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2016

名探偵コナン エピソード”ONE” 小さくなった名探偵
★ 4.0 / 5.0アクション冒険ドラマミステリー
| 放送年 | 2016年 |
|---|---|
| フォーマット | スペシャル |
| 話数 | 1話 |
| 原作 | 漫画 |
| 制作 | TMS Entertainment |
工藤新一が子どもに変身したきっかけを描いた、アニメシリーズ20周年記念特別編。蘭がスマートフォンを失くしたことがすべての始まり。新一は弁償を約束するが、既に警察の相談役として活躍する高校生探偵。彼女の空手大会を抜け出し、上流社会の事件を巧みに解決する。
目次
作品概要・あらすじ
あらすじ
高校生探偵・工藤新一がなぜ「江戸川コナン」として生活しているのか——その原点を描いたアニメ20周年記念特別編。幼なじみの毛利蘭がスマートフォンを紛失したことをきっかけに、新一は上流社会の屋敷で起きた殺人事件の捜査に巻き込まれる。事件を鮮やかに解決したその帰り道、謎の組織の取引現場を目撃した新一は、黒服の男たちに毒薬を飲まされてしまう。目覚めると、体は子どもに縮んでいた……。みどころ・魅力
① 工藤新一が「コナン」になる瞬間を完全再現
テレビシリーズ第1話のリメイクにあたる本作では、映像・演出ともに大幅に刷新。現代的なクオリティで「あの日」を追体験できる。コナンの誕生を知るファンはもちろん、シリーズ初見の視聴者にもわかりやすい入門作として機能する特別編です。② 新一と蘭の関係性が丁寧に描かれるラブストーリー
事件解決のためにデートをすっぽかし、蘭をやきもきさせる新一の姿は、2人の距離感をリアルに伝える。幼なじみ同士の不器用な感情表現が全編を通じて散りばめられており、コナンシリーズの恋愛的側面に注目したい視聴者にとって見逃せない内容です。③ 黒の組織・コードネームの初登場シーン
ジンとウォッカという黒の組織の幹部が登場し、新一が縮まされる経緯が描かれる。シリーズ全体の核心となる敵組織の初登場を、改めてクリアな映像で確認できるのは本作ならではの醍醐味です。長年のファンも新鮮な視点で楽しめます。キャスト・声優一覧

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スタッフ
| 監督 | 山本泰一郎 |
|---|---|
| OP | ザ・ハイロウズ「胸がドキドキ」 |
トレーラー・MV
▲ 公式トレーラー(公式YouTube)
OP・ED
OP
感想・評価
最初に見たとき——第一印象と、見ることになったわけ
コナンを20年以上追いかけていて、「あの夜」の話はずっと知っていた。黒の組織に毒を盛られて小さくなった。でも映像で一から描かれるのを見たことがなかった。放送されたとき、「いまさら?」という気持ちが半分、「でも見るしかない」が半分だった。 見始めて10分で気づく。これはコナンの話じゃなくて、工藤新一の話なんだ。蘭のスマホを失くしたところから始まって、上流社会の事件を軽やかに解いていく姿——そこには江戸川コナンの影もない。この人がこれを全部失うんだと思うと、スペシャルとしての重さが急に変わってくる。 2回目に見たとき、初見では流していた新一と蘭のやりとりが気になり始めた。一瞬一瞬が「喪失前の記録」に見えてくる。工藤新一は「記憶の中の人」だった——失う前夜を初めて映像で見た
コナンというシリーズにおいて、工藤新一はずっと不在の存在だった。蘭が思い出す人、声だけ届く人、変装して少しだけ現れる人。読者もファンも「新一はすごい探偵だった」という前提を受け入れたまま物語に乗っていた。このスペシャルはその前提を映像として初めて実体化した作品だ。 エピソード”ONE”のことを「コナンになった経緯を描いただけ」と言ってしまえばそれまでだが、それだと半分しか見えない。本当に描かれているのは、工藤新一という人間が何を持っていたか、だと思う。自信、推理の鋭さ、蘭との関係、まだ終わっていない日常。それらが全部揃っているからこそ、縮んだ瞬間の喪失感が正確に機能する。 高山みなみの声が特に印象的だった。高校生の新一の声は、コナンより少し低く、少し粗い。「俺」という一人称のテンポ感が違う。20年以上コナンを演じ続けてきた人が、同じ声で別のキャラクターを作り出している。あの芝居はファン以外には伝わりにくいが、伝わる人には深く刺さるはずだ。 もうひとつ見えてくるのが、新一が「どんな人と関わっていたか」という話だ。序盤に出てくる上流社会の人々、空手大会の蘭——コナンになった後には接点を持ちにくい人たちが、ここでは自然に登場する。それを見ていると、江戸川コナンとして生きることの制約が改めて重く感じられる。縮んでよかったことは何もなかったんだなと、今さら確認させられる。特に刺さったシーン
