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夏目友人帳 漆
| 放送年 | 2024年 |
|---|---|
| フォーマット | TVアニメ |
| 話数 | 12話 |
| 原作 | 漫画 |
| 制作 | Shuka |
小さい頃から妖怪を見ることができる少年・夏目貴志は、祖母レイコから受け継いだ「友人帳」を、用心棒のニャンコ先生と共に、妖怪たちに名を返す日々を送っています。ある日、夏目は妖怪から礼にもらった不思議な灰で粘土細工のニャンコ先生を作りますが、その日から奇妙な出来事が起こり始めます。夏目と友人たちが関わる、人と妖の心温まる物語が描かれます。
作品概要・あらすじ
あらすじ
幼い頃から妖怪が見える少年・夏目貴志は、祖母レイコが遺した「友人帳」を受け継ぎ、用心棒のニャンコ先生とともに妖怪たちへ名前を返す日々を送っています。ある日、夏目は妖怪から礼にもらった不思議な灰で、粘土細工のニャンコ先生を作り上げます。すると、その日を境に夏目の周囲では奇妙な出来事が起こり始めるのでした。シリーズ第7期となる本作では、人と妖の間で揺れながらも少しずつ絆を育んでいく夏目と、彼を取り巻く友人や妖怪たちの、温かくも切ない物語が描かれていきます。
みどころ・魅力
① 粘土のニャンコ先生が呼ぶ新たな騒動
第7期の軸となるのが、不思議な灰から生まれた粘土細工のニャンコ先生です。見慣れた相棒のもう一つの姿が巻き起こす予想外の出来事は、シリーズの新鮮な見どころ。コミカルさと不穏さが同居する展開から目が離せません。
② 変わらず描かれる人と妖の心の交流
名前を返すという行為を通して、夏目は妖怪たちの過去や想いに触れていきます。一話ごとに完結する物語の中で、出会いと別れ、そして優しさが丁寧に紡がれる構成は本シリーズ最大の魅力。涙腺を刺激するエピソードが揃っています。
③ 積み重ねられた夏目の成長と居場所
かつて孤独だった夏目が、藤原家や友人たちとの間に少しずつ築いてきた「居場所」。第7期では、人との関わりの中でさらに前を向いていく彼の姿が描かれます。長く続くシリーズだからこそ味わえる、確かな成長の手応えがあります。
キャスト・声優一覧
























スタッフ
| 監督 | 伊藤秀樹 |
|---|---|
| シリーズ構成 | 村井さだゆき |
| キャラクターデザイン | 髙田晃 |
| 音楽 | 吉森信 |
| OP | 柏木ひなた「Alca」 |
| ED | 近藤利樹「こまりわらい」 |
関連作品
アニメ
書籍
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
OP・ED
OP
ED
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
最初は「7期まで来たのか」と、半ば確認するような気持ちで再生ボタンを押した。1期を見たのはもう十数年前で、その間に引っ越しも転職もあったのに、夏目の世界だけは何も変わっていない。レイコの孫が、今日も妖に名前を返している。最初に思ったのは「安心する」だった。2回目に見て気づいたのは、その安心の正体が「変わらなさ」じゃなくて、夏目自身が少しずつ人を頼れるようになっている、その微妙な変化のほうにあるということ。派手な事件は起きない。でもこのシリーズは、起きないことのほうに価値がある。
ひとりで抱え込んできた子どもが、誰かを頼れるようになるまでの話
夏目友人帳は、妖怪と戦う話でもなければ、不思議な現象を解決していく話でもない。少なくとも私にとっては、ずっと「ひとりだった子どもが、人を頼ることを覚えていく話」だった。
妖が見えるという理由で親戚をたらい回しにされ、誰にも信じてもらえず、夏目は「見えない」フリをして生きてきた。嘘をつくのは、相手のためじゃない。拒絶されるのが怖いからだ。その怖さを、このシリーズは一度も茶化さない。
7期になっても、夏目は時々ひとりで抱え込む。妖のことを人間の友人には話せない。危険なことに首を突っ込んで、心配をかける。でも昔と違うのは、抱え込んだあとで「言えばよかった」と思えるようになっていることだ。石田彰が演じる名取周一に、諏訪部順一の的場静司に、田沼や、福山潤の多軌透に。頼り方を知らなかった子どもが、頼り損ねたことを後悔できるようになる——これは、とんでもなく大きな成長だと思う。
