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2007

ゾンビローン
★ 3.1 / 5.0アクションホラー超自然
| 放送年 | 2007年 |
|---|---|
| フォーマット | TVアニメ |
| 話数 | 11話 |
| 原作 | 漫画 |
| 制作 | Xebec |
死神坂本です。 北見知流は人の首に死の輪が見える能力を持つ。輪の色が濃いほど死が近い。同級生の赤月千火と橘志斗が真っ黒な輪を持つことに気づき、警告しようとするが、彼らはすでに死んでいることを知る。しかし二人は何か重要な使命を持ちながら、この世に留まっていた。知流は彼らの秘密を守り、一緒に行動することになる。
目次
作品概要・あらすじ
あらすじ
ごく普通の女子高生・北見知流(みちる)は、人の首に「死の輪」が見える特殊な能力を持っていた。輪の色が濃いほど、その人の死は近い。ある日、同級生の赤月千火と橘志斗の首に真っ黒な輪を見つけた知流は、二人がすでに死んでいることに気づく。しかし彼らは”ある契約”によってこの世に留まり、人ならざる者を狩る使命を背負っていた。秘密を知ってしまった知流は、二人とともに危険な日常へと足を踏み入れていく——。死と隣り合わせの非日常が、いま動き出す。みどころ・魅力
① 「死の輪」が物語を動かすダークファンタジー
人の死期が”輪の色”で視える、という独特の設定が物語の核。誰がいつ死ぬのかが可視化される世界で、生と死の境界を行き来する緊張感が全編を貫きます。能力に翻弄されながらも踏み込んでいく知流の視点が、観る側を一気に引き込みます。② 対照的な二人の死者が生む掛け合い
熱血で粗削りな千火と、クールで皮肉屋の志斗。性格が正反対の”すでに死んでいる”二人のバディ感が大きな見どころです。衝突しながらも背中を預け合う関係性と、軽妙な会話のテンポが、シリアスな題材に絶妙な緩急を与えています。③ PEACH-PIT原作ならではのスタイリッシュな世界観
『ローゼンメイデン』などで知られるPEACH-PITが手がけた原作の、洗練されたキャラクターデザインと耽美な空気感が魅力。ホラーとアクションを行き来しながらも、どこか退廃的でおしゃれな雰囲気が作品全体を彩り、独自の存在感を放っています。キャスト・声優一覧

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スタッフ
| 監督 | 西森章 |
|---|---|
| シリーズ構成 | 冨岡淳広 |
| 音楽 | 澤野弘之 |
| 美術監督 | 中村典史 |
| 音響監督 | 岩浪美和 |
| OP | The Birthday「狼の喉」 |
| ED | ムック「Chain Ring」 |
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
OP・ED
OP
ED
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
死神だの余命だの、その手のモチーフはもう擦られきっていて、最初は「また首に何か見える系か」くらいの構えで再生した。ところが主人公のみちるが見ているのは数字でも余命でもなく、首にかかる「死の輪」で、濃いほど死が近い——というルール説明の段階まではまだ普通に見ていられた。引っかかったのは、同級生の二人の輪が真っ黒だと気づく序盤の流れだ。濃いんじゃなくて、もう手遅れ。というより、本人たちはとっくに死んでいる。そこで一気に話の温度が変わる。2007年の作品で、今は配信も途絶えていて手元のディスクで見返すしかないのだが、2回目に通すと、第一話で淡々と説明されていたルールが終盤の伏線になっているのが分かって、ちょっと得した気分になった。死んだあとの時間を、借金として返していく話
