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名探偵コナンから紅の恋歌
| 放送年 | 2017年 |
|---|---|
| フォーマット | 劇場版 |
| 話数 | 1話 |
| 原作 | オリジナル |
| 制作 | TMS Entertainment |
秋、日売テレビで爆弾事件が発生する。日本の小倉百人一首競技かるた大会の優勝者を決める五月杯がその施設内で撮影されていた。事件は大混乱を招き、建物が炎に包まれる中、施設内に残されたのは平次と和葉だけ。コナンが駆け付け、間一髪で二人を救出する。
作品概要・あらすじ
あらすじ
秋、日本の小倉百人一首競技かるた大会「五月杯」の撮影が行われていた日売テレビで爆弾事件が発生。建物は炎に包まれ、取り残された服部平次と遠山和葉をコナンが間一髪で救出する。和歌の謎と爆発事件、そして大会をめぐる人間模様が絡み合う中、コナンたちは事件の真相へと迫っていく。
みどころ・魅力
① 競技かるたを舞台にした和の世界観
百人一首競技かるたという日本の伝統文化が物語の核に据えられており、緊張感あふれるかるた勝負と和装の映像美が独特の雰囲気を醸し出す。コナン映画ならではの謎解きと文化的背景が融合した、シリーズの中でも異色の一作となっている。
② 服部平次と遠山和葉の関係が大きく動く
シリーズを通じて積み重ねてきた平次と和葉の関係が、本作のクライマックスで大きく動き出す。不器用な平次の本音と和葉への思いが丁寧に描かれており、ラブコメ要素を楽しみにしているファンにとっても見応えのある仕上がりとなっている。
③ 爆発アクションと本格ミステリーの両立
炎に包まれた建物での緊迫した救出劇と、事件の真相をめぐる本格的なミステリーが高いレベルで共存している。スリルと感動が詰まった劇場版として完成度が高く、アクション派・謎解き派どちらのファンも満足できる内容になっている。
キャスト・声優一覧
























スタッフ
| 監督 | 静野孔文 |
|---|---|
| キャラクターデザイン | 須藤昌朋 |
| 音楽 | 大野克夫 |
| 音響監督 | 浦上靖之、浦上慶子 |
| ED | 倉木麻衣「渡月橋 〜君 想ふ〜」 |
関連作品
アニメ
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
コナン映画は毎年とりあえず押さえておく、くらいの距離感でずっと見てきた。から紅の恋歌は「百人一首かるたと爆弾事件」という組み合わせが発表されたとき、正直ちょっと身構えた。かるた、競技、和歌——どう考えても映画的なスピード感と相性が悪い題材だと思ったから。でも蓋を開けたら、これは服部平次と遠山和葉の話だった。そっちがメインだったのか、と気づいた瞬間から見方が変わった。コナン映画のなかで恋愛要素がこれだけ前面に出てくる作品は多くないし、二人の関係をここで動かしにきたか、という意味では記憶に残る一本になった。
言いたいことがあるのに、ずっと言えない二人の話
この映画が描いているのは、謎解きでも爆弾テロでもなくて、「伝えたいことを持っている人間が、それを言えないまま危機を迎える」という話だと思う。百人一首の和歌は、平安時代の人間が遠くにいる相手に届けた言葉だ。五七五七七に感情を圧縮して、読み手に投げる。受け取るかどうかは相手次第。そういう構造が、平次と和葉の関係とそのまま重なっている。
平次はずっと言えない男だ。気持ちはある、行動もする、でも決定的な言葉は出てこない。それは臆病というよりも、確信のある感情をどう表現すべきか分からない、みたいな不器用さに近い。和葉は和葉で、待っているのか諦めているのか、自分でも整理できていない顔をしている。二人ともちゃんと大人になっていないし、なれていない。
炎の中で平次が和葉を守るシーンは、ある意味でこの映画の答えに近い。言葉では言えないけど、行動では明確に示す。それが平次という人間の全部で、和葉もそれを知っている。でも和葉が欲しいのは言葉でもある。そのすれ違いがずっと解消されないから、二人の関係に手を出したくなる視聴者が絶えないのだと思う。
かるたの競技シーンはその対比として機能している。和歌の言葉は百年後も残っているのに、目の前の人間には一言も言えない——その皮肉が、映画全体のトーンを締めている。大岡紅葉というキャラクターをゆきのさつきが演じているのも効いていて、平次に対してはっきり感情を表明できる人物を置くことで、和葉との対比が鮮明になる。紅葉の声が持つあの明快さと、和葉の声の揺れ方の差は、一度気づくと見るたびに引っかかる。
