ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか外伝 ソード・オラトリア

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2017ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか外伝 ソード・オラトリア

ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか外伝 ソード・オラトリア

★ 3.4 / 5.0アクション冒険コメディファンタジー
放送年2017年
フォーマットTVアニメ
話数12話
原作ライトノベル
制作J.C.STAFF

ロキ・ファミリアのベテラン冒険者たちは、危険な迷宮で命がけで戦う理由を多く持っている。しかし新人魔法使いのレフィアは、自分がパーティの一員として相応しいことを証明したいだけなのだ。彼女の成長と活躍の物語が今、始まろうとしている。

目次

作品概要・あらすじ

あらすじ

迷宮都市オラリオを舞台に、最強の冒険者パーティ「ロキ・ファミリア」の活躍を描くスピンオフ作品。「剣姫」と称される天才剣士アイズ・ヴァレンシュタインを中心に、深層の迷宮へと挑む精鋭たちの戦いを追う。新人魔法使いのレフィアは仲間たちの背中を追いながら、自分の力と可能性を証明しようと奮闘する。本編「ダンまち」とは異なる視点から、同じ時間軸の出来事が交差していく群像劇的な冒険譚。

みどころ・魅力

① アイズ・ヴァレンシュタインを主軸にした剣戟アクション

本編では脇役だった「剣姫」アイズが主人公となり、彼女の圧倒的な剣技と内なる葛藤が丁寧に描かれる。ロキ・ファミリアの精鋭たちが深層の強敵に挑むバトルシーンは迫力満点で、本編とはまた異なる緊張感あるアクションが楽しめる。

② 本編と交差するクロスオーバー演出

「ダンまち」本編と同じ時間軸で物語が進むため、本編を知っているほど「あの場面の裏側はこうだったのか」という発見が随所にある。ベル・クラネルとの交差シーンなど、両作品を見比べることで深まる楽しさが魅力の一つ。

③ レフィア・ヴィリディスの成長物語

実力者ぞろいのパーティの中で自分の居場所を模索するレフィアの姿は、新人冒険者ならではのリアルな葛藤として共感を呼ぶ。彼女を通じて描かれる「仲間と共に強くなる」テーマが、アクションの激しさの中に温かみを与えている。

キャスト・声優一覧

アイズ・ヴァレンシュタイン
アイズ・ヴァレンシュタイン
メイン
大西沙織
リヴェリア・リヨス・アールヴ
リヴェリア・リヨス・アールヴ
メイン
川澄綾子
レフィーヤ・ウィリディス
レフィーヤ・ウィリディス
メイン
木村珠莉
ルルネ・ルーイ
ルルネ・ルーイ
サブ
赤尾ひかる
ボールス・エルダー
ボールス・エルダー
サブ
山口太郎
エイナ・チュール
エイナ・チュール
サブ
戸松遥
ファルガー・バトロス
ファルガー・バトロス
サブ
柳田淳一
アミッド・テアサナーレ
アミッド・テアサナーレ
サブ
加隈亜衣
ティオナ・ヒリュテ
ティオナ・ヒリュテ
サブ
村川梨衣
ベル・クラネル
ベル・クラネル
サブ
松岡禎丞
ヘスティア
ヘスティア
サブ
水瀬いのり
セイン・イール
セイン・イール
サブ
榎木淳弥

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スタッフ

監督鈴木洋平
シリーズ構成白根秀樹
原作大森藤ノ
原案キャラデザ灰村キヨタカ
キャラクターデザイン木本茂樹
音楽井内啓二
美術監督水谷利春
音響監督明田川仁
OP井口裕香「RE-ILLUSION」
EDかの「day by day」

関連作品

アニメ

書籍

トレーラー・MV

▲ 公式トレーラー(公式YouTube)

