悪役令嬢なのでラスボスを飼ってみました

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2022悪役令嬢なのでラスボスを飼ってみました

悪役令嬢なのでラスボスを飼ってみました

★ 3.5 / 5.0コメディファンタジーラブコメ超自然
放送年2022年
フォーマットTVアニメ
話数12話
原作ライトノベル
制作Maho Film

アイリーン・ローレン・ダウトリッシュの婚約が婚約者に一方的に破棄された。この衝撃で、彼女はオトメゲームの悪役として転生していることを思い出す。運命では破滅が待っているが、ラスボスの魔王クロードと結婚すれば回避できるかもしれない。新たな目標は魔王を誘惑し、幸せに暮らすこと。

目次

作品概要・あらすじ

あらすじ

名家の令嬢アイリーン・ローレン・ダウトリッシュは、婚約者に突然婚約を破棄される。その衝撃をきっかけに、自分がかつて遊んでいた乙女ゲームの世界に「悪役令嬢」として転生していたことを思い出す。このままでは破滅のエンドが待っているとわかったアイリーンが選んだ逆転策は——ゲームのラスボスである魔王クロードに近づき、彼を籠絡すること。型破りな作戦で運命を切り開こうとする悪役令嬢の奮闘を描いたファンタジーラブコメ。

みどころ・魅力

① 悪役令嬢が「攻略される側」でなく能動的に動く爽快感

転生を自覚したアイリーンは守られる姫ではなく、自らラスボスを口説きに行く積極派。ヒロインに遠慮しながら破滅を待つ受け身な悪役令嬢像を覆す、テンポよいコメディ展開が小気味よい。

② 無愛想な魔王×策士令嬢の凸凹ラブコメ

寡黙で近寄りがたいクロードと、計算高いようで根は真っ直ぐなアイリーンの掛け合いが物語の核。強引に距離を縮めようとするアイリーンにじわじわ絆されていくクロードの変化が見どころ。

③ ゲーム知識を活かした逆転劇の面白さ

攻略本の知識を頭に入れながら「ゲームの外側」で動くアイリーンの立ち回りは、なろう系転生ものとしての醍醐味が詰まっている。伏線の回収とともに世界観の謎も少しずつ明かされる構成も楽しい。

キャスト・声優一覧

アイリーン・ローレン・ドートリシュ
アイリーン・ローレン・ドートリシュ
メイン
›
高橋李依
クロード・ジャンヌ・エルメイア
クロード・ジャンヌ・エルメイア
メイン
›
梅原裕一郎
セドリック・ジャンヌ・エルメイア
セドリック・ジャンヌ・エルメイア
サブ
›
増田俊樹
リリア・レインワーズ
リリア・レインワーズ
サブ
›
花澤香菜
ゼームス・シャルル
ゼームス・シャルル
サブ
›
斉藤壮馬
エレファス・レヴィ
エレファス・レヴィ
サブ
›
内山昂輝
アーモンド
アーモンド
サブ
›
杉田智和
ベルゼビュート
ベルゼビュート
サブ
›
小野友樹
キース・エイグリッド
キース・エイグリッド
サブ
›
福山潤
アイザック・ロンバール
アイザック・ロンバール
サブ
›
内田雄馬
レイチェレ・ダニス
レイチェレ・ダニス
サブ
›
村川梨衣
セレナ・ジルベール
セレナ・ジルベール
サブ
›
竹達彩奈

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スタッフ

監督羽原久美子
シリーズ構成猪原健太
原作永瀬さらさ
原案キャラデザ紫真依
キャラクターデザイン小島えり、牧内ももこ、大場優子
音楽櫻井美希、田渕夏海、中村巴奈重、佐久間奏、青木沙也果
OP高橋 莉江「共感されなくてもいいじゃない」
EDアッカマー「ノミック」

関連作品

アニメ

書籍

トレーラー・MV

▲ 公式トレーラー(公式YouTube)

