アンダーニンジャ

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2023アンダーニンジャ

アンダーニンジャ

★ 3.3 / 5.0アクションコメディ
放送年2023年
フォーマットTVアニメ
話数12話
原作漫画
制作Tezuka Productions

現代日本にはまだ忍者が存在し、その数は約20万人。秘密警察機関NINは民間政府の統制下にはなく、エリート忍者たちが暗殺や破壊活動を秘密裏に行っている。これに対抗する組織がUN。忍者対忍者の激しい対立の果てに何が待つのか。

目次

作品概要・あらすじ

あらすじ

現代の日本には、いまなお約20万人もの忍者が存在している。秘密警察機関NINは民間政府の統制を受けず、エリート忍者たちが暗殺や破壊工作を水面下で繰り広げていた。これに対抗する組織がUN。両者の対立が静かに、しかし確実に進行するなか、無職のニートとして無気力な日々を送っていた青年・雲隠九郎のもとに、ある指令が下される。平凡に見える日常の裏で交錯する忍者組織同士の暗闘に、彼は否応なく巻き込まれていく。リアルとシュールが入り混じる、現代を舞台にした新感覚の忍者アクションが幕を開ける。

みどころ・魅力

① 「現代に潜む忍者」という設定の説得力

ファンタジーではなく、現代日本のリアルな街並みや社会の片隅に忍者組織が実在するという独特の世界観が魅力。彼らがどのように現代社会へ溶け込み、暗躍しているのかが緻密に描かれ、見るほどに引き込まれていく。荒唐無稽になりがちな題材を、地に足のついた手触りで成立させている点が新鮮だ。

② 緩急の効いたシリアスとコメディの融合

原作は『アイアムアヒーロー』などで知られる花沢健吾。緊張感あふれる忍者同士の戦いと、主人公の脱力したニート気質が生む独特の間(ま)が同居し、シリアス一辺倒では味わえない読後感を生んでいる。張り詰めた空気が一瞬で崩れる予測不能な展開が、本作ならではの中毒性につながっている。

③ スピード感あふれるアクション描写

忍者対忍者という題材を活かした、キレのある戦闘シーンも見どころのひとつ。影に潜み、一瞬で間合いを詰める動きや、現代的な武器・技術を組み合わせた攻防がテンポよく展開される。映像作品ならではのスピード感と緊迫感で、原作の魅力をさらに引き立てている。

キャスト・声優一覧

雲隠九郎
雲隠九郎
メイン
›
坂泰斗
野口
野口
サブ
›
徳井青空
山田美月
山田美月
サブ
›
内田彩
雲隠十一
雲隠十一
サブ
›
島袋美由利
加藤
加藤
サブ
›
新垣樽助
小津
小津
サブ
›
相馬康一
忍研の女
忍研の女
サブ
›
ファイルーズあい
雲隠十郎
雲隠十郎
サブ
›
鈴木崚汰
日比奇跡
日比奇跡
サブ
›
畠中祐
純粋愛
純粋愛
サブ
›
釘宮理恵
主事
主事
サブ
›
中博史
蜂谷紫音
蜂谷紫音
サブ
›
山下大輝

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スタッフ

監督桑原智
シリーズ構成大知慶一郎
キャラクターデザイン結城信輝
音楽小鷲翔太
美術監督斉藤雅巳
音響監督本山哲
OPクロイ「Hyper」
ED「秘密」

トレーラー・MV

▲ 公式トレーラー(公式YouTube)

OP・ED

OP

ED

感想・評価

最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ

忍者ものと聞いて、てっきり手裏剣が飛び交うクールな映像を浴びるつもりで再生した。20万人の忍者が現代日本に紛れている、という設定の響きが、いかにも厨二心をくすぐる。ところが画面に最初に出てきたのは、就職もせず昼まで寝ている青年で、忍者というより、ただの実家にいづらいニートだった。出鼻をくじかれた、というのが正直な第一印象。けれど見終わる頃には、その肩透かしこそが狙いなんだと気づく。2回目に見直したとき、序盤のだらけた日常パートに、後半へ効いてくる仕込みがいくつも埋まっていて、最初に感じた「なんか地味」が「なんか不穏」へと裏返っていた。クールを期待して、もっと得体の知れないものを掴まされた感覚。この居心地の悪さが癖になる。

「忍者である」ことが、何ひとつ生活の役に立たない話

この作品をアクションものとして語ると、たぶん半分しか触れていない。確かに忍者対忍者の暗殺合戦は描かれるし、終盤の組織同士がぶつかる展開には背筋が伸びる緊張感がある。でも本当に面白いのは、その物騒な設定が、主人公の死ぬほど平凡な日常と地続きに置かれていることだ。20万人もいる時点で、忍者はもう特別な存在じゃない。コンビニにも、学校にも、隣の部屋にもいる。特殊技能を持っていることと、人生がうまくいくことは、まるで別の話なのだと作品は淡々と突きつけてくる。  暗殺の腕は超一流なのに、履歴書を書けば空白だらけ。手裏剣は投げられても、家賃の催促には勝てない。この温度差を、作品は笑いにもせず嘆きにもせず、ただ並べて見せる。ここに、現代を生きる人間の身も蓋もない実感が滲む。肩書きや能力が、そのまま幸福に変換されるわけじゃないという、当たり前なのに誰も言わない事実。忍者という荒唐無稽な皮をかぶせることで、かえって生々しく「特別であることの無力さ」が浮かび上がる。単なる忍者アクションではなく、能力社会への乾いた皮肉として読むと、この作品は急に深くなる。だから1回目より2回目のほうが、笑えなくなって、でも目が離せなくなる。