OP・ED

OP

ED

感想・評価

最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ

ダンメモ本編を追いかけながら「アイズ視点で同じ時系列を見せてくれる外伝がある」と知ったとき、即座にキューに入れた。本編でベル・クラネルが感じている「遠すぎる存在」の正体を、こっちから確認したかったわけだ。最初に見たとき正直に言うと、1話の絵柄の柔らかさにやや面食らった。もっとシリアスな剣撃アニメを期待していたので。でも2回目に通して見直したら、あの柔らかさはレフィア目線の「憧れフィルター」として機能していることに気づいた。アイズはレフィアにとってまぶしすぎる存在で、あのトーンはむしろ正解だった。本編と交互に確認しながら見ると、セリフの裏側が二重に聞こえてくる構造になっていて、それが妙に癖になる。

「最強」の背中を追うことでしか、自分を定義できない人間の話

ソード・オラトリアは、タイトルに反してアイズ・ヴァレンシュタインの物語というより、レフィアという新人魔法使いの「承認と依存と成長」の物語だ。この作品が単なるスピンオフでなく独立した価値を持つとしたら、そこだと思っている。

レフィアの動機は「パーティの役に立ちたい」という言葉で包まれているが、本質は「アイズに認められたい」という一点に集約されている。それ自体は珍しくもない。でも面白いのは、その感情がアイズ自身の孤独と対称になっていること。アイズは強い。圧倒的に強い。しかし彼女がなぜそこまで強さを求めるのかを、本編は長らくぼかしてきた。ソード・オラトリアではその片鱗が、迷宮の最深部に向かう彼女の眼差しとして描かれる。答えは出ない。でもアイズが「強さへの渇望に憑かれた人間」であることは伝わる。

レフィアが「アイズに追いつきたい」と願う構図は、実はベル・クラネルが「アイズに追いつきたい」と願う本編の構図と鏡合わせになっている。二人とも、アイズという「遠さ」を目標として機能させている。そのアイズ本人は、誰かに追いつこうとしているのではなく、何かから逃げているのかもしれない——そういう読み方ができる。川澄綾子が演じるリヴェリア・リヨス・アールヴが時折アイズに向ける視線の中に、「見守っているのか、それとも手綱を引いているのか」という緊張感があって、そこがこの作品で一番考えさせられる部分だった。川澄の声は感情を乗せすぎないのに届いてくるタイプで、リヴェリアの「言葉以外に伝えていること」をきちんと成立させていた。

「最強の背中を追うことが自己定義になる」という状況は、特定のオタク気質の人間には刺さる。憧れが燃料になるのか呪いになるのかは、追いかける先の相手次第ではなく、自分が何を諦めてきたかによる——そういう話として読んだ。

特に刺さったシーン

レフィアが自分の魔法の「遅さ」を自覚したまま迷宮に入り、それでも詠唱を続けるシーン。弱点を知っていながら戦場に立つという選択の重さを、加隈亜衣演じるアミッド・テアサナーレのセリフが外側から補完する構造になっていて、二度見て初めて「あ、対比として置いてたのか」と気づいた。アミッドは敵でも友でもない立ち位置で登場するが、加隈の声の持つ「静けさの中の意志の強さ」が、そのポジションの曖昧さを逆に魅力に変えていた。

もう一つ、ベル・クラネルが画面端に映り込む瞬間。松岡禎丞の演技は本編でも繰り返し聞いているのに、ソード・オラトリア側から見ると印象が変わる。「あの子、なんか必死だな」というロキ・ファミリア側の視点になってしまって、思わず笑った後に少し申し訳なくなった。同じセリフや状況が、視点の違いだけでこれだけ違って聞こえるのは、アニメとして正直得をしている構造だと思う。

読んで見たくなったら——『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか外伝 ソード・オラトリア』はABEMAで視聴できる(無料プランあり)。

この作品が刺さる人・合わない人

刺さる人

  • ダンメモ本編を見ていて「ロキ・ファミリア側の話が見たい」と思ったことがある人
  • 「最強キャラの内面」より「最強キャラに憧れる側の葛藤」に興味がある人
  • 川澄綾子加隈亜衣の演技を声でちゃんと追いかけているタイプ
  • 同一時系列を別視点から確認するのが好きな人(本編と交互鑑賞が楽しい)

