Fate/stay night [Unlimited Blade Works]

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2014Fate/stay night [Unlimited Blade Works]

Fate/stay night [Unlimited Blade Works]

★ 4.0 / 5.0アクションファンタジー超自然
放送年2014年
フォーマットTVアニメ
話数13話
原作ビジュアルノベル
制作ufotable

海と山に囲まれた冬木市を舞台に、古い儀式が行われる。七人のマスターが英霊を支配し、あらゆる願いを叶えるという伝説の聖杯を手に入れることを目指す。英霊は様々なクラスの伝説の英雄を代表している。セイバー、ランサー、アーチャー、ライダー、キャスター、アサシン、バーサーカーの七クラスである。

目次

作品概要・あらすじ

あらすじ

冬木市を舞台に、10年ごとに繰り返される「聖杯戦争」。七人のマスターがそれぞれ伝説の英霊をサーヴァントとして召喚し、あらゆる願いを叶えるという万能の杯「聖杯」をめぐって死闘を繰り広げる。セイバー、ランサー、アーチャー、ライダー、キャスター、アサシン、バーサーカー——七つのクラスに分かれた英霊たちが激突するなか、魔術師を目指す高校生・衛宮士郎は偶然にも戦争へと巻き込まれていく。

みどころ・魅力

① 圧巻のバトルシーン——ufotableが描く魔術×剣戟の美学

制作会社ufotableによる映像表現は本作最大の見どころのひとつ。魔術エフェクトと肉弾戦が絡み合うバトルは細部まで作り込まれており、劇場作品に匹敵するクオリティのアクションが全編を通じて展開される。特にアーチャー対ランサーなど英霊同士の激突シーンは語り継がれる名場面ばかりだ。

② 英霊たちの思想と誇り——それぞれの「正義」が激突するドラマ

各サーヴァントは歴史・神話に名を刻んだ英雄たちであり、それぞれが固有の価値観と誇りを持つ。正義とは何か、英雄とはどうあるべきかを問う哲学的な対話が随所に盛り込まれており、アクションだけでなく物語の深みを楽しめる作品になっている。

③ 士郎とアーチャーの関係——原作ファンも唸る「UBWルート」の核心

本作はビジュアルノベル原作の「Unlimited Blade Works」ルートを映像化したもの。主人公・衛宮士郎と謎めいたアーチャーとの因縁が物語の軸となり、「正義の味方」という理想を巡る葛藤が丁寧に描かれる。原作経験者も未経験者も楽しめる構成が高く評価されている。

キャスト・声優一覧

衛宮士郎
衛宮士郎
メイン
›
杉山紀彰
遠坂凛
遠坂凛
メイン
›
植田佳奈
アーチャー
アーチャー
メイン
›
諏訪部順一
アルトリア・ペンドラゴン
アルトリア・ペンドラゴン
メイン
›
川澄綾子
クー・フーリン
クー・フーリン
サブ
›
神奈延年
間桐桜
間桐桜
サブ
›
下屋則子
間桐慎二
間桐慎二
サブ
›
神谷浩史
メドゥーサ
メドゥーサ
サブ
›
浅川悠
イリヤスフィール・フォン・アインツベルン
イリヤスフィール・フォン・アインツベルン
サブ
›
門脇舞以
ヘラクレス
ヘラクレス
サブ
›
西前忠久
藤村大河
藤村大河
サブ
›
伊藤美紀
伊藤美紀
言峰綺礼
言峰綺礼
サブ
›
中田譲治

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スタッフ

監督三浦貴博
原作奈須きのこ
原案キャラデザ竹内友崇
キャラクターデザイン須藤友徳、碇谷敦、田畑壽之
美術監督衛藤功二
音響監督岩浪美和
OP彩乃真白「ideal white」
EDカラフィナ「believe」
EDリサ「THIS ILLUSION」

関連作品

アニメ

トレーラー・MV

▲ 公式トレーラー(公式YouTube)