OP・ED

OP

ED

感想・評価

最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ

「悪役令嬢がラスボスを飼う」というタイトルを見たとき、正直なめてかかった。2022年ごろ、転生もの・悪役令嬢ものは飽和してて、「またか」という感覚がある。でも「飼う」という一語が引っかかった。好感を勝ち取るとか、改心させるとかではなく、飼う。その傲慢さというか、確信というか、主人公のスタンスがタイトルだけで伝わってきた。

最初に見たとき、アイリーンが婚約破棄されて記憶を取り戻す冒頭の畳み掛け方が思いのほか速くて、テンポ重視の作りだとわかった。高橋李依の声が、ただの「強気ヒロイン」ではなく、内側に焦りを抱えた人間の声として聞こえてきたのがよかった。2回目で気づいたのは、アイリーンが周囲を巻き込むときの説得の言葉が、単なるご都合ではなく、彼女が「ゲームの知識」を根拠にしているという構造の面白さ。未来が見えているから動けるのか、動かないと破滅するから動くのか、その判断の重さがコメディの皮をかぶって走っている。

「知っている」ことは、愛することの代わりにならない

この作品、表面はラブコメなんだけど、核にあるテーマはもう少し重い。アイリーンはゲームの筋書きを知っている。誰がいつ何をして、どう終わるかを知っている。だから彼女の行動は、「魔王クロードに近づけば破滅を回避できる」という計算から始まる。愛情ではなく、生存戦略として。

で、この作品が面白いのは、その計算が途中から崩れ始めるところだ。知識があっても、目の前の人間は想定通りに動かない。福山潤が演じるキース・エイグリッドの声には、「警戒しながらも何かを求めている」という、セリフじゃない部分の温度がある。あの低音の静けさ、少し間を置いてからの返し方。知識でカテゴライズした「ラスボス」という存在が、声によって人間のかたちになっていくプロセスが、視聴体験として実感できる。

アイリーンが「知っている」ことを使って動く序盤と、知識の外側で判断しなければならなくなる中盤以降の変化は、転生ものというフォーマットを使いながら、「情報と関係性」という普通のドラマが扱う問いに踏み込んでいる。攻略対象を「把握している」つもりだったヒロインが、把握していなかった相手の側面に触れるとき、視聴者側も同じ衝撃を受ける構造になっている。

単なる「悪役令嬢が幸せになる話」ではなく、「知識を持った人間が、知識を超えた関係に踏み込む話」として見ると、テーマがぐっと立体的になる。この、ゲーム知識というメタ的な視点と、生身の感情のぶつかり合いを、コメディのテンポで包んで見せてくれる作品はあまりない。

特に刺さったシーン

アイリーンが魔王の前に単身乗り込んで、臆することなく条件を並べるシーン。普通ならそこで相手が圧倒的な力を見せて終わりになるところを、アイリーンが動じないどころか先手を取り続ける。高橋李依の声の張り方が、「強がり」じゃなくて「本当に怖くない」ように聞こえるのがすごい。計算があるから怖くない、でも計算だけでもない、その両方が混在した声。

もう一つは、花澤香菜演じるリリア・レインワーズが絡んでくる場面の温度差。穏やかさと内側の複雑さが同居する花澤の声は、このキャラクターに独特の存在感を与えていて、アイリーンとの対比が際立つ。杉田智和のアーモンドは、あの独特の「ちょっとやさぐれた誠実さ」が出ていて、脇を締める役割を軽くこなしている。

2回目に見たとき、序盤のアイリーンが「破滅エンドを回避するため」と自分に言い聞かせながらも、すでに目の前の人間として見始めているのが細かい芝居の中に滲んでいることに気づいた。1回目には通り過ぎていた。

読んで見たくなったら——『悪役令嬢なのでラスボスを飼ってみました』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。

この作品が刺さる人・合わない人

刺さる人

  • 転生・悪役令嬢ものをある程度見ていて、「また同じパターンか」と思い始めている人——主人公のスタンスが少し違う
  • ラブコメとして見るよりも、キャラクターの関係変化を追う楽しさが好きな人
  • 福山潤・高橋李依のファン。どちらも声の仕事が細かい
  • コメディとシリアスが混在する作品が平気な人