合わない人

  • 本編未視聴で単体として見ようとしている人。前提知識なしだと人間関係の解像度が半分以下になる
  • アイズが主人公として動き続けることを期待している人。実際の主軸はレフィアで、アイズはどちらかというと「背景の存在感」として機能している
  • ダンジョン攻略のシステムや戦術描写に期待している人。そこは本編より薄い
  • 1クールで完結した満足感を求めている人。キリのよさという点では本編に軍配が上がる

次に見るなら

ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうか(本編)——ソード・オラトリアを見た後に本編を再視聴すると、ベル・クラネルが映り込む場面の意味が変わって聞こえてくる。どちらが先でも後でもいいが、両方見て初めて完成する作品だと思っている。

Re:ゼロから始める異世界生活——「強くなれない自分」と向き合うキャラクターの葛藤という軸が共鳴する。こちらはより容赦なく主人公を追い詰めるが、レフィアの焦りに共感できたなら水瀬いのりが演じるエミリアの存在感も刺さるはず。水瀬の声が持つ「柔らかさの中に核がある」感じは、ヘスティアとはまったく別の角度で発揮されている。

ゴブリンスレイヤー——ダンジョン・迷宮・冒険者という世界観で、より暗くシリアスな方向に振り切った作品。ソード・オラトリアで「迷宮の危険さ」に物足りなさを感じたなら、こちらがその渇望を埋めてくれる。ただし覚悟して見てほしい。

配信・視聴情報

サービス配信月額無料期間作品数
ABEMAプレミアムイチオシ¥680〜(税込)無料あり1,000+
Amazonプライムビデオ×¥600(税込)30日間1,700+
クランクイン!ビデオ穴場×¥990〜(税込)最大1ヶ月7,000+
dアニメストア¥660(税込)31日間7,200+
U-NEXT¥2,189(税込)31日間6,000+
DMM TV×¥550(税込)14日間6,300+
Netflix¥890〜(税込)なし1,600+
Hulu¥1,026(税込)なし2,900+
Disney+×¥1,250〜(税込)なし500+

「ソード・オラトリア」は現在、複数の主要な配信サービスで視聴可能です。ABEMA・dアニメストア・U-NEXT・Netflix・Huluに対応しているため、すでに加入しているサービスからすぐに視聴を始められます。本編「ダンまち」と合わせて楽しむことで、オラリオの世界観をより深く堪能できる一作です。

よくある質問

Q. 「ダンまち」本編を見ていなくても楽しめますか?
A. 単体でも楽しめますが、本編を先に視聴しておくと世界観や登場人物への理解が深まり、クロスオーバー演出もより楽しめます。本編と並行して見るのがおすすめです。
Q. 全何話ありますか?
A. 全13話構成です。2017年4月から7月にかけて放送された1クール作品で、ひとつの物語としてまとまっています。
Q. どの配信サービスで見られますか?
A. ABEMA・dアニメストア・U-NEXT・Netflix・Huluで配信中です。各サービスの加入状況に応じて選べるため、追加費用なしで視聴できる場合もあります。
Q. アイズ・ヴァレンシュタインはどんなキャラクターですか?
A. ロキ・ファミリア最強の剣士で「剣姫」の異名を持つ少女です。寡黙で感情表現が乏しい一面を持ちながらも、強さへの純粋な渇望と仲間への想いが本作では丁寧に掘り下げられています。

まとめ

「ソード・オラトリア」は現在、複数の主要な配信サービスで視聴可能です。ABEMA・dアニメストア・U-NEXT・Netflix・Huluに対応しているため、すでに加入しているサービスからすぐに視聴を始められます。本編「ダンまち」と合わせて楽しむことで、オラリオの世界観をより深く堪能できる一作です。

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この記事を書いた人

アニメの配信先を毎回調べているうちに、「もう自分でまとめた方が早いな」と思ってaniholicを始めました。アニメから入って、今はかなり声優ファン寄りです。Abema、dアニメ、Prime Video、Huluあたりを普段使っています。掲載情報は、できるだけ公式サイトを確認してから掲載しています。
ちなみに「aniholic」を深夜テンションで「アニ☆ホリ」と略したのですが、まさか昼に見た時こんなに恥ずかしいとは思いませんでした。今のところ修正予定はありません。

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