THE GOD OF HIGH SCHOOL ゴッド・オブ・ハイスクール

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2020THE GOD OF HIGH SCHOOL ゴッド・オブ・ハイスクール

THE GOD OF HIGH SCHOOL ゴッド・オブ・ハイスクール

★ 3.5 / 5.0アクションファンタジー
放送年2020年
フォーマットTVアニメ
話数13話
原作漫画
制作MAPPA

高校生の格闘技大会から始まった物語。テコンドーの達人である高校生モリ・ジンは、この大会の舞台の下に、もっと大きな何かが隠されていることを知ることになる。

目次

作品概要・あらすじ

あらすじ

全国の高校生が頂点を競う格闘技大会「ゴッド・オブ・ハイスクール」。テコンドーの達人・漢拏山モリ・ジンは、「何でも願いを叶える」という破格の報酬に惹かれて大会へと参加する。個性あふれる強者たちとの激闘を重ねるうち、大会の裏側には政府も把握できない巨大な陰謀が潜んでいることが明らかになっていく。勝利への野心と仲間への絆が交差する中、モリたちは想像を超える力と真実に直面することになる。

みどころ・魅力

① MAPPAが生み出す圧巻のアクション作画

制作はMAPPA。原作の躍動感あるコマ割りをそのままアニメーションに落とし込んだ戦闘シーンは圧倒的なクオリティで、テコンドー・拳法・剣術といった多彩なスタイルが縦横無尽に交差する。スピード感と重量感を両立した演出は、格闘アニメの中でも群を抜く完成度だ。

② 個性が際立つキャラクターたちの激突

主人公モリ・ジンをはじめ、頭脳派の漢江ハン・デウィ、武器使いの鉄槌ユ・ミラと三者三様の戦い方が物語に奥行きを与える。大会を勝ち上がるライバルたちも一癖も二癖もあり、誰が最強かを予測しながら見続けられる構成になっている。

③ 神話・超常要素が加わるスケールの拡張

序盤は正統派の格闘トーナメントとして展開するが、「借力(チャリョク)」と呼ばれる神話・精霊の力を借りる超常バトルへと次第に変貌していく。韓国神話をベースにした設定が独自の世界観を構築しており、単純な格闘ものに収まらないスケール感が最大の驚きとなっている。

キャスト・声優一覧

한대위
한대위
メイン
熊谷健太郎
진모리
진모리
メイン
橘龍丸
유미라
유미라
メイン
大橋彩香
유수미
유수미
サブ
釘宮理恵
상만덕
상만덕
サブ
内田雄馬
이향단
이향단
サブ
白兎夕季
サブ
関智一
오성진
오성진
サブ
三木眞一郎
페이롱
페이롱
サブ
三木眞一郎
사이
사이
サブ
見波咲空

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スタッフ

監督バクソンフ
シリーズ構成吉村清子
キャラクターデザイン秋田学
音楽桶狭間ありさ
美術監督西口早智子、岩谷邦子
音響監督小泉紀介
OPケイスケ「Contradiction feat. Tyler Carter」
EDシーアイエックス「WIN」

トレーラー・MV

▲ 公式トレーラー(公式YouTube)

OP・ED

OP

ED

感想・評価

最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ

MAPPAが2020年に出してきたアクションアニメ、という情報だけで手を出した。当時のMAPPAはちょうど「作画で殴る」フェーズに入っていた時期で、呪術廻戦の前夜という感じ。原作はWebtoonで、韓国発のバトルものをアニメ化する流れが来ていたタイミングでもある。

最初の数話を見たときの印象は「テコンドー少年がとにかく強くてうるさい」だった。主人公モリ・ジンのキャラクター造形は典型的な熱血系で、目新しさはない。でも第1話のアクションシーンで「あ、これはちゃんと作ってあるな」と分かった。関節技の動きの切り方、衝撃の伝わり方、格闘作画としての誠実さみたいなものが確かにあった。