OP・ED

OP

ED

感想・評価

最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ

「Fateは原作ゲームが先」という空気が当時あって、アニメから入るのは邪道みたいな雰囲気があった。それでもufotableがやるなら一応見るか、くらいの温度で配信を開いたのが最初だった。第1話を見終わって、「あ、これはちゃんと金かかってる」と思った。思っただけで、そのときはそこどまりだった。

2回目以降で変わったのは、アーチャーの見え方だ。最初は「戦闘中に語りすぎるやつ」としか思っていなかった——というか今でもそう思っているし、それはもう様式美として受け入れている——ただ、あの冗長さが実は計算されていると気づいてからは、聞き方が変わった。諏訪部順一の声が、台詞の長さに対して不思議と飽きさせない。疲労感と皮肉と、ごくわずかな哀愁が全部乗っかっている。

「正義の味方」になれなかった男が、それでもなろうとした話

UBWは凛とシロウの話として語られることが多い。間違ってはいないが、それだけで終わらせると核心を半分見落とす。この作品が本当に描いているのは、「理想を持つことの自壊」だと思っている。

アーチャーというキャラクターは、ある意味では失敗した未来のシロウだ。正義の味方を目指し、それを追いかけ続けた結果、自分の手が血まみれになっていることに気づいた男。その時点で理想を捨てればよかったのに、捨てられなかった。捨てられなかったから、もっと壊れた。諏訪部順一が演じるアーチャーの声に、どこかねじれた誠実さが宿っているのは、そのキャラクターの構造から来ている。

一方でシロウは、同じ「正義の味方になりたい」という出発点を持ちながら、アーチャーとは違う答えを出そうとする。ここが面白いのは、どちらが正しいかをこの作品は明示しないところだ。言峰綺礼が「人は自分が喜びを感じることで生きるべき」という対極の立場から絡んでくることで、三者三様の「どう生きるか」が並列に提示される。中田譲治の言峰は、悪役として描かれながら、その台詞の重心がぶれない。信念のある悪役というのは、普通の悪役より恐ろしい。

凛(植田佳奈)はそのなかで唯一、現実と折り合いをつけながら戦っているキャラクターに見える。理想を持ちながら地に足がついている。だから彼女が物語の中心に置かれると、作品全体のバランスが取れる。植田佳奈の凛は、強がりと本音の境界線が台詞ごとに微妙にずれていて、それが人間らしさになっている。

「正義の味方になれなかった」という話を、「なれないから諦める」でも「なれないけど続ける」でもなく、もっと複雑な形で提示しているのがUBWの骨格だと思う。見るたびに答えが変わる。それが2回、3回と見直しても発見がある理由だ。

特に刺さったシーン

アーチャーとシロウが正面から言葉をぶつけ合う中盤のシーン。戦闘の合間に哲学討論が始まるのがこの作品の癖で、それ自体はもはや様式美として飲み込んでいるのだが、あの対話だけは別の重さがある。同じ声で、同じ理想の残骸を持ちながら、まったく違う結論に至っている二人が向き合っている構造が、台本を読んでいるだけでは伝わらない温度で画面に出ていた。

ufotableの作画は全体を通して水準が高いが、個人的に刺さったのは激しいアクションより、静止に近いカットでの人物の顔だった。セイバー(川澄綾子)が何かを堪えているときの表情の、口元だけが微かに動く芝居。あれは声より先に絵が語っていた。川澄綾子の声がそこに乗ったとき、過剰にならずに抑制されたまま感情が伝わってくる。

神谷浩史が演じる慎二は、正直なところ作中での役割は「嫌なやつ」に近い。それでも何度か見直すと、あの軽さの中に不安定さが混じっていて、単純に憎めないキャラクターになっている。神谷浩史の仕事量のうち、こういう役の精度が特に高い。

読んで見たくなったら——『Fate/stay night [Unlimited Blade Works]』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。

この作品が刺さる人・合わない人

合う人

  • 作画とアクション演出にお金を払っている感覚で見られる人
  • キャラクターが戦闘中に長台詞を喋ることを許容できる人(というか楽しめる人)
  • 「正義とは何か」という問いを、答えが出なくても追いかけられる人
  • 諏訪部順一の声が好きな人は無条件でいい

