乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…

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2020乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…

乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…

★ 3.6 / 5.0コメディファンタジーラブコメ日常系
放送年2020年
フォーマットTVアニメ
話数12話
原作ライトノベル
制作SILVER LINK.

富豪の令嬢カタリナ・クレスは石で頭を打たれ、前世の記憶を取り戻す。彼女が住む世界は、前世で夢中だった乙女ゲーム『フォーチュン・ラバー』の世界だった。しかし彼女はヒロインのロマンスを邪魔する悪役キャラに設定されていた。カタリナの最良の結末は流刑で、最悪は死である。

目次

作品概要・あらすじ

あらすじ

転んで頭を打った瞬間、公爵令嬢カタリナ・クレスは前世の記憶を取り戻す。自分がいるのは、かつて熱中していた乙女ゲーム『フォーチュン・ラバー』の世界――そしてカタリナ自身は、ヒロインの恋路を邪魔し続ける悪役令嬢だったのだ。物語の結末はどのルートをたどっても「国外追放」か「死」。破滅エンドを回避するため、カタリナは持ち前の前向きさとちょっぴりズレた行動力で、運命を変えようと奮闘する。

みどころ・魅力

① 「破滅回避」に全力すぎる主人公のコメディ感

カタリナの破滅フラグ対策は、畑仕事・木登り・人心掌握と、どれも乙女ゲームの悪役らしからぬもの。本人は大真面目なのに周囲からは「変わった令嬢」と映るギャップが笑いを生み、シリアスになりすぎない軽快なテンポが心地よい。

② ヒロインそっちのけで全員がカタリナに惚れていく逆転劇

攻略対象の王子・騎士・魔法使いはもちろん、ヒロイン本人まで気づけばカタリナの虜に。ゲームのシナリオが崩壊していく様子は痛快で、「誰が一番カタリナを好きか」を競う群像劇としての面白さもある。

③ 明るくポジティブな空気感と友情・恋愛のバランス

打算なく相手に手を差し伸べてきたカタリナの過去が丁寧に描かれ、キャラクターたちの絆に説得力がある。重くなりがちな「転生もの」でありながら、終始ほのぼのとした雰囲気を保ち、幅広い層が楽しめる。

キャスト・声優一覧

カタリナ・クラエス
カタリナ・クラエス
メイン
›
内田真礼
ジオルド・スティアート
ジオルド・スティアート
メイン
›
蒼井翔太
キース・クラエス
キース・クラエス
メイン
›
柿原徹也
アラン・ステイア一 ト
アラン・ステイア一 ト
メイン
›
鈴木達央
ニコル・アスカルト
ニコル・アスカルト
メイン
›
松岡禎丞
メアリ・ハント
メアリ・ハント
メイン
›
岡咲美保
ソフィア・アスカルト
ソフィア・アスカルト
メイン
›
水瀬いのり
マリアキャンベル
マリアキャンベル
メイン
›
早見沙織
シリウス・ディーク
シリウス・ディーク
サブ
›
増田俊樹
アン・シェリー
アン・シェリー
サブ
›
和氣あず未
ミリディアナ・クラエス
ミリディアナ・クラエス
サブ
›
平松晶子
佐々木敦子
佐々木敦子
サブ
›
水瀬いのり

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スタッフ

監督井上圭介
シリーズ構成清水恵
原作山口悟
原案キャラデザひだかなみ
キャラクターデザイン大島美和
音楽兼松衆、櫻井美希、中村巴奈重、斎木達彦、田渕夏海
美術監督込山明日香
音響監督亀山俊樹
OPアンジェラ「乙女のルートはひとつじゃない!」
ED蒼井翔太「BAD END」
EDアンジェラ「乙女のルートはひとつじゃない!」

関連作品

アニメ

書籍

トレーラー・MV

▲ 公式トレーラー(公式YouTube)

