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2006

名探偵コナン 消えたダイヤを追え! コナン・平次vsキッド!
★ 3.5 / 5.0ミステリー
| 放送年 | 2006年 |
|---|---|
| フォーマット | OVA |
| 話数 | 1話 |
| 原作 | 漫画 |
| 制作 | Tokyo Movie |
毛利小五郎の探偵事務所に脅迫電話がかかってくる。実は誤った番号への電話だった。コナンは電話の声を認識し、それは大阪の高校生探偵である友人・平次のものに似ていた。二人は再び力を合わせて事件を解決し、盗まれた宝石を探そうとする。しかし彼らだけがその宝石を狙っていなかった。
目次
作品概要・あらすじ
あらすじ
毛利探偵事務所にかかってきた1本の脅迫電話。それは番号を間違えた誤電話だったが、電話口の声を聞いたコナンは驚く――その声は大阪の高校生探偵・服部平次にそっくりだったのだ。再びコンビを組んだコナンと平次は、盗まれたダイヤモンドを取り戻すべく捜査を開始する。しかしそのダイヤを狙うのは二人だけではなかった。怪盗キッドも同じ宝石を狙っており、コナン・平次・キッドによる三つ巴の頭脳戦が幕を開ける。みどころ・魅力
① コナン×平次、東西名探偵コンビの息ぴったりな掛け合い
推理スタイルも性格もまるで異なる二人が、ひとつの事件に挑む展開が本作最大の見どころです。ぶつかり合いながらも絶妙なコンビネーションで謎を解いていく姿は、シリーズを通じてもとくに人気の高いシーンが凝縮されています。② 怪盗キッドが絡む予測不能な三つ巴の知略戦
ダイヤを狙うのはコナンと平次だけではありません。変装と奇術の天才・怪盗キッドが加わることで、単純な謎解きを超えた心理戦が生まれます。三者それぞれの思惑が交差し、最後まで誰が出し抜くか目が離せない緊張感が続きます。③ 単体で完結するコンパクトな構成で、初見でも楽しみやすい
TVシリーズのように複数話にまたがらず、1本の作品として完結しているため、コナン初心者でもすんなり入れます。2006年制作ながら謎解きのテンポとキャラの魅力はまったく色あせず、入門作としても申し分ない仕上がりです。キャスト・声優一覧

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スタッフ
| 監督 | 佐藤真人 |
|---|---|
| キャラクターデザイン | とみながまり |
| 美術監督 | 加藤靖忠 |
| ED | ザード「悲しいほど気泡が好き」 |
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
コナンのOVAはとにかく数が多い。テレビシリーズを本編として追うだけで手一杯なのに、OVAまで含めたら二桁は余裕で積んでいる。これも「キッドが出るやつ」という情報だけでリストに入れてあって、ようやく消化した一本だ。TVシリーズの補完でも続編でもなく、独立した短編として機能しているタイプのOVA。シリーズをある程度見ていれば前情報なしで入れる。2006年というタイミングで、特に定番として語られるわけでもない作品だから期待値はそこまで高くなかった。でも実際に見ると、OVAならではのコンパクトさが逆に機能していた。コナン・平次・キッドという「頭のいいやつ三人」を30分ちょっとに詰め込んで破綻しないのは、やってみると案外難しいことだ。最初は「薄い番外編だろうな」と思って見始めたのに、終わる頃には「これは見ておいてよかった」と素直に思っていた。追う者と追われる者が、同じ景色を見ている話
タイトルに「vs」が入っているから、コナンと平次が探偵チームとしてキッドに挑む対立構造を想像する。でも実際に見ると、そう単純な二項対立ではない。この三人、構図としては「探偵vs怪盗」なのに、どこかで「同じものを見ている」感触がある。 キッドこと黒羽快斗を演じる山口勝平は、怪盗という役を単純な「憎めない悪役」として処理しない。飄々とした口調の奥に、自分なりの矜持みたいなものが一貫してある。盗むのはダイヤでも、何のために盗むのかという意志の層が底に流れていて、それがコナン(高山みなみ)や平次(堀川りょう)の「事件を解く」動機と妙に響き合う。 探偵が謎を解きたいのは、真実を見たいからだ。怪盗が盗みをするのも、ある意味では「自分が正しいと思う場所に物を動かす」行為であり、そこに一貫した意志がある。動機の構造が似ているから、対立していてもどこか同じ地平に立っている感じがする。単純な「正義vs悪」では出ない緊張感はそこから来ている。 堀川りょうの平次は、いつ聴いても体温が高い。コナンとの掛け合いに謎の熱量があって、それが作品全体のテンポを底から支えている。高山みなみが抑えめにコナンを演じているのと対照的で、二人の声のバランスだけで「このコンビは面白い」と思わせる。この二人の間に山口勝平のキッドが割り込んでくるとき、三人分の「知性の温度差」がはっきり感じられる。 30分という尺でここまでやれるのは、シリーズを長く続けてきたキャラクターたちの積み重ねがあるからだ。OVAという形式は、その積み重ねを最大限に活用できる器でもある。新しいキャラクターを一から立てる必要がなく、すでに視聴者の中に根を張っているキャラクターたちを動かすだけで感情が動く。そういう意味で、これはコナンシリーズを長く見てきた人のための一本だ。特に刺さったシーン
