない、さくらから借りている、という状況が毎回ギャグの出発点になる。でも同時に、その「金がない」という事実が、二人の距離をある程度固定する機能も果たしている気がした。
高橋留美子の作品の恋愛はだいたいそうなのだが、主人公たちはくっつきそうでくっつかない。それが惰性ではなく、何かの「理由」で支えられている。うる星やつらならラムの存在がそれで、らんまなら呪いがそれだった。Rinneにおけるその役割を、貧乏が担っている。
2期でさくらとりんねの間に新しい要素として「黒い契約」が絡んでくるが、それでも関係が急展開しないのは、二人がお互いに本音を言えないからではなく、言わなくてもわかっているからだと思っている。石川界人のりんねはぼそっとした芝居で感情をほとんど出さないが、その抑え方に「言わなくてもわかってる」という甘えがにじんでいる。生天目仁美が演じる六文の関西弁のツッコミがそこに入ってテンポを保つ構造で、感情が溢れそうになるたびにコメディに着地させる。
架印役の斉藤壮馬は、良家のライバルというポジションを嫌みなく演じていて、りんねの貧乏さをより際立たせる役割をうまく機能させていた。朧役の松岡禎丞は序盤の引っかかりとして機能していて、霊界の仕組みの複雑さを説明しながら話を引っ張る。この作品のキャスト陣は、声のテンションを揃えることで「普通じゃない世界での日常感」を作るのがうまい。
単なるラブコメではなく、「どんな障害があっても前進しない関係性の、その静止状態の心地よさ」を描いた作品だと思う。それが合う人にはかなり合うし、合わない人には30分がとても長く感じる。
特に刺さったシーン
さくらがりんねに何かを貸す(あるいは借りを返される)場面の、そのやりとりの間合いが好きだった。セリフ自体はほぼ無感情なのに、声のトーンだけで「お互いを気にかけている」というのが伝わってくる。石川界人の演じ方が、感謝を素直に言えないけど言いたい、という微妙なニュアンスを声の低さで表現していて、2回目に見たとき「あ、ここで照れてたんだ」と気づいた。井上麻里奈のさくらもそれに応える形で、平熱を保ちながら少しだけ声が柔らかくなる瞬間がある。そこに生天目仁美の六文が「ほら、また!」みたいなツッコミを入れる構造が何度か繰り返されるが、繰り返されるほどに二人の距離の固定感がかえって愛おしくなっていく。「全然進まないな」と思いながら見ているのに、不満はない、という不思議な状態を作り出すシリーズだった。
読んで見たくなったら——『境界のRinne 2』はU-NEXTで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- 高橋留美子作品のテンポ感とラブコメの「進まない安心感」が好きな人
- 日常系コメディとして霊とか死神とかを気にせず消費できる人
- 石川界人・井上麻里奈の芝居を声だけで楽しめるタイプのアニメオタク
- うる星やつら・らんま½を通ってきた30代以上
- 1話完結型のゆるい積み重ねが性に合っている人
合わない人
- 恋愛の進展や感情的なクライマックスを求めて見る人
- キャラクターの成長やストーリーアークをしっかり追いたい人
- 霊・死神・あの世など超常設定の説明を丁寧にしてほしい人
- テンポが遅いと感じる、または1期を見ていないと入れない気がして億劫な人
次に見るなら
貧乏な主人公と普通の女の子が霊的な何かに振り回されながら少しずつ距離を縮める構造が好きなら、うる星やつら(2022年版)は迷わず見てほしい。高橋留美子の原点ともいえる作品が現代の作画と声優陣でリブートされていて、Rinneと同じテンポ感で楽しめる。
コメディと超常設定の組み合わせをもう少し重めに楽しみたいなら夏目友人帳がいい。霊との関わり方が情緒寄りで、Rinneの「霊を案件として処理する」感とは逆の方向だが、日常に混じった異界という設定の使い方がよく似ている。積み重ねで見ると味が出る。
「進まないラブコメのもどかしさを見続けたい」なららんま½(2024年版)一択。りんねとさくらの関係性の停滞が心地よかった人は、あちらの停滞感にも確実にはまる。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | × | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ | |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ | |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
『境界のRinne 2』はU-NEXT、DMM TV、Huluの3サービスで視聴できます。いずれも見放題ラインナップに含まれているため、月額プランに加入していればすぐに視聴を始められます。シーズン1から続けて視聴したい方も、各サービスでまとめて楽しめます。