合わない人

  • テンポ重視で、戦闘中の哲学討論に苛立ちを覚えるタイプ
  • 伏線や設定を自分で補完するのが苦手な人(Fate世界観の前提がそれなりにある)
  • ラブコメ要素や感情の機微を主軸で楽しみたい場合は、少し肩透かしになるかもしれない
  • 全25話+序章4話の尺を重いと感じる人には、テンポが合わない可能性がある

次に見るなら

Fate/Zero――同じ聖杯戦争を前の世代視点で描く前日譚。UBWとは打って変わって全員が大人で、全員の理屈が一定の重さを持っている。「英雄とは何か」という問いをもっとシビアな角度から見たい場合はこちらが先でも後でもどちらでもいい。虚淵玄の脚本なので、救いのなさには覚悟して入ること。

ソードアート・オンライン――「異世界・バトル・主人公が理想を持って戦う」という文脈で近い。UBWほど哲学的ではないが、作画クオリティと戦闘の気持ちよさを同じ水準で求めるなら候補に入る。A-1 Picturesの仕事を連続で見るのも悪くない。

魔法少女まどか☆マギカ――「正義の味方になりたい」という願いが歪む構造が、UBWのテーマと意外なほど重なる。尺が全12話と短く、密度が高い。虚淵玄×シャフトの組み合わせで、見た後の感触はUBWとかなり違うが、問いかけてくるものは近い。

配信・視聴情報

サービス配信月額無料期間作品数
ABEMAプレミアムイチオシ×¥680〜(税込)無料あり1,000+
Amazonプライムビデオ×¥600(税込)30日間1,700+
クランクイン!ビデオ穴場×¥990〜(税込)最大1ヶ月7,000+
dアニメストア¥660(税込)31日間7,200+
U-NEXT¥2,189(税込)31日間6,000+
DMM TV×¥550(税込)14日間6,300+
Netflix×¥890〜(税込)なし1,600+
Hulu×¥1,026(税込)なし2,900+
Disney+×¥1,250〜(税込)なし500+

『Fate/stay night [Unlimited Blade Works]』は現在、dアニメストアおよびU-NEXTで配信中です。どちらのサービスも全話まとめて視聴できるため、一気見にも最適な環境が整っています。まずは各サービスの無料トライアルを活用してチェックしてみてください。

よくある質問

Q. Fate/stay night [UBW]はどこで視聴できますか?
A. dアニメストアとU-NEXTで配信中です。どちらも全話視聴可能なので、すでに加入しているサービスからそのまま楽しめます。
Q. Fateシリーズを初めて見るなら本作から始めても大丈夫ですか?
A. 本作単体でも十分楽しめる構成ですが、同じufotable制作の『Fate/Zero』を先に視聴すると聖杯戦争の背景がより深く理解でき、より一層楽しめます。
Q. 全何話ですか?1期・2期に分かれていますか?
A. 全25話構成で、2014年放送の第1クールと2015年放送の第2クールに分かれています。間に特別編「プロローグ」も存在するため、あわせて確認しておくとスムーズです。
Q. 原作ゲームをやっていないと楽しめませんか?
A. ゲーム未プレイでも問題なく楽しめます。ただし原作既プレイ者はアニメ版の演出・省略箇所の違いを比較する楽しみも加わるため、どちらの立場でも満足度の高い作品です。

まとめ

『Fate/stay night [Unlimited Blade Works]』は現在、dアニメストアおよびU-NEXTで配信中です。どちらのサービスも全話まとめて視聴できるため、一気見にも最適な環境が整っています。まずは各サービスの無料トライアルを活用してチェックしてみてください。

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この記事を書いた人

アニメの配信先を毎回調べているうちに、「もう自分でまとめた方が早いな」と思ってaniholicを始めました。アニメから入って、今はかなり声優ファン寄りです。Abema、dアニメ、Prime Video、Huluあたりを普段使っています。掲載情報は、できるだけ公式サイトを確認してから掲載しています。
ちなみに「aniholic」を深夜テンションで「アニ☆ホリ」と略したのですが、まさか昼に見た時こんなに恥ずかしいとは思いませんでした。今のところ修正予定はありません。

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