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カーニバル・ファンタズム
| 放送年 | 2011年 |
|---|---|
| フォーマット | OVA |
| 話数 | 12話 |
| 原作 | 漫画 |
| 制作 | Lerche |
カーニバル・ファンタズムは、Type-Moon10周年を記念してType-Moonの武内崇による漫画「Take Moon」を映像化したもの。『Melty Blood』『Fate/Stay Night』『月姫』など、Type-Moonの原作作品をベースにしたパロディーとオリジナルストーリーで構成されている。
作品概要・あらすじ
あらすじ
『カーニバル・ファンタズム』は、TYPE-MOON10周年を記念して制作されたお祭りコメディOVAです。武内崇による4コマ漫画『TAKE MOON』を原作に、『Fate/stay night』『月姫』『MELTY BLOOD』といったTYPE-MOON作品のキャラクターたちが垣根を越えて勢ぞろい。本編ではシリアスに戦っていた英霊や登場人物たちが、ギャグに全振りしたドタバタ劇を繰り広げます。原作のあの名場面・あの設定を下敷きにしたパロディとオリジナルストーリーが入り混じり、ファンならニヤリとさせられる小ネタが満載の一作です。みどころ・魅力
① 作品の垣根を越えた夢のクロスオーバー
セイバーや遠坂凛、アルクェイドに志貴など、普段は別作品で活躍するキャラクターたちが一堂に会するのが最大の魅力。本来交わるはずのない面々が同じ画面で掛け合う光景は、TYPE-MOONファンにとってまさに「お祭り」と呼ぶにふさわしい贅沢さです。② シリアスキャラの振り切ったギャグ演出
本編では重厚な物語を背負うキャラたちが、ここでは表情を崩してドタバタを繰り広げます。原作のシリアスさを知っているほど、そのギャップに笑わされる構成。テンポの良いコメディ演出が、肩の力を抜いて楽しめる雰囲気を作り出しています。③ 原作ファンへのネタとパロディの数々
各作品の名シーンや設定を逆手に取ったパロディがふんだんに盛り込まれており、元ネタを知っているほど笑いの密度が増していきます。10周年記念ならではのファンサービス精神にあふれた、原作愛が詰まった一本です。キャスト・声優一覧
























スタッフ
| 監督 | 岸誠二 |
|---|---|
| シリーズ構成 | 上江洲誠 |
| キャラクターデザイン | 森田和明 |
| 音楽 | 高梨康治 |
| 音響監督 | 飯田里樹 |
| OP | りの「すーぱー☆あふぇくしょん」 |
| ED | 遠藤正明「Fellows」 |
| ED | 高梨 康治「FINAL DEAD LANCER」 |
関連作品
アニメ
書籍
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
OP・ED
OP
ED
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
最初は10周年の記念ムービー的な、内輪向けのおまけだろうと高をくくって再生した。本編の補完でも外伝でもない。ただの楽屋オチ大会だ、と。ところが流し見していたはずが、気づけば前のめりになっていた。これは『Fate/stay night』や『月姫』で散々シリアスな顔をしていた連中が、運命とか聖杯とか全部放り出して、ひたすら馬鹿をやるだけの作品だった。2回目に見たとき、原作のあの場面を踏まえているのかと膝を打つ小ネタが何倍にも増えた。元ネタを知っているほど笑える、というより、知らないと半分は意味が取れない。完全にコアファン向けのご褒美として作られている。
運命に殺され続けたキャラたちに、ただの日常を返してやる話
これは単なるパロディの寄せ集めではなく、TYPE-MOON作品のキャラに「もう一つの時間」を贈る企画だと思っている。本編の彼らは、聖杯戦争で殺し合い、吸血衝動と戦い、報われない選択を何度も突きつけられてきた。原作を通しで追ってきた人間なら、あの重さは身に染みているはずだ。その同じキャラが、ここでは家賃の心配をし、ゲーム番組に出演し、くだらない言い争いで一日を潰す。シリアスな運命の文脈から切り離されて、ただの隣人として馬鹿話をしている。その落差そのものがこの作品の芯だ。
面白いのは、本編を茶化しているのに、キャラ理解は一切ブレていないことだ。それぞれが「あの作品で背負っていたもの」を踏まえた上で笑いに変換されている。だからシリアスを知っているほど、この脱力した日常がやけに沁みる。全部見た上でこれを見ると、戦い続けた連中がようやく息を抜いている光景に見えてくる。祭りの賑やかさの裏に、原作への愛着と、キャラへの「お疲れさま」が透けて見える。記念企画という枠を借りた、長年のファンへの手紙みたいなものだ。だからこそ、初見の人より、何周もしてきた人間の方が深く受け取れる。
特に刺さったシーン
やはりネコアルク絡みの暴れっぷりが頭一つ抜けている。中田譲治があの低く渋い声でネコアルク・カオスを演じている時点で、設定とのギャップが反則だ。重厚な悪役の声がチビ猫から飛び出してくるたび、思わず笑ってしまった。関智一のギルガメッシュも見事で、本編であれだけ尊大に振る舞っていた王様が、コメディの土俵で全力でボケに付き合っている。あの落差を成立させられる芝居の幅に唸る。川澄綾子のアルトリアや植田佳奈の遠坂凛が、真顔のまま馬鹿げた状況に巻き込まれていくのも良くて、シリアスな声のトーンを崩さないからこそギャグが効く。声優陣が本編と同じ温度で演じているからこそ、この祭りは寒くならずに最後まで走り切る。
読んで見たくなったら——『カーニバル・ファンタズム』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- 『Fate/stay night』『月姫』『Melty Blood』を一通り触れていて、元ネタが頭に入っている人
- 本編のシリアスを背負った上で、キャラがふざける落差を楽しめる人
- 声優の芝居の幅、特に真面目な役者がコメディに振り切る瞬間が好きな人
- 記念企画特有の、お祭り感とファンサービスを素直に受け取れる人
合わない人
- TYPE-MOON作品に触れたことがなく、これが初めての入り口になる人
- 一本の物語として筋の通ったストーリーを期待している人
- 内輪ネタやパロディの密度に置いていかれると冷めてしまう人
次に見るなら
まずは元ネタを浴びてから戻ってくるのが正解だ。Fate/stay nightを見ておくと、ここでギルガメッシュやアルトリアが背負っていた重さが分かり、彼らの脱力ぶりが何倍も効いてくる。聖杯戦争の文脈を知っているかどうかで笑いの量が変わる。
遠野志貴側のノリが気になったなら月姫系の物語に触れておきたい。吸血や直死といった本来は重たい題材が、この祭りでどう茶化されているのかが腑に落ちて、二度目の視聴がまるで別物になる。
シリアスの落差をもっと味わいたいならFate/Zeroもいい。あの救いのない重厚な物語を通った後にカーニバル・ファンタズムへ戻ると、同じ世界の住人がただ馬鹿をやっている光景がやけに沁みてくる。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ | |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | × | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ |
| DMM TV | × | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | × | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
『カーニバル・ファンタズム』は、dアニメストアとAmazonプライムビデオで配信されており、どちらのサービスでも視聴することができます。TYPE-MOON作品をすでに楽しんでいる方なら、お気に入りの配信サービスでそのまま楽しめます。気になった方は、利用しているサービスでチェックしてみてください。




