はじめの一歩 New Challenger

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2009はじめの一歩 New Challenger

はじめの一歩 New Challenger

★ 4.2 / 5.0コメディドラマスポーツ
放送年2009年
フォーマットTVアニメ
話数26話
原作漫画
制作MADHOUSE

幕之内一歩はボクシングキャリアを続け、強さの意味を知ることと、憧れの宮田一郎との再戦を目指している。彼とともに、プロボクサーの高村、青木、木村がそれぞれの夢に向かって奮闘する。

目次

作品概要・あらすじ

あらすじ

プロボクサーとしての階段を着実に上り続ける幕之内一歩。彼の目標はただひとつ、かつてアマチュア時代に敗れた宮田一郎との再戦だ。しかしその道は険しく、強敵との戦いを重ねる中で「強さとは何か」という問いと向き合い続ける。同じジムで切磋琢磨する高村、青木、木村もそれぞれの夢を胸にリングへ挑む。笑いあり、涙あり、熱いボクシングドラマの続編。

みどころ・魅力

① 宮田一郎との再戦へ向けた一歩の成長

初代シリーズで描かれた宮田との因縁が、本作でいよいよ動き出す。試合を重ねるたびに精神的にも肉体的にも成長していく一歩の姿は、単純なスポーツものを超えた人間ドラマとして見応え十分。「強さの意味」を問い続ける主人公像が胸に刺さる。

② 脇役キャラクターたちの独立したストーリー

高村・青木・木村という個性豊かな三人が、それぞれ主役級の試合を披露する回がある。ギャグ担当のイメージが強い青木や木村が本気でリングに立つ姿は、笑いと感動が絶妙に混ざり合った本作ならではの魅力だ。

③ 臨場感あふれる試合描写と緊張感の演出

パンチの重さ、駆け引き、コーナーでのセコンドとのやり取り。試合シーンのテンポとカメラワークは、格闘技アニメとして高水準。初めて格闘技アニメを見る人にも、ボクシングの魅力が伝わる丁寧な演出が続く。

キャスト・声優一覧

木村達也
木村達也
メイン
›
藤原啓治
板垣学
板垣学
メイン
›
浪川大輔
鷹村守
鷹村守
メイン
›
小山力也
青木勝
青木勝
メイン
›
高木渉
鴨川源二
鴨川源二
メイン
›
内海賢二
幕之内一歩
幕之内一歩
メイン
›
喜安浩平
宮田一郎
宮田一郎
サブ
›
関智一
千堂武士
千堂武士
サブ
›
小野坂昌也
八戸
八戸
サブ
›
二又一成
猫田銀八
猫田銀八
サブ
›
永井一郎
板垣 菜々子
板垣 菜々子
サブ
›
小林ゆう
山田直道
山田直道
サブ
›
阪口大助

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スタッフ

監督宍戸淳
シリーズ構成筆安一幸
音楽平野義久
美術監督金子英俊
音響監督中嶋聡彦
OPLAST ALLIANCE「Hekireki」
ED「8 AM」

関連作品

アニメ

書籍

トレーラー・MV

▲ 公式トレーラー(公式YouTube)

OP・ED

OP

ED

感想・評価

最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ

一歩は見てた。それも、なんとなく「ボクシングアニメといえば」で流し見していた口だ。New Challengerは続編だから、前作ありきで始まるのは当然として、最初はあの独特のコメディテンポに「あれ、こんなにゆるかったっけ」と少し戸惑った記憶がある。鷹村の試合前の謎の余裕とか、青木・木村のサブキャラ感の強さとか、主軸の一歩と宮田の再戦フラグをじっくり積み上げる構成が、1周目には少しまどろっこしく感じた。

2回目に見たときの話をすると、あのまどろっこしさが全部「溜め」だったと気づく。宮田一郎に関智一があてているというだけで、出てくるたびに背筋が伸びる感じがする。セリフが少ないキャラほど声の密度で語らせる、という演出の気持ちよさが、2周目でやっと分かった。ボクシングアニメの中では一番好きかも、と言えるのは、そういう「積み上げが全部回収される瞬間」が信頼できるからだと思っている。

「強くなること」ではなく、「強さを証明すること」の話

この作品を単なる成長スポーツ漫画として見ていると、New Challengerのテーマを少し見誤る。一歩はもう弱くない。1期で散々な思いをしながら這い上がって、日本フェザー級チャンピオンになっている。だからこそ、2期で描かれるのは「強さの獲得」ではなく、「強さをどう証明し続けるか」という、より地味で、しかし切実な問いになっている。

チャンピオンになった人間にかかるプレッシャーは、挑戦者のそれとは質が違う。一歩は「憧れの宮田と戦いたい」という純粋な動機を持ち続けているが、周囲は彼をチャンピオンとして見始める。鷹村(小山力也の怒鳴り声と笑い声の落差が毎回すごい)が自分の試合に向けて動くシーンも、木村(藤原啓治が、あの独特の「情けないけど憎めない」感をどこで身につけたんだろうと毎回思う)が自分の夢の輪郭を探るシーンも、全部「それぞれの強さの証明」を模索する話として読める。

さらに言うと、宮田一郎の不在感がこの作品の緊張感を作っている。関智一があてているから、登場するたびに「台詞1行でも全部持っていく」感があるのだが、それよりも「いない間も常にそこにいる」という構造が巧い。一歩が戦うたびに「宮田ならどう見るか」が透けて見える設計になっていて、主人公の目標が画面に映らなくても機能し続ける。これはボクシングアニメとしてかなり特殊な構造で、だからこそニューチャレンジャーというタイトルが本当はダブルミーニングになっている——強さを証明しようとする人間全員が、新たな挑戦者なのだ。