個人的に一番来たのは、新一が毒を盛られた後、意識が遠のきながらも頭の整理をやめないシーンだった。苦しいはずなのに、推理する癖が体に染み込んでいる。それが工藤新一という人間の本質をそのまま表していて、うまいと思った。 小山力也の毛利小五郎も、出番は多くないけどスクリーンに現れた瞬間に重力みたいなものがある。正確に言うと「このシリーズはここにいる」という安心感。ベテランがキャラクターと一体化するとこうなる。 林原めぐみの灰原哀が出てきたとき、この物語の時制が少し揺れた。原作を知っていると「この時点では哀はまだいない」という知識と、映像上の存在感がぶつかる。そのぶつかり方が、コアファン向けスペシャルらしい演出だと思う。知っている人にしか届かない仕掛けを、セリフなしで成立させている。読んで見たくなったら——『名探偵コナン エピソード”ONE” 小さくなった名探偵』はAmazonプライムビデオで視聴できる(30日間無料)。
この作品が刺さる人・合わない人
刺さる人
- コナンを長く追いかけていて、工藤新一時代を映像で見たいと思っていた人
- 新一と蘭の関係性が好きで、「始まり」の部分をちゃんと見たい人
- 高山みなみの芝居の幅に興味がある声優ファン
- 20周年という文脈込みで楽しめるタイプのファン
合わない人
- コナンをほとんど見ていない人(前提知識ゼロでは感情が乗らない)
- 複雑な推理や長編ミステリーを期待している人
- 少年探偵団や服部平次のエピソードを期待している人
次に見るなら
名探偵コナン ゼロの執行人(2018年映画)——コナンのシリーズ内で「組織と個人」の緊張感をもっと大きいスケールで見たいなら。スペシャルとは別方向だが、コナンとして生きることの重さが主軸になっている点で連続して見ると味が変わる。 氷菓(2012年TVアニメ)——高校生が日常の謎を解くシリーズ。コナンとは雰囲気がまったく違うが、「頭がいいことの孤独さ」という空気が共通している。新一時代の工藤新一に近い感触を高校生ミステリーで探しているなら。 GOSICK(2011年TVアニメ)——時代も世界観も違うが、天才が難事件を解くパターンが好きでコナンを見ているなら試す価値はある。謎解きの快感より関係性の変化に比重がある作品で、エピソード”ONE”の感情的な余韻と相性がいい。配信・視聴情報
| サービス | 配信 | 月額 | 無料期間 | 作品数 |
|---|---|---|---|---|
| ABEMAプレミアムイチオシ | × | ¥680〜(税込) | 無料あり | 1,000+ |
| Amazonプライムビデオ | ¥600(税込) | 30日間 | 1,700+ | |
| クランクイン!ビデオ穴場 | × | ¥990〜(税込) | 最大1ヶ月 | 7,000+ |
| dアニメストア | × | ¥660(税込) | 31日間 | 7,200+ |
| U-NEXT | × | ¥2,189(税込) | 31日間 | 6,000+ |
| DMM TV | × | ¥550(税込) | 14日間 | 6,300+ |
| Netflix | × | ¥890〜(税込) | なし | 1,600+ |
| Hulu | × | ¥1,026(税込) | なし | 2,900+ |
| Disney+ | × | ¥1,250〜(税込) | なし | 500+ |
よくある質問
まとめ
「名探偵コナン エピソード”ONE” 小さくなった名探偵」は、現在Amazonプライムビデオで視聴できます。プライム会員であれば追加料金なしで楽しめますので、コナンシリーズの原点をこの機会にぜひご覧ください。