2周目で気づいたのは、バトルシーンに予算が集中している分、それ以外の尺が相当薄いということ。キャラクターが喋っているシーンの作画と、戦っているシーンの作画の落差が、改めて見るとかなり激しい。

12話で神話スケールにしてしまった話——トーナメントものが「トーナメント」である必要

この作品が抱えている根本的な問題を一言で言うと、「器に対して詰め込みすぎた」になる。全13話という尺の中で、高校生の格闘大会から始まって、終盤には神の力が覚醒して神話級の戦いになる。スケールの拡張速度がとにかく速い。

トーナメントものの面白さは本来、対戦相手との積み重ねにある。強敵と出会い、敗北して、何かを得て、また戦う。その反復の中にキャラクターの成長と感情が宿る。ところがこの作品は1クールで完結させようとしたせいか、積み重ねの部分をかなりのスピードで駆け抜けていく。大会の参加者たちが何者で、なぜ戦っているのか、それが視聴者に伝わる前に試合が終わっていることが多い。

三木眞一郎が演じるオ・ソンジン、そして同じく三木眞一郎が声を当てたペイロンは、どちらも本来なら1クール分の掘り下げが欲しいキャラクターだった。三木さんの芝居は老獪な強者の佇まいを自然に出せる人で、特にペイロンのシーンでは「この人物には歴史がある」という気配を声だけで作っていた。ただその歴史が本編でほとんど描かれないので、演技の質と脚本の密度が噛み合っていない印象がある。

釘宮理恵が演じるユ・スミンは、主人公たちと行動をともにするヒロイン的なポジションだが、彼女のパーソナリティが見えてくるのが遅すぎる。釘宮さんは口の悪いキャラクターを嫌味なく成立させる技術がある人で、ユ・スミンのぶっきらぼうな台詞回しは序盤から機能している。でもそれが「このキャラクターはどういう人間か」という掘り下げに繋がらないまま話が進んでいく。

内田雄馬が演じるサン・マンドクというキャラクターも似たような問題を抱えている。内田さんの声は感情の細かい変化を丁寧に表現できるタイプで、このキャラクターのある局面での演技には「あ、ここは本番だな」という瞬間がある。その瞬間がもったいないと感じるのは、前後のシーンでのキャラクター描写が薄いからだ。

つまりこの作品が描こうとしているテーマ——強さとは何か、友情とは何か、神の力を人間が持つとき何が起きるか——は別に悪くない。ただそれを語るための文章量が圧倒的に不足している。骨格だけ見せられている感覚、というのが正直なところで、アニメとしてのエモーションが乗り切る前に話が畳まれていく。

特に刺さったシーン

終盤の神力覚醒後のバトルシーンは、正直「これが見たかったもの」ではあった。MAPPAが明らかに気合を入れていて、エフェクトの密度、動きのスピード感、カメラワークの大胆さが一気に跳ね上がる。演出的な意味でのカタルシスはここにある。ただ「キャラクターのことをよく知らないまま見ている」という状態なので、感情が乗り切らないのが惜しい。スタジアムが崩壊するくらいの規模のことが起きているのに、心が静かなのは自分の問題ではないと思っている。

逆に序盤の対戦シーン、トーナメントの初期ラウンドで主人公が得体の知れない相手と渡り合うくだりは、まだキャラクターへの興味が残っている段階なので楽しめた。格闘技のディテールへの目配りがあって、テコンドー特有の蹴りの軌道を真面目に描こうとしているのが伝わってくる。こういう誠実さは嫌いじゃない。

読んで見たくなったら——『THE GOD OF HIGH SCHOOL ゴッド・オブ・ハイスクール』はU-NEXTで視聴できる(31日間無料)。

この作品が刺さる人・合わない人

刺さる人

  • 作画・アクション演出を主目的に見られる人。ストーリーへの期待値を下げておけば、映像としての満足度はある
  • 韓国発のバトルWebtoonの空気感が好きな人。原作の雰囲気は残っている
  • MAPPAの仕事を追っている人。この時期のMAPPAの格闘作画の質感は記録として見ておく価値がある

