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ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうかⅣ 新章 迷宮篇
| 放送年 | 2022年 |
|---|---|
| フォーマット | TVアニメ |
| 話数 | 11話 |
| 原作 | ライトノベル |
| 制作 | J.C.STAFF |
ベル・クラネルは冒険者として成長したが、まだ気を抜くわけにはいかない。ヘスティア・ファミリアはオラリオの他のファミリアと対等に戦うまでには程遠い。しかし、ベルが次の任務に出発する前に、冒険者コミュニティを揺るがす残忍な殺人事件の報告が入る。
作品概要・あらすじ
あらすじ
冒険者として着実に成長を遂げたベル・クラネルだが、ヘスティア・ファミリアはまだオラリオの強豪ファミリアには遠く及ばない。そんな中、冒険者コミュニティを揺るがす残忍な連続殺人事件が発生。ダンジョン内では謎の生命体が出現し、オラリオの地下に潜む禁忌の扉が姿を現す。ベルたちは仲間や想い人を守るため、かつてない試練に挑んでいく。みどころ・魅力
① シリーズ最大の”暗さ”と緊張感――迷宮篇の重厚なドラマ
1〜3期の明るい冒険譚とは一線を画す、シリアスで重厚な展開が続く本作。連続殺人事件や禁忌の研究が絡み合い、ダンジョンの深部に潜む悪意が徐々に露わになっていく。キャラクターたちが生死の境に立たされる緊迫感は、シリーズ屈指の見ごたえだ。② ベルの成長とファミリアの絆――試練を超えて強くなる姿
強敵や謎の生命体との死闘を通じ、ベルが冒険者として・人間として一段と成熟していく過程が丁寧に描かれる。ヘスティアをはじめとするファミリアの仲間たちとの信頼と連携も見どころのひとつ。個々のキャラクターに焦点を当てたエピソードも充実している。③ 迫力のバトルシーンと深化した世界観
ダンジョン深部という未踏の舞台で繰り広げられる大規模な戦闘シーンは、アニメーションのクオリティも高く圧巻の一言。オラリオの闇に潜む組織や禁忌の真相が明かされるにつれ、ダンジョンというファンタジー世界の深みがさらに増していく。キャスト・声優一覧
























スタッフ
| シリーズ構成 | 白根秀樹、大森藤ノ |
|---|---|
| 原作 | 大森藤ノ |
| 原案キャラデザ | ヤスダスズヒト |
| キャラクターデザイン | 木本茂樹 |
| 美術監督 | 金廷連 |
| 音響監督 | 明田川仁 |
| OP | 娑jou no hana「天灯」 |
| ED | 早見 沙織「Guide」 |
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アニメ
書籍
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
OP・ED
OP
ED
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
4期か、と思った。素直に。驚きよりも「ああ、まだ続くのか」という感覚に近い。1期から追いかけてきたシリーズだから嬉しいことは嬉しいんだけど、正直なところ3期で少し失速した印象があって、「迷宮篇」と銘打った新章でどこまで巻き返せるかが気になっていた。
実際に見てみると、1話序盤の空気が明らかに変わっていた。オラリオで殺人事件が起きている、という情報が流れてくる入り方で、今まであった「ファンタジーのお約束」的な明るさが意図的に削られている。2回目に見たとき気づいたのは、冒頭のBGMの選び方で、あの時点からすでに「いつものダンまちじゃない」という信号を出していたこと。松岡禎丞の演じるベルの声のトーンも、1期と比べると少し落ち着いていて、キャラクターの成長と物語の重さが一致している。
「守る力」を手に入れることと、守れなかったものへの責任の話
ダンまちを単純な「成長もの」として見ている人は、この4期でちょっと戸惑うかもしれない。迷宮篇が描こうとしているのは、成長したベルが「強くなった先で何を背負うのか」という問いで、1期の「弱い少年が必死に駆け上がる」とは問題設定が根本から違う。
オラリオの地下に広がる迷宮の深層には、表の冒険者社会からはなかなか見えない闇がある。殺人事件の報告という形でそれが浮上してくるのが今回の起点だが、この作品がうまいのは、その闇を「悪役がいます」という単純な構図に落とし込まないところだ。制度の歪みの中で生き延びようとしている存在、選択肢がなかったために加害者にも被害者にもなってしまったキャラクターたちが丁寧に描かれていて、ベルがどう向き合うかで物語の倫理観が試される。
