ONE PIECE FILM RED

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2022ONE PIECE FILM RED

ONE PIECE FILM RED

★ 3.9 / 5.0アクション冒険コメディドラマファンタジー音楽
放送年2022年
フォーマット劇場版
話数1話
原作漫画
制作Toei Animation

ウタは世界中で最も愛される歌姫で、赤く燃えるような髪を持つ。島で初めて公開公演を行う。素性を隠したまま歌うウタの歌声は「この世のものとは思えない」と評される。会場には麦わらの一味のルフィ、海賊、海軍、世界中から集まったファンらが詰めかけている。

目次

作品概要・あらすじ

あらすじ

世界最大の音楽フェス「ウタのコンサート」が、とある島で初めて開催される。赤い髪を持つ歌姫・ウタの歌声は「この世のものとは思えない」と称えられ、その正体は謎に包まれていた。会場には麦わらの一味のルフィをはじめ、海賊・海軍・世界中のファンが集結。しかし歌声に秘められた真実が明かされるとき、フェスは想像を絶する事態へと突入していく。

みどころ・魅力

① 圧倒的な音楽体験——Adoが歌声を担当したウタの楽曲群

人気アーティスト・Adoが歌唱を担当したウタの楽曲は、映画のために書き下ろされた全編オリジナル。「新時代」「Tot Musica」など多彩な楽曲がライブ演出と融合し、劇場ならではの没入感を生み出している。映像と音楽が一体となったライブシーンはまさに圧巻だ。

② ウタとルフィの過去——明かされる赤髪海賊団との繋がり

謎めいた歌姫・ウタと、ルフィ・シャンクスの間に秘められた因縁が本作の核心を成す。笑顔で歌い続けるウタの内面に潜む孤独と決意が丁寧に描かれ、ONE PIECEシリーズの中でも異色の感情的な深みを持つドラマとなっている。

③ 海賊・海軍が入り乱れる大規模アクション

麦わらの一味、赤髪海賊団、海軍本部が同じ舞台に集結するのは劇場版ならではの豪華さ。それぞれの信念と思惑がぶつかり合うバトルシーンは迫力満点。劇場版スケールならではのダイナミックな作画と演出で、ファンの期待に応えるアクションが展開される。

キャスト・声優一覧

モンキー・D・ルフィ
モンキー・D・ルフィ
メイン
›
田中真弓
ウタ
ウタ
メイン
›
名塚佳織
シャンクス
シャンクス
メイン
›
池田秀一
ゴードン
ゴードン
サブ
›
津田健次郎
コビー
コビー
サブ
›
土井美加
バルトロメオ
バルトロメオ
サブ
›
森久保祥太郎
トラファルガー・ロー
トラファルガー・ロー
サブ
›
神谷浩史
ロロノア・ゾロ
ロロノア・ゾロ
サブ
›
中井和哉
サンジ
サンジ
サブ
›
平田広明
ウソップ
ウソップ
サブ
›
山口勝平
トニートニー・チョッパー
トニートニー・チョッパー
サブ
›
大谷育江
ナミ
ナミ
サブ
›
岡村明美

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スタッフ

監督谷口悟朗
キャラクターデザイン佐藤雅将
美術監督加藤浩
OPアド「新時代」
EDアド「風のゆくえ」

関連作品

アニメ

トレーラー・MV

▲ 公式トレーラー(公式YouTube)

OP・ED

OP

ED

感想・評価

最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ

正直に言うと、期待値はそこまで高くなかった。劇場版ONE PIECEはこれまでも何本か見てきたけれど、「本編の合間に挟まる番外編」という感覚が抜けなかった。それがREDに関してはAdoが主題歌を歌うというニュースで一気に前のめりになった。Adoの声はちょっと異様なところがある。普通の人間の声帯から出てくるとは思えない音域と揺らぎがあって、それが「世界で最も愛される歌姫」という設定のウタに重なったとき、これはもしかすると変な映画になるかもしれないと思った。

