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ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか ダンジョンに温泉を求めるのは 間違っているだろうか
| 放送年 | 2016年 |
|---|---|
| フォーマット | OVA |
| 話数 | 1話 |
| 原作 | ライトノベル |
| 制作 | J.C.STAFF |
勇敢な冒険者たちが世界で最も恐ろしいダンジョンの18階層を突破した。次は何をするか。オラリオに遊園地がないため、ベル、ヘスティア、リリーらが選んだのは温泉旅行だった。地獄犬との戦いがきっかけで、彼らは未発見の地下オアシスを発見する。しかし思わぬ展開が待ち受けていた。
作品概要・あらすじ
あらすじ
迷宮都市オラリオで活躍する冒険者ベル・クラネルは、神ヘスティアや仲間のリリルカとともにダンジョン18階層を踏破した余勢を駆り、休暇旅行に出かけることに。行き先は温泉——しかしダンジョン内を探索中に地獄犬と遭遇したことが引き金となり、誰も知らない地下の温泉オアシスを偶然発見する。のんびりくつろぐはずが、思わぬハプニングが次々と巻き起こるドタバタ温泉グラビアOVA。
みどころ・魅力
① ダンジョン×温泉というぶっとびコンセプト
剣と魔法の世界観に「秘境の地下温泉」をねじ込んだ発想が抜群。本編では見せないゆるゆるの空気感と、ダンジョンならではのハプニングが絶妙に組み合わさっており、シリアスな本編を知っているほど余計に笑える。
② ヘスティアを筆頭にしたキャラの素顔
戦闘シーンのない”素顔”のキャラクターたちが楽しめるのがOVAの醍醐味。ヘスティアのベルへの独占欲やリリルカのコミカルなリアクションなど、本編では掘り下げにくい日常面が凝縮されている。
③ 30分に詰め込まれたサービスとドタバタ劇
短い尺ながら温泉シーンのサービス描写とコメディ要素のバランスがよく、テンポよく展開する。ダンまち本編ファンへのご褒美的な一本として、肩の力を抜いて楽しめる完成度になっている。
キャスト・声優一覧
























スタッフ
| 監督 | 鈴木洋平 |
|---|---|
| シリーズ構成 | 白根秀樹 |
| 原作 | 大森藤ノ |
| 原案キャラデザ | ヤスダスズヒト |
| 音楽 | 井内啓二 |
| 美術監督 | 倉本章 |
| 音響監督 | 明田川仁 |
| OP | 井口裕香「Hey World」 |
| ED | 水瀬いのり「君とボクの1日」 |
関連作品
アニメ
書籍
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
OP・ED
OP
ED
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
タイトルが長い。まずそこから入ってしまう。「ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか ダンジョンに温泉を求めるのは間違っているだろうか」——もはや二作目のタイトルを一作目の文体で作りましたというだけで、ある意味では誠実である。
TVシリーズ1期を全話見た流れで、おまけ的に手を伸ばした。OVAだから本編とは切り離して考えていいタイプ——いわゆる「温泉回」「サービス回」として機能する外伝で、1期を見ていなくても入れるかもしれないが、キャラへの愛着がないとたぶん半分も刺さらない。本編のテンションを知った上で見ると、この弛緩っぷりがむしろ心地よい。
最初に見たときは「ああ、ファンサービス枠ね」と薄目で流していた。2回目に見ると、キャラの細かいやり取りや声優陣のアンサンブルがちゃんと機能していて、「これ、ちゃんと作ってあるな」と少し見直した。
18層を突破した冒険者たちが、温泉で何もしない話
ダンジョン攻略ものは、戦いのあとに何があるかをあまり描かない。「次の階層へ」「さらに強く」という前進の物語として設計されているから、休息はカットされるか、あるいは次の戦いへの前置きとして機能させられる。このOVAはそこをちゃんとやっている、というのが2回目以降に気づいたことだ。
ベル・クラネル(松岡禎丞)は基本的に前だけを向いて走り続けるキャラクターとして描かれていて、TVシリーズを通してそのひたむきさが魅力になっている。でもそれは裏を返せば、彼が「休んでいる」姿はほとんど見られないということでもある。温泉という舞台を使って、このOVAはそのオフの顔をあえてじっくり見せてくる。
リリルカ・アーデ役の内田真礼が、本編とは少しトーンを落としたやわらかい演技をしていて——あの子が本当にくつろいでいる、という感じがした。ヴェルフ(細谷佳正)はいつも通りの兄貴感で、でもどこか空気が緩んでいる。本編では常に何かに追われているグループが、ただそこにいる。それだけで成立している30分強というのは、意外と稀だと思う。
