Fate/stay night [Unlimited Blade Works] 2ndシーズン

※本ページはアフィリエイト広告を含みます。

2015Fate/stay night [Unlimited Blade Works] 2ndシーズン

Fate/stay night [Unlimited Blade Works] 2ndシーズン

★ 4.1 / 5.0アクションドラマファンタジー超自然
放送年2015年
フォーマットTVアニメ
話数13話
原作ビジュアルノベル
制作ufotable

聖杯戦争が続く中、各マスターとサーヴァントが万能な願い叶える者を目指す。キャスターは計画を実行に移し、セイバーを捕虜にする。凛とアーチャーは別々の道を進む。セイバーなしにシロウの信念は究極の試練に直面する。予期せぬ敵との多くの戦闘が迫る。

目次

作品概要・あらすじ

あらすじ

聖杯戦争も佳境を迎え、各マスターとサーヴァントたちは万能の願望機「聖杯」をめぐって激しく争い続ける。キャスターが大胆な計略を実行に移し、セイバーを拘束することに成功。バラバラとなった凛とアーチャーはそれぞれ独自の判断で動き始め、衛宮士郎はセイバーという最大の盾を失いながらも自らの「正義の味方」という信念を問い直すことになる。幾重にも張り巡らされた陰謀と予期せぬ敵の介入が、士郎・凛・アーチャーの三者の運命を否応なく交錯させていく。

みどころ・魅力

① アーチャーの正体と「英雄」への問い

本シーズン最大の核心は、アーチャーの真名と彼が士郎に向ける敵意の理由にある。「正義の味方になる」という少年期の誓いが行き着いた先は何か。二人の対話と剣戟を通じて、理想と現実の狭間で苦悩する人間の姿が鮮烈に描かれる。ufotableの圧倒的な映像美がその感情をさらに増幅する。

② 無限の剣製(アンリミテッドブレイドワークス)が解き放つ絶望と覚悟

タイトルにもなった固有結界「無限の剣製」がクライマックスで全開放される場面は、本作屈指のカタルシス。積み重ねてきた士郎の選択と痛みが一枚の景色として結実する演出は、アニメ史に残る名シーンと言っても過言ではない。戦闘演出と楽曲の融合も必見。

③ 凛・士郎それぞれの自立と選択

アーチャーと袂を分かった凛は自らの意志で戦場を切り開き、士郎はセイバーなしで信念の限界に挑む。互いを補い合いながらも、最終的には各自が「自分の答え」を選び取る構造が本作の感情的背骨をなしており、バトルアニメ以上の人間ドラマとして機能している。

キャスト・声優一覧

衛宮士郎
衛宮士郎
メイン
›
杉山紀彰
遠坂凛
遠坂凛
メイン
›
植田佳奈
アーチャー
アーチャー
メイン
›
諏訪部順一
アルトリア・ペンドラゴン
アルトリア・ペンドラゴン
メイン
›
川澄綾子
クー・フーリン
クー・フーリン
サブ
›
神奈延年
間桐慎二
間桐慎二
サブ
›
神谷浩史
イリヤスフィール・フォン・アインツベルン
イリヤスフィール・フォン・アインツベルン
サブ
›
門脇舞以
藤村大河
藤村大河
サブ
›
伊藤美紀
伊藤美紀
言峰綺礼
言峰綺礼
サブ
›
中田譲治
ギルガメッシュ
ギルガメッシュ
サブ
›
関智一
佐々木小次郎
佐々木小次郎
サブ
›
三木眞一郎
葛木宗一郎
葛木宗一郎
サブ
›
てらそままさき

🎁 キャラクターグッズをお探しなら METALBOX

スタッフ

監督三浦貴博
原作奈須きのこ
原案キャラデザ竹内友崇
キャラクターデザイン碇谷敦、田畑壽之、須藤友徳
美術監督衛藤功二
音響監督岩浪美和
OPエイマー「Brave Shine」
EDカラフィナ「ring your bell」
EDカラフィナ「ring your bell (in the silence)」
ED深澤 秀行「深き眠り」

関連作品

アニメ

トレーラー・MV

▲ 公式トレーラー(公式YouTube)