タイトルの「ローン」は比喩じゃなくて、わりと文字通りの設定だ。一度死んだ人間が、それでもこの世に留まるために対価を払う。留まる代償として、別の死者——ゾンビを狩る。返済が終わるまで現世にいられる、という仕組みになっている。赤月千火と橘思徒の二人が真っ黒な輪を首に巻いたまま動いているのは、彼らがその「借り」を抱えて生きているからだ。だからこの作品を、死者と戦うアクションものとして見るとちょっと足元をすくわれる。やっていることは怪物退治でも、その根っこにあるのは「もう終わった命で、これから何をするのか」という問いだからだ。みちるは生きていて、しかも他人の死が見えてしまう側にいる。死を見る生者と、死んでなお動く死者。その三人が組むことで、生と死のあいだの線が一本ではなく、もっと曖昧で借金の利子みたいに伸び縮みするものとして描かれる。個人的には、これは単なる超自然バトルではなく、「人は誰でも何かしらの借りを返しながら生きている」という話の、極端な実写版だと思っている。死んだ人間だけが借金を背負っているわけじゃない。生きているみちるだって、見えてしまう能力という重荷を抱えて、その返済として二人と行動を共にすることを選ぶ。誰も帳尻が合っていないまま前に進む、その不格好さがこの作品の体温だ。特に刺さったシーン
やっぱり千火と思徒の二人組のバランスがいい。血の気の多い千火を鈴村健一が、温度の低い思徒を櫻井孝宏が演じていて、この二人の会話だけで画が持つ。序盤、みちるが二人の輪の黒さに気づいて警告しようとするのに、当の本人たちはもう手遅れもいいところで、「知ってるよ」みたいな顔で受け流す——あの噛み合わなさが妙におかしい。櫻井孝宏の、感情を一段引いたところで喋る思徒の声が、死んでいる人間の手触りをちゃんと出していて、最初に見たときはただ飄々としていると思ったのが、2回目だと諦めと裏返しの優しさに聞こえてくる。あと、返済業務を取り仕切る鼈甲を森川智之が演じていて、こいつが出てくると場の空気が一段ひんやりする。雇い主なのか敵なのか分からない胡散臭さを、声だけで成立させているのがうまい。終盤、三人の関係が試される展開で、みちるを演じる桑島法子の声がふっと幼く揺れる瞬間があって、そこで思わず姿勢を正した。読んで見たくなったら——サブスク配信はなし。Amazonで購入できる。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- 死神・余命・契約といったモチーフが好きで、その裏にある「生と死の線引き」をじっくり考えたい人
- 性格の違う男二人のバディものに弱い人。千火と思徒の温度差で十分元が取れる
- 鈴村健一・櫻井孝宏・森川智之あたりの声を聞き分けて楽しめる人
- 2000年代後半の、やや荒削りで湿度のあるダークファンタジーの空気が懐かしい人
合わない人
- 설定の説明を一発で飲み込みたい人。ルールは2回見てやっと腑に落ちる作りになっている
- すぐ配信で見たい人。今は手に入れるルートが限られていて、その時点でハードルが高い
- バトルのスピード感やキレを最優先にする人。アクションより会話と関係性に重心がある
次に見るなら
死者を狩る側に回るという構図が好きなら、BLEACHがいちばん地続きだ。死神として「もう死んでいる存在」と向き合う話で、バディというより集団戦だが、生死の線を職務として引き直す感覚は近い。死んでなお現世に留まる人間の不気味さと哀しさを、もっと重く湿った筆致で見たいなら屍鬼。村ぐるみで生者と死者が入れ替わっていく構造が、ゾンビローンの「借金で留まる」設定の陰画みたいに効いてくる。
化け物として人に紛れて生きる側の苦さが好みなら東京喰種。ジャンルの手触りは違うけれど、「もう普通の生者には戻れない人間が、それでも誰かと組んで生きていく」という芯のところでゾンビローンと響き合う。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | × | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ |
| U-NEXT | × | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ |
| DMM TV | × | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | × | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
『ゾンビローン』は、現時点で配信が確認できる公式の動画サービスはありません。視聴を希望される場合は、各配信プラットフォームの最新の配信状況をあらためてご確認ください。今後、新たに配信が追加される可能性もありますので、定期的にチェックしておくことをおすすめします。