実際に映画館で見て、その予感は正しかった。正しかったけれど、予想していた方向とは少し違っていた。音楽映画として来たら、思いのほかガッツリONE PIECEの話をされた——というのが第一印象に近い。

「歌で世界を救う」の裏側にある、愛されることへの恐怖

ウタという存在を一言で表すなら、「愛されることに慣れているが、愛することを知らない」キャラクターだと思う。世界中が彼女の歌を求めていて、彼女は確かにその期待に応え続けてきた。でもその歌の根っこにあるものは、喜びじゃなくてある種の絶望だった。誰かを傷つけるくらいなら、みんなを夢の中に閉じ込めてしまえばいい——その論理は、優しさの仮面をかぶった支配だ。

これはREDという映画を何度か見ているうちに浮かび上がってきた読み方で、最初に見たときは純粋にウタのことが哀れで仕方なかった。シャンクスとの関係、幼少期の記憶、音楽への向き合い方。すべてが「愛されることで傷ついた人間の物語」として積み上がっていて、気づいたら彼女の選択を否定できない自分がいた。

名塚佳織のウタは、声の柔らかさと芯の硬さが絶妙に同居している。歌っているときの高揚感と、素の表情で話すときの乾いた冷たさが同じキャラクターの声として成立しているのが恐ろしい。キャリア200本超の声優がこの役をやることの必然性を感じる仕事だった。

対置として機能しているのがルフィで、彼は「愛されたいから歌う」という発想自体を持っていない。ただそこに仲間がいるから動く、それだけだ。その単純さがウタの複雑さを際立たせていて、同じONE PIECEの世界線にこの二人を置いたことの意図が後半になるほど効いてくる。

津田健次郎が演じるゴードンの存在も無視できない。あの声で語られる「父親的なもの」のねじれは、ウタの物語の補助線になっていて、津田健次郎の低音がシーン全体に重力を加えている。こういうところで脇役の声優の力が映画の密度を変えるんだなと実感した。

特に刺さったシーン

終盤、ウタが完全に壊れる直前の歌のシーンが忘れられない。あそこで映画館という環境が最大限に機能した。音響設備の良い劇場だったこともあって、Adoの声が文字通り体に刺さってくる感覚があった。映像の色彩が崩れていく演出と、曲の展開が完全に同期していて、「アニメのミュージカルシーン」ではなくもっと不穏な何かとして受け取った。

神谷浩史のローが中盤で状況を整理するシーンも好きだ。神谷浩史の声には「場を引き締める」固有の効果があって、あの声でロー特有の冷静な分析が来ると、観客側も一気に現実に引き戻される。感情的な場面が続く映画の中で、あの落ち着きが呼吸の間になっていた。山口勝平のウソップは、コメディリリーフとして機能しながら要所でちゃんと泣かせにくる。ウソップの声は長年聞いているはずなのに、毎回新鮮に泣かされる。大谷育江のチョッパーも同じで、あの声が入ってくる瞬間に場の空気がほぐれる構造が心地よかった。

読んで見たくなったら——『ONE PIECE FILM RED』はU-NEXTで視聴できる(31日間無料)。

この作品が刺さる人・合わない人

刺さる人

  • Adoの声が好きな人。この映画はある意味でAdoの声のショーケースで、劇場音響で聴く価値は本当にある
  • ONE PIECEを多少知っているが追えていない人。本編の知識があると深みが出るが、なくても成立する作りになっている
  • 音楽と感情が直結するタイプのアニメ映画が好きな人
  • 「救済」の話が好きな人。そしてその救済が正しいのかどうか曖昧なまま終わる物語に耐えられる人

合わない人

  • ONE PIECEの本編と地続きのシリアスな展開を求めている人。これは独立した物語として完結していて、本編への影響はほぼない
  • ミュージカル的な演出——キャラクターが歌いながら物語が進む構成——が苦手な人。この映画はその形式をかなり前面に出している
  • アクションシーンに比重を置いた劇場版を期待している人。戦闘より歌と感情の映画だと思って臨むほうがいい

