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呪術廻戦
| 放送年 | 2020年 |
|---|---|
| フォーマット | TVアニメ |
| 話数 | 24話 |
| 原作 | 漫画 |
| 制作 | MAPPA |
少年は「正しい死」のために戦う。苦しみ、後悔、恥といった人間の負の感情は、日常に潜む呪いとなる。呪いは世界中に蔓延し、人々に不幸や死をもたらす。呪いは呪いによってのみ祓える。虎杖悠仁は驚異的な身体能力を持つ少年だが、ある日、呪いの王の指を飲み込んでしまい、呪いそのものとなってしまう。
作品概要・あらすじ
あらすじ
人間の負の感情から生まれる「呪い」が世界に蔓延する世界。高校生の虎杖悠仁は、ある日封印されていた最強の呪霊・両面宿儺の指を飲み込んでしまう。宿儺の器となった虎杖は、呪術師の世界に引き込まれ、宿儺の指をすべて集めた上で処刑するという条件のもと、呪術高専へ入学することになる。仲間とともに呪いと戦いながら、「正しい死」の意味を問い続ける少年の物語。みどころ・魅力
① 圧倒的なバトル作画とスピード感
アニメ制作を手がけたMAPPAによる作画クオリティは放映当時から大きな話題を呼んだ。術式エフェクトのダイナミックな表現、コマ割りを活かしたカメラワークなど、原作漫画の迫力をそのままに映像として昇華。特に五条悟の「無量空処」シーンは必見。② 死と隣り合わせの緊張感あるストーリー
「正しい死」というテーマを軸に、キャラクターたちの覚悟と喪失が丁寧に描かれる。友情や師弟関係が深まる一方で、容赦なく訪れる別れがリアルな緊張感を生み出している。勧善懲悪では割り切れない倫理的問いかけが作品全体を貫く。③ 個性豊かなキャラクターと術式の多様性
虎杖・伏黒・釘崎の1年生トリオを中心に、五条悟・七海建人ら個性的な呪術師が登場。それぞれ固有の「術式」を持ち、バトルのたびに新たな戦略と能力が展開される。キャラクターの掘り下げも丁寧で、感情移入しやすい群像劇としても楽しめる。キャスト・声優一覧
























スタッフ
| 監督 | バクソンフ |
|---|---|
| シリーズ構成 | 瀬古浩司 |
| キャラクターデザイン | 平松禎史 |
| 音楽 | 桶狭間ありさ、照井順政、堤博明 |
| 美術監督 | 金廷連 |
| 音響監督 | 藤田亜紀子 |
| OP | イヴ「廻廻奇譚」 |
| OP | フーヤ・エクステンデッド「VIVID VICE」 |
| ED | アリ ft. アクロ「LOST IN PARADISE」 |
| ED | Cö shu Nie「give it back」 |
関連作品
アニメ
書籍
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
OP・ED
OP
ED
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
ジャンプ原作のバトルものと聞いて、正直そこまで期待していなかった。「どうせ主人公が強くなって仲間を守る話でしょ」という先入観で、1話だけ確認するつもりで再生したのを覚えている。
30分後、続きを止められなかった。
引っかかったのはテンポじゃなくて、空気だ。虎杖が呪いの指を飲み込む場面の、あの乾いた展開の速さ。「少年マンガっぽい熱さ」ではなく、どこかドライな死の匂いがした。2周目で気づいたのは、あの1話の時点ですでに「このキャラクターは死に向かっている」という設計が徹底されていること。はじめて見たときはただ「面白い」と思っていたものが、2回目では全然違う重さで見える。そういう作りをしている。
「正しい死」は誰のためにあるのか——救済でも罰でもない、ただ在ることの話
呪術廻戦が描いているのは、バトルでも友情でも成長でもなく、「死に納得感を与えることは可能か」という問いだと思っている。
作中で繰り返し語られる「正しい死」というコンセプトは、最初は呪術師側の理念として出てくるが、見ていくうちにそれが相当に空虚なスローガンであることがわかってくる。正しい死を与えると言いながら、呪術師たちは自分の死がどこで来るかを全く制御できない。七海建人の死がその最たる例で、津田健次郎があの場面で選んだ声の抑え方——激情を一切乗せない、ただ静かに受け入れる演技——は、「正しい死」の嘘を一番正確に表現していた。
五条悟という存在がこの作品において特別なのは、彼だけが「死を恐れていない」ように見えるからだ。中村悠一の飄々とした声の質感が、五条というキャラクターの「俺は死なない」という確信を体現している。だからこそ、五条が物語から退場する展開は単純な「強キャラの離脱」ではなく、作品全体の「死の恐怖」が一気に現実化する瞬間として機能する。
