ONE PIECE FILM STRONG WORLD

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2009ONE PIECE FILM STRONG WORLD

ONE PIECE FILM STRONG WORLD

★ 3.9 / 5.0アクション冒険コメディドラマファンタジー
放送年2009年
フォーマット劇場版
話数1話
原作漫画
制作Toei Animation

物語はスリラーバーク編とシャボンディ諸島編の間から始まる。主な悪役は「黄金のライオン」シキ。20年前、彼はモンキー・D・ガープと戦国に敗北してインペルダウンに投獄されたが、脱獄に成功した。その後、彼は自分の船員を集め始め、ナミを航海士にするため彼女を盗む。ルフィは友人を助けるためシキのアジトへ向かおうとする。

目次

作品概要・あらすじ

あらすじ

東の海(イーストブルー)出身の伝説的な海賊「黄金のライオン」シキが、20年の時を経てインペルダウンを脱獄。強大な実力者である彼は、自らの野望のためにナミを航海士として強引に連れ去ってしまう。仲間を救うため、ルフィ率いる麦わらの一味はシキの空中要塞・パンデバース島へと乗り込む。しかしそこには、シキの悪魔の実の能力によって凶暴化した巨大生物たちが待ち受けていた。一味は絶体絶命の危機に立ち向かう。

みどころ・魅力

① 尾田栄一郎が脚本に参加した「本物のONE PIECE映画」

原作者・尾田栄一郎が自ら脚本と設定に深く関わった作品で、原作との世界観の一体感が高く評価されている。キャラクターの言動や描写が原作ファンにとって「本物らしさ」を感じさせる完成度に仕上がっており、シリーズ映画の中でも特別な位置づけとして多くのファンに支持されている。

② 圧倒的なスケールのバトルと演出

空を舞う巨大な島を舞台に、麦わらの一味が全員で戦い抜くアクションシーンは劇場版ならではのスケール感。とりわけルフィとシキの最終決戦は、迫力と感情が一体となった演出が光る。凶暴化した巨大生物との戦闘など、原作では味わえない映像体験が随所に盛り込まれている。

③ ナミへの一味の絆が胸を打つ

本作のキーパーソンはナミ。仲間のために一人で秘密を抱え込む彼女の姿と、それでも助けに来るルフィたちの絆の描写が感動的に描かれている。「仲間を守る」というONE PIECEの核心テーマが、劇場版の尺を活かしてじっくりと丁寧に表現されている点が多くの視聴者の心に残る。

キャスト・声優一覧

ウソップ
ウソップ
メイン
›
山口勝平
モンキー・D・ルフィ
モンキー・D・ルフィ
メイン
›
田中真弓
シキ
シキ
メイン
›
竹中直人
ナミ
ナミ
メイン
›
岡村明美
ロロノア・ゾロ
ロロノア・ゾロ
メイン
›
中井和哉
サンジ
サンジ
メイン
›
平田広明
ブルック
ブルック
メイン
›
チョー
チョー
トニートニー・チョッパー
トニートニー・チョッパー
メイン
›
大谷育江
ニコロビン
ニコロビン
メイン
›
山口由里子
フランキー
フランキー
メイン
›
矢尾一樹
ノジコ
ノジコ
サブ
›
山崎和佳奈
シャオ
シャオ
サブ
›
水田わさび

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スタッフ

監督境宗久
キャラクターデザイン佐藤雅将
音楽田中公平、浜口史郎
美術監督脇威志
EDミスターチルドレン「fanfare」

関連作品

アニメ

トレーラー・MV

▲ 公式トレーラー(公式YouTube)

OP・ED

ED

感想・評価

最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ

ワンピースは入れなかったクチだ。アニメもコミックも、なんとなくタイミングを逃し続けて今に至る。そのくせ「STRONG WORLD」という名前だけはずっと頭の片隅にあった。尾田栄一郎が脚本を書いた劇場版、という情報だけが妙に記憶に残っていた。

