うしおととら (TV)

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2015うしおととら (TV)

うしおととら (TV)

★ 3.6 / 5.0アクション冒険コメディドラマ超自然
放送年2015年
フォーマットTVアニメ
話数26話
原作漫画
制作MAPPA

遠い昔、伝説の「獣槍」を持つ侍が、この地を恐怖に陥れていた怪物を封印した。500年後、中学生の青月牛雄が家の寺の地下室で偶然その怪物を発見してしまう。封印が解かれた怪物と槍は多くの超自然的生物を寺に引き寄せ、牛雄は怪物を解放させられることになる。

目次

作品概要・あらすじ

あらすじ

500年前、伝説の「獣槍」を持つ侍が恐ろしい怪物を封印した。現代、中学生の蒼月潮は家の寺の地下室でその怪物を偶然発見してしまう。封印が解けたことで超自然的な生物たちが次々と押し寄せ、潮は仕方なく怪物——「とら」を解放することに。人間嫌いの妖怪と少年が、互いに反発しながらも数多の妖に立ち向かう、壮大なバディアクション。

みどころ・魅力

① 反発から絆へ——潮ととらの関係の変化

500年ぶりに解放された傲慢な妖怪・とらと、真っ直ぐな少年・潮。最初は利用し合うだけの関係が、激闘を重ねるごとに確かな信頼へと変わっていく。二人のやり取りはコミカルでありながら熱く、シリーズ通じて感情移入できるバディの成長が最大の魅力。

② 迫力ある妖怪バトルと重厚な世界観

日本の妖怪・伝承を下地にした独自の世界観のもと、スケールの大きな戦闘が連続する。獣槍を纏った潮の戦いぶりや、とらの圧倒的な力の描写は見応え十分。単なるバトルに留まらず、妖怪たちの悲哀や背景も丁寧に描かれており、ドラマとしての深みがある。

③ 伏線と感情を積み上げるクライマックス

序盤から張り巡らされた伏線が終盤に一気に収束し、感情を揺さぶる展開が続く。友情・犠牲・決意といったテーマが重なり合い、最終局面の盛り上がりは圧巻。長編を通じて積み上げてきた物語の重さがそのまま感動となって返ってくる構成が秀逸。

キャスト・声優一覧

蒼月潮
蒼月潮
メイン
›
畠中祐
虎 (とら)
虎 (とら)
メイン
›
小山力也
間崎賢一
間崎賢一
サブ
›
中村悠一
鷹取小夜
鷹取小夜
サブ
›
南里侑香
時逆
時逆
サブ
›
田中真弓
ギリョウ
ギリョウ
サブ
›
宮野真守
檜山勇
檜山勇
サブ
›
豊崎愛生
時順
時順
サブ
›
田中真弓
中村麻子
中村麻子
サブ
›
小松未可子
秋葉流
秋葉流
サブ
›
細谷佳正
厚沢恭治
厚沢恭治
サブ
›
てらそままさき
サブ
›

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スタッフ

監督西村聡
シリーズ構成藤田和日郎、井上敏樹
キャラクターデザインもりともこ
音楽瀬川英史
美術監督清水友幸
音響監督三間雅文
OP人間椅子「混ぜるな危険」
EDソナーポケット「HERO」
ED若旦那「負けるな小さきものよ」

関連作品

アニメ

書籍

トレーラー・MV

▲ 公式トレーラー(公式YouTube)

OP・ED

OP

ED

感想・評価

最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ

マンガは読んでいた。小学生のころ、実家に単行本が何冊かあって、なんとなく手に取ったやつ。ちゃんとアニメを見たのは2015年版が出てからで、「あ、これアニメになってたんだ」という、わりと軽い動機だった。

最初に見たとき思ったのは、「2015年にこの絵柄でやるんだ」ということだった。悪い意味ではない。藤田和日郎の線のごつさ、あの暑苦しいまでの熱量を、現代のアニメ制作でどう落とし込むか——正直、不安のほうが大きかった。2周目で気づいたのは、その暑苦しさを逃げずに正面から受け止めていたということ。とら(CV.中村悠一)の声が、想像より低くて渋くて、それが妙にしっくりきた。あの「妖怪なのに人間くさい」感情の揺らぎを、350本超の出演歴を持つ中村悠一が声で丁寧に彫刻していた。

嫌いなやつと並んで戦うことで、はじめて見えてくるもの

うしおととらを「少年が妖怪と友情を育む話」と一言で言うのは、半分正しくて半分間違っている。この作品の核心は「友情」ではなく、むしろ「信頼のなさ」から始まるところにある。牛雄ととらは最初から仲良くない。利害が一致しているだけで、互いを嫌っている。それが前提だ。

現代のアニメで仲間との絆を描く作品の多くは、「最初から相性がいい」か「衝突を経て急速に和解する」かのどちらかが多い。うしおととらはその両方を拒否する。牛雄ととらは最後まで憎まれ口を叩き合い、それでも隣にいる。この構造が、見ていて妙に刺さる理由だと思う。

宮野真守が演じるギリョウや、細谷佳正が声を当てる秋葉流など、物語の中で牛雄の周囲に集まるキャラクターたちも、みんなどこか「素直じゃない」。細谷佳正は声優と夜あそびのMCとしても知られているが、あの軽妙なしゃべりとは全然違う、重心の低い演技を見せていて、そのギャップが面白い。豊崎愛生の檜山勇も、200本を超えるキャリアの中でこういう役をやるのかという意外性があった。