友人帳に書かれた名前を返す、という行為そのものが、その隠喩になっている。祖母レイコが妖から奪った名前。奪われたものを、孫が一つずつ返していく。誰かから奪うのではなく、誰かに返す。関係の結び方を、夏目は頭ではなく身体で覚えていく。
派手なカタルシスはない。でも7期分積み重ねてきたからこそ、ニャンコ先生の隣で眠る夏目の横顔が、初期とは違って見える。これは時間をかけないと描けないテーマだ。
特に刺さったシーン
神谷浩史の芝居の話をさせてほしい。夏目の声って、よく聞くと「人と話すとき」と「妖と話すとき」で微妙に違う。人間相手だと少し身構えていて、語尾が遠慮がちになる。妖相手——特にニャンコ先生相手だと、ふっと力が抜ける。7期のある回、夏目が誰にも言えなかったことをぽろっとこぼす場面で、その「力の抜け方」がちゃんと出ていて、思わず巻き戻した。
あと、粘土細工のニャンコ先生。あらすじにもある、あの妙な灰から生まれた小さいやつ。あれが転がっているだけの画が、なぜか忘れられない。夏目がふと笑う、その理由が「小さくて変なものがそこにいるから」だけで成立する。説明しない優しさが、この作品にはずっとある。
音楽もずるい。聞き慣れたピアノが流れた瞬間に、もう涙腺の準備が始まっている。条件反射みたいなものだけど、7期かけて仕込まれた条件反射だから、これはもう仕方ない。
読んで見たくなったら——『夏目友人帳 漆』はABEMAで視聴できる(無料プランあり)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- 派手な展開より、何も起きない日常のほうに心が動く人
- 1期から見てきて、夏目の変化を「家族の成長記録」みたいに感じている人
- 疲れた夜に、安心して見られるものを探している人
合わない人
- 明確な敵との対決やバトルのカタルシスを求める人
- 1話完結の積み重ねより、大きなストーリーの伏線回収を重視する人
- シリーズ未見で、いきなり7期から入ろうとしている人(1期から見たほうが何倍も効く)
次に見るなら
蟲師が好きなら、まず間違いない。妖の代わりに「蟲」という存在と人の関わりを、淡々と、そして美しく描く。夏目の「説明しすぎない優しさ」に惹かれた人にはぴったりだと思う。
もっけは、妖が見える姉妹の日常を描いた作品。夏目より地味かもしれないけれど、見える側の生きづらさと、それとの折り合いの付け方の手触りがとても近い。
かくりよの宿飯は、あやかしと人の関わりをもう少し賑やかに、人間関係寄りに描いた一本。夏目の世界観で「もう少し明るいものも見たい」という夜におすすめしたい。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ | |
| Amazonプライムビデオ | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ | |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ | |
| Netflix | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ | |
| Hulu | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ | |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
「夏目友人帳 漆」は、ABEMA、dアニメストア、U-NEXT、Amazonプライムビデオ、DMM TV、Netflix、Huluといった主要な配信サービスで視聴できます。これだけ幅広いサービスで配信されているため、すでに利用中のサービスでそのまま楽しめる可能性が高いです。ご自身の環境に合わせて、視聴しやすいサービスを選んでみてください。
よくある質問
まとめ
「夏目友人帳 漆」は、ABEMA、dアニメストア、U-NEXT、Amazonプライムビデオ、DMM TV、Netflix、Huluといった主要な配信サービスで視聴できます。これだけ幅広いサービスで配信されているため、すでに利用中のサービスでそのまま楽しめる可能性が高いです。ご自身の環境に合わせて、視聴しやすいサービスを選んでみてください。