実際に見てみると、ワンピース本編をほぼ知らない状態でもなんとか追えた。麦わら一味のキャラクターの輪郭は、最初の30分でだいたい掴める。それよりも、スクリーンで見ることを前提に作られたのだろうなという密度が最初から伝わってきた。シキの空島要塞の絵面、動物たちが跋扈する島の異様な生態系——劇場版としての「見せ場を作る意識」が最初の一本から丁寧に設計されている印象だった。2回目は、最初に気になったナミのあのシーンの前後をちゃんと拾いながら見た。

「助けを求めない」という愛情の話

この映画の芯にあるのは、ナミの我慢強さだと思っている。

シキにさらわれたナミは、仲間を巻き込まないために一人で状況を切り抜けようとする。敵の懐に入り込んで情報を集め、自分なりの「最善手」を選び続ける。それは裏切りでも諦めでもない——むしろ、仲間を信頼しているからこそ「ここには来るな」と思っているわけだ。好きな人を巻き込みたくない、という感情は、形を変えた愛情でもある。

ルフィはそういう繊細な計算を全部ひっくり返す。「行くに決まってるだろ」とか「助けに来た」とか、そういう言葉を平然と言う男なので、ナミの論理は彼の前では成立しない。この構造はワンピースという作品の基本文法なのかもしれないが、この劇場版ではナミを軸に置くことでその文法がかなりシャープに機能している。

岡村明美の演技は、ナミの感情の処理の仕方——怒りも悲しみも全部「怒り」に変換してしまうキャラクターの癖——をきちんと表現していて、セリフのない間にも情報量がある。山口勝平のウソップが終盤で見せる「本当は怖いけどやる」という質感も、軽口の多いキャラクターが一瞬だけ重くなる瞬間として機能していた。

単なるアクション映画として見るとシキというヴィランは「強くて傲慢な大物」以上の内面をあまり持っていないが、それで構わないとも思っている。この映画で掘り下げるべき感情はナミの側にあって、シキはその背景圧力として機能していればいい。その役割分担は明快だ。

特に刺さったシーン

ナミがルフィの麦わら帽子を頭に乗せて空を見上げるシーン。言葉はほとんどない。ただそれだけで、「もう一人じゃない」という情報が全部伝わってくる。セリフで説明しない演出判断が好きだ。

中井和哉のゾロと平田広明のサンジが、口喧嘩しながら並んで戦っているシーン群も良かった。この二人が仲良くしない、という徹底ぶりが逆に「信頼してる」感を出している。平田広明のサンジはナミへの態度が若干うるさいのだが、それも含めてキャラクターとして嘘がない。大谷育江のチョッパーが戦闘中に小さい声で「ルフィ……」と言う一瞬があって、そこだけ妙にリアルな怖さが出ていた。

映像面では、空中に浮かぶ島同士が連なる絵が何度か出てくるが、スクリーンのサイズでないと伝わりにくいスケール感がある。配信で見る場合はなるべく大きな画面を用意したほうがいい。

読んで見たくなったら——『ONE PIECE FILM STRONG WORLD』はU-NEXTで視聴できる(31日間無料)。

この作品が刺さる人・合わない人

刺さると思う人

  • ワンピース本編は未履修だが「どこかで見ておきたかった」という人。本編の予習なしでも劇場版単体として成立している
  • ナミというキャラクターが好きな人。この映画は実質ナミの映画だ
  • 90年代〜00年代の少年漫画映画の文法——スケールの大きい敵・仲間との連携・感情が頂点に達した瞬間の爆発——が好きな人
  • 声優の演技を軸に見る人。主要キャスト全員が長年このキャラクターを演じてきた安定感がある

合わないかもしれない人

  • ヴィランの内面や動機を深く掘り下げた話が好きな人。シキは「格があって強くて目的がある大人の悪役」で止まっている
  • ワンピースのキャラクター関係性をある程度知っていることを前提にした感情的な積み上げに乗れない人。この映画の後半の盛り上がりは、一定の文脈を共有していることで倍になる
  • 2009年当時の劇場版アニメのテンポに慣れていない人。現代のアニメ映画と比較すると構成は素直すぎるくらい直線的だ

