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宇宙兄弟
| 放送年 | 2012年 |
|---|---|
| フォーマット | TVアニメ |
| 話数 | 99話 |
| 原作 | 漫画 |
| 制作 | A-1 Pictures |
ムッタの人生は最底辺に達した。職を失い、業界から干され、親元に戻るしかない。一方、弟のヒビトはロケットに乗り宇宇宙飛行士訓練中。かつてムッタが夢見たキャリアだ。夢を追うのに遅すぎることはあるのか?家族と友人の助言と秘密工作を通じて、ムッタは再び宇宙飛行士を目指すことになる。
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配信状況まとめ
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ | |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ | |
| Netflix | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ | |
| Hulu | × | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
『宇宙兄弟』は現在、複数の主要配信サービスで視聴可能です。dアニメストア・U-NEXT・DMM TVでは見放題対象として全話配信されており、Netflixでも配信中です。どのサービスに加入していても手軽に視聴を始めることができます。
作品概要・あらすじ
あらすじ
かつて宇宙飛行士を夢見た南波六太(ムッタ)は、上司に頭突きをして職を失い、人生どん底の30代を迎えた。一方、弟の日々人(ヒビト)はNASAの宇宙飛行士訓練中で、兄弟の立場は逆転してしまっていた。しかし家族の後押しと弟との幼い頃の約束が、ムッタを再び宇宙へと向かわせる。「夢を追うのに遅すぎることはない」——宇宙飛行士選抜試験に挑む33歳の挑戦が始まる。
みどころ・魅力
① 「遅すぎる」を覆す大人のリスタートドラマ
主人公ムッタは30代で職を失い、弟に先を越された”負け組”から再起を図る。就活・試験・人間関係のリアルな苦労が丁寧に描かれており、社会人視聴者がムッタの焦りと成長に自分を重ねやすい。「夢をあきらめた大人」に刺さる物語になっている。
② 笑いとペーソスが絶妙に混ざるコメディ演出
深刻なはずの展開でもムッタの独特な思考回路や間の抜けたリアクションが笑いを生む。シリアス一辺倒にならず、コメディとして軽やかに見続けられるテンポが特徴。全99話を通じて重くなりすぎない絶妙なバランスが維持されている。
③ NASAや宇宙開発の”本物感”が圧倒的
宇宙飛行士の選抜プロセス、訓練内容、ミッションの詳細が綿密に取材・再現されており、リアリティが高い。SF的な誇張を排した”実際の宇宙開発の世界”を追体験できる点が他のアニメにはない魅力で、大人が純粋にワクワクできるSFドラマになっている。
キャスト・声優一覧
























スタッフ
| 監督 | 渡辺歩 |
|---|---|
| キャラクターデザイン | 藪野浩二 |
| 音楽 | 渡辺俊幸 |
| 美術監督 | 加藤浩、保木いずみ |
| 音響監督 | 小林克良 |
| OP | Unicorn「Feel So Moon」 |
| OP | Sukima Switch「ユリーカ」 |
| OP | DOES「夢見る世界」 |
| OP | Fujifabric「Small World」 |
| OP | Magokoro Brothers「消えない絵」 |
| OP | Merengue「クレーター」 |
| OP | tacica「HALO」 |
| OP | THE Yatou「B.B」 |
| ED | Rake「素晴らしき世界」 |
| ED | Angela Aki「告白」 |
| ED | Akihisa Kondou「テテ」 |
| ED | Motohiro Hata「グッバイ・アイザック」 |
| ED | Miho Fukuhara「BEYOND」 |
| ED | Flower Companyz「夜空の太陽」 |
| ED | Kasarinchu「New World」 |
| ED | Serena「あなたがいればOK!」 |
関連作品
アニメ
書籍
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
OP・ED
OP
ED
感想・考察
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
知り合いのオタクに「宇宙兄弟は絶対合う」と言われ続けて2年くらい放置していた。あらすじを読んで「仕事リタイアしたおっさんの逆転劇か」と勝手に読んでいたのが間違いで、実際に1話を流し始めたら30分後には続きを探していた。