作品が最終的に描こうとしているのは、「信頼は言葉ではなく積み重ねで作られる」という、かなりアナログな命題だ。それを500年という時間軸と妖怪という非日常的な舞台で語るのが、この作品の構造的なうまさだと思う。現代の価値観で読み直すと、「嫌いなやつとでも一緒にいなければならない状況」は別に特別なことでもなくて、それが人間の現実に近い。だからこそ2015年というタイミングでアニメ化されたことに、なんとなく意味を感じる。

特に刺さったシーン

終盤、とらが過去の記憶と向き合う一連の流れ。あそこで中村悠一の声がわずかに変わる瞬間があって、2回目に見てようやく気づいた。台詞の内容ではなく、息の混じり方が違う。妖怪として何百年も生きてきた存在が、人間の感情の引力に引っ張られていく、あの微妙な揺れを声だけで表現していた。

小松未可子が演じる中村麻子の、感情的には動じないのに現場の温度だけ変えるような演技も印象に残っている。こちらも声優と夜あそびMCとして声を聞く機会が多い分、「この人この芝居もできるんだ」という発見があった。

序盤に牛雄が初めて獣槍を使うシーン、あの作画の気合いの入れ方は今見ても「制作がここを本気でやりたかったんだな」と分かる。全話通じてアクションの密度が均一ではないのは正直あるが、ここぞという場面のリソース集中の仕方は好きだ。

読んで見たくなったら——『うしおととら (TV)』はABEMAで視聴できる(無料プランあり)。

この作品が刺さる人・合わない人

刺さる人

  • 原作マンガを読んでいたが、アニメは未経験という人(入り口として素直にいい)
  • 90〜00年代の少年マンガ的な熱量が好きで、でも現代のアニメクオリティで見たい人
  • 「最初から仲良くない主人公コンビ」が好きな人
  • 声優の演技を細かく聞き比べたい人(座組が豪華なので素材として面白い)
  • 長編を一気に見るのが好きな人(dアニメストア・ABEMA・Huluで配信中)

合わない人

  • テンポが速い現代アニメに慣れていると、序盤の展開の溜めが重く感じるかもしれない
  • キャラクターが基本的に怒鳴り合うので、静かな人間ドラマを期待すると違う
  • 絵柄の「古さ」がどうしても気になる人には正直厳しい部分もある

次に見るなら

地獄先生ぬ〜べ〜——妖怪・超自然要素と人間感情の絡ませ方が近い。教師と生徒という別の縦軸で「守ること」の重さを描いていて、うしおととらと並べると見え方が変わる。

幽☆遊☆白書——人間と妖怪の境界線上を生きるキャラクターという点で共鳴する部分が多い。こちらはよりキャラクター同士の関係性の変化に比重があるので、とらとの「距離感の変化」が好きだったなら刺さる。

鬼滅の刃——うしおととらを見たあとに鬼滅を見ると、系譜がよく分かる。「鬼と人間」「感情を持った敵」という構造の源流のひとつがここにある、という文脈で見ると両方の解像度が上がる。

配信・視聴情報

サービス配信月額無料期間作品数
ABEMAプレミアムイチオシ¥680〜(税込)無料あり1,000+
Amazonプライムビデオ×¥600(税込)30日間1,700+
クランクイン!ビデオ穴場×¥990〜(税込)最大1ヶ月7,000+
dアニメストア¥660(税込)31日間7,200+
U-NEXT×¥2,189(税込)31日間6,000+
DMM TV×¥550(税込)14日間6,300+
Netflix×¥890〜(税込)なし1,600+
Hulu¥1,026(税込)なし2,900+
Disney+×¥1,250〜(税込)なし500+

『うしおととら』は現在、ABEMA・dアニメストア・Huluの3サービスで視聴できます。全39話を一気見できる環境が整っていますので、ぜひお好みの配信サービスからお楽しみください。

『うしおととら』はABEMA・dアニメストア・Huluの3サービスで視聴可能です。どのプラットフォームでも全話配信されているため、加入中のサービスからすぐに視聴を始めることができます。じっくり一気見したい方にも、隙間時間に少しずつ楽しみたい方にも対応しやすい環境が整っています。

よくある質問

Q. うしおととらは全何話ですか?
A. 2015〜2016年放送のTVアニメ版は全39話です。原作漫画の主要エピソードをほぼ網羅した構成で、完結まで視聴できます。
Q. 原作漫画を読んでいなくても楽しめますか?
A. はい、アニメ単体で完結した内容ですので、原作未読でも問題なく楽しめます。世界観やキャラクターはアニメ内でしっかり説明されています。
Q. どんな人におすすめですか?
A. 熱い友情・バトル・感動を求める方に特におすすめです。妖怪・和風ファンタジーが好きな方や、王道少年漫画の良さを楽しみたい方にも広く支持されています。
Q. 子どもでも視聴できますか?
A. バトルシーンや妖怪の描写など迫力ある表現が含まれるため、小学校高学年以上を目安にするとよいでしょう。中高生から大人まで幅広い世代に楽しまれている作品です。

まとめ

『うしおととら』は現在、ABEMA・dアニメストア・Huluの3サービスで視聴できます。全39話を一気見できる環境が整っていますので、ぜひお好みの配信サービスからお楽しみください。

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この記事を書いた人

アニメの配信先を毎回調べているうちに、「もう自分でまとめた方が早いな」と思ってaniholicを始めました。アニメから入って、今はかなり声優ファン寄りです。Abema、dアニメ、Prime Video、Huluあたりを普段使っています。掲載情報は、できるだけ公式サイトを確認してから掲載しています。
ちなみに「aniholic」を深夜テンションで「アニ☆ホリ」と略したのですが、まさか昼に見た時こんなに恥ずかしいとは思いませんでした。今のところ修正予定はありません。

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