次に見るなら

音楽と感情の密度が近い作品として、まず『ぼっち・ざ・ろっく!』を挙げたい。こちらはテレビシリーズだが、「音楽を通して何かを伝えようとする人間の孤独と熱量」という核心がREDと共鳴する。歌い手の内側にある恐怖と解放が繰り返されるあの構造は、ウタの物語と似た体温を持っている。

「愛されることの歪み」という視点で見るなら『かぐや様は告らせたい』劇場版も面白い比較になる。ジャンルは全く違うが、「愛されることに慣れすぎた人間が愛することを学ぶ」話という点で、REDのテーマと意外なほど重なる部分がある。

シャンクスとウタの関係、過去と現在の断絶という要素に引っかかったなら『ONE PIECE FILM GOLD』に戻るのもありだ。劇場版シリーズの中ではキャラクターの歪んだ動機を描くことへの意欲が近く、REDと並べて見ると劇場版ONE PIECEが何を描こうとしてきたかが見えてくる。

配信・視聴情報

サービス配信月額無料期間作品数
ABEMAプレミアムイチオシ×¥680〜(税込)無料あり1,000+
Amazonプライムビデオ¥600(税込)30日間1,700+
クランクイン!ビデオ穴場×¥990〜(税込)最大1ヶ月7,000+
dアニメストア×¥660(税込)31日間7,200+
U-NEXT¥2,189(税込)31日間6,000+
DMM TV¥550(税込)14日間6,300+
Netflix¥890〜(税込)なし1,600+
Hulu¥1,026(税込)なし2,900+
Disney+¥1,250〜(税込)なし500+
『ONE PIECE FILM RED』は現在、U-NEXT・Amazonプライムビデオ・DMM TV・Netflix・Hulu・Disney+の6サービスで配信中です。主要な動画配信プラットフォームをほぼ網羅しているため、すでに加入しているサービスからすぐに視聴できます。各サービスの加入プランや無料トライアルを活用すれば、初回無料で楽しむことも可能です。

よくある質問

Q. ONE PIECE FILM REDはどこで配信されていますか?
A. U-NEXT・Amazonプライムビデオ・DMM TV・Netflix・Hulu・Disney+の6サービスで配信中です。主要なサブスクをご利用中であればすぐに視聴できます。
Q. ウタの歌声は誰が担当していますか?
A. ウタの歌唱パートは人気アーティストのAdoが担当しています。「新時代」をはじめとする劇場版オリジナル楽曲を手がけており、映画の大きな見どころのひとつです。
Q. ONE PIECEを知らなくても楽しめますか?
A. 本作はウタとルフィの関係を軸に据えた独立色の強いストーリーです。ONE PIECE未視聴でも映画単体として楽しめますが、シャンクスなど既存キャラの背景を知っているとより深く楽しめます。
Q. 公開年はいつですか?上映時間はどのくらいですか?
A. 2022年公開の劇場版作品です。上映時間は約115分。ライブシーンや大規模アクションが続く密度の高い構成で、最後まで飽きさせません。

まとめ

『ONE PIECE FILM RED』は現在、U-NEXT・Amazonプライムビデオ・DMM TV・Netflix・Hulu・Disney+の6サービスで配信中です。主要な動画配信プラットフォームをほぼ網羅しているため、すでに加入しているサービスからすぐに視聴できます。各サービスの加入プランや無料トライアルを活用すれば、初回無料で楽しむことも可能です。

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この記事を書いた人

アニメの配信先を毎回調べているうちに、「もう自分でまとめた方が早いな」と思ってaniholicを始めました。アニメから入って、今はかなり声優ファン寄りです。Abema、dアニメ、Prime Video、Huluあたりを普段使っています。掲載情報は、できるだけ公式サイトを確認してから掲載しています。
ちなみに「aniholic」を深夜テンションで「アニ☆ホリ」と略したのですが、まさか昼に見た時こんなに恥ずかしいとは思いませんでした。今のところ修正予定はありません。

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