最初に見たとき正直に言うと、ムッタのキャラクターが思ったより「普通の人間」で驚いた。熱血でも天才でもない。就職が決まらないとき、面接室の外で延々と余計なことを考えているあの感覚。平田広明の声で聞くとそれが妙にリアルで、聞いていて少し居心地が悪かった。これは褒め言葉だ。
ただ、途中で止まっている。止まっているのは飽きたからではなく、長い。99話というのは「時間があるとき見よう」という発想を生み出しがちで、その「時間があるとき」が来ない。2回目に見直したとき、序盤の何気ないシーンにすでに後半への伏線が仕込まれていることに気づいて少し後悔した。
「遅すぎる」という言い訳が、全部剥がされていく話
宇宙兄弟をコメディとかSFとか青春ものとして語ることもできるが、核心にあるのはもっと地味なテーマだと思っている。「やりたかったことを、年齢を言い訳にして諦めた人間が、その言い訳を一個ずつ潰されていく話」だ。
ムッタは30代で、宇宙飛行士になるには遅すぎる。業界から干されていて、社会的には完全に終わっている。弟のヒビトはすでに宇宙にいる。普通のドラマならここで「弟への嫉妬」か「奇跡の逆転」のどちらかに振り切るところだが、この作品はそのどちらでもない。ムッタは嫉妬しているが、それを隠すほど繊細でもない。ただ、進む。進む理由が「夢」とか「情熱」じゃなくて、「弟に言われたことを守りたい」という、もっと個人的な話なのが刺さる。
三瓶由布子が演じるヒビトというキャラクターは、一見すると完璧な弟だ。宇宙に行って、笑っていて、兄を信じている。でも2回見ると、ヒビトが「兄が追いかけてきてくれること」を前提に動いていることが見えてくる。あれは待っているのだ。ずっと。その重さが、ムッタの「遅すぎるかもしれない」という逃げ道を静かに塞いでいる。
田中真弓が演じる母・真弓の存在が、この作品を説教くさくしない緩衝材になっている。真弓は息子たちの夢を応援するタイプの親ではなく、呆れながらも「まあそういうもんでしょ」という顔をしている。田中真弓の声にはそういう「諦めではなく、受容」みたいなものが乗っていて、親世代から見た子供の夢というのが説教にならずに描かれている。
「遅すぎることはあるのか?」という問いに、この作品は直接答えない。答えない代わりに、ムッタが動き続けることを見せる。それだけだ。その「それだけ」が99話かけてじわじわと積み上がっていく。
特に刺さったシーン
宇宙飛行士選抜試験の閉鎖環境試験で、ムッタたちがチームとして機能し始める一連の流れが好きだ。あの閉鎖空間の中で、特別なことは何も起きない。起きないのに、人間関係が変わっていく。
平田広明の芝居がここで特に光っていて、ムッタが何かを考えているときの間の取り方が他のキャラクターと明確に違う。しゃべる直前に一拍置く。その一拍が「こいつは今、頭の中で余計なこと3つくらい同時に考えている」という情報を声だけで伝えている。声優の技術として面白いと思って2回目に注意して聞いたら、確かに一貫してそうなっていた。
沢城みゆき演じるせりかが、過去の話を打ち明けるシーンがある。序盤では「有能な女性キャラ」として機能しているせりかが、そこで初めて人間に見える。沢城みゆきはこういう、急に体温が変わるような演技をさせると本当に怖い。「うまい」という言葉が陳腐に感じるくらいの仕事をしていて、思わず巻き戻した。
読んで見たくなったら——『宇宙兄弟』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- やりたかったことを「もう遅い」で諦めた経験がある人
- 熱血より「等身大の逡巡」に感情移入するタイプ
- 長いアニメでも完走できる体力がある人
- 宇宙・NASA・宇宙飛行士訓練のリアルな描写が好きな人
- 主人公が最初から有能ではなく、ちゃんと失敗する話が好きな人
合わない人
- 99話は物理的に無理という人(正直な話、それは正しい認識だ)
- スピーディーな展開を求める人(この作品は意図的に遅い)
- 登場人物全員が好ましいキャラクターである作品が好きな人(ムッタは結構めんどくさい)
- SFとして宇宙の描写に期待する人(SF色より人間ドラマ色がかなり強い)
次に見るなら
プラネテス(2003年)――宇宙を舞台にしているが派手さは一切なく、宇宙でゴミ回収の仕事をする人間の話。「宇宙に夢を見る」より「宇宙の中で生活する」側の視点で、宇宙兄弟と同じ体温を持っている。宇宙兄弟のあとに見ると、夢の場所としての宇宙と職場としての宇宙を両方見た気持ちになれる。
昭和元禄落語心中(2016年)――ジャンルは全く違うが、「もう終わったと思われていた人間が、それでも続ける話」という構造が近い。何かを選んだ人間の重さと、それを選べなかった人間の重さ、両方を描く作品が好きな人に。
SHIROBAKO(2014年)――夢として語られていたものが仕事になっていく過程のリアルさで共鳴する部分がある。「やりたいことで生きていく」話の等身大バージョンとして、宇宙兄弟の現実側を補完してくれる。
よくある質問
まとめ
『宇宙兄弟』は現在、複数の主要配信サービスで視聴可能です。dアニメストア・U-NEXT・DMM TVでは見放題対象として全話配信されており、Netflixでも配信中です。どのサービスに加入していても手軽に視聴を始めることができます。


