はたらく細胞

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2018はたらく細胞

はたらく細胞

★ 3.7 / 5.0アクションコメディSF
放送年2018年
フォーマットTVアニメ
話数13話
原作漫画
制作David Production

人間の体には約60兆個の細胞があり、それぞれが役割を持っています。しかし怪我をしたり、ウイルスや細菌に侵襲されたり、アレルギー反応が起きたりすると、静かだが強力な白血球から知的な神経細胞まで、すべての細胞が協力して危機を乗り越えなければなりません。

目次

作品概要・あらすじ

あらすじ

人間の体内には約37兆個もの細胞が存在し、それぞれが懸命に働いています。感染症や怪我、アレルギーなど、さまざまな脅威が体に迫るたびに、酸素を運ぶ赤血球、敵を殲滅する白血球、血小板たちが力を合わせて危機に立ち向かいます。体内という舞台で繰り広げられる、細胞たちの奮闘と日常を描いた異色の医療エンタテインメント作品です。

みどころ・魅力

① 体の仕組みが自然と頭に入る「学べるアニメ」

免疫機構や血液循環など、難解になりがちな生物・医学の知識を、キャラクター同士のドラマとして描くことで楽しみながら理解できます。赤血球や白血球の役割がストーリーを通じて直感的に把握でき、子どもから大人まで幅広く楽しめる作りになっています。

② 個性豊かなキャラクターたちの掛け合い

天然で頑張り屋の赤血球、無口だが頼もしい白血球、元気いっぱいの血小板ちゃんたちなど、細胞ごとのキャラクター造形が秀逸です。コミカルな日常描写とシリアスな戦闘シーンのメリハリも魅力で、愛着を持って視聴できます。

③ スケール感のある体内バトルシーン

細菌やウイルス、ガン細胞との戦いは本格的なアクションとして描かれており、視覚的な迫力があります。体内という馴染み深いはずの舞台が、壮大なバトルフィールドとして再解釈されており、SF的なスケール感を楽しめます。

キャスト・声優一覧

赤血球
赤血球
メイン
›
花澤香菜
白血球 U-1146番
白血球 U-1146番
メイン
›
前野智昭
記憶細胞
記憶細胞
サブ
›
中村悠一
黄色ブドウ球菌
黄色ブドウ球菌
サブ
›
中原麻衣
マスト細胞
マスト細胞
サブ
›
川澄綾子
ヘルパーT細胞
ヘルパーT細胞
サブ
›
櫻井孝宏
好酸球
好酸球
サブ
›
市道真央
好塩基球
好塩基球
サブ
›
杉田智和
樹状細胞
樹状細胞
サブ
›
岡本信彦
B細胞
B細胞
サブ
›
千葉翔也
白血球 U-4989
白血球 U-4989
サブ
›
熊谷健太郎
メモリーT細胞
メモリーT細胞
サブ
›
竹内良太

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スタッフ

監督鈴木健一
シリーズ構成柿原優子
キャラクターデザイン吉田隆彦
音楽末廣健一郎
美術監督若林里紗
音響監督明田川仁
OP石鹸球「ミッション!健・康・第・イチ」
EDクラリス「CheerS」

関連作品

アニメ

書籍

トレーラー・MV

▲ 公式トレーラー(公式YouTube)

OP・ED

OP

ED

感想・評価

最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ

教養系アニメとして勧められて、軽い気持ちで1話を再生した。「どうせ子供向けだろ」と思っていたら、序盤で白血球が細菌をぶった斬るシーンで普通にテンションが上がってしまった。体の中をこんな風に描けるのか、という驚きが最初の印象だ。

2周目になると、赤血球が道に迷うたびに案内される場面が、ただのギャグではなく血液循環の仕組みをそのまま説明していることに気づく。教科書で読んでも頭に入らなかった知識が、笑いながら気づいたらインプットされていた。血小板がかわいすぎるのも想定外だった。あの造形で出てきたとき、ちゃんと仕事をしているのを見て妙な感動があった。

「機能する」ことの美学——役割があるということの話

はたらく細胞は、体の仕組みを教えるアニメではない。正確には、「役割を持って存在する」ということを、細胞というメタファーで描いた作品だ。

赤血球は道に迷いながらも酸素を届け続ける。白血球は毎回新たな侵入者を倒し続ける。血小板は小さな体で懸命に傷をふさぐ。彼らに「なぜ働くのか」という自問は存在しない。それが自分の機能だから、ただやる。これを「健気でかわいい」という感想で終わらせると、この作品の本質を半分しか見ていない気がする。

各話で描かれるのは、ある一つの機能の話だ。免疫、修復、運搬。それぞれが独立して機能し、連携して体という系を保っている。どれか一つが欠けても崩壊する。この「代替不可能な個の集積」という構造が、作品全体に貫かれている。

2周目以降で気づくのは、各キャラクターが「物語の駒」ではなく「その機能の擬人化」として徹底して設計されている点だ。ヘルパーT細胞(CV:櫻井孝宏)が他の免疫細胞に指示を出すとき、その口調に「司令塔」の重みがある。記憶細胞(CV:中村悠一)が再登場するエピソードは、免疫記憶という仕組みをそのままドラマに落とし込んでいる。マスト細胞(CV:川澄綾子)のアレルギー回は、防御反応が過剰になるという事実を、キャラクターの「やりすぎ」として描いている。笑えるが、間違ってはいない。

