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フレッシュプリキュア!
| 放送年 | 2009年 |
|---|---|
| フォーマット | TVアニメ |
| 話数 | 50話 |
| 原作 | オリジナル |
| 制作 | Toei Animation |
ラブ・モモゾノは14歳の女学生。他人思いで優しい性格だ。有名なダンスユニット「トリニティ」のショーを観て、自分もダンサーになることを決心する。その会場に迷宮王国の部下が現れ、観客の不幸を集め始める。ラブはキュアピーチに変身する力を得て、彼らに立ち向かう。
作品概要・あらすじ
あらすじ
ダンスが大好きな14歳の中学生・桃園ラブは、憧れのダンスユニット「トリニティ」のステージを観て、自分もプロダンサーになる夢を抱く。しかしその会場に、人々の不幸を集める迷宮王国の怪人が突如出現。窮地に立たされたラブは妖精シフォンとタルトに出会い、キュアピーチへと変身する力を授けられる。仲間とともにプリキュアとして戦いながら、夢と友情を育んでいく魔法少女アクション。みどころ・魅力
① ダンスとバトルが融合した爽快なアクション
本作最大の特徴は、ダンスをモチーフにしたキャラクターたちの躍動感あふれる戦闘スタイル。変身シーンや必殺技にダンスの動きが組み込まれており、見ていてテンポよく楽しめる。ポップでカラフルな演出がシリーズの中でも際立っている。② 個性豊かな4人のプリキュアとチームワーク
キュアピーチ・キュアベリー・キュアパイン・キュアパッションの4人は、それぞれ異なる個性と背景を持つ。特に終盤に加わるキュアパッションの登場は物語に大きな転換をもたらし、友情と成長を描くドラマパートも見応えがある。③ 恋愛・夢・友情を丁寧に描くストーリー
魔法少女バトルだけでなく、ラブたちの青春模様も丁寧に描かれている。ダンサーになりたいという夢への葛藤、ライバルとの関係、淡い恋心など、等身大の中学生が直面するリアルな感情が共感を呼ぶ。子どもから大人まで楽しめる作りになっている。キャスト・声優一覧
























スタッフ
| 監督 | 志水淳児 |
|---|---|
| 音楽 | 高梨康治 |
| OP | 水木萌衣「Let’s! Fresh Precure!」 |
| OP | 水木萌衣「Let’s! Fresh Precure! ~Hybrid ver.~」 |
| ED | 林 桃子「You Make Me Happy!」 |
| ED | 林 桃子「H@ppy Together!!!」 |
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アニメ
書籍
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
プリキュアは全部追うのをやめた。やめた、と決めてからもう何年も経つ。だから2009年のフレッシュを今さら見たのは義務感でも懐かしさでもなく、「セツナの話があると聞いたから」という一点だ。
最初に見たとき、正直ラブのテンションにはついていけなかった。とにかく明るく動き回るヒロインで、序盤は「ああ、ちゃんと子ども向けだな」という距離感で見ていた。ところが2回目に通して見ると、この子の底抜けな明るさが後半の重さを支える構造になっているのがわかって、少し見直した。表面の騒がしさに最初は負けていたんだと思う。
「不幸を消せば世界は救える」という全体主義と、その嘘
フレッシュプリキュアの核にあるのは、幸福に関する問いだ。迷宮王国のメビウスは「不幸をなくせば人々は幸せになる」という論理で世界を支配しようとする。西村知道が演じるこの敵役、声に覇気がなさそうで実は冷徹という絶妙なトーンで、聞いていると体温が下がる。でも怖いのは声ではなくその思想だ。
「不幸をゼロにすれば幸せになる」——これ、一見まともに聞こえる。論理としては間違っていない。でもフレッシュが丁寧に描くのは、そうじゃないだろうという感覚だ。傷つくこと、失うこと、うまくいかないこと、そういう経験の蓄積がなければ「幸せ」という言葉は意味を持たない。数式を解くように感情を処理しようとするメビウスの世界は、完璧に見えて空洞だ。
この構造を体現しているのが東セツナ、のちのキュアパッションだ。彼女は不幸の収集者として育てられ、感情を持つことを禁じられていた。蒼乃美希(喜多村英梨)との友情が芽生え始めたとき、彼女が見せる混乱と拒絶は「感情に慣れていない人間が感情に気づく瞬間」として丁寧に描かれていて、2回目に見るとその伏線の密度に驚く。喜多村英梨の演技は、ハイトーンの華やかさとは裏腹に感情の機微を乗せる技術があって、美希が屈託なくセツナに接するシーンでその両面が出る。
フレッシュは「幸福とは何か」を子ども向けに噛み砕きながら、実は「全体主義的な幸福論がなぜ間違いか」という問いに正面から答えていた作品だ。プリキュアシリーズをひとつだけ選べと言われたら迷うが、テーマの深さで言えばこれを推す。
特に刺さったシーン
セツナが初めて笑うシーン。それまでずっと無表情か敵意かだった顔が、本人も理由を理解できないまま笑っている。こおろぎさとみが声を当てる妖精シフォンとの絡みで、あの場面は音の使い方がすごく効果的だった。感情を演技で押しつけるのではなく、間と動きで「初めての感情に戸惑う人」を表現していて、見逃しやすい地味なシーンなのに2回目で初めて全部わかった気がした。
あと南瞬役の鈴村健一。シリーズを通じてラブの想い人という立場なんだが、鈴村健一がやると「純朴さと少し情けない感じ」の共存が自然で、子ども向けの恋愛描写に苦笑する気持ちが薄れた。西隼人役の松本保典も、数少ない出番でしっかり存在感を置いていく人で、モブを超えているシーンがある。
読んで見たくなったら——『フレッシュプリキュア!』はdアニメストアで視聴できる(31日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- プリキュアシリーズに一定の距離を保ちつつ「ひとつだけ見るなら」を探している人
- 悪役・元敵キャラの心情変化を丁寧に描いてくれる話が好きな人
- 子ども向けアニメにSFや思想的な骨格を求める人
- 喜多村英梨・こおろぎさとみの演技をキャリア越しに追っている人
合わない人
- 序盤のテンション高めな展開が苦手な人(立ち上がりは本当にうるさい)
- プリキュアの変身・戦闘シークエンスに既に飽きている人には後半まで体力が必要
- 50話近い長丁場を消化する時間を確保できない人
次に見るなら
「感情を持つことを禁じられた存在が人間性を取り戻す」という構造で最も近いのはハートキャッチプリキュア!だ。敵側の論理に時間をかける作りで、悪の組織の内部描写がフレッシュと同じくらい丁寧。フレッシュが好みなら続けて見ても消耗しない。
「幸せとは何か」という問いへの向き合い方で構造が近いのが魔法少女まどか☆マギカだ。ジャンルは全然違うが、幸福の代償と感情の重さを正面から扱っている点が重なる。フレッシュを見た後に見ると、答えの出し方の違いが面白い。
ダンスへの憧れを軸に主人公が動き続ける話としてアイカツ!も挙げる。ラブが「ダンサーになりたい」という夢を起点に走り続ける構造と近く、テンションが合う人にはそのまま入れる。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ | |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ | |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ | |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
『フレッシュプリキュア!』は現在、dアニメストア・U-NEXT・DMM TV・Huluの4サービスで配信中です。主要な動画配信プラットフォームで幅広く視聴できるため、お好みのサービスからすぐに楽しめます。各サービスの無料トライアルを活用すれば、まとめて一気見するのもおすすめです。