「単なるファンサービスOVA」と「キャラクターのオフを描いたスピンオフ」は、見た目は同じでも機能が違う。このOVAは後者に近い。サービスシーンはたしかにある。あるが、それよりもキャラクターたちがただ笑っていて、ダンジョンのことを一時間だけ忘れている、その絵が主体になっている。18層まで降りた人たちが地下オアシスで湯につかっているという状況のシュールさも込みで、「休憩回」というジャンルの一つの完成形に近い。
特に刺さったシーン
リュー・リオン(早見沙織)が温泉に引きずり込まれる流れのくだりで、思わず前のめりになった。早見沙織はクールなキャラクターを演じるとき、セリフの隙間の「間」で感情を表現するのが本当にうまい。取り乱す手前のあの一呼吸——「あ、この人今焦ってる」と分かる、でも声には出さない演技が、リューというキャラクターの真面目さと相まって笑えるのに愛おしい。
アスフィ・アル・アンドロメダ(茅野愛衣)のリアクションも小気味よかった。茅野愛衣の演じるキャラクターには、ちょっとした不満や困惑を包んだような温かみがあって、コメディシーンでそれが出ると独特のおかしさになる。本編ではやや堅めに描かれているキャラクターが、温泉でちょっとだけほぐれる瞬間を、声だけでちゃんと表現していた。
序盤の地獄犬との遭遇から温泉発見までの流れは、「これダンジョンものだったな」と思い出させてくれるちょうどいいスパイスで、ギャップ込みで笑えるように設計されている。
読んで見たくなったら——『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか ダンジョンに温泉を求めるのは 間違っているだろうか』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- ダンまちTVシリーズ1期を見ていて、キャラクターに愛着がある人
- 温泉回・日常回が好きで、何も起きなくてもキャラを眺めていられる人
- 声優アンサンブルを楽しむ耳がある人(松岡禎丞・早見沙織・内田真礼・茅野愛衣・細谷佳正が同じ湯船的空間にいる状況として捉えると満足度が上がる)
- 30分前後で完結するものが見たい夜に
合わない人
- ダンまち未見。キャラを知らないとほぼ意味がない
- ストーリーの進展・伏線・成長を期待している人。何も進まない
- サービスシーンが全面に出るOVAに生理的な抵抗がある人。明確に存在するので念のため
- 「尺の無駄遣い」と感じるタイプの人には30分強が長く見える
次に見るなら
ファンタジー冒険ものの「日常・休息回」OVAが好きなら、ソードアート・オンラインのOVAや番外編がある。本編の緊張とはまったく異なるオフ空間が用意されていて、キャラクターをただ眺めていられる作りはダンまちOVAと近い感触がある。
同じダンジョン攻略+ハーレム系ラブコメの空気を別の角度で楽しみたいなら、この素晴らしい世界に祝福を!が近い。戦闘と日常のギャップを笑いとして消化するテンポ感が似ていて、こちらは全編そのモードで動いている。
ひたすら温泉と女性キャラクターのやり取りを楽しむ方向に振り切るなら、ゆるキャン△は温泉要素とゆるい人間関係の描写で全く別の充足感を与えてくれる。ジャンルは違うが「何もしない時間の豊かさ」という点では系譜が繋がる。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | × | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ |
| DMM TV | × | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ |
| Netflix | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ | |
| Hulu | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ | |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
本作はdアニメストア・Netflix・Huluの3サービスで視聴可能です。いずれも月額サブスクリプションで配信されているため、すでにいずれかに加入中であればすぐに視聴できます。ダンまち本編シリーズも各サービスで配信されているので、あわせてチェックしてみてください。
よくある質問
まとめ
本作はdアニメストア・Netflix・Huluの3サービスで視聴可能です。いずれも月額サブスクリプションで配信されているため、すでにいずれかに加入中であればすぐに視聴できます。ダンまち本編シリーズも各サービスで配信されているので、あわせてチェックしてみてください。