合わない人

  • キャラクターに感情移入してから盛り上がるタイプ。それをする時間が設計されていない
  • 伏線の回収やテーマの着地を期待する人。1クールでは完結せず、続きは原作へ、という構造になっている
  • トーナメントアニメが好きな人。逆に言うと、トーナメントの積み重ねを楽しみたい人ほど肩透かしになる可能性がある

次に見るなら

呪術廻戦は同じMAPPAが翌年に出したアクションアニメで、こちらは1クール目のキャラクター描写の密度が格段に上がっている。「MAPPAの格闘作画は好きだったけどキャラクターに乗れなかった」という人は、こちらで同スタジオの本領を確認するといい。

風都探偵は全く別のジャンルだが、「原作ファンも初見も楽しめる13話の作り方」という点で対比として見ると面白い。尺の使い方が丁寧で、GOHで感じた「詰め込みすぎ」の反対側がここにある。

ケンガンアシュラは格闘大会もの、強さの哲学、トーナメントの積み重ねという要素をしっかり描いている。GOHで物足りなかったキャラクターの掘り下げがここにある。現在U-NEXTで配信中。

配信・視聴情報

サービス配信月額無料期間作品数
ABEMAプレミアムイチオシ×¥680〜(税込)無料あり1,000+
Amazonプライムビデオ×¥600(税込)30日間1,700+
クランクイン!ビデオ穴場×¥990〜(税込)最大1ヶ月7,000+
dアニメストア×¥660(税込)31日間7,200+
U-NEXT¥2,189(税込)31日間6,000+
DMM TV×¥550(税込)14日間6,300+
Netflix×¥890〜(税込)なし1,600+
Hulu×¥1,026(税込)なし2,900+
Disney+×¥1,250〜(税込)なし500+

『THE GOD OF HIGH SCHOOL ゴッド・オブ・ハイスクール』は、U-NEXTで視聴可能です。全13話とコンパクトにまとまっているため、一気見にも最適な作品です。MAPPA制作の圧倒的なアクション作画を、ぜひU-NEXTでお楽しみください。

よくある質問

Q. 原作は何ですか?
A. 朴龍提(パク・ヨンジェ)によって2011年から連載されている韓国のウェブ漫画(ウェブトゥーン)が原作です。韓国最大のウェブコミックプラットフォーム「NAVER WEBTOON」で連載されています。
Q. 全何話ですか?
A. TVアニメは全13話です。2020年7月から9月にかけて放送されました。コンパクトな話数でテンポよく楽しめます。
Q. 格闘アニメ初心者でも楽しめますか?
A. はい、楽しめます。格闘シーンのテンポが良く、キャラクターの個性も際立っているため、ジャンル未経験の方でも自然に引き込まれる作りになっています。
Q. 続編はありますか?
A. 2026年5月時点でアニメの続編は発表されていません。原作ウェブトゥーンは完結しているため、続きが気になる方は原作で楽しむことができます。

まとめ

『THE GOD OF HIGH SCHOOL ゴッド・オブ・ハイスクール』は、U-NEXTで視聴可能です。全13話とコンパクトにまとまっているため、一気見にも最適な作品です。MAPPA制作の圧倒的なアクション作画を、ぜひU-NEXTでお楽しみください。

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この記事を書いた人

アニメの配信先を毎回調べているうちに、「もう自分でまとめた方が早いな」と思ってaniholicを始めました。アニメから入って、今はかなり声優ファン寄りです。Abema、dアニメ、Prime Video、Huluあたりを普段使っています。掲載情報は、できるだけ公式サイトを確認してから掲載しています。
ちなみに「aniholic」を深夜テンションで「アニ☆ホリ」と略したのですが、まさか昼に見た時こんなに恥ずかしいとは思いませんでした。今のところ修正予定はありません。

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