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真恋姫†無双 ~乙女大乱~
| 放送年 | 2010年 |
|---|---|
| フォーマット | TVアニメ |
| 話数 | 12話 |
| 原作 | ビジュアルノベル |
| 制作 | Doga Kobo |
漢の末期、世界は混乱と無秩序に包まれていた。劉備、関羽、張飛の三人の少女は、この世を平定するため血の契りを交わし姉妹となる。多くの苦難を乗り越え、ついに平和をもたらした。しかし新たな悪がその平和に忍び寄る。無双の少女たちの戦いが再び始まろうとしていた。
作品概要・あらすじ
あらすじ
乱世の漢末。劉備・関羽・張飛の三人の少女は義姉妹の契りを結び、乱れた世を平定するために戦い続けてきた。ようやく平和が訪れたかに見えたその矢先、新たな脅威が静かに近づいてきた。戦いを経て絆を深めた無双の乙女たちが、再び立ち上がる。人気ゲーム「真・恋姫†無双」を原作とする、女の子だらけの三国志ファンタジー第三期。みどころ・魅力
① 女体化三国志キャラが勢ぞろい——豪華なキャスト陣
劉備・関羽・張飛をはじめ、曹操・孫権・諸葛亮など三国志の英雄たちが全員美少女にアレンジされたユニークな世界観。シリーズを通じて積み上げられたキャラクターたちの個性と関係性が本作でもフルに楽しめる。② シリアスとコメディのバランス——テンポよく見られる構成
新たな敵との緊迫した戦いを軸にしながらも、キャラクター同士の掛け合いやほのぼのとしたコメディシーンが随所に挟まれ、重くなりすぎないのが本シリーズの持ち味。肩の力を抜いて楽しめる作りになっている。③ シリーズ最終章——積み重ねた絆の結末を見届ける
第一期・第二期からの続投キャラが多く、長く付き合ってきたファンほど感情移入できる構成。義姉妹の絆と新たな試練というテーマが本作でひとつの区切りを迎え、シリーズのフィナーレとして見応えがある。キャスト・声優一覧
























スタッフ
| シリーズ構成 | 雑破業 |
|---|---|
| 原案キャラデザ | BaseSon |
| キャラクターデザイン | 大島美和 |
| 音楽 | 多田彰文 |
| OP | 奥井雅美「恋華大乱」 |
| ED | 縁起の三乙女「勇気凛凛」 |
関連作品
アニメ
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
恋姫シリーズ、正直どれがどれかわからなくなってきた頃に再生した。「無双」がついて「†」マークがあって「乙女大乱」というサブタイトル。これは何作目なんだという状態のまま、とりあえず始める。
最初の数分で「ああ、三国志の女の子版のやつね」と思い出す。劉備も関羽も張飛も全員女子で、なぜかちょっとエッチで、なぜかコメディで、それでいて義の話もしている。この妙なバランスはシリーズを通して一貫していて、2周目に入ると「そもそもなぜ三国志でこれをやろうと思ったのか」という問いが浮かんでくる。答えは出ない。でもその問いごとシリーズが好きになっていた。
三国志の女子化は、男くさい英雄譚への静かな読み替えだった
表面だけ見ればただの女体化コンテンツだが、2周くらいしてくると気づいてくることがある。原典の三国志は徹頭徹尾、男たちが覇を争う話だ。それを全員女子に置き換えることで何が起きるかというと、義・友情・盟約といったテーマが「権力の奪取」ではなく「絆を守ること」として再解釈される。
劉備・関羽・張飛が血の契りを結ぶ場面は桃園の誓いをなぞっているが、原典では将来の覇業を誓う政治的行為だ。このシリーズでは三人の少女が純粋に「一緒にいる」ことを選ぶニュアンスが強くなっている。「乙女大乱」というサブタイトルも、単なる萌え記号として読めるが、「大乱の時代に乙女たちが何を守ろうとするか」という問いとして受け取ると、このシリーズ特有の妙なカタルシスに説明がつく。
後藤邑子が演じる鳳統士元がその象徴で、原典では若くして戦死する軍師を、このシリーズでは生かして動かしている。後藤邑子の声は低温でどこか達観した質感があり、コメディシーンでも悲壮感が滲まない。「こういう時代に生きている」という軽さと諦念が同居していて、そのバランスが三国志女子化という設定の浮つきをひそかに押さえている。出演作81本の蓄積がそういうところに出る。
たかはし智秋が演じる張勲は逆方向で、楽しそうにやりすぎている。「声優と夜あそび」のMCとして知られているが、そのテンションそのままで張勲に入っているように聞こえる瞬間がある。コメディ担当として場を引っ張りつつ、後半の決意の台詞でちゃんと締まる。この緩急は、長いシリーズの中でキャラクターが積み上げてきた文脈があって初めて機能するもので、1作目から追ってきた人間には余計に効く。
特に刺さったシーン
終盤、三人が離れ離れになりかける場面がある。ここで流れる音楽の選択が地味によくて、大げさに盛り上げず、むしろ静かに引いていく。そのせいでセリフの一つひとつが妙に重く聞こえた。
後藤邑子の士元が仲間へ短く一言告げる台詞、具体的な言葉は覚えていないが声のトーンは覚えている。感情を抑えているのに抑えきれていない感じ——これが後藤邑子の十八番で、2回目に見て初めて「この人この場面で泣きそうになってるな」と気づいた。それ以降の展開の見え方が変わった。
序盤のコメディシーンと終盤のこういう場面が同じシリーズに収まっているのが恋姫の不思議なところで、どっちが本体かわからないまま気がつけば好きになっている。
読んで見たくなったら——『真恋姫†無双 ~乙女大乱~』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- 三国志は名前と相関図くらいしか知らないが、雰囲気が好きな人
- 女の子が多いアニメでも、ちゃんと物語の芯が欲しい人
- シリーズをある程度追ってきた人(単独でも見られるが、蓄積があると倍楽しい)
- 後藤邑子・たかはし智秋の声が好きな人
- コメディとシリアスが混在する群像劇が苦にならない人
合わない人
- 三国志を正史に近い形で楽しみたい人(別物と割り切れないと厳しい)
- エッチな表現が全体に散りばめられているのが気になる人
- 前作なしにいきなり本作から入ると人間関係の把握が追いつかない可能性がある人
- 明確な主人公軸の一本道ストーリーを求めている人
次に見るなら
一騎当千は同じく三国志キャラを女体化した先駆け的な作品で、こちらはよりバトル寄りの設計。恋姫の「義と絆」の雰囲気が好きなら、一騎当千の「魂の継承」という設定の奇妙な説得力も受け入れやすいはず。戦闘作画の密度は高く、別の意味で見応えがある。
センコロール……ではなく、同じ美少女アンサンブル系ならまかでみ・WAっしょい!あたりが構造的に近い。コメディと微妙なエモさの配合比が似ていて、「ゆるく始まってちゃんと盛り上がる」という設計を求めている人には合う。
シリーズをまだ追いきれていないなら、素直に1作目の恋姫†無双に戻るのが一番いい。どれがどれかわからなくなってきた頃こそ、最初から見直すタイミングだ。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ | |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | × | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
『真恋姫†無双 ~乙女大乱~』は、dアニメストア・U-NEXT・DMM TVで配信中です。いずれも月額サービスのため、加入していれば追加料金なしで視聴できます。シリーズ第一期・第二期も各サービスで確認のうえ、通しで楽しむのがおすすめです。