仕組みを知っていると笑えて、笑いながら仕組みを覚える。この循環が成立しているのは、設定と人格が一致しているからだ。単なる教育コンテンツでも、単なるキャラクターものでもなく、その両方を同時にやっている。そこが他のキャラクター擬人化作品と一線を画している理由だと思う。

特に刺さったシーン

好塩基球(CV:杉田智和)が登場するエピソードで、その存在意義の薄さをネタにしながらも「でも必要なときに機能する」というオチに持っていく流れが好きだった。杉田智和の無気力でどこか達観したトーンが、好塩基球のキャラクター性と完全に一致していて、「この役は杉田以外いないな」と思わせる。脇のキャスティングまで含めて機能している作品だと実感した場面だった。

それと血小板の傷口修復シーン。花澤香菜の赤血球が迷子になりながら必死に走る姿は1話から引きが強いが、血小板たちが集団で傷をふさいでいく場面の絵面は何度見ても妙な感動がある。小さい存在が集まって一つの機能を果たす、という画が実際の仕組みと重なって、「ああ、これが今この瞬間も自分の体の中で起きてるのか」という感覚になる。フィクションなのに妙にリアルだった。

読んで見たくなったら——『はたらく細胞』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。

この作品が刺さる人・合わない人

刺さる人

  • 理科が苦手だったが教科書より映像で覚えたいタイプ
  • キャラクターが多い群像劇が好きで、各話完結でも飽きない人
  • 声優のキャスティングセンスを楽しめる人
  • 子供と一緒に見るコンテンツを探している親

合わない人

  • 1クールかけて一つのドラマを追いたい人(キャラクターの成長弧は薄め)
  • アクション演出のクオリティに強くこだわる人(戦闘はある、が派手さより説明優先)
  • 免疫・血液の知識がすでにある人は「知ってる」ポイントが多くなる

次に見るなら

もやしもん(2007年)
菌やウイルスが見える農大生の話。教育と笑いの共存という意味ではたらく細胞と構造が近い。微生物たちの造形がかわいく、ゆるく知識が入ってくる感覚も似ている。理科系キャラクター擬人化が好きなら確実に合う。

はたらく魔王さま!(2013年)
タイトルの「はたらく」は偶然ではなく、こちらも「異世界存在が日常の役割に就く」コメディ。テーマは全然違うが、キャラクターがその役割にハマっていく面白さはどこか共鳴する。同じ「はたらく」を名乗るだけのことはある。

宇宙兄弟(2012年)
ジャンルは異なるが、「集団の中で各自が機能する」という構造の丁寧な描写という点で近い。役割を持つことへの真剣さ、という意味ではたらく細胞のテーマを別の文脈で読みたい人に。

配信・視聴情報

サービス配信月額無料期間作品数
ABEMAプレミアムイチオシ×¥680〜(税込)無料あり1,000+
Amazonプライムビデオ×¥600(税込)30日間1,700+
クランクイン!ビデオ穴場¥990〜(税込)最大1ヶ月7,000+
dアニメストア¥660(税込)31日間7,200+
U-NEXT¥2,189(税込)31日間6,000+
DMM TV¥550(税込)14日間6,300+
Netflix¥890〜(税込)なし1,600+
Hulu×¥1,026(税込)なし2,900+
Disney+×¥1,250〜(税込)なし500+
『はたらく細胞』はdアニメストア・U-NEXT・DMM TV・Netflixにて配信中です。主要な動画配信サービスで視聴可能なため、加入済みのサービスからすぐに楽しめます。字幕・吹替の対応状況は各サービスでご確認ください。

よくある質問

Q. 『はたらく細胞』はどこで視聴できますか?
A. dアニメストア・U-NEXT・DMM TV・Netflixにて配信中です。各サービスの会員であればすぐに視聴できます。
Q. 子どもでも楽しめますか?
A. はい、楽しめます。体の仕組みをわかりやすく描いており、理科の予習・復習にもなる内容です。ただし戦闘シーンや血の描写が一部あるため、幼いお子さんには保護者と一緒に視聴することをおすすめします。
Q. 原作マンガとアニメはどちらから見るべきですか?
A. どちらから入っても楽しめます。アニメはキャラクターの動きや声があり入門として親しみやすく、原作マンガはより詳細な解説が加わっています。まずアニメで世界観をつかんでから原作を読む流れがおすすめです。
Q. 続編や関連作品はありますか?
A. はい、2021年に第2期が放送されたほか、スピンオフ作品『はたらく細胞BLACK』もアニメ化されています。本作を気に入った方はあわせてチェックしてみてください。

まとめ

『はたらく細胞』はdアニメストア・U-NEXT・DMM TV・Netflixにて配信中です。主要な動画配信サービスで視聴可能なため、加入済みのサービスからすぐに楽しめます。字幕・吹替の対応状況は各サービスでご確認ください。

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この記事を書いた人

アニメの配信先を毎回調べているうちに、「もう自分でまとめた方が早いな」と思ってaniholicを始めました。アニメから入って、今はかなり声優ファン寄りです。Abema、dアニメ、Prime Video、Huluあたりを普段使っています。掲載情報は、できるだけ公式サイトを確認してから掲載しています。
ちなみに「aniholic」を深夜テンションで「アニ☆ホリ」と略したのですが、まさか昼に見た時こんなに恥ずかしいとは思いませんでした。今のところ修正予定はありません。

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