中盤、コナンと平次が電話の声という薄い手がかりから逆算していく場面がある。あそこの展開で「これは探偵ものとして機能している」という感触があった。高山みなみが静かに推理を積み上げていくとき、声のトーンが「子どもを演じているコナン」から微妙にずれる瞬間がある。シリーズを長く見ていると、そのわずかな切り替えが分かるようになってくる。2回目に見たときに意識して確認した。やっぱりある。そういう細部をちゃんと残してくれているのが、このシリーズの誠実さだと思う。 キッドが絡んでくる終盤は、山口勝平の「余裕感」が際立つ。追い詰められているはずなのにどこか楽しんでいる、あのトーン。同じセリフでも別の演技者なら不快なやつになりそうなラインを、ぎりぎりで「憎めない」方向に着地させている。その加減が山口勝平の技術で、キッドというキャラクターが長く愛される理由はかなりここにある。 石塚運昇が演じていた中森銀三も数シーン出てくる。今となってはその声を聴くだけで時間軸が入ってくる。シリーズを長く追っていると、そういう感慨は避けられない。読んで見たくなったら——『名探偵コナン 消えたダイヤを追え! コナン・平次vsキッド!』はAmazonプライムビデオで視聴できる(30日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- コナン・平次・キッドの三者関係が好きな人
- OVAという短尺でも完成度を求めるコナンファン
- 山口勝平のキッド演技を久々に聴きたい人
- 30分で完結するコンパクトなミステリーが見たいとき
- 堀川りょうと高山みなみの掛け合いが好きな人
合わない人
- コナンシリーズをほとんど見ていない人(キャラクターへの感情的な前提がないと薄く見える)
- 本格ミステリーとして複雑なトリックを求める人(OVAの尺的に謎解き部分は簡潔)
- 劇場版レベルのアクションやスケールを期待している人
次に見るなら
名探偵コナン 天空の難破船:キッドが本格的に絡む劇場版としては定番の一本。このOVAでキッドに興味が出たなら次はこれ。探偵と怪盗の対立構造を劇場サイズで見られる。コナンと平次の連携も描かれているので、OVAの続きとして自然につながる。 まじっく快斗:山口勝平がキッド/快斗を演じるもう一本の軸。コナン側からキッドを見るのと、快斗側から見るのでは像がだいぶ変わる。OVAを見た後でこちらを見ると、山口勝平の演じ分けの幅がより面白く感じられる。 名探偵コナン ゼロの執行人:劇場版の中でも「探偵と組織の構図」をシリアスに描いた一本。OVAの軽さとは真逆のトーンだが、シリーズを縦断して見るなら押さえておきたい作品。コナンというキャラクターの別の側面が見える。配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ | |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | × | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ |
| U-NEXT | × | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ |
| DMM TV | × | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ |
| Netflix | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ | |
| Hulu | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ | |
| Disney+ | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
本作はAmazonプライムビデオ・Netflix・Hulu・Disney+の主要な動画配信サービスすべてで視聴できます。いずれかのサービスにすでに加入している方であれば、追加費用なしですぐに鑑賞を始められます。コナン・平次・キッドの三者が同時に登場するOVAは希少ですので、ぜひこの機会にチェックしてみてください。