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キャッツ♥アイ (2025)
| 放送年 | 2025年 |
|---|---|
| フォーマット | ONA |
| 話数 | 12話 |
| 原作 | 漫画 |
| 制作 | LIDENFILMS |
猫目党は、美術品を盗む秘密の盗賊団である三姉妹。彼女たちは刑事・敏夫に絶えず追われている。しかし敏夫は知らない。その中妹のひとみが、実は自分の恋人だということを。本作は同名漫画の新しいアニメ化作品である。
作品概要・あらすじ
あらすじ
三姉妹・来生内恵・瞳・愛は、伝説の画家の作品を取り戻すため、秘密の盗賊団「キャッツ♥アイ」として活動している。華麗な手口で美術品を盗み出す彼女たちを追うのは、刑事の内海敏夫。執念深く「キャッツ♥アイ」を追いかける敏夫だが、彼はまだ知らない——中妹の瞳が、自分の恋人その人だということを。恋と使命が交差するラブコメ×盗賊アクションが、2025年新アニメとして登場。
みどころ・魅力
① 恋人が追う者・追われる者という絶妙なジレンマ
刑事・敏夫の恋人が、自分の追う泥棒の一員という構図は本作最大の核。瞳の二重生活と、気づかない敏夫のすれ違いが笑いと切なさを同時に生み出す。ラブコメとしての緊張感がアクションシーンをさらに引き立てる。
② スタイリッシュなアクションと三姉妹の連携
個性の異なる三姉妹が息ぴったりのチームワークで挑む盗難劇は見ごたえ十分。スピード感あるアクションと知略を駆使した作戦遂行が、コメディとシリアスのバランスの中で展開される。
③ 北条司の名作が令和にリブート
原作は1980年代に一世を風靡した北条司の同名漫画。現代の映像技術とテンポで再解釈された本作は、往年のファンへの懐かしさと、新規視聴者への新鮮な驚きを両立させたリブート作品として注目を集めている。
キャスト・声優一覧














スタッフ
| キャラクターデザイン | 薮本陽輔 |
|---|---|
| OP | 「MAGIC」 |
| ED | 「CAT’S EYE」 |
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
北条司、というだけで反射的に手が止まった。『シティーハンター』のイメージが強すぎて、同じ作者の作品をちゃんと追えていなかったのは正直なところだ。キャッツアイのリメイクという話を聞いたとき、「あ、あの三姉妹盗賊の話」とうっすら知ってはいても、原作をきちんと読んでいたわけでもない。そういう半端な状態で見始めたのが、かえってよかったかもしれない。
最初に見たとき、ONAという配信フォーマットだからこそ出せる映像の密度に少し驚いた。TVシリーズとは異なるリズムで、ひとつひとつのシーンに尺を割く余裕がある。2回目に見て気づいたのは、敏夫と瞳のやり取りが序盤からずっと「知っていて騙している側」と「知らずに翻弄される側」の非対称なコメディとして機能していること。その構造があってはじめて、ラブコメの笑いと緊張が同時に成立しているのだとわかった。
「正体を隠す」ことでしか成立しない、いびつで誠実な愛の話
表面だけ見ると、これは泥棒姉妹が刑事に追われるアクションラブコメだ。でも2周目以降で輪郭が変わってくる。この作品の核心は「嘘をつき続けることと、本気で愛することは矛盾しないのか」という問いにある。
来生瞳は神谷敏夫の恋人であり、同時にキャッツアイの中妹だ。彼女は毎夜、自分を追う男の目を盗んで美術品を盗み出す。これは単純な「二重生活コメディ」ではない。瞳は正体を明かせない理由がある。姉妹で動いている事情がある。そしておそらく、敏夫に全部打ち明けた瞬間に何かが終わる、という恐怖がある。
小松未可子が演じる瞳の声に、その複雑さが滲んでいる。軽やかに笑っているシーンでも、どこかに「これ以上踏み込まれたら」という張り詰めた線がある。声優と夜あそびのMCとして知られる彼女だが、こういうキャラクターの「楽しそうに見せながら内側を隠す」演技は、あの番組で培ったテンションコントロールと地続きだと感じる。
姉の愛を演じる花守ゆみりと、妹の泪を演じる小清水亜美の三者がそれぞれ違う「隠し方」をしているのも面白い。愛は飄々として、泪はどこか割り切っている。瞳だけが感情をぎりぎりで抑えている。この温度差が、姉妹という関係性をリアルに見せる。
一方で、日笠陽子演じる浅谷光子という存在が緊張のアクセントになっている。敏夫の周囲で動く人物として、彼女の声が入る場面はどこかシーンの空気が締まる。出演作332本の積み重ねが、たった数秒の登場でも場を支配する理由だ。
