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純情ロマンチカ2(に)
| 放送年 | 2008年 |
|---|---|
| フォーマット | TVアニメ |
| 話数 | 12話 |
| 原作 | 漫画 |
| 制作 | Studio DEEN |
大学生の高橋美咲は、兄の友人で小説家の宇佐見秋彦(ウサギ)のマンションに居候しています。ある日、宇佐見の受賞パーティーへ向かう途中、宇佐見の兄・春彦と出会います。春彦との関係に悩む宇佐見や、パーティーでの井坂からの忠告もあり、美咲は戸惑います。一方、上條と野分、宮城と忍の恋模様も描かれます。
作品概要・あらすじ
あらすじ
大学生の高橋美咲は、人気小説家である宇佐見秋彦――通称ウサギさんのマンションで暮らしています。本作では、宇佐見の受賞パーティーをきっかけに、彼の兄・春彦や出版業界の井坂が現れ、美咲とウサギの関係に新たな波風が立ちます。互いを思いながらもすれ違う二人の距離感が丁寧に描かれていきます。さらに、大学講師・上條と医師を志す野分、文学部教授・宮城と教え子の忍という、立場の異なる二組の恋模様も並行して展開。三つのカップルそれぞれの「純情」が交差しながら、笑いと切なさを織り交ぜて物語が進みます。みどころ・魅力
① 三組のカップルが織りなす群像劇
本作の魅力は、性格も立場も異なる三組の恋愛を同時に楽しめる構成にあります。天然な美咲とツンデレなウサギ、不器用な上條と一途な野分、大人な宮城と猪突猛進な忍。それぞれのテンポの違いが飽きさせず、観る人によって”推しカップル”が見つかる作りになっています。② コメディとシリアスの絶妙な緩急
ドタバタとしたギャグで笑わせつつ、ふとした瞬間に切ない本音が漏れる――そんな緩急の付け方が巧みです。1期からの関係が深まる2期では、嫉妬やすれ違いといった感情の機微がより丁寧に描かれ、キャラクターたちの少しずつの変化を感じられます。③ 中村春菊原作ならではの心理描写
原作者・中村春菊が描く登場人物の繊細な心の揺れが、アニメでも息づいています。言葉にできない想いや照れ、不安が表情やモノローグで表現され、恋愛模様にぐっと引き込まれます。声優陣の熱演も相まって、原作ファンも初見の人も楽しめる仕上がりです。キャスト・声優一覧
























スタッフ
| 監督 | 今千秋 |
|---|---|
| シリーズ構成 | 中瀬理香 |
| キャラクターデザイン | 菊地洋子 |
| 音楽 | MOKA☆ |
| 美術監督 | 清水順子 |
| 音響監督 | 郷田ほづみ |
| OP | ピッグスター「衝動」 |
| ED | ジュンド「相生-アイオイ-」 |
関連作品
アニメ
書籍
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
OP・ED
OP
ED
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
1期を見終えた勢いそのままで、続きがあるなら確認しておくか、くらいの軽い気持ちで再生した。正直、ラブコメの2期というのは惰性で薄まるものだと思っていて、最初の数分も「あ、いつものテンションね」と構えていた。ところが今作、笑いの量は変わらないのに、登場人物の表情のひとつひとつが妙に重い。1回目は美咲とウサギのドタバタばかり目で追っていたのに、2回目に見直したら、宇佐見の兄・春彦が画面に映るたびに空気がすっと下がるのに気づいた。コメディの皮をかぶったまま、関係の不安をこんなに律儀に描く作品だったのか、と。dアニメストアで何度か往復しているうちに、これは笑って消費する話じゃないなと考えを改めた。
好かれている、という事実を信じきれない話
この作品は単なるBLラブコメではなく、「相手に確かに好かれているのに、それを自分が信じられない」という、ひどく地味で普遍的な不安を三組ぶんも並べて見せてくる。美咲とウサギの間にあるのは、すれ違いではなく信頼の踏み込めなさだ。ウサギの愛情は最初から疑いようがないほど露骨なのに、美咲はそれを正面から受け取れない。受け取った瞬間に、自分が釣り合っていないことを認めてしまう気がするからだろう。受賞パーティーへ向かう道すがら現れる兄・春彦の存在は、その「釣り合わなさ」を可視化する装置として効いてくる。
井坂の忠告も同じ重力で働く。あれは意地悪ではなく、外側から見た現実の指摘で、だからこそ刺さる。好意の有無ではなく、好意を続けられるかどうかを問うてくるからだ。上條と野分、宮城と忍の二組も、年齢差や立場のずれという形で同じテーマを反復する。誰かを好きになることより、好かれている自分を許すことのほうがよほど難しい——この作品が繰り返し撫でているのは、たぶんそこだ。1期が「恋に落ちる」話だったとすれば、2期は「落ちたあとで、そこに居続ける覚悟」の話に踏み込んでいる。コメディの軽さは、その重さを直視させないための優しい嘘なのだと思う。
特に刺さったシーン
序盤、パーティー会場で井坂が美咲に忠告を投げる場面。森川智之の声がここで一段低くなって、責めているのでも諭しているのでもない、ただ事実を置いていくような芝居をするのがいい。ここで美咲が言い返せずに黙ったとき、思わずこちらまで息を詰めた。櫻井孝宏の美咲は、感情が高ぶる瞬間より、言葉に詰まって視線を落とす一瞬のほうに本領がある。声を張らない芝居で「飲み込んだ言葉」の重さを出してくるから、コメディ調の早口とのギャップで余計に効く。終盤、関係に揺れたウサギが見せる子どもじみた執着のシーンも忘れがたくて、あれを「面倒くさい男」で済ませず、不安の裏返しとして描けているのが、この作品の律儀さだと思う。宮城と忍の側では岸尾だいすけの飄々とした距離感が効いていて、井上和彦の宮城との温度差が一組ぶんの物語をきっちり成立させている。
読んで見たくなったら——『純情ロマンチカ2(に)』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- 恋愛モノで「両思いになってから」のほうに興味がある人
- コメディのテンポの裏に置かれた感情の機微を拾うのが好きな人
- 櫻井孝宏・森川智之の、声を張らない芝居を味わいたい人
- 1期で関係の入口を見届けて、その先が気になっている人
合わない人
- BLの恋愛描写そのものに抵抗がある人
- すっきり前進する関係性だけを求める人(ここは揺れ戻しが多い)
- ギャグの瞬発力だけを目当てに見たい人
次に見るなら
同じく中村春菊原作で、世界観も地続きの世界一初恋は、出版社を舞台にした大人たちの恋で、純情ロマンチカの「好かれていることを信じきれない」テーマをもう少し社会人の現実寄りに描いている。地続きの空気が好きならまず外せない。
関係の不安と向き合う物語という意味では同級生もおすすめで、こちらは静かな画面と音楽で、踏み込むことのこわさを丁寧にすくっている。にぎやかさより余白で泣きたい日に。
もう少しコメディ寄りの揺れが見たいならジャンクション系の日常恋愛より、感情の機微を腰を据えて描く一本へ。純情ロマンチカ2を「好きだと認める怖さの話」として見た人なら、地続きの読後感が残るはずだ。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | × | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ |
| DMM TV | × | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | × | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
「純情ロマンチカ2」は、現在dアニメストアで配信されており、見放題で視聴することができます。アニメ専門の配信サービスならではの豊富なラインナップで、1期から続けて一気に楽しめるのが魅力です。三組の純情な恋模様を、ぜひdアニメストアでチェックしてみてください。