特に刺さったシーン

ダラダラした会話が続いた直後、表情ひとつ変えずに暴力へ切り替わる——あの落差が何度見ても効く。声優陣の芝居が、この切り替えを支えている。ファイルーズあいが演じる忍研の女は、コメディの軽さと、ふっと真顔になる瞬間の落差が見事で、彼女が画面にいると空気の密度が変わる。内田彩の山田美月は、学校という日常側の体温を保つ役どころで、その普通さがあるから非日常の異物感が際立つ。山下大輝の蜂谷紫音は、飄々とした声の奥に妙な得体の知れなさがあって、つい耳が追ってしまう。  個人的にいちばん唸ったのは、釘宮理恵が演じる純粋愛の、感情の温度が読めない喋り方。可愛い声なのに芯がひやりと冷たくて、序盤の何でもない会話シーンが、二度目だと不穏に聞こえてくる。徳井青空の野口も、脇に置かれた一言が後から効いてくるタイプの芝居で、全体的に「何気ないセリフほど後で刺さる」設計になっている。だらけた日常を本気で演じきっているからこそ、刃が抜かれる瞬間に体が固まる。

読んで見たくなったら——『アンダーニンジャ』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。

この作品が刺さる人・合わない人

刺さる人

  • 派手な必殺技より、日常と暴力が地続きになっている空気感に惹かれる人
  • テンション低めの乾いた笑い、間で見せるタイプの作品が好きな人
  • 「特別な能力があっても人生は楽にならない」という身も蓋もなさに頷ける人
  • 序盤の伏線を2周目で回収しに行くのが楽しい人

合わない人

  • 毎話わかりやすいバトルとカタルシスが欲しい人
  • キャラの感情がはっきり言葉で説明されないと置いていかれる人
  • テンポの速い王道展開を求めている人

次に見るなら

規格外の力を持っているのに生活はどこまでも地味、という温度差が近いのがモブサイコ100。能力と幸福が別物だというテーマが響いた人なら、こっちの脱力感もきっと刺さる。  任務と日常がシームレスに混ざっていくコメディの呼吸が好きならSPY×FAMILY。秘密の特殊技能を抱えたまま、普通の生活を回していく構図が地続きで楽しめる。  頭上に非日常がぶら下がったまま、それでも続いていく日常の手触りを味わいたいならデッドデッドデーモンズデデデデデストラクション。淡々とした不穏さの居心地の悪さが、アンダーニンジャと同じ温度だ。

配信・視聴情報

サービス配信月額無料期間作品数
ABEMAプレミアムイチオシ×¥680〜(税込)無料あり1,000+
Amazonプライムビデオ×¥600(税込)30日間1,700+
クランクイン!ビデオ穴場¥990〜(税込)最大1ヶ月7,000+
dアニメストア¥660(税込)31日間7,200+
U-NEXT¥2,189(税込)31日間6,000+
DMM TV¥550(税込)14日間6,300+
Netflix¥890〜(税込)なし1,600+
Hulu×¥1,026(税込)なし2,900+
Disney+×¥1,250〜(税込)なし500+

アンダーニンジャの視聴方法は上記の比較表で確認できます。

よくある質問

Q. アンダーニンジャはどこで配信されていますか?
A. dアニメストア、U-NEXT、DMM TV、Netflixの4サービスで視聴できます。アニメ中心ならdアニメストア、映画やドラマも幅広く楽しみたいならU-NEXTやNetflixなど、目的に合わせて選ぶのがおすすめです。
Q. 原作はありますか?
A. 花沢健吾による同名漫画が原作です。『アイアムアヒーロー』などで知られる作者ならではの、リアルな描写とシュールな空気感が特徴で、アニメでもその独特の世界観が活かされています。
Q. どんなジャンルの作品ですか?
A. アクションとコメディを軸にした作品です。現代日本に潜む忍者組織同士の緊迫した戦いと、脱力系の主人公が生むコミカルな雰囲気が同居し、緩急のある展開を楽しめます。
Q. 原作を読んでいなくても楽しめますか?
A. はい、アニメから視聴しても十分楽しめます。「現代に忍者が実在する」という世界観が丁寧に描かれているため、予備知識がなくても物語に入り込みやすい作りになっています。

まとめ

アンダーニンジャの視聴方法は上記の比較表で確認できます。

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この記事を書いた人

アニメの配信先を毎回調べているうちに、「もう自分でまとめた方が早いな」と思ってaniholicを始めました。アニメから入って、今はかなり声優ファン寄りです。Abema、dアニメ、Prime Video、Huluあたりを普段使っています。掲載情報は、できるだけ公式サイトを確認してから掲載しています。
ちなみに「aniholic」を深夜テンションで「アニ☆ホリ」と略したのですが、まさか昼に見た時こんなに恥ずかしいとは思いませんでした。今のところ修正予定はありません。

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