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2020

ギャルと恐竜
★ 3.0 / 5.0コメディ日常系
| 放送年 | 2020年 |
|---|---|
| フォーマット | TVアニメ |
| 話数 | 12話 |
| 原作 | 漫画 |
| 制作 | Space Neko Company |
酔った勢いで家に連れ込んだのは、まさかの恐竜だった。戸惑いながらも受け入れたカエデは、恐竜とのルームメイト生活を始める。食事をしたりテレビを見たり、買い物をしたり—日常のあらゆる場面で、二人は一緒に時間を過ごす。予期しない出会いから生まれた、ふたりの関係を描いた作品。
目次
作品概要・あらすじ
あらすじ
酔った勢いで家に連れ帰ったのは、まさかの恐竜だった——。ギャルのカエデは、戸惑いながらもその恐竜を受け入れ、奇妙なルームメイト生活を始めることになる。一緒に食事をしたり、テレビを見たり、買い物に出かけたり。予期せぬ同居人との毎日は、どこかゆるくて穏やかで、それでいて笑いに満ちている。突拍子もない設定ながら、肩の力が抜けた空気感の中で、ふたりの不思議な関係がゆっくりと育まれていく、新感覚の日常コメディ。みどころ・魅力
① ありえない同居を「日常」として描くゆるさ
恐竜との同居という突飛な設定を、大げさに盛り上げるのではなく、あくまで淡々とした日常として描くのが本作最大の持ち味。驚きや戸惑いも一瞬で、すぐにごく自然な生活風景へと溶け込んでいく。この力の抜けたテンポこそが、唯一無二のゆるい笑いを生み出している。② カエデと恐竜の、言葉を超えた関係性
恐竜は人間の言葉を話さないが、その仕草や存在感だけで豊かな空気が伝わってくる。世話を焼いたり、何気なく寄り添ったり——言葉のないやり取りの中で育まれるふたりの距離感は、観ているうちにじんわりと愛着が湧いてくる温かさがある。③ 実験的な映像表現と独特の間
本作はアニメパートに加え、実写を交えた実験的な構成でも話題を呼んだ作品。型にはまらない演出と独特の「間(ま)」が、他では味わえない奇妙で心地よい視聴体験を作り出している。ジャンルの枠にとらわれない自由な作りそのものが魅力だ。キャスト・声優一覧

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スタッフ
| 監督 | 青木純 |
|---|---|
| シリーズ構成 | 青木純 |
| 原作 | 森もり子 |
| 原案キャラデザ | トミムラコタ |
| 音楽 | 吟 |
| 音響監督 | 鐘江徹 |
| OP | 山下誠一郎「恐竜あげみざわ☆」 |
| ED | 高橋洋子「Peaceful Days」 |
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
OP・ED
OP
ED
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
酔った勢いで恐竜を家に連れ込む。あらすじのその一文だけで、内容を理解する努力を放棄させてくれる作品があると知った。最初は「どうせ一発ネタだろう、5分で飽きる」と高をくくって再生したら、気づけば最終話まで来ていた。何かを考えさせる気が一切ない。カエデが恐竜と飯を食い、テレビを見て、買い物に行く。それだけ。2回目に見たときに気づいたのは、自分がこの作品に「オチ」を求めていないことだった。説明されたら逆に困る。仕事終わりの、頭を空っぽにしたい夜にだけ効く薬みたいなアニメで、そういう枠が自分の中にぽっかり空いていたことを、これを見て初めて自覚した。説明しないことの優しさ——なぜ恐竜なのかを、この作品は最後まで答えない
ふつう、フィクションは「なぜ」に答えようとする。なぜ恐竜が現代にいるのか、なぜ言葉が通じるのか(通じないのか)、なぜカエデは平然と受け入れたのか。普通の作品なら一話のどこかで伏線めいた説明を差し込む。『ギャルと恐竜』はそれを最後までやらない。やらないことを選んでいる。これは怠慢ではなく、むしろ一種の度胸だと思う。 同居というのは本来、相手を理解しようとする営みのはずだ。けれどカエデと恐竜の関係には、その「理解しよう」という前のめりさがまるでない。隣にいる。飯を一緒に食う。それで十分。言葉が通じているのかどうかすら曖昧なまま、二人は同じ部屋で時間を過ごしていく。考えてみれば、本当に気を許せる相手とは、説明も理解も要らない関係なのかもしれない。沈黙が気まずくならない相手。何をしているか問い質さなくていい相手。 立木文彦のナレーションが、この「説明しなさ」に妙な品格を与えている。とんでもなく馬鹿げた状況を、あの低く据わった声が淡々と実況することで、見ているこちらは「まあ、そういうこともある」と受け入れさせられてしまう。重力のある声が、無重力の設定を地面につなぎ止めている。単なるシュールギャグに見えて、この作品は「他者と一緒にいることに、理由なんて要らない」という、わりと真っ当な居心地のよさを描いていた——と、3回目あたりで勝手に解釈している。たぶん作り手はそこまで考えていない。それでいい。特に刺さったシーン
序盤の、恐竜が部屋でただ寝そべっているのをカエデが横目で見ている、何も起きない数十秒。ここで思わず笑うより先に、肩の力が抜けた。事件が起きることを期待していた自分が、急にどうでもよくなる。アニメパートの脱力と、合間に挟まる別パートのテンポの落差も気持ちいい。翔太を演じる山下誠一郎、直太郎の畠中祐あたりの掛け合いが、本編のぼんやりした空気にちょうどいい体温を足してくる。そして蒼井翔太が蒼井翔太として出てくるあの感覚——本人が本人をやっている地続きの可笑しさは、この作品の「現実とフィクションの境界がどうでもいい」姿勢を一番よく表していた。何度見ても、ここで毎回ちょっと笑ってしまう。読んで見たくなったら——『ギャルと恐竜』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- ぶっ飛んだ設定を理屈抜きで楽しめる人
- 仕事帰りに頭を空っぽにして見られるアニメを探している人
- オチや伏線回収より「空気」を味わうタイプの人
- 立木文彦のナレーションだけで30分持つと思える人
合わない人
- 設定の理由やストーリーの起承転結を求める人
- 各話に明確な見せ場や感情の起伏が欲しい人
- 「で、結局どういう話なの?」が気になって落ち着かない人
次に見るなら
理屈を捨てて勢いに身を任せたいならポプテピピック。意味を探した瞬間に負ける構造は『ギャルと恐竜』と地続きで、説明を放棄する潔さが近い。人ならざる同居人とのゆるい生活が好きなら邪神ちゃんドロップキック。ツッコミ不在のまま転がっていく日常の温度が似ている。もっと穏やかに、異種同士が当たり前に隣り合う空気を浴びたいならしろくまカフェ。種族の違いを誰も問題にしない世界の居心地のよさは、恐竜と暮らすあの部屋とどこか通じている。配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ | |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ | |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
『ギャルと恐竜』は、dアニメストア、U-NEXT、DMM TV、Huluの4つのサービスで配信されています。複数の主要サービスに対応しているため、すでに加入しているものがあれば追加の契約なしで視聴を始められます。アニメ配信に強いdアニメストアをはじめ、ご自身の利用環境に合わせて選べるのが嬉しいポイントです。