特に刺さったシーン
炎に包まれたビルから平次が和葉を連れ出すシーン。ここは映画館で見ていると音響の圧がかなり違う。爆発の低音と、二人の声の距離感。高山みなみのコナンが外から叫ぶ声の切迫感も含めて、あのシーケンスは劇場向けに設計されていると思う。音だけで状況が分かる構成で、スクリーンに集中できた。
もう一つは、平次が和葉に向けてかろうじて言葉を絞り出すあのやりとり。言葉として完成していないんだけど、でも平次にしては精一杯で、それを受け取った和葉の顔の演技——台詞じゃなくて間の取り方の話——が丁寧に作られていた。コナン映画でここまで二人の感情の機微にカメラが寄ってくることはあまりないので、ちょっと驚いた記憶がある。置鮎龍太郎の綾小路文麿はミステリーの核心に関わるキャラクターで、あのキャスティングは序盤から何かあると思わせる説得力があった。小山力也の小五郎はいつも通り安定していて、コナン映画のリズムを保つ重石として機能している。
読んで見たくなったら——『名探偵コナンから紅の恋歌』はABEMAで視聴できる(無料プランあり)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- 服部平次と遠山和葉の関係をずっと追いかけてきたファン
- コナン映画の中でアクションより人間関係を重視して見ている人
- かるた・百人一首に多少でも馴染みがある、またはちはやふるを見ていた人
- 関西弁のキャラクターへの親しみがある人
- 劇場版コナンを配信でまとめて追っている人(NetflixもHuluもDisney+も入っている)
合わない人
- コナン映画にスパイ・軍事・大規模破壊を期待している人(スケールはやや小さめ)
- 平次和葉に興味がなく、コナンとの謎解きメインで見たい人
- かるた競技のルールや空気感に全く馴染みがなく、その描写に乗れない人
次に見るなら
名探偵コナン 紺青の拳——京極真という別の「言葉より行動で示す男」が出てくる作品で、恋愛描写のある劇場版として比較しながら見ると面白い。から紅が好きなら、こちらも同じ感触で楽しめる。
ちはやふる(実写・アニメどちらも)——百人一首競技かるたを真正面から描いた作品。から紅のかるたシーンで「もっと競技の細かいところが見たい」と思ったなら、こっちに進む流れは自然。感情と競技が噛み合う構造も共通している。
名探偵コナン 業火の向日葵——炎と密室と感情の爆発、という要素で重なる劇場版。スケール感はから紅よりは大きいが、特定の人間関係に焦点を絞った作りが好きなら合う。
配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ | |
| Amazonプライムビデオ | × | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | × | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ |
| U-NEXT | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ | |
| DMM TV | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ | |
| Netflix | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ | |
| Hulu | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ | |
| Disney+ | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
「名探偵コナンから紅の恋歌」は、ABEMA・U-NEXT・DMM TV・Netflix・Hulu・Disney+の主要6サービスで現在配信中です。幅広いプラットフォームに対応しているため、すでに加入しているサービスからすぐに視聴を始められます。無料トライアル期間中のサービスを利用すれば、実質無料で楽しめる可能性もありますので、各サービスの詳細をご確認ください。






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