次に見るなら

ONE PIECE FILM Z——STRONG WORLDの後に作られた劇場版で、ヴィランの造形と感情の深さはこちらのほうが一段上がっている。「Zがいい」という声を当時よく聞いたが、STRONGを先に見てからZを見るとその意味がわかる。スタイルの変化も含めて比較しながら見ると面白い。

ONE PIECE FILM GOLD——カジノ船という密室を舞台にした劇場版。スケール感よりも「閉じ込められた状況でどう動くか」という知恵比べ的な面白さがある。STRONG WORLDで各キャラクターの動き方を把握してから見ると、それぞれの役割が読みやすくなる。

ONE PIECE エピソード オブ ナミ 〜航海士の涙と仲間の絆〜——ナミの過去編を再編集したテレビスペシャル。STRONG WORLDでナミというキャラクターが気になった人は、こちらで出発点を拾っておくと理解の解像度が変わる。

配信・視聴情報

サービス配信月額無料期間作品数
ABEMAプレミアムイチオシ×¥680〜(税込)無料あり1,000+
Amazonプライムビデオ¥600(税込)30日間1,700+
クランクイン!ビデオ穴場×¥990〜(税込)最大1ヶ月7,000+
dアニメストア×¥660(税込)31日間7,200+
U-NEXT¥2,189(税込)31日間6,000+
DMM TV×¥550(税込)14日間6,300+
Netflix¥890〜(税込)なし1,600+
Hulu¥1,026(税込)なし2,900+
Disney+¥1,250〜(税込)なし500+

『ONE PIECE FILM STRONG WORLD』は現在、U-NEXT・Amazonプライムビデオ・Netflix・Hulu・Disney+の主要配信サービスで視聴可能です。サブスクリプションを利用していればすぐに楽しめる環境が整っており、自分のペースで視聴できます。お気に入りのサービスでぜひチェックしてみてください。

よくある質問

Q. ONE PIECE FILM STRONG WORLDはどこで見られますか?
A. U-NEXT・Amazonプライムビデオ・Netflix・Hulu・Disney+で配信中です。お使いのサービスからすぐに視聴できます。
Q. 原作アニメを見ていなくても楽しめますか?
A. 単体でも楽しめますが、麦わらの一味のキャラクターをある程度知っていると感情移入しやすく、より楽しめます。スリラーバーク編以降を知っているとベストです。
Q. 原作・アニメのどの時期の話ですか?
A. スリラーバーク編とシャボンディ諸島編の間を舞台とした番外編的な位置づけです。アニメ本編とは直接つながらない独立した劇場版ストーリーです。
Q. 子どもでも見られる内容ですか?
A. 全年齢向けのアクション・冒険作品です。バトルシーンはありますが過激な表現は少なく、家族で一緒に楽しめる内容になっています。

まとめ

『ONE PIECE FILM STRONG WORLD』は現在、U-NEXT・Amazonプライムビデオ・Netflix・Hulu・Disney+の主要配信サービスで視聴可能です。サブスクリプションを利用していればすぐに楽しめる環境が整っており、自分のペースで視聴できます。お気に入りのサービスでぜひチェックしてみてください。

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この記事を書いた人

アニメの配信先を毎回調べているうちに、「もう自分でまとめた方が早いな」と思ってaniholicを始めました。アニメから入って、今はかなり声優ファン寄りです。Abema、dアニメ、Prime Video、Huluあたりを普段使っています。掲載情報は、できるだけ公式サイトを確認してから掲載しています。
ちなみに「aniholic」を深夜テンションで「アニ☆ホリ」と略したのですが、まさか昼に見た時こんなに恥ずかしいとは思いませんでした。今のところ修正予定はありません。

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