個人的には、ここに呪術廻戦の核心があると思っている。最強の存在が「いなくなる」ことで、残された者たちの死がリアルになる。五条が画面にいる間、視聴者は「なんとかなるかも」という緩衝材を持っていた。それを奪われた瞬間の息苦しさは、単なるショック演出ではなく、テーマの実装だ。
ただ——正直に言うと、その演出意図を理解した上でなお、五条がいなくなってからの展開には不満がある。この作品の面白さの半分は五条悟という「異物」が世界を歪めているところから来ていて、その歪みがなくなると途端にバトルの重量感が変わる。中村悠一が画面にいてくれるだけで物語の温度が違う、という話が、実はこの作品の構造的な問題点でもある。
特に刺さったシーン
七海建人が生徒に「向いていない」と言うシーン。津田健次郎の声で聞くと、あの台詞が残酷ではなく誠実に聞こえる。優しさと冷静さが同居した声質が、ああいう役にこれほど合うとは思っていなかった。2周目で見ると、七海がどの場面でも「自分が先に死ぬつもり」で話しているのがわかって、また違う見え方になる。
釘崎野薔薇の戦闘シーンは、瀬戸麻沙美の声の強さが映像の勢いと完全に一致していて気持ちいい。あの「媛蛹」の呼び方の音の切り方が特に好きで、何度も巻き戻して聞いた。フレームに対してやや過剰なくらいの熱量が、釘崎というキャラクターの無謀さと重なる。
そして五条悟の無量空処の場面。中村悠一があの台詞を説明的にではなく、どこか遠くを見るように読んでいる。あの距離感が、五条の孤独をセリフより雄弁に語っていた。
読んで見たくなったら——『呪術廻戦』はABEMAで視聴できる(無料プランあり)。
この作品が刺さる人・合わない人
合う人
- バトルの演出よりも「死の重さ」の描き方に興味がある
- 声優の演技の細部を追いながら見るタイプ
- 伏線の回収を2周目で確認するのが好き
- 主人公が必ずしも「正しい側」にいなくていいと思っている
合わない人
- 強いキャラクターが退場しない安心感を求めている(この作品、容赦ない)
- バトルに明確な「勝ちの爽快感」を求めている
- 五条悟目当てで見始めると、中盤以降のテンションの変化についていけない可能性がある
- グロ描写が苦手(かなりある)
次に見るなら
チェンソーマン——「死に向かっていく若者」という軸は呪術廻戦と近い。ただしこちらはもっと自嘲的で、バトルより感情の歪み方を楽しむ作品。呪術廻戦の空気感が好きなら、チェンソーマンの乾いた暴力描写も受け入れられると思う。
鬼滅の刃——同じ「呪い/鬼」系の和風バトルだが、こちらは死の扱い方がずっとウェットで感情的。呪術廻戦に比べると救済の物語として機能している。視聴後の「やりきれなさ」が苦手なら、鬼滅の刃の方が後味はいい。
東京喰種トーキョーグール——「人間でも怪物でもない存在として生きる」という虎杖の構造と重なる。序盤の孤立感と世界観の圧迫感が似ていて、呪術廻戦の「人間の負の感情が形を持つ」設定に引っかかったなら、東京喰種の「捕食と共存」の問いも刺さるはず。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ | |
| Amazonプライムビデオ | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ | |
| クランクイン!ビデオ穴場 | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ | |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ | |
| Netflix | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ | |
| Hulu | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ | |
| Disney+ | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
『呪術廻戦』は現在、ABEMA・dアニメストア・U-NEXT・Amazonプライムビデオ・DMM TV・Netflix・Hulu・Disney+と、主要な動画配信サービスのほぼすべてで視聴可能です。すでに加入中のサービスでそのまま楽しめる可能性が高く、見逃した方もすぐに視聴を始められる環境が整っています。