OP・ED

OP

ED

感想・評価

最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ

タイトルが長すぎて、友人に勧められたとき何度も聞き返した。「乙女ゲームの破滅フラグしかない……なんだって?」というところから始まった付き合いだ。

悪役令嬢ものというジャンル自体はそのころちょうど増え始めていたころで、「またか」という気持ちが正直あった。主人公が転生して前世の知識でチートする、というパターンへの食傷感というか。ところが1話を見て、想像していたものとは少し違うと気づいた。カタリナが頭に石をぶつけて記憶を取り戻すシーンの間の抜け方、あれで「あ、これはそういう作品じゃない」と思った。

2周目で気づいたのは、序盤に丁寧に撒かれていた「カタリナが無意識に誰かを助けている」描写の多さだった。本人は必死に自分の破滅を回避しているつもりなのに、傍から見るとただ親切な人にしか見えない。その構造に最初は気づかず、2回目で「ああ、ずっとそうだったのか」と少し恥ずかしくなった。

「悪役を回避しようとした女」が、なぜか全員に好かれてしまうまでの話

この作品の面白さは、ジャンルとしての「悪役令嬢もの」を使いながら、実質的にはまったく別の話をしているところにある。

カタリナ・クラエスは「悪役」だ。乙女ゲームの文脈ではそういう設定になっている。でも彼女が取る行動は、ゲームのシナリオを壊すことではなく、ひたすら「死なないための準備」だ。畑を耕し、木登りを練習し、出会う人間に対して打算ゼロで接する。なぜなら「どのルートでも友達は多いほうが安全」という極めて実利的な理由で。

ここが巧いと思う点で、カタリナは善意で動いているわけじゃない。少なくとも本人はそう思っていない。自分のための行動が、結果として相手の孤独を救っていたり、誰かの心を変えていたりする。その「意図と結果のずれ」が、作品の笑いの構造でもあり、同時にちょっと胸に刺さる部分でもある。

乙女ゲームの「ヒロイン」は誰かから愛されるために存在している。でもカタリナは、誰かに愛されようとしていない。ただ生き残ろうとしているだけだ。なのに周囲の全員が彼女に惚れていく。これは皮肉というより、「見返りを求めない人間関係」についての話として読めて、そちらの方向で考えると作品の後半がじんわり沁みてくる。

内田真礼のカタリナは、そのキャラクターの「軽さ」と「芯の強さ」を両立させている。明るいだけでも頭が空っぽなだけでもない、あの絶妙なバランスは、文字で説明するより聞いてもらった方が早い。声の柔らかさの中に、どこか頑固さが見える瞬間がある。

特に刺さったシーン

序盤、カタリナとマリアが庭で過ごす場面が好きだ。マリアはゲームの「ヒロイン」で、本来カタリナが最も敵対すべき相手のはずなのに、カタリナは彼女のお菓子を食べて純粋に喜んでいる。そこに策も駆け引きもない。

早見沙織のマリアは、清楚という言葉が似合う声の質感がある一方で、芯の通った強さも同居している。カタリナと並ぶシーンでの掛け合いは、二人の声の対比が自然で、「この二人は友達になるべきだった」という感覚を毎回思わせる。

ニコルをめぐるシーンでは、松岡禎丞が「クールに見えて実はカタリナに一番振り回されている男」を静かに演じていて、笑いたいのに笑えない微妙な感情になる。声の低さがかえってコミカルさを引き立てている。

あとは全体を通じてのカタリナの「頭の中の会議」シーンで、自分の中の分身たちが騒がしく話し合う演出。あれが毎回くだらなくて、くだらないほど好きだ。シリアスな判断をくだらないプロセスで決めるのが、このキャラクターの本質を正確に表現している。

読んで見たくなったら——『乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。

この作品が刺さる人・合わない人

刺さる人

  • 異世界転生もの・悪役令嬢ものを何本か見てきて、ちょっと食傷気味な人
  • シリアスな展開よりも、ゆるい日常とコメディのバランスを好む人
  • 主人公が「無自覚に好かれていく」タイプの話が好きな人
  • 1クールでまとまりよく終わる作品を探している人
  • 内田真礼・早見沙織の掛け合いを楽しみたい人

