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ゴブリンスレイヤー
| 放送年 | 2018年 |
|---|---|
| フォーマット | TVアニメ |
| 話数 | 12話 |
| 原作 | ライトノベル |
| 制作 | WHITE FOX |
若き祭司が冒険者パーティーを結成したばかりだが、すぐに窮地に陥る。彼らを救ったのはゴブリン・スレイヤー――あらゆる手段を用いてゴブリン退治に人生を捧げた男だ。彼の功績の噂が広がると、次々と助言を求める者たちが現れるようになる。
作品概要・あらすじ
あらすじ
女神官は冒険者になったばかりの新人。初めての依頼でゴブリン討伐に赴くが、パーティーは壊滅寸前の危機に陥る。そこへ現れたのは、銀等級の冒険者・ゴブリンスレイヤー。ただひたすらゴブリンを殺すためだけに戦い続ける無骨な男だった。彼とともに行動することになった女神官は、命をかけた戦いの中で少しずつ成長していく。みどころ・魅力
① 容赦ない世界観とリアルな冒険者の生死
ファンタジー作品にありがちな「主人公無双」を排した、シビアな冒険者社会が描かれる。ゴブリンという”雑魚モンスター”が本当に脅威として機能しており、冒険の怖さと緊張感が最初から全開で伝わってくる。② 戦略と知恵で戦うゴブリンスレイヤーの戦闘スタイル
力押しではなく、地形・道具・状況を徹底的に利用して戦うゴブリンスレイヤーの戦術が見どころ。「どうやって勝つか」を常に考える頭脳戦的な要素が、アクションに深みを与えている。③ 無口な主人公と仲間たちの絆の変化
感情をほとんど表に出さないゴブリンスレイヤーと、彼を慕う個性豊かな仲間たちとの関係性が物語の軸になっている。少しずつ心が通じていく過程に、じわじわと温かみを感じられる。キャスト・声優一覧
























スタッフ
| 監督 | 尾崎隆晴 |
|---|---|
| シリーズ構成 | 倉田英之 |
| 原作 | 蝸牛くも |
| 原案キャラデザ | 神奈月昇 |
| キャラクターデザイン | 永吉隆志 |
| 音楽 | 末廣健一郎 |
| 音響監督 | 明田川仁 |
| OP | ミリー「Rightfully」 |
| ED | そらる 「銀の祈誓」 |
| ED | ミリ「Though Our Paths May Diverge」 |
| ED | ミリ「Within」 |
関連作品
アニメ
書籍
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
OP・ED
OP
ED
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
放送当時、1話のあとにTwitter(今のX)が妙なことになっていた。「切った」「無理だった」「なんで深夜にこれ流すんだ」と「全部見る」が同時に流れていて、どっちの反応も正しい気がした。最初の数分で何が起きるか知っていれば、心構えくらいはできる。でも知らないまま見たらそうなるよな、というシーンだった。
実際に最初に見たときの印象は「これ、主人公の話じゃないかもしれない」だった。ゴブリンスレイヤーはほとんど喋らない。感情が読めない。梅原裕一郎の抑えた声が、そのまま人物の輪郭の薄さを体現していて、最初は「この人誰」くらいの距離感で見ていた。2回目に見たとき気づいたのは、彼が何も語らないのではなく、語る必要がないほど行動だけで完結している人間だということで、それが逆にずっと頭に残り続けた。
誰も英雄だと思わない仕事に、それでも全部を注ぎ込む話
ゴブリンスレイヤーは「ゴブリンしか殺さない」。ドラゴンも魔王も倒さない。この設定を聞いたとき、多くの人は「変わった設定のファンタジー」くらいに受け取ると思う。でもこの作品が本当に描いているのは、評価されない仕事を黙々とやり続けることの、どうしようもない孤独と、それを持続させる動機の問題だ。
冒険者のランクシステムの中で、ゴブリン退治は底辺の仕事として扱われている。報酬も低く、若い冒険者が経験を積む前に死ぬ案件として認識されている。受付嬢でさえ最初は「また依頼に来た」という程度の扱いだった。その構造がそのまま、世の中で「地味」「誰でもできる」と思われている仕事の比喩になっていて、見ながら妙に刺さる部分があった。