特に刺さったシーン

板垣学が初めてリングに上がる場面での浪川大輔の芝居が、妙に記憶に残っている。板垣はキャラクターとして「天才肌の後輩」という記号から入るのだが、浪川が入ることで「緊張を隠そうとしている若者」の質感が出ていて、そこが記号で終わらなかった理由だと思う。姉の菜々子(小林ゆう)との掛け合いは正直コメディリリーフ寄りなのだが、そのゆるさの中に板垣の人間味が積み上がる構造になっていて、試合本番で思いのほか感情が動かされた。

木村達也の話を少し。藤原啓治が木村を演じるとき、「夢があるけど焦っていない」という絶妙な温度感を出していて、それが2回目以降はっきり分かる。鷹村や一歩の熱量の傍で、木村のトーンはあえて下げてある。それが浮かずに馴染んでいるのは、藤原の間の取り方のせいだと今でも思っている。終盤に向けての木村の展開で、ふとその温度感が崩れる瞬間がある——そこで初めて「ずっとこの人、全部抱えてたんだ」と気づいて、静かに動揺した。

読んで見たくなったら——『はじめの一歩 New Challenger』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。

この作品が刺さる人・合わない人

刺さる人

  • 前作(はじめの一歩)を見ていて、キャラクターへの愛着がある人
  • 試合よりも「試合前の積み上げ」に燃えるタイプ
  • コメディパートと熱血パートを同じ作品で楽しめる人——両方が得意じゃないとテンポがつらい
  • 声優の演技を細かく聞く習慣がある人。関智一・浪川大輔・藤原啓治が揃っているので、それだけで時間が溶ける
  • 「強さとは何か」という問いをスポーツを通じてしみじみ考えるのが好きな人

合わない人

  • 前作を見ていない人には設定の説明が少なすぎる。2期から入るのは現実的でない
  • 試合数と密度を求める人——New Challengerはペースが全体的にゆっくり。試合よりドラマの比重が高い
  • コメディ成分(青木・木村の恋愛周り等)が肌に合わない人は序盤でリタイアする可能性がある
  • 宮田との再戦をここで期待すると、肩透かしをくらう。あくまで「その前の話」だという覚悟が要る

次に見るなら

あしたのジョー——ボクシングアニメの原型にして、今でも別格の作品。はじめの一歩がジョーのある種の裏返しとして設計されていることは有名だが、見比べると「強さを証明する方法」の対比が面白い。一歩の真っ直ぐさがよりくっきりする。

バキ——格闘技の「強さ」を極端なまでに純化した作品。はじめの一歩のリアリズムとは全然違う方向だが、「強くある意味」を問い続けるという点では地続き。口直しというか、振り幅を楽しむための1本として。

ダイヤのA——スポーツは野球に変わるが、「チャンピオンになる前の話」と「チャンピオンになった後の話」の両方を丁寧に描く構成が、New Challengerのテンポ感に近い。チームスポーツなのに個人の葛藤の描き方が似ていて、はじめの一歩が好きな人には刺さりやすい。

配信・視聴情報

サービス配信月額無料期間作品数
ABEMAプレミアムイチオシ×¥680〜(税込)無料あり1,000+
Amazonプライムビデオ×¥600(税込)30日間1,700+
クランクイン!ビデオ穴場×¥990〜(税込)最大1ヶ月7,000+
dアニメストア¥660(税込)31日間7,200+
U-NEXT¥2,189(税込)31日間6,000+
DMM TV¥550(税込)14日間6,300+
Netflix¥890〜(税込)なし1,600+
Hulu¥1,026(税込)なし2,900+
Disney+×¥1,250〜(税込)なし500+
『はじめの一歩 New Challenger』は、dアニメストア・U-NEXT・DMM TV・Netflix・Huluで視聴可能です。主要な配信サービスに幅広く対応しているため、すでに利用しているサービスからすぐに視聴を始められます。無料トライアル期間を活用すれば、初期費用なしで全話を楽しむことができます。

よくある質問

Q. 第1期を見ていなくても楽しめますか?
A. 本作は第1期の続きから始まるため、登場人物の背景や過去の因縁を知っている方がより楽しめます。第1期から視聴することを強くおすすめします。第1期も主要な配信サービスで視聴可能です。
Q. 何話まであるのですか?
A. 全26話構成です。2009年1月から7月にかけて放送されました。テンポよく試合が進むため、一気見しやすい作品です。
Q. ボクシングを知らなくても楽しめますか?
A. はい、問題なく楽しめます。試合の展開や戦術が丁寧に解説されており、ボクシング未経験の視聴者でも自然にルールや面白さを理解しながら見られる構成になっています。
Q. 宮田一郎との再戦はこの作品で描かれますか?
A. New Challenger時点では再戦は実現しません。しかし宮田が絡む展開や一歩の成長が丁寧に描かれており、再戦への期待感を高める重要な作品です。続きは原作漫画で読むことができます。

まとめ

『はじめの一歩 New Challenger』は、dアニメストア・U-NEXT・DMM TV・Netflix・Huluで視聴可能です。主要な配信サービスに幅広く対応しているため、すでに利用しているサービスからすぐに視聴を始められます。無料トライアル期間を活用すれば、初期費用なしで全話を楽しむことができます。

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この記事を書いた人

アニメの配信先を毎回調べているうちに、「もう自分でまとめた方が早いな」と思ってaniholicを始めました。アニメから入って、今はかなり声優ファン寄りです。Abema、dアニメ、Prime Video、Huluあたりを普段使っています。掲載情報は、できるだけ公式サイトを確認してから掲載しています。
ちなみに「aniholic」を深夜テンションで「アニ☆ホリ」と略したのですが、まさか昼に見た時こんなに恥ずかしいとは思いませんでした。今のところ修正予定はありません。

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