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ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうかⅢ
| 放送年 | 2020年 |
|---|---|
| フォーマット | TVアニメ |
| 話数 | 12話 |
| 原作 | ライトノベル |
| 制作 | J.C.STAFF |
ベルが迷宮で怯えた少女と出会い、迷わず助ける。しかし彼女は怪物であり、怪物が人間らしい感情を持つ証だった。この優しさの行動から、怪物と人間の関係に関わる重大な事件が巻き起こる。全員がこの事実を受け入れられるわけではなく、ベルは予想外の困難に直面することになる。
作品概要・あらすじ
あらすじ
迷宮都市オラリオを舞台に、冒険者ベル・クラネルは地下迷宮の深部で怯えた少女と出会い、躊躇なく救いの手を差し伸べる。しかし彼女の正体は「怪物」だった。言葉を話し、人間と同じ感情を持つ怪物たち——通称「クセノス」の存在が明らかになるなか、その事実を受け入れられない者たちとの対立が激化していく。怪物と人間の共存を巡る重大な事件に巻き込まれたベルは、自らの信念を貫くため、これまでにない過酷な試練へと立ち向かう。みどころ・魅力
① 「怪物と人間は共存できるか」——シリーズ最大のテーマに踏み込む
1期・2期のラブコメ・冒険路線から一転、3期は「人間と怪物の共存」という重厚なテーマを正面から描く。感情を持つ怪物クセノスの存在がオラリオ全体を揺るがし、単純な善悪では割り切れない葛藤が連続する。シリアス展開を好む視聴者にとって最も刺さるシーズンといえる。② 信念を貫くベルの成長と、仲間たちの覚悟
弱さゆえに共感されてきたベルが、今作では「守りたい者のために戦う」強さを明確に体現する。ヘスティア・ファミリアの面々もそれぞれ覚悟を示す場面があり、キャラクター一人ひとりの掘り下げが丁寧。感情移入しやすい人間関係の積み重ねが、終盤の緊張感をさらに高める。③ 作画・演出が際立つハイテンションなバトルシーン
深層迷宮を舞台にした大規模な戦闘シーンは、シリーズ屈指の迫力を誇る。特にベルが限界を超えて戦う終盤の展開は、丁寧な演出と合わさって見応え十分。アクションアニメとしての純粋な面白さも健在で、シリアスな物語と戦闘描写のバランスが高いレベルでまとまっている。キャスト・声優一覧






















スタッフ
| 監督 | 橘秀樹 |
|---|---|
| シリーズ構成 | 白根秀樹 |
| 原作 | 大森藤ノ |
| 原案キャラデザ | ヤスダスズヒト |
| キャラクターデザイン | 木本茂樹 |
| 音楽 | 井内啓二 |
| 美術監督 | 奥村泰浩 |
| 音響監督 | 明田川仁 |
| OP | 井口裕香「over and over」 |
| ED | さじょうのはな「Evergreen」 |
関連作品
アニメ
書籍
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
OP・ED
OP
ED
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
正直に言う。ヘスティアの紐の話は1期の時点で死ぬほど聞かされた。キャラデザの話ばかりが先行して、中身のほうが後回しにされてきた作品という印象があって、それでなんとなく後回しにしてたんだけど、3期が始まる前に1・2期をまとめて見てようやく「あ、ちゃんとしてる」と思った。
3期から入ったわけじゃないし、2回目を見たときのほうが細部が見えてきた。迷宮で少女と出会うシーン、最初に見たときはベルがまたお人好しで動いてるなぐらいにしか思ってなかった。でも2周目で気づいたのは、彼が「それが怪物かもしれない」と頭で理解しながらも手が先に動いてるってことで、そこに松岡禎丞の声がぴったり重なる。考えてから行動する人間の声じゃなくて、考える前に動いた人間の声になってる。
「善意」は免罪符にならない——この作品が問い続けること
ダンまち3期が描いているのは、ひとことで言えば「正しい感情を持っていても世界は変わらない」という話だと思う。
ベルは怪物の少女ウィーネを助ける。それは彼の素直な衝動から来ていて、誰もそこに嘘はない。水瀬いのりが演じるヘスティアも、それを止めない。でもだからといって、周囲がそれを受け入れるかというと、まったくそうじゃない。怪物は怪物であり、人間は人間であり、その線引きは個人の善意ひとつで消えるほど薄くない——3期はそこを丁寧にえぐっていく。