OP・ED

OP

ED

感想・評価

最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ

1クール目を見終わった時点で、正直なところ「映像がきれいなバトルアニメ」という認識だった。ufotableが本気を出した戦闘エフェクト、闇夜に走るサーヴァントたちの残像。それだけでも十分すぎるくらい価値があった。2ndシーズンに入ってしばらくは、そのモードのまま見ていた。

転機は中盤のアーチャーとの対話シーンだった。衛宮士郎の台詞がちょっとだけ刺さって、次の日も頭に残っていて、週末に最初から見返したら全然違う作品として見えてきた。「理想を語る少年」のドラマとして見ていたものが、「理想を語りながら自分を削っていく人間」の話に変わった。諏訪部順一のアーチャーが序盤から何かを知っているような声で喋っていたのに、最初の視聴では流していた。2回目だと、あの乾いた皮肉の全部に意味があった。

「正義の味方」を名乗り続けることが、いかに人を削るかという話

UBW 2ndシーズンを単純なバトルファンタジーと言ってしまうのは、ちょっともったいない。この作品の核心は、理想の「持続可能性」という問いだと思っている。

衛宮士郎は「正義の味方になる」という夢を持っている。それ自体は清潔で、まっすぐで、見ていて嬉しい類の言葉だ。ところがこの作品は、その言葉をぶち壊しに来る存在を用意している。アーチャー——諏訪部順一の声でそれを言われると、反論する気力が削がれる独特の重さがある——は、その理想の「末路」として機能している。同じ言葉を言い続けた先に何が残るか。

面白いのは、作品がどちらかに軍配を上げないところだ。アーチャーの言い分は筋が通っている。疲弊した人間の論理として、あの冷笑は正当だ。でも士郎の「それでも」という部分も否定されない。2回目に見ると、この二人のやり取りが議論ではなく、同一人物の内側で起きている分裂として見えてくる。自分の理想を信じ続ける版と、信じ続けた末に何かを失った版の、ある種の独り言だ。

川澄綾子のセイバーが中盤でキャスターに捕らわれ、士郎がサーヴァントなしで動き始める展開も、このテーマとつながっている。支えを失って初めて、何が自分の芯になっているかが見える。そういう構造の話として読むと、バトルの一つ一つが違う意味を持ち始める。

終盤のギルガメッシュは、また別の角度からこの問いをこじ開けてくる。関智一の声で語られる「英雄の在り方」は、ある種の合理的な終着点として機能している。士郎の理想を笑いながら、でもその「笑える」という立場が何を前提にしているかを考えると、ギルガメッシュという存在もそれなりに孤独な哲学を持っているのが見えてくる。

1週間引きずったのは、士郎の言葉そのものというより、「それでも言い続けること」の意味を自分の文脈に当てはめてしまったからだと思う。別にアニメに感情移入するタイプではないのだが、たまにこういうことが起きる。

特に刺さったシーン

アーチャーと士郎が向き合う終盤の一連のやり取りは、何度見ても胃のあたりに何かが来る。諏訪部順一が「同じ言葉」を全然違う温度で言うので、最初に聞いたときと2回目以降でまったく受け取り方が変わる。声優の技術でシーンの読み方が変わるという体験が、この場面では特に強かった。

間桐慎二が終盤にかけてキャラクターの別の側面を見せていく流れも、神谷浩史の演技が支えている。序盤の軽薄なトーンがああいう形で使われるとは、最初の視聴では思っていなかった。

そして佐々木小次郎の出番——短いが、三木眞一郎の声の佇まいだけで何かが伝わってくる場面だった。セリフの量と印象の密度が釣り合っていない、贅沢な使い方だと思った。こういう脇役の置き方が上手い作品は、全体の質が底上げされる。

作画については、今さら言うこともないが、剣戟のモーションと光の使い方は、放送から10年経っても「なぜここまでやったのか」という気持ちにさせられる。

読んで見たくなったら——『Fate/stay night [Unlimited Blade Works] 2ndシーズン』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。