「正体を明かせない恋」は創作でよく使われる設定だが、このシリーズがそれを単なるコメディギミックに終わらせていないのは、美術品を盗む行為の裏にある姉妹の事情を、笑いの陰にきちんと置いているからだと思う。盗賊行為は目的のための手段であり、その目的は視聴者に少しずつ開示される。それがわかったとき、瞳が敏夫に正体を打ち明けられない理由が、単なるドタバタの燃料ではなく、切実な選択の結果として見えてくる。
特に刺さったシーン
終盤で敏夫がキャッツアイを追い詰めかけるシーン——あの緊張の作り方が好きだ。刑事としての敏夫と恋人としての敏夫が同一人物であることを、瞳は常に意識しながら逃げている。だからアクションシーンでも、彼女の動きにどこかためらいのような一瞬が入る。小松未可子はそこを丁寧に演じていて、台詞がない瞬間に一番多くのことが伝わってくる。
小西克幸演じる神谷敏夫の、あの「わかっていない大人の男感」も絶妙だ。真剣に追いかけているのに毎回かわされる悔しさと、恋人に対する柔らかさが同じ声から出てくる。出演作320本の蓄積とはこういうことだ、と思う。どんな状況でもキャラクターが「人間」として動いていて、コメディの記号にならない。
三姉妹が作戦後に何気なく話している場面の空気も、何度見ても飽きない。花守ゆみり・小清水亜美・小松未可子の三声がひとつの画面に収まるとき、姉妹という関係の「長年一緒にいた感」がちゃんとある。これは演出だけでは作れない部分で、声のアンサンブルが仕事をしている。
読んで見たくなったら——『キャッツ♥アイ (2025)』はHuluで視聴できる。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- 北条司作品への思い入れがある、あるいは80〜90年代少年漫画の空気を現代映像で浴びたい人
- ラブコメの「バレそうでバレない」という緊張を楽しめる人
- アクションと日常パートが交互に来るリズムを好む人
- 日笠陽子・小松未可子・花守ゆみりの声を同じ作品で聞きたかった人
- ONAという配信フォーマットならではの映像密度を求めている人
合わない人
- 「なぜ正体を明かさないのか」という部分で毎回ストレスを感じるタイプ
- 謎解き・伏線回収型のミステリーを期待すると拍子抜けするかもしれない
- 原作既読で80年代アニメ版への強いノスタルジーがある場合、リメイクとの差異が気になる可能性がある
- Huluにサブスクしていない人(現時点での配信がHuluのみ)
次に見るなら
シティーハンター(2019年劇場版 / Netflixアニメ)——同じ北条司作品で、二枚目な外見とコメディのギャップ、守るべきものがある主人公という構造がキャッツアイと地続きだ。こちらを見てからキャッツアイに戻ると、北条司作品の「笑いの中に本気を隠す」という共通文法が見えてくる。
ルパン三世 PART6——美術品を巡るアクション、追う側と追われる側の非対称な関係、古典的な怪盗コメディのフォーマットが好きならここにも引っかかるものがある。声優陣の重厚さと映像のスタイリッシュさはキャッツアイと雰囲気が近い。
魔法少女にあこがれて——テーマは全然違うが「二重生活の維持と感情の抑圧がコメディになっている」という構造的な面白さが好きなら、こちらも合う可能性がある。ジャンルの振れ幅は大きいが、「バレてはいけない」という緊張の使い方が似ている。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | × | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ |
| U-NEXT | × | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ |
| DMM TV | × | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ | |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
『キャッツ♥アイ (2025)』はHuluで配信中です。泥棒×刑事×ラブコメという独自の構図と、三姉妹の痛快なアクションをお楽しみいただけます。Huluに加入済みの方はすぐに視聴できますので、ぜひチェックしてみてください。
よくある質問
まとめ
『キャッツ♥アイ (2025)』はHuluで配信中です。泥棒×刑事×ラブコメという独自の構図と、三姉妹の痛快なアクションをお楽しみいただけます。Huluに加入済みの方はすぐに視聴できますので、ぜひチェックしてみてください。
