※本ページはアフィリエイト広告を含みます。

今日からマ王!第3シリーズ
| 放送年 | 2008年 |
|---|---|
| フォーマット | TVアニメ |
| 話数 | 39話 |
| 原作 | ライトノベル |
| 制作 | Studio DEEN |
シーズン2の終盤、ユーリは真の王を倒しますが、その結果、ユーリと村田は新魔国へ行けなくなります。しかし、ユーリが真の王に勝利したため、彼の力は真の王を超え、自分の力だけで新魔国に戻ることができるようになります。16歳の儀式後、ユーリは多くの変化が起きていることに気づき始めます。
作品概要・あらすじ
あらすじ
真の王との戦いを制した有利は、村田とともに新魔国への道を失ってしまう。しかし、真の王を超えた力を身につけた有利は、やがて自らの意志で新魔国へと戻れるようになる。16歳の儀式を境に、少しずつ変化していく自分と周囲の関係に気づき始める有利。王としての覚悟が問われる、シリーズ最終章。みどころ・魅力
① 真の王超えという衝撃の設定転換
第2シリーズで積み上げてきた「真の王」という絶対的な脅威を乗り越えた有利が、さらなる力を手にするという展開は、長期シリーズならではのカタルシスを生む。力の成長と引き換えに失うものが何かを問う構成が見どころです。② 16歳の儀式が招く関係性の変化
成長の節目となる儀式を経て、仲間や周囲の人物との距離感が微妙に変化していく。ギャグとシリアスが共存する「今日マ」独特のバランスのなかで、キャラクター同士の絆の深まりと揺らぎが丁寧に描かれています。③ シリーズ完結への伏線回収と感情的な着地
3シリーズにわたって積み重ねてきた世界観・人間関係・未解決の謎が収束していく終盤は、長年のファンほど感慨深い仕上がり。コメディ色の強い序盤から一転、ラストに向けて締まるテンポの変化も魅力のひとつです。キャスト・声優一覧
























スタッフ
| 監督 | 西村純二 |
|---|---|
| シリーズ構成 | 面出明美 |
| 原案キャラデザ | 松本テマリ |
| キャラクターデザイン | 工藤裕加 |
| 美術監督 | 小山俊久 |
| 音響監督 | 高寺たけし |
| OP | 吉田純吾 with M-Tone「世界よ笑え」 |
| ED | 吉田純吾「Going」 |
関連作品
アニメ
書籍
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
タイトルは昔からなんとなく知っていた。「今日から魔王」じゃなくて「今日からマ王」なんだ、というくらいの認識で、2004年ごろの作品という印象しかなかった。それが3期まで続いていたと知ったのはわりと最近で、正直「ああ、そういう作品だったか」と改めて向き合うきっかけになった。
最初に見始めたとき、想像していたよりずっとコメディ色が強くて、かつ真面目な政治劇が混在していることに少し驚いた。主人公の渋谷有利が便器に吸い込まれて異世界転移するというのが最初の入口で、「これは意外とふざけた作品では」と思いながら見ていたら、気がつくと3期まで引っ張られていた。2回目以降に改めて見ると、1期での小さなセリフが後半への伏線になっていることに気づいて、作りの丁寧さが見えてくる。
「異質な者が王になる」——この作品が描くのは、力ではなく選択の話だ
今日からマ王は、表向きはコメディタッチのファンタジーだけど、核心にあるのは「なぜ彼が王でなければならないのか」という問いだと思う。有利は強いから王になったわけじゃない。勇者の血筋でも、鍛錬を積んだ戦士でもない。ただ、流されるように異世界へ来て、気がついたら魔王になっていた。
第3シリーズでは、2期での「真の王」との決着を経て、有利が自分の力だけで新魔国に戻れるようになるという変化が起きる。これは単なるパワーアップ描写じゃなくて、「有利がこの世界を自分の場所として選んだ」という意味合いを持つ。外から連れてこられた存在が、最終的に自発的に帰ってくる——この変化のストーリーが3期の通奏低音になっている。
コンラッドとの関係も、この文脈で見ると深みが出る。森川智之が演じるコンラートは、有利の護衛であり、師であり、半分は父的な存在でもある。「守る者」と「守られる者」の関係が、3期では少しずつ変容していく。有利が16歳の儀式を経て内側から変わっていくにつれて、コンラートの立場も変わっていく。そのあたりの微妙なニュアンスを、森川さんの声がとても静かに、しかし確実に表現していた。
石田彰が演じるキャラクターの存在感も3期では際立つ。石田さん特有の「薄く微笑みながら核心に触れる」演技は、この作品の複雑な政治的緊張感を一手に引き受けていて、画面の空気を一瞬で変える力がある。コメディシーンと緊張シーンのメリハリが、キャスト陣の演技によって成立している作品だと改めて思う。
特に刺さったシーン
3期の序盤、有利が新魔国に「自力で」戻ってくる場面。ここで櫻井孝宏の演技が変わるのがわかる。1期の有利はどこか借り物の声で世界に対応していたのが、この瞬間から自分の言葉として世界に立っている感触になる。台詞の内容よりも、その「重心の変化」みたいなものが声に出ている。
あと、大塚明夫のシーンは毎回ちゃんと止まって聞いてしまう。どんな文脈でもあの声が入ると場面の格が上がるという反則技みたいなものがあって、3期でもそれは健在だった。「重鎮」という概念が擬人化されている。
笑えるシーンとして印象に残っているのは、有利が自分の立場を完全に忘れて普通の高校生として行動してしまう場面で、周囲が必死にフォローしているのに本人だけ気づいていないくだり。ここの三木眞一郎の困惑した声のトーンが絶妙で、真剣なのかふざけているのか判断できないギリギリのラインを毎回歩いていた。
読んで見たくなったら——『今日からマ王!第3シリーズ』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- コメディとシリアスが混在しているアニメが好きで、どちらかに振り切らない作品を求めている人
- 豪華声優キャストをそれとなく楽しみたい人(各キャストの当たり役のひとつと言っていい布陣)
- ボーイズラブ的な関係性描写に抵抗がなく、むしろそういう空気感を楽しめる人
- 長編シリーズをじっくり追うのが好きで、キャラクターが成長していく過程を見届けたいタイプ
合わない人
- テンポの速い現代的なアニメ演出に慣れていて、2000年代の尺の使い方がテンポ悪く感じる人
- 主人公が優柔不断・流されがちなキャラクターに苛立ちを覚えやすい人
- 1期から見ていない状態で3期だけ見ようとしている人(関係性の蓄積が前提になっている)
次に見るなら
コメディと政治劇の混在が気に入ったなら、魔法少女隊アルスよりもフルメタル・パニック!が近いかもしれない。異質な者が組織の中で立場を確立していく構図と、笑えるシーンと緊張感のあるシーンのメリハリが似ている。
異世界転移+成長の文脈で追うなら十二国記。あちらはずっと重いけど、「流されてきた主人公が自分の意志で世界に根を張る」というテーマが直接重なる。今日マ王を3期まで見たなら、十二国記の重さも多分耐えられる。
声優の演技目当てで見るなら鋼の錬金術師 BROTHERHOOD。石田彰・大塚明夫が異なるモードで聴けて、一粒で二度おいしい。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | × | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ |
| DMM TV | × | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ | |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
『今日からマ王!第3シリーズ』は、**dアニメストア**および**Hulu**で視聴できます。シリーズを通じて楽しめる環境が整っているため、第1・第2シリーズからまとめて追うのにも適しています。長編ファンタジーの締めくくりをぜひお楽しみください。