合わない人

  • 「追い詰められる緊張感」や「ダークな展開」を期待している人——この作品にそれはほぼない
  • ハーレムもの自体が苦手な人。形式としてそれに近い構造をしている
  • 丁寧な世界観構築を求める人。設定の深掘りより空気感優先の作りになっている
  • 主人公の天然・無自覚タイプがどうしても受け付けない人

次に見るなら

「悪役令嬢」というジャンルをもう少し掘り下げたいなら、乙女ゲーム世界はモブに厳しい世界ですがある。こちらはカタリナと違って主人公が男性で、ゲームの世界で「空気キャラ」として生き残ろうとする話。設定の使い方が少し違うので、見比べると悪役令嬢ものの幅が見えてくる。

「転生後の世界でひたすら地道に生きていく」という感触が好みなら、本好きの下剋上も合うと思う。死にかけの少女に転生した本好きが、本を作るためだけに奮闘する話で、Hamefuraよりずっとシリアスな場面もあるが、「目的に向かって愚直に動く主人公」という点で似た充足感がある。

コメディの軽さ自体を続けて摂取したいなら、この素晴らしい世界に祝福を!が選択肢になる。テンションの高さはこちらの方が上だが、主人公が本人の意図と無関係に周囲を引っ掻き回していく構造は共通している。

配信・視聴情報

サービス配信月額無料期間作品数
ABEMAプレミアムイチオシ×¥680〜(税込)無料あり1,000+
Amazonプライムビデオ×¥600(税込)30日間1,700+
クランクイン!ビデオ穴場×¥990〜(税込)最大1ヶ月7,000+
dアニメストア¥660(税込)31日間7,200+
U-NEXT¥2,189(税込)31日間6,000+
DMM TV¥550(税込)14日間6,300+
Netflix¥890〜(税込)なし1,600+
Hulu¥1,026(税込)なし2,900+
Disney+×¥1,250〜(税込)なし500+

『乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…』は、dアニメストア・U-NEXT・DMM TV・Netflix・Huluで視聴可能です。主要な動画配信サービスに広く対応しているため、加入中のサービスからすぐに視聴をはじめられます。無料期間を活用すれば、まとめて一気見するのにも最適です。

よくある質問

Q. 原作小説・漫画とアニメ、どれから入るのがおすすめですか?
A. アニメから入るのが一番とっつきやすいです。キャラクターの魅力をつかんだあとに原作小説や漫画版を読むと、アニメで省かれたエピソードも楽しめて二度おいしい作品です。
Q. 続編はありますか?
A. はい、2021年に第2期『~X(バツ)』が放送されています。第1期で描かれたゲームシナリオの後日談が描かれており、引き続き同じ配信サービスで視聴可能です。
Q. 乙女ゲームを知らなくても楽しめますか?
A. まったく問題ありません。作中で乙女ゲームのルール説明がわかりやすく入るため、ジャンル未経験でもテンポよく笑えるコメディとして楽しめます。
Q. 全何話ですか?一気見できますか?
A. 第1期は全12話で、1話あたり約24分です。合計約5時間とコンパクトにまとまっており、休日に一気見しやすいボリュームになっています。

まとめ

『乙女ゲームの破滅フラグしかない悪役令嬢に転生してしまった…』は、dアニメストア・U-NEXT・DMM TV・Netflix・Huluで視聴可能です。主要な動画配信サービスに広く対応しているため、加入中のサービスからすぐに視聴をはじめられます。無料期間を活用すれば、まとめて一気見するのにも最適です。

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この記事を書いた人

アニメの配信先を毎回調べているうちに、「もう自分でまとめた方が早いな」と思ってaniholicを始めました。アニメから入って、今はかなり声優ファン寄りです。Abema、dアニメ、Prime Video、Huluあたりを普段使っています。掲載情報は、できるだけ公式サイトを確認してから掲載しています。
ちなみに「aniholic」を深夜テンションで「アニ☆ホリ」と略したのですが、まさか昼に見た時こんなに恥ずかしいとは思いませんでした。今のところ修正予定はありません。

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