早見沙織が演じるリュー・リオンというキャラクターがこのシーズンの核にいる。1期から登場していながら、ずっと「謎の多いエルフの先輩冒険者」という位置づけで抑えられてきた人物が、迷宮篇でようやく本格的に掘り下げられる。早見沙織の声は感情を押し殺した演技が非常に巧みで、言葉数の少ないリューの過去と現在が、台詞の裏側から滲み出てくる感じがある。あの静かな声のテンションが崩れる場面が何度かあって、そこだけで「ああ、このキャラクターはずっとこれを抱えてきたんだ」とわかる。
内田真礼のリリルカも、表の物語とは別のレイヤーで重要なポジションにいる。軽口と心配性が混ざったあのキャラクターが、シリアスな状況に置かれたときの声のグラデーションは2回目以降で改めて聴くと面白い。細谷佳正のヴェルフは今回比較的抑え目なポジションだが、彼が出てくる場面には空気を和らげる機能があって、締まりすぎた物語にちょうどいい緩衝材になっている。
特に刺さったシーン
深層に踏み込んでからの、リューとベルが二人だけになる一連の場面が良かった。物理的に孤立した状況で、それまで断片的に明かされてきたリューの過去がまとめて押し寄せてくる構成になっていて、早見沙織の声が初めて「崩れる」タイミングの計算が精密だった。
あそこで松岡禎丞のベルが何を言うか、というのがこのシーズン全体の答えでもあって、彼がああいう台詞を選ぶキャラクターに育ってきたことの説得力が1期から積み上げてきた時間で担保されている。初回はシーンの流れを追うのに必死で、2回目でようやくベルの言葉の選び方の細かさに気づいた。
戸松遥のエイナが序盤の「日常」パートで機能していて、後半の緊張感の前振りとして効いている。あの場面から始まる緊張が終盤まで解放されないのが、今回のシリーズの構成の骨格になっている。
読んで見たくなったら——『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうかⅣ 新章 迷宮篇』はABEMAで視聴できる(無料プランあり)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- 1〜3期を通して見てきたシリーズファン。リューの背景が気になっていた人には特に。
- ファンタジー世界の「制度」や「闇」の部分に興味がある人。単純な勧善懲悪より複雑な構図が好きなら合う。
- 早見沙織の抑制の効いた演技が好きな人。このシーズンは彼女のためにあると言っても過言ではない。
- 長期シリーズが好きで、積み上げてきたものが回収される快感を楽しめる人。
合わない人
- 1〜3期を未視聴の状態で4期から入ろうとしている人。キャラクターへの愛着がないと話の重みが半減する。
- コメディ成分やラブコメ方面を期待している人。迷宮篇はシリーズの中でもかなりシリアス寄りで、ヒロインたちとのわちゃわちゃは少ない。
- テンポの速い展開を好む人。深層に入ってからの物語は比較的ゆっくり積み上げていくタイプ。
次に見るなら
ダンジョン探索と「深部に潜む闇」という意味で最もテーマが近いのがメイドインアビスだ。こちらは絵柄の可愛さと内容の残酷さの落差が極端で、ダンまち4期のトーンが物足りなくなった人が次に行く先として定番。深層に降りるほど戻れなくなるという設定の重さが、迷宮篇で感じた「冒険の裏側」と響き合う。
冒険者ギルドと街の社会構造、キャラクターの成長とシリアスな展開の組み合わせで言えばオーバーロードも選択肢に入る。主人公の立場がほぼ逆だが、「ファンタジー世界の制度と闇」という関心がある人には刺さりやすい。
早見沙織の演技面から入るなら化物語シリーズが外せない。こちらでは別の役どころで全く異なる演技の幅を見せているので、リューで彼女を意識し始めた人に勧めたい一本。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ | |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | × | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ |
| DMM TV | × | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ |
| Netflix | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ | |
| Hulu | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ | |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうかⅣ 新章 迷宮篇』は、ABEMA・dアニメストア・Netflix・Huluにて配信中で、主要な動画サービスを幅広くカバーしている。すでに加入しているサービスがあればすぐに視聴を始めることができるため、アクセスのしやすさは抜群だ。シリーズを1期から追ってきたファンにも、今から追いかける新規視聴者にも、手軽に楽しめる環境が整っている。