これ、1期のときの「ベルが強くなって好きな人に追いつく」という縦軸からするとかなり重い場所に踏み込んでいて、同じ作品の続きとして見ると最初は面食らう。でも2周目では、この重さのほうが本体だったんじゃないかと思えてくる。ファンタジーの世界でダンジョンという設定を使いながら、結局やっていることは「理解できないものへの恐怖とどう向き合うか」という話で、それはどこにでもある話だ。
細谷佳正のヴェルフが葛藤しながらもベルの隣にいる、という構図も3期では効いていて、彼の声の低音の安定感がヴェルフという人間の「揺れながらも折れない」感じを支えている。内田真礼のリリルカも、1期から積み上げてきたものがここに来てしっかり形になっていた。
結末として「全員が納得できる形にはならない」という選択をしているのも、3期の誠実さだと思う。善意は必要だけど、それだけでは足りない。それを作品がちゃんと引き受けている。
特に刺さったシーン
ウィーネが初めて言葉を発するシーン。あそこは初見でも「あ、きた」と思ったけど、2回目のほうが重たかった。彼女が言葉を持っているという事実が、この物語全体の前提を揺るがすんだと理解してから見ると、BGMの選び方ひとつが違う意味を持ち始める。
それと、終盤にベルが群衆の前に立つ場面。松岡禎丞の声が、ここでは珍しく「震えながら前に出ている」音になっていて、強がっているのか本当に信じているのかわからない、ちょうどその境目にいる声だった。あのシーンだけ何回か見直した。
井口裕香のヒタチ・千草は出番としては限られているけど、場に空気を差し込む使い方が上手くて、重い展開の隙間にちゃんと呼吸をくれる。ああいう配置ができている時点で、構成として信頼できる作品だと思った。
読んで見たくなったら——『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうかⅢ』はABEMAで視聴できる(無料プランあり)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- 1・2期を見ていて「もう少し重い話が見たい」と思っていた人
- 差別・偏見・共存というテーマをファンタジー経由で摂取するのが好きな人
- 松岡禎丞・水瀬いのりの演技が好きな人(3期は両者のキャリアの中でも聴きごたえがある回が多い)
- 1クールで綺麗に着地する構成が好きな人
合わない人
- 1期のハーレムコメディ路線を求めて見ると温度差で戸惑う
- 「怪物の少女が可愛い」というだけで話を動かしてほしい人には、周囲の人間ドラマが長く感じるかもしれない
- 1・2期未視聴での3期単独は正直きつい。人間関係の前提がないと感情移入の乗りが悪い
次に見るなら
「偏見と共存」という重さをファンタジーで包んだ話が好きなら、盾の勇者の成り上がりは近い感触がある。主人公が理不尽な立場に置かれながら前に進む構造で、ダンまち3期と同じく「善意が通用しない世界」をきちんと描いている。こちらのほうが怒りのトーンが強めなので、ベルの無垢さとの対比で見ると面白い。
怪物・人外の視点から「共存とは何か」を問う作品として転生したらスライムだった件も合う。こちらはトーンが明るめで、ダンまち3期の重さの後に見るとバランスがいい。異種族が言語と意思を持つという設定の使い方が丁寧で、ウィーネに感情移入した人は入りやすいはず。
ダンジョン・RPG的世界観の空気感が好きで、もう少し倫理の境界線が曖昧なものを見たいならオーバーロード。主人公が「怪物側」にいる構造なので、ダンまち3期で揺れた「怪物と人間の線引き」という問いへの別アングルとして機能する。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ | |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | × | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ |
| Netflix | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ | |
| Hulu | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ | |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
『ダンジョンに出会いを求めるのは間違っているだろうかⅢ』は、ABEMA・dアニメストア・U-NEXT・Netflix・Huluで視聴可能です。主要な配信サービスに幅広く対応しているため、すでに加入中のサービスからそのまま視聴を始められます。1期・2期も同様のサービスで配信されている場合が多いので、まとめて一気見するのもおすすめです。