彼がゴブリンにこだわる理由は作中で明かされる。個人的な過去の話だ。だが重要なのは、その動機が「復讐」というより「再発防止」に近いことで、ヒーロー的な怒りや悲劇性よりも、もっと乾いた執念として描かれている。ゴブリンロード役の井上和彦が声を当てるボスキャラがいるが、あの声の「格」と作中でのゴブリンの「低く扱われている感」のギャップが、この作品の構造をうまく示していると思う。ゴブリンは確かに弱い。でも弱い脅威を誰かが止め続けないと、世界は少しずつ壊れていく。
鉱人道士役の中村悠一と妖精弓手役の東山奈央が加わってからの後半は、パーティものとしての温かみが出てくる。東山奈央の「なんでゴブリンしか倒さないの」という軽い棘のある声の演技と、梅原裕一郎の無表情な返答のテンポが、このふたりの関係性の変化を自然に見せていた。明言しないまま距離が縮まるタイプの話の作り方が好きな人には、そこがいちばん効いてくる。
特に刺さったシーン
序盤、まだ誰も彼のことを信用していない段階で、彼が依頼をこなして帰ってくるシーンがある。派手さが一切ない。勝ったかどうかも淡々と報告されるだけ。でもその「淡々と」が積み重なっていくにつれて、梅原裕一郎の声の抑制が「感情がない」ではなく「感情を全部仕事に変換している人間」の声に聴こえてくる。同じセリフ、同じトーンなのに印象が変わる。これは複数回見たほうが絶対面白い。
あと、女神官役の小倉唯。1話からずっとそこにいる子で、最初は「守られる側」として描かれているのに、終盤になるとそれが完全に変わっている。声の張り方が変わる瞬間があって、そこで「あ、この子も変わった」と気づく。小倉唯がああいう役をやると、やわらかさの中に芯が出てくる演技が際立つ。
読んで見たくなったら——『ゴブリンスレイヤー』はABEMAで視聴できる(無料プランあり)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- 「地味な努力を続ける人間」を主人公にした話が好きな人
- ファンタジー世界の「裏側」や「下層」に興味がある人
- 最初は感情移入しにくいキャラクターが、後から別の見え方になる体験が好きな人
- 声優の抑制した演技が好きな人(梅原裕一郎・小倉唯)
- 1話で切った友人に「全部見ろ」と言いたい人
合わない人
- 1話の描写が苦手な人(これは正直どうしようもない。内容を把握した上で判断してほしい)
- 主人公が積極的に感情を表現しない作品がしんどい人
- 毎話大きな展開を求める人(中盤は静かな回が続く)
- 勧善懲悪・スッキリ系のファンタジーを期待している人
次に見るなら
ゴブリンスレイヤーの「見下されている側の視点」と暗いトーンが好きなら、盾の勇者の成り上がりはほぼ間違いなく合う。こちらも理不尽な扱いを受けた主人公が、孤独な環境から積み上げていく話で、世界への不信感を抱えたまま動く主人公の造形が似ている。
「弱い存在が実は脅威だった」という構造と、パーティの関係性に興味があるならメイドインアビスも候補に入る。こちらはもっと容赦がない作りだが、世界観の設計の密度と、かわいい外見の裏にある本質的な暗さという点で、ゴブリンスレイヤーに近い読後感がある。
梅原裕一郎の抑制した演技が好きになったなら、文豪ストレイドッグスで彼が演じるキャラクターを確認しておくと、俳優としての引き出しの広さがわかる。作風はだいぶ違うが、同じ人がやっているとは思えない使い分けが面白い。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ | |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ | |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ | |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
『ゴブリンスレイヤー』はABEMA・dアニメストア・U-NEXT・DMM TV・Huluで配信中のため、主要なサブスクサービスを利用していれば追加料金なしで視聴できる環境が整っている。複数のサービスで見られるので、すでに契約しているものから気軽に試してみてほしい。