この作品が刺さる人・合わない人

刺さる人

  • バトルだけでなく、キャラクターが何のために戦っているかに関心がある人
  • Fate/stay nightのゲーム版や他のルートを知っていて、UBWルートの文脈を楽しみたい人
  • 同じ場面を繰り返し見て細部を拾うのが苦にならない人
  • 声優の演技の「解釈」に興味がある人——特にアーチャーとセイバーの声の選択は、知れば知るほど面白い

合わない人

  • 1クール目を見ていない、あるいは聖杯戦争のルール説明をもう一度受けたい人(この2ndシーズンはそういう親切さがない)
  • 主人公の内省的なモノローグが続く展開が苦手な人
  • Fate世界観が前提になっている用語・固有名詞の洪水に疲れを感じる人
  • 展開のテンポより映像体験を優先した作りなので、ストーリーの速度を求める人にはじれったいかもしれない

次に見るなら

Fate/Zero——同じ聖杯戦争を「前の世代」の視点から描いた作品。UBWで登場する人物たちがなぜそこにいるのかが分かる。こちらはもう少し暗く、大人の論理で動く話なので、UBWの後に見ると互いの文脈がよく見える。

劇場版 Fate/stay night [Heaven’s Feel]——同じ原作ゲームの別ルートを映画3部作で描いた作品。UBWとは違う登場人物が中心になり、テーマの角度も変わる。映像のクオリティは劇場版ということもあって、さらに上を行く場面がある。UBWを気に入ったなら、こちらも避けて通れない。

魔法少女まどか☆マギカ——ジャンルは離れるが、「理想を持つことの代償」というテーマを別の文脈で掘り下げた作品として。UBWの士郎とアーチャーの関係に何かを感じた人には、ある場面でまったく同じ場所を刺してくる瞬間がある。

配信・視聴情報

サービス配信月額無料期間作品数
ABEMAプレミアムイチオシ×¥680〜(税込)無料あり1,000+
Amazonプライムビデオ×¥600(税込)30日間1,700+
クランクイン!ビデオ穴場×¥990〜(税込)最大1ヶ月7,000+
dアニメストア¥660(税込)31日間7,200+
U-NEXT×¥2,189(税込)31日間6,000+
DMM TV×¥550(税込)14日間6,300+
Netflix×¥890〜(税込)なし1,600+
Hulu×¥1,026(税込)なし2,900+
Disney+×¥1,250〜(税込)なし500+

『Fate/stay night [Unlimited Blade Works] 2ndシーズン』はdアニメストアで視聴可能です。1stシーズンから続けて一気に観られるので、聖杯戦争の全容を余すところなく楽しめます。

よくある質問

Q. 1stシーズンを見ていないと楽しめませんか?
A. 本作は1stシーズンから直接続く物語です。登場人物の関係性や聖杯戦争のルールは前半で描かれるため、まず1stシーズンから視聴することを強くおすすめします。
Q. Fate/stay nightの他のルートとはどう違いますか?
A. 本作はヒロインに遠坂凛を据えた「UBWルート」のアニメ化です。セイバーが中心の「Fateルート」や桜が主役の「HFルート」とは異なるストーリー展開とテーマを持ちます。
Q. アクション作品として見ても楽しめますか?
A. はい。ufotable制作による戦闘シーンは非常に高いクオリティで、原作を知らない方でもアクション・ファンタジーとして十分に楽しめます。哲学的テーマも押しつけがましくなく描かれています。
Q. 全何話ですか?
A. 2ndシーズンは全13話(第13話〜第25話)+エピローグ回で構成されています。1stシーズンと合わせると全26話+エピローグとなります。

まとめ

『Fate/stay night [Unlimited Blade Works] 2ndシーズン』はdアニメストアで視聴可能です。1stシーズンから続けて一気に観られるので、聖杯戦争の全容を余すところなく楽しめます。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

この記事を書いた人

アニメの配信先を毎回調べているうちに、「もう自分でまとめた方が早いな」と思ってaniholicを始めました。アニメから入って、今はかなり声優ファン寄りです。Abema、dアニメ、Prime Video、Huluあたりを普段使っています。掲載情報は、できるだけ公式サイトを確認してから掲載しています。
ちなみに「aniholic」を深夜テンションで「アニ☆ホリ」と略したのですが、まさか昼に見た時こんなに恥ずかしいとは思いませんでした。今のところ修正予定はありません。

目次