合わない人

  • 転生もの・悪役令嬢ものに食傷気味で、前提設定を受け入れるのが難しくなっている人
  • 序盤のテンポが速いため、キャラクターを丁寧に掘り下げる系を求めている場合は肩透かしになる
  • ファンタジー世界観の設定説明を細かく求める人——この作品は設定より勢いで押す
  • ヒロインが強引に動き続ける主人公像が苦手な人

次に見るなら

乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…——いわゆる「はめふら」。悪役令嬢転生ものの代表格で、主人公のキャラクター性がまったく違う方向に振り切れているのが面白い。破滅回避のアプローチとして、アイリーンと比較して見ると両作品への理解が深まる。

魔入りました!入間くん——「危険な存在の懐に入って信頼を勝ち取る」構造で重なる部分がある。あちらはコメディ色がさらに強く、世界観のルールが独特で、悪魔界という設定遊びを楽しめる。ラスボスを飼おうとする主人公と、魔界に馴染んでいく主人公、どちらも「場違いなはずなのに馴染む」類の面白さがある。

ハクメイとミコチ——毛色はまったく違うが、「異質な存在と日常を築いていく」静かな面白さに共通点がある。ファンタジー世界観の中でキャラクターの関係を丁寧に見たい人に。竹達彩奈の声が好きなら、こちらでの仕事も聞いてみる価値がある。

配信・視聴情報

サービス配信月額無料期間作品数
ABEMAプレミアムイチオシ×¥680〜(税込)無料あり1,000+
Amazonプライムビデオ×¥600(税込)30日間1,700+
クランクイン!ビデオ穴場×¥990〜(税込)最大1ヶ月7,000+
dアニメストア¥660(税込)31日間7,200+
U-NEXT¥2,189(税込)31日間6,000+
DMM TV¥550(税込)14日間6,300+
Netflix×¥890〜(税込)なし1,600+
Hulu¥1,026(税込)なし2,900+
Disney+×¥1,250〜(税込)なし500+

『悪役令嬢なのでラスボスを飼ってみました』は現在、dアニメストア・U-NEXT・DMM TV・Huluの4サービスで配信中です。どのサービスも見放題ラインナップに含まれているため、すでに契約しているサービスからすぐに視聴を始められます。まだどのサービスも利用していない方は、無料トライアルを活用してお得に楽しんでみてください。

よくある質問

Q. 原作は漫画ですか?小説ですか?
A. 原作は八月八氏によるライトノベル(角川ビーンズ文庫)です。コミカライズ版も複数展開されており、小説・漫画・アニメとそれぞれ楽しめます。
Q. アニメは全何話ですか?
A. 全12話構成です。2022年秋クールに放送されました。1話あたり約24分なので、一気見もしやすい作品です。
Q. ラブコメ要素は強いですか?恋愛メインの作品ですか?
A. ラブコメとファンタジーが半々くらいのバランスです。コメディのテンポが速いので恋愛だけでなく笑いを求める方にもおすすめできます。
Q. 続編や2期の予定はありますか?
A. 2026年5月時点で公式からアニメ2期の発表はありません。原作小説は完結済みのため、続きが気になる方は原作で楽しむことができます。

まとめ

『悪役令嬢なのでラスボスを飼ってみました』は現在、dアニメストア・U-NEXT・DMM TV・Huluの4サービスで配信中です。どのサービスも見放題ラインナップに含まれているため、すでに契約しているサービスからすぐに視聴を始められます。まだどのサービスも利用していない方は、無料トライアルを活用してお得に楽しんでみてください。

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この記事を書いた人

アニメの配信先を毎回調べているうちに、「もう自分でまとめた方が早いな」と思ってaniholicを始めました。アニメから入って、今はかなり声優ファン寄りです。Abema、dアニメ、Prime Video、Huluあたりを普段使っています。掲載情報は、できるだけ公式サイトを確認してから掲載しています。
ちなみに「aniholic」を深夜テンションで「アニ☆ホリ」と略したのですが、まさか昼に見た時こんなに恥ずかしいとは思いませんでした。今のところ修正予定はありません。

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